JPH05756Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH05756Y2 JPH05756Y2 JP1984196210U JP19621084U JPH05756Y2 JP H05756 Y2 JPH05756 Y2 JP H05756Y2 JP 1984196210 U JP1984196210 U JP 1984196210U JP 19621084 U JP19621084 U JP 19621084U JP H05756 Y2 JPH05756 Y2 JP H05756Y2
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- JP
- Japan
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- tube
- air
- cylinder
- blow
- casing
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は案内空気の調和設備として使用する
空気吹出チヤンバーに係わる。
空気吹出チヤンバーに係わる。
(従来の技術)
室内空気調和用としての空気吹出チヤンバーは
従来多種多用のものが使用されている。
従来多種多用のものが使用されている。
(考案が解決しようとする問題点)
これら従来のものは使用上、或いは製作加工、
作用効率その他の内容において夫々一長一短があ
つた。
作用効率その他の内容において夫々一長一短があ
つた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、従来品の不利な点を排し、特に製作
加工を簡単にして価格を低廉にし又使用取扱いを
便にし消音効果の優れた空気吹出チヤンバーを得
ようとするもので、断面円形の内筒と外筒により
比較的長い二重壁の筒筺を形成し、該二重壁間に
消音材を充填して筒筺の両端を夫々端板で閉塞
し、筒筺下面に軸線方向に沿い略全長に亘つて内
筺内に連通させた吹出筒を軸線と直角の下向きに
突設開口すると共に、筒筺の一側面に該吹出筒の
突設方向と直角の水平方向に内筺内に連通する空
気取入筒を突設し、筒筺の外面適所に吊下用突片
を取付けて成る。
加工を簡単にして価格を低廉にし又使用取扱いを
便にし消音効果の優れた空気吹出チヤンバーを得
ようとするもので、断面円形の内筒と外筒により
比較的長い二重壁の筒筺を形成し、該二重壁間に
消音材を充填して筒筺の両端を夫々端板で閉塞
し、筒筺下面に軸線方向に沿い略全長に亘つて内
筺内に連通させた吹出筒を軸線と直角の下向きに
突設開口すると共に、筒筺の一側面に該吹出筒の
突設方向と直角の水平方向に内筺内に連通する空
気取入筒を突設し、筒筺の外面適所に吊下用突片
を取付けて成る。
(作用)
本考案に係わる空気吹出チヤンバーは、側面に
突設した空気取入筒を送気ダクトに連結させ吊ボ
ルトを吊下用突片に結着してチヤンバーを吊設
し、吹出筒を室内に開口して使用し、空気取入筒
からダクトよりの送気を筒筺内に誘導して、吹出
筒から室内に吹出すことにより、室内の空調又は
換気作用を行うが、水平方向に設けた空気取入口
から筒筺内に進入する空気は、その前面の上下方
向の弧状壁面に衝突して、該弧状壁面の湾曲に従
つて円滑に上下方向に分流する傾向となるも下方
は吹出筒によつて開放しているため空気は流動抵
抗の少ない下方の吹出筒に向つて円滑に流動し、
且つ空気取入口から前面弧状壁面に吹出される空
気は筒筺の長さ方向における両側方にも平均に分
流するから下部吹出筒全長に亘つて略均等の風圧
でく吹出筒の開口部から吹出されるばかりでな
く、上記空気流の円滑な流動により騒音は少な
く、筒筺を内外二重管とし、またその二層間に消
音材を充填したことによつて静かに運転され、し
かも筒筺と共に吹出筒を比較的長くしたので、こ
れを適所に設けた突片により連設することにより
ライン状の長い吹出口を容易に形成し得る。
突設した空気取入筒を送気ダクトに連結させ吊ボ
ルトを吊下用突片に結着してチヤンバーを吊設
し、吹出筒を室内に開口して使用し、空気取入筒
からダクトよりの送気を筒筺内に誘導して、吹出
筒から室内に吹出すことにより、室内の空調又は
換気作用を行うが、水平方向に設けた空気取入口
から筒筺内に進入する空気は、その前面の上下方
向の弧状壁面に衝突して、該弧状壁面の湾曲に従
つて円滑に上下方向に分流する傾向となるも下方
は吹出筒によつて開放しているため空気は流動抵
抗の少ない下方の吹出筒に向つて円滑に流動し、
且つ空気取入口から前面弧状壁面に吹出される空
気は筒筺の長さ方向における両側方にも平均に分
流するから下部吹出筒全長に亘つて略均等の風圧
でく吹出筒の開口部から吹出されるばかりでな
く、上記空気流の円滑な流動により騒音は少な
く、筒筺を内外二重管とし、またその二層間に消
音材を充填したことによつて静かに運転され、し
かも筒筺と共に吹出筒を比較的長くしたので、こ
れを適所に設けた突片により連設することにより
ライン状の長い吹出口を容易に形成し得る。
(実施例)
本考案の実施例を図面について説明する。
本考案のチヤンバーは断面円形の内筒2とこれ
より大径の外筒3とのとの二重壁から成る比較的
長い円形筒筺1を主体とし、これに空気吹出筒4
と空気取入筒5を突設して構成される。
より大径の外筒3とのとの二重壁から成る比較的
長い円形筒筺1を主体とし、これに空気吹出筒4
と空気取入筒5を突設して構成される。
二重壁から成る筒筺1の二重壁の間隔内には例
えばグラスウール等の消音材6を充填して、筒筺
1内で空気流によつて発生する騒音を吸収して外
部に漏れることを防止し、筒筺1の両端開口は
夫々端板7,7で閉塞する。空気吹出筒4は円形
筒筺1の下面に軸線方向に沿い筒筺1の略全長に
亘つて長く筒筺1内に連通させると共に軸線と直
角に下向きに突設開口し、その基部を筒筺1の内
筒2内に連通開口させ、又空気吹出筒5は該吹出
筒4の突設方向と直交する方向即ち筒筺1の1側
面に水平方向に突設し、その基部開口を内筒2内
に連通開口させた。尚、図示例において空気取入
口5はその一個を筒筺1側面の略中央部に設けた
ものを示すが、その複数個を設けること更に取入
筒5は風量に応じて内筒2の壁を切抜いて所望の
口径の筒体を結着して形成し、又吹出筒4は内筒
2と一体に折曲げて形成し得る。
えばグラスウール等の消音材6を充填して、筒筺
1内で空気流によつて発生する騒音を吸収して外
部に漏れることを防止し、筒筺1の両端開口は
夫々端板7,7で閉塞する。空気吹出筒4は円形
筒筺1の下面に軸線方向に沿い筒筺1の略全長に
亘つて長く筒筺1内に連通させると共に軸線と直
角に下向きに突設開口し、その基部を筒筺1の内
筒2内に連通開口させ、又空気吹出筒5は該吹出
筒4の突設方向と直交する方向即ち筒筺1の1側
面に水平方向に突設し、その基部開口を内筒2内
に連通開口させた。尚、図示例において空気取入
口5はその一個を筒筺1側面の略中央部に設けた
ものを示すが、その複数個を設けること更に取入
筒5は風量に応じて内筒2の壁を切抜いて所望の
口径の筒体を結着して形成し、又吹出筒4は内筒
2と一体に折曲げて形成し得る。
図中8は筒体1の適所に例えば両側端板7,7
面に取付けたチヤンバー吊設用の突片で、図示の
ように吊ボルト9で天井面等から吊下する。
面に取付けたチヤンバー吊設用の突片で、図示の
ように吊ボルト9で天井面等から吊下する。
以上の構成においてダクト10からの送気を取
入口5から筒体1内に取入れてこれを吹出口4か
ら室内に吹出して空調用又は換気用として使用す
るが、必要により第5図で示すようにチヤンバー
の複数個を軸線方向に並列させて使用することに
より全体としてライン状の長い吹出口を形成して
使用し得る。
入口5から筒体1内に取入れてこれを吹出口4か
ら室内に吹出して空調用又は換気用として使用す
るが、必要により第5図で示すようにチヤンバー
の複数個を軸線方向に並列させて使用することに
より全体としてライン状の長い吹出口を形成して
使用し得る。
(考案の効果)
本考案によるときは、チヤンバーを構成する主
体の筒筺を内外筒から成る二重壁に形成し、該二
重壁間に消音材を充填したことと、該チヤンバー
内に連通させて室内に開口する空気吹出筒とダク
ト側に連通する空気取入筒とを直角方向に設け、
吹出口は筒筺の長さの略全長に亘る長さとして筒
筺内に連通させ且つ筒筺の軸線と直角方向に下向
きに開口突設し、空気取入口は該吹出口と直角の
水平方向に筒筺の一側面に開口して設けたから該
空気取入口から筒筺内に吹込まれる空気は前面の
筒筺の弧状壁面に沿いその湾曲面に従つて上下方
向に分流するも筒筺内下方は全長に亘つて設けた
吹出口により開口して流動抵抗が少ないため弧状
壁面に衝突した空気は下方の湾曲面に従つて円滑
に下方に流動し、また弧状壁面に衝突する空気は
筒筺内を長さ方向に流動拡散するから下面に開口
した吹出口からはその全長に亘つて均等に吹出さ
れ、空気の流動は円滑であるから、筒筺の二重壁
構成と、その二重壁層間に充填した消音材による
効果で静かな運転ができると共に吹出口は比較的
長く形成したので、その複数を突片で連続吊設す
ることにより例えば建物内の窓際内面に沿うよう
にライン状の長い吹出口の形成が至極容易となつ
て窓面の結露発生を防止し得られる等の効果を有
する。
体の筒筺を内外筒から成る二重壁に形成し、該二
重壁間に消音材を充填したことと、該チヤンバー
内に連通させて室内に開口する空気吹出筒とダク
ト側に連通する空気取入筒とを直角方向に設け、
吹出口は筒筺の長さの略全長に亘る長さとして筒
筺内に連通させ且つ筒筺の軸線と直角方向に下向
きに開口突設し、空気取入口は該吹出口と直角の
水平方向に筒筺の一側面に開口して設けたから該
空気取入口から筒筺内に吹込まれる空気は前面の
筒筺の弧状壁面に沿いその湾曲面に従つて上下方
向に分流するも筒筺内下方は全長に亘つて設けた
吹出口により開口して流動抵抗が少ないため弧状
壁面に衝突した空気は下方の湾曲面に従つて円滑
に下方に流動し、また弧状壁面に衝突する空気は
筒筺内を長さ方向に流動拡散するから下面に開口
した吹出口からはその全長に亘つて均等に吹出さ
れ、空気の流動は円滑であるから、筒筺の二重壁
構成と、その二重壁層間に充填した消音材による
効果で静かな運転ができると共に吹出口は比較的
長く形成したので、その複数を突片で連続吊設す
ることにより例えば建物内の窓際内面に沿うよう
にライン状の長い吹出口の形成が至極容易となつ
て窓面の結露発生を防止し得られる等の効果を有
する。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4
図は截断正面図、第5図は第4図の−線断面
図、第6図は本考案チヤンバーの使用状態の一例
を示す正面図である。 1……チヤンバー、2……内筒、3……外筒、
4……吹出筒、5……空気取入筒、7……端板、
8……吊下用突片。
正面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4
図は截断正面図、第5図は第4図の−線断面
図、第6図は本考案チヤンバーの使用状態の一例
を示す正面図である。 1……チヤンバー、2……内筒、3……外筒、
4……吹出筒、5……空気取入筒、7……端板、
8……吊下用突片。
Claims (1)
- 断面円形の内筒と外筒により比較的長い二重壁
の筒筺を形成し、該二重壁間に消音材を充填して
筒筺の両端を夫々端板で閉塞し、筒筺下面に軸線
方向に沿い略全長に亘つて筒筺内に連通させた吹
出筒を軸線と直角の下向きに突設開口すると共に
筒筺の一側面に該吹出筒の突設方向と直角の水平
方向に筒筺内に連通する空気取入筒を突設し、筒
筺の外面適所に吊下用突片を取付けて成る空気吹
出チヤンバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984196210U JPH05756Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984196210U JPH05756Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61114243U JPS61114243U (ja) | 1986-07-19 |
JPH05756Y2 true JPH05756Y2 (ja) | 1993-01-11 |
Family
ID=30753885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984196210U Expired - Lifetime JPH05756Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05756Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813237Y2 (ja) * | 1978-03-10 | 1983-03-14 | 高砂熱学工業株式会社 | 天井内吊下型吹出口接続ユニツト |
JPS5834364Y2 (ja) * | 1979-04-02 | 1983-08-02 | 高砂熱学工業株式会社 | 天井内吊下型空気吹出口接続ユニツト |
JPH0134032Y2 (ja) * | 1981-05-06 | 1989-10-17 |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP1984196210U patent/JPH05756Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61114243U (ja) | 1986-07-19 |
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