JPH057602A - 服用量の煙霧質薬剤を配給する方法 - Google Patents

服用量の煙霧質薬剤を配給する方法

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JPH057602A
JPH057602A JP3030531A JP3053191A JPH057602A JP H057602 A JPH057602 A JP H057602A JP 3030531 A JP3030531 A JP 3030531A JP 3053191 A JP3053191 A JP 3053191A JP H057602 A JPH057602 A JP H057602A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】再発性気道閉塞症などの疾患の治療のため、馬
などの大きな動物の肺に服用量の煙霧質薬剤を簡単かつ
苦痛を伴わずに配給する方法およびその装置を提供す
る。 【構成】気管内挿入管状の鼻内挿入管16の遠位端部が大
きな動物の外鼻孔を介してその鼻−咽頭腔内に挿入され
る。次いで、空気が鼻内挿入管の管腔28を介して大きな
動物の肺に向けて内方に流れるときに、霧化された服用
量の煙霧質薬剤が鼻内挿入管16の管腔28内に放出され
る。この内方へ流れる空気が霧化された服用量の薬剤を
運び、斯くして薬剤が大きな動物の肺に配給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薬剤配給方法およびその
装置に関し、特に、再発性気道閉塞症または肺気腫のよ
うな種々の状態または疾患を治療するために馬などの大
きな動物の肺に霧化された服用量の煙霧質薬剤を配給す
る方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】馬お
よび農場で飼育されている多くの動物などの大きな動物
はしばしば肺気腫および/または肺出血にかかる。喘息
のような肺気腫は急性の気道閉塞によって特徴づけられ
る。肺出血は肺内の毛細管が破裂したり或いはその透過
性が異常に大きくなったときに発生し、その結果血液が
気道に侵入してしまう。いずれの場合にも、その結果と
して生ずる気管支収縮状態によりその動物が低酸素症に
なる(即ち、血液中の酸素レベルが正常値以下になる)
可能性がある。
【0003】納屋の前庭で飼われるような干し草にさら
された動物の中には肺気腫にかかっているものが見つけ
られる。例えば、F.J.Dirksen 他による「再発性気道閉
塞症(肺気腫)にかかったポニーにおける気道反応(Ai
rway Reactivity in Ponieswith Recurrent Airway Obs
truction(Heaves) 」,Journal of Applied Physiology
58(2), 598 〜604 頁(1985年) を参照されたい。馬の
肺気腫は、比較的多量の薬剤を馬の血流中に直接注入す
ることによって治療されてきた。薬剤が動物の肺を特定
の目標として投与されていないので多量の薬剤を注入す
ることが必要とされ、その結果多量の薬剤によって望ま
しくない副作用が生じる危険性が大きかった。
【0004】レースのような激しい運動は、肺出血につ
ながるような気管支収縮状態を引き起こすことがある。
激しい運動中に肺内の毛細管が破裂したり或いはその透
過性が異常に大きくなったりし、その結果血液が気道に
侵入して肺の呼吸容量が低減することがある。多くの純
血種の競走馬において肺出血は、その馬がレースに使わ
れるのに或いは種馬として使われるのにほとんど経済的
価値をもたなくなるほど重大であった。これらの馬は一
般的に「出血性馬」として分類される。
【0005】肺出血を弱めるために利尿薬が用いられて
きた。利尿薬を用いることが競馬場で認められるときに
は、非常によい予防方法は Somerville, New Jersey(米
国)の Hoechst-Roussel Pharmaceuticals, Inc.から"La
six"なる商標で市販されているフロセミド利尿薬を注入
することであった。利尿薬は、血流中の水および電解質
を減らして血圧を下げることによって、このような出血
を減らす又は防止することができる。
【0006】米国特許明細書第 3,915,165号および第
4,143,658号に、肺炎を治療するために動物の気管内に
乾燥した薬剤をガス状懸濁剤状にして注入する気管内注
入装置が記載されている。この装置は針手段(例えばカ
テーテル)を具備し、この針手段は連続した軟骨輪間の
気管組織を通してカテーテル/針を穿刺することにより
動物の気管内に挿入される。乾燥した薬剤はこのカテー
テルを介して投与される。
【0007】東京(日本)に所在する東洋醸造が子牛の
肺炎を治療するための装置を開発したことが報告されて
いる。この装置は煙霧質キャニスタに連結されたカテー
テルを具備し、このキャニスタはアミノグリコシド・硫
酸カナマイシン抗生物質(aminoglycoside antibiotic k
anamycin sulfate) を含むと共に推進剤として二酸化炭
素を用いている。報告によればこの装置を使用するには
カテーテルを鼻通路を介して気管にカニューレ挿入し、
次いで霧化された薬剤を子牛の肺内に直接投与する。
【0008】上述の諸方法は、定期的な予防措置として
使用されるのにあまり適していないという少くとも一つ
の共通した欠点をもっている。注射、気管開口および気
管へのカニューレ挿入または挿管は、気管支収縮または
肺出血を防止するために繰返し実施されるには困難で苦
痛を伴いかつ全体的に望ましくない方法である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、馬などの大き
な動物の肺に服用量の煙霧質薬剤(例えば気管支拡張
薬)を配給する方法およびその装置を提供する。本方法
および装置は特に、動物の呼吸器系を介して最も効果的
に治療することができる再発性気道閉塞症または肺出血
のような種々の状態または疾患を治療するためのもので
ある。本発明によれば効果的な治療を行うために、循環
系に薬剤を注入する場合よりも少量の薬剤の投与で済
む。また本発明は鎮静させられていない大きな動物の治
療に用いられるのに適している。本方法は気管内の挿管
をしない定期的な予防治療として有用である。
【0010】全体的に本発明による方法は、気管内挿入
管状の鼻内挿入管の遠位端部が大きな動物の鼻−咽頭腔
内に位置するまで鼻内挿入管の遠位端部を動物の外鼻孔
および鼻腔を介して挿入することを含む。このことは、
鼻内挿入管の管腔が大きな動物の肺と連通するようにな
される。空気が鼻内挿入管の管腔を介して肺に向けて内
方に流れるときに、霧化された服用量の煙霧質薬剤が鼻
内挿入管の管腔内に放出され、斯くして霧化された服用
量の薬剤が大きな動物の肺に配給される。
【0011】好ましくは、鼻内挿入管の管腔を介して大
きな動物の肺に向かう吸入空気流の立上りの間に霧化さ
れた服用量の薬剤を放出することができるように、鼻内
挿入管の管腔を通る空気流が測定される。例えば、鼻内
挿入管の管腔を通る空気流に応じて移動する羽根を具備
する空気流指示器が設けられることが可能であり、この
羽根の動きを観察することによって管腔を通る空気流の
立上りが測定されうる。
【0012】本発明の方法に係わる装置は全体的に、キ
ャニスタと共に用いられるようになっており、このキャ
ニスタは中空のステムが作動されたときにそのステムを
介して計量された服用量の薬剤を分配する型式のキャニ
スタである。本装置は気管内挿入管状の鼻内挿入管と、
煙霧質発生器とを具備する。鼻内挿入管は近位端部およ
び遠位端部と、近位端部と遠位端部間に延びる管腔とを
有する。また鼻内挿入管は、鼻内挿入管の遠位端部を大
きな動物の外鼻孔および鼻腔を介して大きな動物の鼻−
咽頭腔内に挿入するのに適した長さおよび幅を有する。
【0013】煙霧質発生器は鼻内挿入管の近位端部上に
装着される。この煙霧質発生器は本体を具備し、この本
体は鼻内挿入管の管腔と連通する空気通路と、鼻内挿入
管と反対側に位置する空気開口部とを有する。キャニス
タのステムを受容するためにステム受け部が空気通路の
外側でかつ空気通路に全体的に隣接した位置に設けられ
る。キャニスタがステム受け部に向けて押し込まれると
ステムがキャニスタに向けて移動せしめられ、その結果
ステムが作動される。中空管が空気通路を全体的に横切
って延びており、この中空管はステム受け部内の中空の
ステムと連通している。大きな動物の肺に鼻内挿入管を
介して薬剤を投与するために、中空管は、霧化された服
用量の煙霧質薬剤を空気通路に配給するために空気通路
内に開口するオリフィスを有する。他の特徴は以下に説
明される。
【0014】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明を更に説明す
る。なお各図を通して対応する参照符号は対応する部分
を示している。
【0015】図面を参照すると、本発明による方法で用
いられる装置がその全体を参照符号10によって表わされ
ている。図1に示されるように本発明による方法および
装置10は計量された服用量の煙霧質薬剤を馬14のような
大きな動物の肺12に配給するのに有用である。
【0016】この装置10は気管内挿入管状の細長い鼻内
挿入管16と、この気管内挿入管状の鼻内挿入管16の近位
端部20上に着脱自在に装着された煙霧質発生器18とを具
備する。本明細書では、「気管内挿入管状」とは一般的
な型式の気管内挿入管のことを指しているが、動物の気
管内の実際に配置される管に限定されるものではない。
【0017】煙霧質発生器18は、計量された服用量の薬
剤を中空のステム24を介して分配するためのキャニスタ
22と共に用いられる。図示しない計量弁機構が作動され
たとき、典型的にはステム24がキャニスタ22に向かって
移動せしめられたときに、キャニスタ22から計量された
服用量の薬剤が分配される。例えば米国特許明細書第4,
819,834 号および第 3,738,542号に適切なキャニスタ22
が記載されている。この型式のキャニスタ22は推進体と
多量の薬剤とを有し、これらの薬剤は図示しない計量弁
機構を介して予め定められた標準量ずつ放出される。こ
の計量弁機構はステム24の内方への移動により、または
内方への移動に続くステム24の外方への移動によって作
動される。このような計量弁機構は典型的には、計量弁
機構が作動される毎に予め定められた容積の煙霧質、例
えば50マイクロリットルまたは63マイクロリットルの煙
霧質を送り出すように構成されている。
【0018】鼻内挿入管16は近位端部20、遠位端部26、
および近位端部20と遠位端部26間に延びている管腔28を
有する。鼻内挿入管16の長さLおよび幅Wは、鼻内挿入
管16の遠位端部26を大きな動物14の外鼻孔30および鼻腔
を介して鼻−咽頭腔32内へ挿入するのに適した寸法に形
成される。例えば、鼻内挿入管16は全体的に円筒状に形
成されることができ、約9mmの内径と、約12mmの外径W
と、約 350mmの長さLとを有するように形成されること
ができる。
【0019】好ましくは鼻内挿入管16の遠位端部26は鼻
内挿入管16の縦方向の中心軸線に対して或る角度(例え
ば約40°) でテーパが付けられ、又は偏倚せしめられ
る。遠位端部26を形成する鼻内挿入管16の縁部は、鼻内
挿入管16を動物14の外鼻孔30および鼻−咽頭腔32内に導
入しやすくするために滑らかに丸められている。
【0020】鼻内挿入管16は全体的に可撓性を有すると
共に、鼻内挿入管16を動物14の鼻腔内に導入しやすくす
るのに十分な剛性を有する。鼻内挿入管16用の適切な材
料としては、ポリプロピレン又はSilastic(商標)のよ
うな種々の医療等級の高分子材料がある。
【0021】煙霧質発生器18は本体33を具備し、この本
体33は鼻内挿入管16の管腔28と連通する空気通路34と、
鼻内挿入管16と反対側に位置する空気開口部36とを有す
る。本体33内にはキャニスタ22のステム24を受容するた
めにステム受け部38が空気通路34の外側でかつ空気通路
34に全体的に隣接した位置に設けられる。中空管40がス
テム受け部38に隣接する空気通路34の壁の一部分から空
気通路34を全体的に横切ってまたは横方向に横切って延
びている。ここで言う「横切って」または「横方向に」
とは、例えば中空管40の縦方向軸線が空気通路34の縦方
向の中心軸線に対して全体的に垂直をなす配置のことを
指している。
【0022】中空管40はステム受け部38内に受容された
中空のステム24と流体連通している。ステム受け部38
は、キャニスタ22から放出される計量された服用量の薬
剤が中空管40内に強制的に流し込まれるようにステム24
の側面に沿って密閉している。この配置は、キャニスタ
22がステム受け部38に向けて押し込まれると、ステム24
がキャニスタ22に向けて移動せしめられ、その結果計量
弁機構が作動して服用量の薬剤が中空管40内に放出され
るようになっている。
【0023】中空管40内にはオリフィス42が設けられ、
このオリフィス42は、計量された服用量の煙霧質薬剤を
空気通路34を通って流れる空気流中に霧化して送り出す
ために中空管40の穴から空気通路34内に開口している。
好ましくはオリフィス42は中空管40を介して空気通路34
の縦方向中央軸線に沿った鼻内挿入管16に向かう方向、
即ち図3における右方向に開口し、その結果煙霧質薬剤
が空気流中に伴出されやすくなると共に煙霧質発生器18
の空気通路34の壁面に沿って堆積する薬剤の量が最小化
される。最も好ましくは中空管40が空気通路34を完全に
横切って延びると共にオリフィス42が中空管40の中央に
配置される。オリフィス42と下方の埋め込まれた端部44
間の中空管40部分は中空に形成されていてもよいし、或
いは充填されていてもよい。
【0024】中空管40は、約1.2mm(約0.049 インチ)
の外径と約0.81mm(約0.033 インチ) の内径とを有する
ステンレス鋼製の狭い管40で形成することができる。こ
のステンレス鋼製の狭い管40は計量された服用量の薬剤
が中空管40内で早すぎる時期に霧化してしまうことを防
止するのに適している。中空管40の両端部が空気通路34
を形成する壁内に埋め込まれるように、中空管40の長さ
は空気通路34の内径よりも十分に長いことが好ましい。
オリフィス42は直径が約 584マイクロメートル(約23ミ
リインチ) の円形断面を有することが好ましい。
【0025】キャニスタハウジング46が、煙霧質発生器
18の作動用のキャニスタ22を取り付けるために設けられ
ることができる。キャニスタハウジング46は、例えばそ
の全体を参照符号48によって表わされる差込みピン式固
定機構を介して煙霧質発生器18の本体33上に着脱自在に
装着されることができる。
【0026】またキャニスタ22をステム受け部38に向け
て移動させるためにトリガ機構50が設けられることがで
きる。キャニスタ22をステム受け部38に向けて移動させ
ることにより、キャニスタ22のステム24がキャニスタ22
に向けて移動され、その結果計量弁機構が作動されて服
用量の煙霧質薬剤が中空管40内に放出される。トリガ機
構50としては例えば図3に示される型式のものを用いる
ことができる。このトリガ機構50は計量された服用量の
薬剤を放出するためにキャニスタ22をステム受け部38に
向けて係合離脱可能に押圧するための押しボタン52と、
押しボタン52をその準備位置に向けて付勢するために押
しボタン52およびハウジング46双方を押圧する弾性コイ
ルばね54とを具備する。なお、押しボタン52の準備位置
は図示されていないが、図3に示す位置の上方の位置で
ある。
【0027】計量された服用量の薬剤が最も効果的にキ
ャニスタ22から放出されるべき時期を視覚的または聴覚
的に指示するために、空気流指示器が本体33の空気通路
34内に装着されることが好ましい。例えばこの空気流指
示器は、鼻内挿入管16の管腔28内を流れる空気流に応じ
て移動(旋回)する羽根56(図3参照)を有することが
できる。羽根56を視覚的に観察することができるように
煙霧質発生器18の本体33内に窓57を設けることができ
る。このような羽根56が空気通路34内の減圧された圧力
により旋回せしめられたときに羽根56が空気通路34の壁
を打つことにより聴覚的な信号が発生せしめられるよう
にすることが容易にできる。羽根56は、計量された服用
量の薬剤が放出されるべき時期を示すように視覚的な指
示針(図示しない)と作動上に連結されることができ
る。
【0028】図4および図5に空気流指示器の別の実施
例278 を示す。この空気流指示器278 は、空気通路134
内を流れるガス流の速度が増大するにつれてガス圧が降
下するという特性を利用している。なお、図4および図
5において数字“1”で始まる3桁の参照符号は、他の
図において対応する下2桁の参照符号によって表わされ
る構成要素と全体的に対応する構成要素を表わしてい
る。また、数字“2”で始まる3桁の参照符号は図4お
よび図5においてのみ示される構成要素を表わしてい
る。図5に示されるように空気流指示器278 は、空気通
路134 および周囲の空気の双方と連通する切頭円錐状の
通路280 またはテーパ付き通路280 と、空気通路134 内
の減圧された圧力によって引き起こされる空気流に応じ
てテーパ付き通路280 内で移動可能な浮動球282 とを具
備する。空気通路134 内を流れる空気流は、本体133 内
に形成された空気指示窓284 または空気指示部分284 の
透明な壁を介して浮動球282 の位置を観察することによ
って測定される。
【0029】最も好ましくは空気流指示器278 は、テー
パ付き通路280 の上端部290 と空気通路134 の上方部分
とを流体連通させる水平通路286 および垂直通路288
と、テーパ付き通路280 の下端部294 と周囲の空気とを
流体連通させる通気口292 とを具備する。テーパ付き通
路280 はその下端部294 に向かって内方にテーパ付けさ
れており、その結果テーパ付き通路280 内で浮動球282
を上方へ移動させるためには、テーパ付き通路280 内を
上方に向かって流れる空気流の流量がより多量に必要と
される。浮動球282 が水平通路286 内に入らないように
するために浮動ストッパ295 がテーパ付き穴280 の上端
部290 および水平通路286 に隣接して設けられている。
【0030】浮動球282 の位置に対応した空気通路134
内を流れる流量を示すために窓284上にまたは窓284 に
隣接して指標296 を設けることができる。テーパ付き通
路280 のテーパ及び長さによって空気流指示器278 の感
度および測定可能な空気流速範囲が制御される。テーパ
が小さいときには、即ちテーパ角が小さいときには空気
流指示器278 の感度は高くなるが、測定範囲は小さくな
る(但し、テーパ付き通路280 が長さは同じであると仮
定する。)。もちろん、テーパ付き通路280 が長くなる
につれて測定範囲が大きくなる。
【0031】好ましくは空気通路34を形成する穴は、空
気(入口)開口部36と反対側に位置する空気通路34の
(出口)端部に隣接する部分においてテーパを有すると
共に増大した直径を有し、斯くしてテーパ付き装着部分
58が形成される。鼻内挿入管16の近位端部20は対応する
テーパ付き嵌合部60を具備し、このテーパ付き嵌合部60
はテーパ付き装着部分58内に摺動自在に受容される。テ
ーパ付き嵌合部60およびテーパ付き装着部分58は「セル
フロッキングされる角度」のテーパが付けられている。
即ち、テーパ付き嵌合部60とテーパ付き装着部分58とが
互いに押し込まれたときに互いに強固に楔着される角度
のテーパが付けられている。テーパ付き装着部分58は中
空管40に向かう方向(図3における左方向)において内
方にテーパ付けされており、またテーパ付き嵌合部60は
近位側に向かう方向(図3における左方向)において内
方にテーパ付けされている。テーパ付き装着部分58は管
を連結する手段の一例を構成しているが、他の型式の連
結の仕方も考えられる。
【0032】装置10の組立て又は分解の間において鼻内
挿入管16を手でつかむための適切な箇所が与えられるよ
うに、テーパ付き嵌合部60上には外方に延びるフランジ
62が設けられることが好ましい。
【0033】好ましくは空気開口部36および空気通路34
は鼻内挿入管16の管腔28と同一の断面または直径を有す
る。その結果、空気は煙霧質分配装置の空気開口部36を
通って自由に流れることができ、空気開口部36を通る際
の空気圧降下は無視できる大きさである。本装置10を介
する吸入の間において空気は空気(入口)開口部36から
内方へ向かい空気通路34および管腔28を介して動物14の
鼻−咽頭腔32および肺12内へ移動する。
【0034】St.Paul,Minnesota(米国) のRiker Labora
tories,Inc. から"MEDIHALER-EPI"という商標名で市販
されているエピネフリン・酒石酸水素塩を服用量ずつ4
回放出することにより上述の装置10の試験を行ったとこ
ろ、放出された薬剤の約95%は粒径が6マイクロメート
ル以下の粒子からなることがわかった。この粒径は、広
く拡散されて肺に沈着するのに最適な範囲にある。この
試験において呼吸に適する質量は約9.2mg/m3 であっ
た。また塊の中位の空気力学的直径は約1.87マイクロメ
ートルであった。この試験に用いられた鼻内挿入管16は
約9mmの内径と、約12.2mmの外径と、約 350mmの長さL
とを有する。これらの結果は、広く肺に沈着するパター
ンを得るために望ましい呼吸に適した質量と粒径を有す
る煙霧質が装置10によって生成されることができ、これ
により薬剤が体循環内に迅速に摂取されやすくなること
を示していると考えられる。
【0035】また上述の装置10は、約 690mm(約27イン
チ)の長さを有する切除されかつ隔離された馬の気管64
(図6参照)を用いて生体外試験された。切除された気
管64はそれが馬の体内にあるときとほぼ同じ方向(即
ち、水平方向に対して約45°をなす方向)に配置され
た。また、服用量の煙霧質の薬剤が放出される前に鼻内
挿入管の遠位端部26が気管64の上方(開口)端部66に隣
接して配置された。図6には6個の位置71〜76が示され
ており、これらの位置において薬剤の内容を調べるため
に気管支が標本抽出された。2回の試験が行われ、気管
64の全長を横切ってきて馬の肺12の肺葉の気管支内に分
散されるであろう放出された薬剤の割合が計算された。
その結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】服用量の煙霧質薬剤を送達するのに十分な
空気を鼻内挿入管16を介して吸い込むほどに強く呼吸す
ることができない動物を治療することが望まれる場合に
は、図示しない加圧手段が煙霧質発生器18の空気開口部
36に隣接して作動上装着されることが可能である。適切
な加圧手段は例えば、煙霧質発生器18の空気開口部36に
連結された自在にへこむ袋(図示しない)を具備する。
内部への空気流(吸入空気流)を増大させるためにはこ
の袋が圧縮される。
【0038】本発明による方法を実施するのに用いられ
ることができる別の適切な装置(図示しない)が、1990
年1月3日に米国特許庁に出願された「薬剤の煙霧質投
与の方法およびその装置(Method of and Apparatus fo
r the Aerosol Administration of Medication) 」とい
う名称の、我々に一部譲渡されている米国特許出願第07
/460,315 号に記載されている。この装置では、気管内
挿入管または気管内挿入管状の管は分離した薬剤用管腔
を具備し、この管腔は計量された服用量の薬剤を空気流
中に放出しかつ霧化するために気管内挿入管状の管の遠
位端部に隣接するオリフィスまたはノズルを有する。
【0039】本装置10を介して薬剤を投与するためには
鼻内挿入管16が煙霧質発生器18の装着部分58に連結され
ると共に、馬の頭部14が経鼻胃管を通すために一般的に
用いられている標準的な技法を使って止められる。鼻内
挿入管16の遠位端部26が大きな動物14の外鼻孔および鼻
腔を介して挿入れる。鼻内挿入管16の遠位端部26が動物
14の鼻−咽頭腔32内に位置するまで鼻内挿入管16が挿入
され、鼻内挿入管16の管腔28が気管を介して動物14の肺
12と連通せしめられる。
【0040】次いで、空気が鼻内挿入管16の管腔28を介
して肺12に向けて内方へ流れるときに又は流れるにつれ
て、キャニスタ22から霧化された服用量の煙霧質薬剤が
鼻内挿入管16の管腔28内に放出される。
【0041】馬14に鎮静剤を投与することなく上述の方
法で鼻内挿入管16を実際に挿入することができると共
に、馬14は鼻内挿入管16の挿入およびその気道内への薬
剤の放出に耐えうることが判明した。
【0042】大きな動物14の肺12に霧化された服用量の
薬剤を最適に配給するためには、管腔28を介して肺12に
向かう吸入空気流の立上りの間に霧化された薬剤を放出
することができるように鼻内挿入管16の管腔28内を流れ
る空気流が測定されることが好ましい。例えば、羽根56
の動きを観察することによって、または羽根56が空気通
路34の壁を打つことにより生じる音を聴くことによっ
て、吸入空気流の立上りを測定することができる。ま
た、キャニスタ22から適切な時期にのみ確実に放出され
る機構が米国特許明細書第 4,664,107号に記載されてい
る。
【0043】本方法は特にポニーの再発性気道閉塞症ま
たは肺気腫を治療するのに効果があることがわかった。
ベータ2気管支拡張薬剤(例えば、St.Paul,Minnesota
(米国) のRicker Laboratories,Inc.から"MAXAIR"吸入
剤という商標名で市販されている煙霧質処方されるパー
ブテロルアセテート(pirbuterol acetate)) のような煙
霧質の気管支拡張薬剤を本装置10を介してポニーに投与
することによって、肺気腫が容易に治療される。
【0044】本発明の範囲を逸脱することなく種々の変
更が上述の構造および方法に関してなされうるが、上述
の記載に含まれるすべての事項または添付図面に示され
ているすべての事項は例として解釈されるべきであって
本発明を限定する意味で解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するのに用いられる装置の配置を
示すために本発明に従って治療されている馬の前方上方
部をその一部を取除いて示した側面図である。
【図2】図1の装置の煙霧質発生器の拡大平面図であ
る。
【図3】図2の3−3線に沿ってみた断面図である。
【図4】本発明に係わる方法で用いられる空気流指示器
の別の実施例を示すための、図1から図3に示す煙霧質
発生器と多くの点において同様の煙霧質発生器の一部分
の側面図である。
【図5】図4の5−5線に沿ってみた断面図である。
【図6】本装置によって投与された薬剤の分散度が測定
された種々の位置を示す切除された馬の気管の縦側面図
である。
【符号の説明】
12…肺 16…鼻内挿入管 18…煙霧質発生器 20…近位端部 22…キャニスタ 24…ステム 26…遠位端部 28…管腔 30…外鼻孔 32…鼻−咽頭腔 34…空気通路 40…中空管 42…オリフィス 56…羽根 64…気管
フロントページの続き (72)発明者 デビツド ジヨセフ ベラスケス アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 馬などの大きな動物の肺にその気管を介
    して薬剤を投与するために動物の鼻−咽頭腔を介して服
    用量の煙霧質薬剤を配給する方法であって、 鼻内挿入管の管腔(28)が大きな動物の気管を介して肺
    と連通するように、鼻内挿入管の遠位端部が動物の鼻−
    咽頭腔(32)内に位置するまで気管内挿入管状の鼻内挿
    入管(16)の遠位端部(26)を大きな動物の外鼻孔およ
    び鼻腔を介して挿入する挿入段階と、 霧化された服用量の薬剤を大きな動物の肺に配給するた
    めに、空気が鼻内挿入管の管腔を介して肺に向けて内方
    に流れるときに鼻内挿入管(16)の管腔(28)内に霧化
    された服用量の煙霧質薬剤を放出する放出段階とを具備
    する服用量の煙霧質薬剤を配給する方法。
  2. 【請求項2】 上記霧化された服用量の煙霧質薬剤を放
    出する放出段階が、鼻内挿入管の管腔を通る空気流を測
    定する測定段階と、鼻内挿入管の管腔(28)を介して大
    きな動物の肺に向かう吸入空気流の立上りの間に霧化さ
    れた服用量の薬剤を全体的に放出する放出段階とを有す
    る請求項1記載の服用量の煙霧質薬剤を配給する方法。
  3. 【請求項3】 上記鼻内挿入管の管腔を通る空気流を測
    定する測定段階が、鼻内挿入管の管腔を通る空気流に応
    じて移動する羽根(56)を有する空気流指示器を設ける
    段階と、羽根の動きを観察することにより管腔を通る空
    気流の立上りを測定する段階とを具備する請求項2記載
    の服用量の煙霧質薬剤を配給する方法。
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