JPH0575690A - 電話機 - Google Patents
電話機Info
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- JPH0575690A JPH0575690A JP26095991A JP26095991A JPH0575690A JP H0575690 A JPH0575690 A JP H0575690A JP 26095991 A JP26095991 A JP 26095991A JP 26095991 A JP26095991 A JP 26095991A JP H0575690 A JPH0575690 A JP H0575690A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- dial
- switch
- call
- dial number
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 ダイヤル操作間の間隔を計数する発呼タイマ
10を設け、この発呼タイマをダイヤル番号入力毎にリ
セットする機構とする。この発呼タイマが予め設定した
計数値に達した場合、ダイヤル番号入力又は発信スイッ
チ入力がないと判断して発信指示がなくとも、その時点
で入力されているダイヤル番号に自動的に発呼処理する
電話機。 【効果】 ISDN電話を利用する場合、ダイヤル番号
入力後発信指示入力がなくともその時点までに入力され
ているダイヤル番号に自動的に発呼処理することがで
き、アナログ電話に慣れた電話利用者にも戸惑いなく利
用することができる。
10を設け、この発呼タイマをダイヤル番号入力毎にリ
セットする機構とする。この発呼タイマが予め設定した
計数値に達した場合、ダイヤル番号入力又は発信スイッ
チ入力がないと判断して発信指示がなくとも、その時点
で入力されているダイヤル番号に自動的に発呼処理する
電話機。 【効果】 ISDN電話を利用する場合、ダイヤル番号
入力後発信指示入力がなくともその時点までに入力され
ているダイヤル番号に自動的に発呼処理することがで
き、アナログ電話に慣れた電話利用者にも戸惑いなく利
用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル回線を利
用して音声情報を伝送する電話装置に関し、特にはダイ
ヤル番号入力に伴なう発呼時のキー操作を簡略化した電
話機に係る。
用して音声情報を伝送する電話装置に関し、特にはダイ
ヤル番号入力に伴なう発呼時のキー操作を簡略化した電
話機に係る。
【0002】
【従来の技術】一般のISDN回線を利用する電話装置
では、発信/接続/切断等通信操作は制御用のチャンネ
ルであるDチャンネルを利用して行われ、ネットワーク
−端末間で通信のプロトコル(手続き)が取り決められ
ている。発信に関しては、SETUP(呼設定)コマン
ドに相手端末の電話番号(着番号/着サブアドレス)を
付加してネットワークに通知するプロトコルとなってお
り、相手に発信しようとダイヤルを入力する場合、相手
のダイヤル番号全てを入力した後でないと、SETUP
(呼設定)コマンドを発行することができない。即ち従
来の電話装置ではダイヤル番号全てを入力した後、発呼
指示(SETUPコマンド発行タイミング)として
“#”スイッチまたは、ダイヤルスイッチ以外に設けた
“発信”キーを入力したタイミングで発呼動作に遷移す
るよう設計されている。
では、発信/接続/切断等通信操作は制御用のチャンネ
ルであるDチャンネルを利用して行われ、ネットワーク
−端末間で通信のプロトコル(手続き)が取り決められ
ている。発信に関しては、SETUP(呼設定)コマン
ドに相手端末の電話番号(着番号/着サブアドレス)を
付加してネットワークに通知するプロトコルとなってお
り、相手に発信しようとダイヤルを入力する場合、相手
のダイヤル番号全てを入力した後でないと、SETUP
(呼設定)コマンドを発行することができない。即ち従
来の電話装置ではダイヤル番号全てを入力した後、発呼
指示(SETUPコマンド発行タイミング)として
“#”スイッチまたは、ダイヤルスイッチ以外に設けた
“発信”キーを入力したタイミングで発呼動作に遷移す
るよう設計されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、アナログ網
を利用する電話装置では、ダイヤル番号の認識はパルス
信号出力時間の長さやトーン信号の周波数により1スイ
ッチ入力毎に網で判定する仕様となっているため、IS
DN電話端末で必要な“#”や“発信”スイッチの入力
を必要としない。通常このようなアナログ回線用電話装
置に使いなれたユーザは、ISDN電話端末で発信する
時、ダイヤル番号入力後しばしばこの“#”または“発
信”スイッチの入力を忘れがちになり、タイミングを逸
して発信できないことがあった。
を利用する電話装置では、ダイヤル番号の認識はパルス
信号出力時間の長さやトーン信号の周波数により1スイ
ッチ入力毎に網で判定する仕様となっているため、IS
DN電話端末で必要な“#”や“発信”スイッチの入力
を必要としない。通常このようなアナログ回線用電話装
置に使いなれたユーザは、ISDN電話端末で発信する
時、ダイヤル番号入力後しばしばこの“#”または“発
信”スイッチの入力を忘れがちになり、タイミングを逸
して発信できないことがあった。
【0004】そこで、この発明ではこのような欠点を簡
単に解決したものであって、ダイヤル番号入力毎に発呼
タイマを起動させ、ある一定期間次のダイヤル番号入力
又は発信スイッチ入力がないとき、発信指示入力がなく
ともその時点で入力されているダイヤル番号に、自動的
に発呼処理を行う発呼タイマ付電話装置を提案するもの
である。
単に解決したものであって、ダイヤル番号入力毎に発呼
タイマを起動させ、ある一定期間次のダイヤル番号入力
又は発信スイッチ入力がないとき、発信指示入力がなく
ともその時点で入力されているダイヤル番号に、自動的
に発呼処理を行う発呼タイマ付電話装置を提案するもの
である。
【0005】また、前記のような自動発呼処理を行う電
話装置では、ダイヤル番号を入力している途中で曖昧に
覚えているダイヤル番号を確認するため電話帳などで番
号を確認する場合には、発呼タイマ機能が作動し電話番
号を調べている途中で自動発信されてしまうことが起り
得る。そこで、ダイヤル番号入力の過程で、ダイヤル番
号入力を一時中断する場合等、ポーズスイッチにより再
び続きのダイヤル番号の入力があるまで発呼タイマの動
作を停止し、続きのダイヤル番号の入力後、再び発呼タ
イマを起動する電話装置を提案するものである。
話装置では、ダイヤル番号を入力している途中で曖昧に
覚えているダイヤル番号を確認するため電話帳などで番
号を確認する場合には、発呼タイマ機能が作動し電話番
号を調べている途中で自動発信されてしまうことが起り
得る。そこで、ダイヤル番号入力の過程で、ダイヤル番
号入力を一時中断する場合等、ポーズスイッチにより再
び続きのダイヤル番号の入力があるまで発呼タイマの動
作を停止し、続きのダイヤル番号の入力後、再び発呼タ
イマを起動する電話装置を提案するものである。
【0006】さらに、前記のような電話装置では、ダイ
ヤル入力ポーズにおいてそのまま放置されることも起り
得る。そこで、ポーズスイッチ入力時に発呼キャンセル
タイマを起動させ、ある一定期間次のダイヤル番号入力
又は発信スイッチ入力がない時、自動的に発呼動作を停
止する電話装置を提案するものである。
ヤル入力ポーズにおいてそのまま放置されることも起り
得る。そこで、ポーズスイッチ入力時に発呼キャンセル
タイマを起動させ、ある一定期間次のダイヤル番号入力
又は発信スイッチ入力がない時、自動的に発呼動作を停
止する電話装置を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は複数の情報チャ
ンネルと制御用の信号チャンネル(2B+D)を有する
ディジタル回線に接続され、情報チャンネルを利用して
音声を伝送し得る電話機にダイヤル番号を入力するため
のダイヤルスイッチ(0〜9,*)と、入力したダイヤ
ル番号での発信を指示する発信スイッチ(#又は発信ス
イッチ)とダイヤル番号入力時、入力したスイッチコー
ドを一時蓄えるキー入力バッファメモリと、ダイヤル番
号入力毎にリセット起動し、スイッチ入力のない一定期
間をカウントすると共に、所定のカウント値に達したこ
とを検出して制御部に出力する発呼タイマ手段とを備え
て構成する。
ンネルと制御用の信号チャンネル(2B+D)を有する
ディジタル回線に接続され、情報チャンネルを利用して
音声を伝送し得る電話機にダイヤル番号を入力するため
のダイヤルスイッチ(0〜9,*)と、入力したダイヤ
ル番号での発信を指示する発信スイッチ(#又は発信ス
イッチ)とダイヤル番号入力時、入力したスイッチコー
ドを一時蓄えるキー入力バッファメモリと、ダイヤル番
号入力毎にリセット起動し、スイッチ入力のない一定期
間をカウントすると共に、所定のカウント値に達したこ
とを検出して制御部に出力する発呼タイマ手段とを備え
て構成する。
【0008】更には電話機は、前記発呼タイマ動作を停
止指示するためのポーズスイッチを備えて構成する。
止指示するためのポーズスイッチを備えて構成する。
【0009】また更に電話機は、前記ポーズスイッチ入
力時にリセット起動し、スイッチ入力のない一定期間を
カウントするための発呼キャンセルタイマ手段を備えて
構成する。
力時にリセット起動し、スイッチ入力のない一定期間を
カウントするための発呼キャンセルタイマ手段を備えて
構成する。
【0010】
【作用】本発明によれば、ISDN電話端末でもアナロ
グ回線用電話装置と同様の感覚で電話を掛けることがで
きるようになり、ダイヤル番号入力毎に発呼タイマを起
動させ、ある一定期間次のダイヤル番号入力又は発信ス
イッチ入力がないとき、発信指示入力がなくともその時
点で入力されているダイヤル番号に、自動的に発呼処理
を行う。
グ回線用電話装置と同様の感覚で電話を掛けることがで
きるようになり、ダイヤル番号入力毎に発呼タイマを起
動させ、ある一定期間次のダイヤル番号入力又は発信ス
イッチ入力がないとき、発信指示入力がなくともその時
点で入力されているダイヤル番号に、自動的に発呼処理
を行う。
【0011】更にダイヤル番号入力の過程で、ダイヤル
番号入力を一時中断する場合等、ポーズスイッチにより
再び続きのダイヤル番号の入力があるまで発呼タイマの
動作を停止し、続きのダイヤル番号の入力後、再び発呼
タイマを起動する。
番号入力を一時中断する場合等、ポーズスイッチにより
再び続きのダイヤル番号の入力があるまで発呼タイマの
動作を停止し、続きのダイヤル番号の入力後、再び発呼
タイマを起動する。
【0012】また更にポーズスイッチ入力時に発呼キャ
ンセルタイマを起動させ、ある一定期間次のダイヤル番
号入力又は発信スイッチ入力がないとき、自動的に発呼
動作を停止する。
ンセルタイマを起動させ、ある一定期間次のダイヤル番
号入力又は発信スイッチ入力がないとき、自動的に発呼
動作を停止する。
【0013】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す電話機のブロック
図である。電話機は通信インターフェース部2を介して
通信回線1(2B+D)に接続されており、通信インタ
ーフェース部2では、2つの情報チャンネル(Bch)
と1つの制御用の信号チャンネル(Dch)の多重分離
が行われる。すなわち、音声情報は音声処理部3から、
呼制御情報は呼制御部8から、それぞれ通信インターフ
ェース部2に入出力され、通信回線1にて伝送される。
る。図1は、本発明の一実施例を示す電話機のブロック
図である。電話機は通信インターフェース部2を介して
通信回線1(2B+D)に接続されており、通信インタ
ーフェース部2では、2つの情報チャンネル(Bch)
と1つの制御用の信号チャンネル(Dch)の多重分離
が行われる。すなわち、音声情報は音声処理部3から、
呼制御情報は呼制御部8から、それぞれ通信インターフ
ェース部2に入出力され、通信回線1にて伝送される。
【0014】まず最初に音声情報の流れを説明する。通
話時、操作者の音声は送話器7によりアナログの音声信
号に変換され、音声入力部6により適当なレベルに調整
されて音声処理部3に入力される。ここでA/D変換等
の処理がなされディジタルの音声情報信号が形成され、
通信インターフェース部2に情報チャンネルの信号とし
て供給されて多重化され、通信回線1をもって相手側端
末に送信される。逆に、相手端末から送信される音声信
号は、通信回線1から入力し、通信インターフェース部
2にて情報チャンネルの信号からディジタルの音声信号
が分離して抜き取られ、音声処理部3にてD/A変換等
の処理がなされてアナログの音声信号が形成され、音声
出力部4にて適当なレベルに調整され、受話器5によっ
て操作者に供給される。
話時、操作者の音声は送話器7によりアナログの音声信
号に変換され、音声入力部6により適当なレベルに調整
されて音声処理部3に入力される。ここでA/D変換等
の処理がなされディジタルの音声情報信号が形成され、
通信インターフェース部2に情報チャンネルの信号とし
て供給されて多重化され、通信回線1をもって相手側端
末に送信される。逆に、相手端末から送信される音声信
号は、通信回線1から入力し、通信インターフェース部
2にて情報チャンネルの信号からディジタルの音声信号
が分離して抜き取られ、音声処理部3にてD/A変換等
の処理がなされてアナログの音声信号が形成され、音声
出力部4にて適当なレベルに調整され、受話器5によっ
て操作者に供給される。
【0015】次に、発着信制御動作及び、発信時のダイ
ヤル入力動作について説明する。発着信制御は、システ
ム制御部9により制御されるが、加えて呼制御部8が設
けられ制御用の信号チャンネルを利用して発信/着信処
理、回線接続/切断等の処理を実行する。操作部13に
は図2に示すように発信スイッチ133,#スイッチ1
39及びポーズスイッチ134,138を含む発信時の
ダイヤル番号を入力するダイヤルスイッチが設けられ、
電話機内部にはこの操作部13からの入力ダイヤル番号
を入力毎に一時蓄えるキー入力バッファメモリ12が設
けられる。発信時には、操作部13によりダイヤル番号
等がシステム制御部9に入力され、1入力毎に上記一時
キー入力バッファ12に蓄えられ、発着信/切断等の種
別とともに呼制御部8に設定され、通信インターフェー
ス部2にて制御チャンネルに多重され通信回線1へ出力
される。また、着信時には、通信回線1からの制御情報
は通信インターフェース部2から呼制御部8へと入力
し、システム制御部9に通知される。
ヤル入力動作について説明する。発着信制御は、システ
ム制御部9により制御されるが、加えて呼制御部8が設
けられ制御用の信号チャンネルを利用して発信/着信処
理、回線接続/切断等の処理を実行する。操作部13に
は図2に示すように発信スイッチ133,#スイッチ1
39及びポーズスイッチ134,138を含む発信時の
ダイヤル番号を入力するダイヤルスイッチが設けられ、
電話機内部にはこの操作部13からの入力ダイヤル番号
を入力毎に一時蓄えるキー入力バッファメモリ12が設
けられる。発信時には、操作部13によりダイヤル番号
等がシステム制御部9に入力され、1入力毎に上記一時
キー入力バッファ12に蓄えられ、発着信/切断等の種
別とともに呼制御部8に設定され、通信インターフェー
ス部2にて制御チャンネルに多重され通信回線1へ出力
される。また、着信時には、通信回線1からの制御情報
は通信インターフェース部2から呼制御部8へと入力
し、システム制御部9に通知される。
【0016】本実施例の電話装置には、上述の電話機本
来の構成に加えて、キー入力毎に起動し発信スイッチの
入力を一定期間監視するための発呼タイマ10、及び上
記発呼タイマ10の動作が停止している間キー入力放置
期間を監視するための発呼キャンセルタイマ11が付加
されている。
来の構成に加えて、キー入力毎に起動し発信スイッチの
入力を一定期間監視するための発呼タイマ10、及び上
記発呼タイマ10の動作が停止している間キー入力放置
期間を監視するための発呼キャンセルタイマ11が付加
されている。
【0017】図2(1),(2)は、本システムの操作
部の一例を示し、通常ISDN端末で発信する際、ダイ
ヤル番号入力後発信指示行う必要があり、図2(1)は
専用に設けた発信スイッチ133により、図2(2)は
ダイヤルスイッチ135中の#スイッチにより発信指示
を行うタイマである。図中、130,135はダイヤル
番号入力を行うためのダイヤルスイッチ、132,13
7はオンフックダイヤルを行うためのオンフックスイッ
チ、131,136はオンフック状態を知らせるオンフ
ックLED、133は発信指示を行うための発信スイッ
チ((2)のタイプでは#スイッチで行う)、134,
138は発呼タイマカウントを停止させるためのポーズ
スイッチである。
部の一例を示し、通常ISDN端末で発信する際、ダイ
ヤル番号入力後発信指示行う必要があり、図2(1)は
専用に設けた発信スイッチ133により、図2(2)は
ダイヤルスイッチ135中の#スイッチにより発信指示
を行うタイマである。図中、130,135はダイヤル
番号入力を行うためのダイヤルスイッチ、132,13
7はオンフックダイヤルを行うためのオンフックスイッ
チ、131,136はオンフック状態を知らせるオンフ
ックLED、133は発信指示を行うための発信スイッ
チ((2)のタイプでは#スイッチで行う)、134,
138は発呼タイマカウントを停止させるためのポーズ
スイッチである。
【0018】次に、本実施例に係わりあるダイヤル番号
入力時の発呼タイマ機能について図3に示すスイッチ入
力遷移図を用いて説明する。本実施例においては上記発
呼タイマ10の時間設定値をTsecとし、発呼キャン
セルタイマ11の時間設定値をSsecとして説明す
る。図3において手順(A)は通常の発信手順を示し、
上段がスイッチ入力、下段がスイッチ入力間隔である。
この発信手順では、オンフック入力後123−4567
#とダイヤル入力した場合、オンフックからダイヤル1
スイッチ入力までの時間はA0、ダイヤル1入力からダ
イヤル2入力までの時間はA1、同様にA2,A3,A
4,A5,A6,A7となり、時間A0〜A7はいずれ
も上段設定値Tsecより小さい。従って発信スイッチ
の操作より発呼処理がなされる。
入力時の発呼タイマ機能について図3に示すスイッチ入
力遷移図を用いて説明する。本実施例においては上記発
呼タイマ10の時間設定値をTsecとし、発呼キャン
セルタイマ11の時間設定値をSsecとして説明す
る。図3において手順(A)は通常の発信手順を示し、
上段がスイッチ入力、下段がスイッチ入力間隔である。
この発信手順では、オンフック入力後123−4567
#とダイヤル入力した場合、オンフックからダイヤル1
スイッチ入力までの時間はA0、ダイヤル1入力からダ
イヤル2入力までの時間はA1、同様にA2,A3,A
4,A5,A6,A7となり、時間A0〜A7はいずれ
も上段設定値Tsecより小さい。従って発信スイッチ
の操作より発呼処理がなされる。
【0019】アナログ電話に慣れた操作者がオンフック
入力後、手順(B)に示すように123−4567とダ
イヤル入力し(ここで、ダイヤル間の間隔時間B0〜B
6はそれぞれ、B0<T,B1<T,B2<T,B3<
T,B4<T,B5<T,B6<Tとする)、次のダイ
ヤル番号入力又は発信スイッチ入力がない時には、Ts
ec以上経過した時点で(B7≧T)発呼タイマ10が
時間オーバーを検出して制御信号を出力し、システム制
御9を介して呼制御部8が作動して入力されているダイ
ヤル番号に、自動的に発呼処理を行う。
入力後、手順(B)に示すように123−4567とダ
イヤル入力し(ここで、ダイヤル間の間隔時間B0〜B
6はそれぞれ、B0<T,B1<T,B2<T,B3<
T,B4<T,B5<T,B6<Tとする)、次のダイ
ヤル番号入力又は発信スイッチ入力がない時には、Ts
ec以上経過した時点で(B7≧T)発呼タイマ10が
時間オーバーを検出して制御信号を出力し、システム制
御9を介して呼制御部8が作動して入力されているダイ
ヤル番号に、自動的に発呼処理を行う。
【0020】手順(C)はオンフック入力後、123と
ダイヤル入力した時点でダイヤル番号を確認するため電
話帳などで番号を確認する場合に、ポーズスイッチ
“P”を入力することによりこのポーズスイッチ入力信
号が発呼タイマ10の動作を一時停止させる。ここで
は、ダイヤル3入力後、ポーズスイッチ“P”が入力さ
れたため仮えCx≧Tであっても、発呼タイマ10から
時間オーバー信号が出力されないため自動発信処理には
遷移しない。
ダイヤル入力した時点でダイヤル番号を確認するため電
話帳などで番号を確認する場合に、ポーズスイッチ
“P”を入力することによりこのポーズスイッチ入力信
号が発呼タイマ10の動作を一時停止させる。ここで
は、ダイヤル3入力後、ポーズスイッチ“P”が入力さ
れたため仮えCx≧Tであっても、発呼タイマ10から
時間オーバー信号が出力されないため自動発信処理には
遷移しない。
【0021】手順(D)はポーズスイッチ“P”の入力
にも拘わらずある一定期間次のダイヤル番号入力又は発
信スイッチ入力がない場合に、発呼キャンセルタイマ1
1を作動させて自動的に発呼動作を停止する。発呼キャ
ンセルタイマ11の時間設定値Ssecは上記発呼タイ
マ10の設定値Tsecに比べてS>Tに設計されてい
る。オンフック入力後、123とダイヤル入力した時点
でダイヤル番号を確認するため電話帳などで番号を確認
しようとポーズスイッチを入力したが、そのまま放置さ
れた場合等、Ssec以上経過した時点で(Dp≧S)
発呼キャンセルタイマ11が作動して自動的に発呼動作
を停止する。
にも拘わらずある一定期間次のダイヤル番号入力又は発
信スイッチ入力がない場合に、発呼キャンセルタイマ1
1を作動させて自動的に発呼動作を停止する。発呼キャ
ンセルタイマ11の時間設定値Ssecは上記発呼タイ
マ10の設定値Tsecに比べてS>Tに設計されてい
る。オンフック入力後、123とダイヤル入力した時点
でダイヤル番号を確認するため電話帳などで番号を確認
しようとポーズスイッチを入力したが、そのまま放置さ
れた場合等、Ssec以上経過した時点で(Dp≧S)
発呼キャンセルタイマ11が作動して自動的に発呼動作
を停止する。
【0022】これら一連の動作を図4のフローチャート
を用いて説明する。まず、ステップ400にてフックス
イッチがON状態かどうか監視し、OFF状態(発信補
足状態でない)の場合はステップ400を繰り返し、O
N状態(発信補足状態)の場合はステップ401に遷移
する。ステップ401ではスイッチ入力から次のスイッ
チ入力までの時間と発呼タイマ設定値Tを比較するた
め、発呼タイマ10を起動(スタート)させ、ステップ
402へ遷移する。ステップ402ではスイッチ入力を
監視し、スイッチ入力がある場合には407/411/
413へ、ない場合はステップ403にて前のスイッチ
入力からの経過時間がTsec以上か判断し、発呼タイ
マ≧Tsecの場合は、ステップ408へ、発呼タイマ
<Tsecの場合は、ステップ404にてポーズスイッ
チ“P”入力からの経過時間がSsec以上か判断し、
発呼キャンセルタイマ≧Ssecの場合は、ステップ4
05へ、発呼キャンセルタイマ<Ssecの場合は、ス
テップ402へ遷移し、ステップ402→403→40
4のループを繰り返す。
を用いて説明する。まず、ステップ400にてフックス
イッチがON状態かどうか監視し、OFF状態(発信補
足状態でない)の場合はステップ400を繰り返し、O
N状態(発信補足状態)の場合はステップ401に遷移
する。ステップ401ではスイッチ入力から次のスイッ
チ入力までの時間と発呼タイマ設定値Tを比較するた
め、発呼タイマ10を起動(スタート)させ、ステップ
402へ遷移する。ステップ402ではスイッチ入力を
監視し、スイッチ入力がある場合には407/411/
413へ、ない場合はステップ403にて前のスイッチ
入力からの経過時間がTsec以上か判断し、発呼タイ
マ≧Tsecの場合は、ステップ408へ、発呼タイマ
<Tsecの場合は、ステップ404にてポーズスイッ
チ“P”入力からの経過時間がSsec以上か判断し、
発呼キャンセルタイマ≧Ssecの場合は、ステップ4
05へ、発呼キャンセルタイマ<Ssecの場合は、ス
テップ402へ遷移し、ステップ402→403→40
4のループを繰り返す。
【0023】ステップ402にてスイッチ入力ありの場
合、それぞれの入力されたスイッチコードにて、#入力
の場合はステップ407へ、0〜9,*入力の場合はス
テップ411へ、ポーズP入力の場合は413へ、その
他の場合は402へ遷移する。スイッチ入力が0〜9,
*入力の場合(ステップ411)は、ステップ412に
て入力された番号コードを入力バッファメモリ12へ設
定し、発呼タイマ10の計数値をリセットして再スター
トし、発呼キャンセルタイマ11をストップし、ステッ
プ402にて次の入力に備える。また、スイッチ入力が
ポーズ入力の場合(ステップ413)は、ステップ41
4にて発呼タイマ10をストップ処理し、発呼キャンセ
ルタイマ11を起動し、ステップ402にて次の入力に
備える。
合、それぞれの入力されたスイッチコードにて、#入力
の場合はステップ407へ、0〜9,*入力の場合はス
テップ411へ、ポーズP入力の場合は413へ、その
他の場合は402へ遷移する。スイッチ入力が0〜9,
*入力の場合(ステップ411)は、ステップ412に
て入力された番号コードを入力バッファメモリ12へ設
定し、発呼タイマ10の計数値をリセットして再スター
トし、発呼キャンセルタイマ11をストップし、ステッ
プ402にて次の入力に備える。また、スイッチ入力が
ポーズ入力の場合(ステップ413)は、ステップ41
4にて発呼タイマ10をストップ処理し、発呼キャンセ
ルタイマ11を起動し、ステップ402にて次の入力に
備える。
【0024】スイッチ入力が#入力の場合、即ちステッ
プ407として発信スイッチが入力された場合、または
ステップ403にて発呼タイマ≧Tsecの場合(ダイ
ヤル入力後ある一定期間入力が途絶えた場合)はステッ
プ408に遷移し、発呼タイマ10の動作を停止させ、
ステップ409にて、入力バッファメモリに設定された
ダイヤル番号を呼設定(SETUP)コマンドに付加
し、呼制御部8にコマンドを発行する(発呼処理)。そ
して、ステップ401にて接続処理に遷移する。また、
ステップ404にて、発呼キャンセルタイマ<Ssec
の場合(ポーズスイッチ入力後ある一定期間入力が途絶
えた場合)は、ステップ405にて、発呼キャンセルタ
イマ11の動作を停止し、キー入力バッファメモリ12
の内容をクリアし、ステップ406にて発呼キャンセル
にて待機状態に遷移する。
プ407として発信スイッチが入力された場合、または
ステップ403にて発呼タイマ≧Tsecの場合(ダイ
ヤル入力後ある一定期間入力が途絶えた場合)はステッ
プ408に遷移し、発呼タイマ10の動作を停止させ、
ステップ409にて、入力バッファメモリに設定された
ダイヤル番号を呼設定(SETUP)コマンドに付加
し、呼制御部8にコマンドを発行する(発呼処理)。そ
して、ステップ401にて接続処理に遷移する。また、
ステップ404にて、発呼キャンセルタイマ<Ssec
の場合(ポーズスイッチ入力後ある一定期間入力が途絶
えた場合)は、ステップ405にて、発呼キャンセルタ
イマ11の動作を停止し、キー入力バッファメモリ12
の内容をクリアし、ステップ406にて発呼キャンセル
にて待機状態に遷移する。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アナログ
電話に慣れたユーザがISDN電話を利用する時でも、
ダイヤル入力後ある一定期間次のダイヤル番号入力又は
発信スイッチ入力がない時、発信指示入力がなくともそ
の時点で入力されているダイヤル番号に、自動的に発呼
処理を行うので、戸惑うことなくISDN電話に移行で
きるし、操作性が格段に良くなる効果がある。
電話に慣れたユーザがISDN電話を利用する時でも、
ダイヤル入力後ある一定期間次のダイヤル番号入力又は
発信スイッチ入力がない時、発信指示入力がなくともそ
の時点で入力されているダイヤル番号に、自動的に発呼
処理を行うので、戸惑うことなくISDN電話に移行で
きるし、操作性が格段に良くなる効果がある。
【図1】 本発明の一実施例を示す電話機のブロック
図。
図。
【図2】 同実施例の操作部の例を示す図。
【図3】 同実施例の発信手順を説明するタイムチャー
ト。
ト。
【図4】 同実施例の電話ダイヤル操作に伴う発呼動作
を説明するフローチャート。
を説明するフローチャート。
1 通信回線 2 通信インターフェース部 8 呼制御部 9 システム制御部 10 発呼タイマ 11 発呼キャンセルタイマ 12 キー入力バッファメモリ 13 操作部 133 発信スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の情報チャンネルと制御用の信号チ
ャンネルを有するディジタル回線に接続され、情報チャ
ンネルを利用して音声を伝達する電話機において、ダイ
ヤル番号を入力するためのダイヤルスイッチと、入力し
たダイヤル番号での発信を指示する発信スイッチと、ダ
イヤル番号入力時に入力したスイッチコードを一時蓄え
るキー入力バッファメモリと、ダイヤル番号入力毎にリ
セット起動し、スイッチ入力のない一定期間をカウント
すると共に、所定のカウント値に達したことを検出して
制御部に出力する発呼タイマ手段とを備えてなることを
特徴とする電話機。 - 【請求項2】 複数の情報チャンネルと制御用の信号チ
ャンネルを有するディジタル回線に接続され、情報チャ
ンネルを利用して音声を伝達する電話機において、ダイ
ヤル番号を入力するためのダイヤルスイッチと、入力し
たダイヤル番号での発信を指示する発信スイッチと、ダ
イヤル番号入力時に入力したスイッチコードを一時蓄え
るキー入力バッファメモリと、ダイヤル番号入力毎にリ
セット起動し、スイッチ入力のない一定期間をカウント
すると共に、所定のカウント値に達したことを検出して
制御部に出力する発呼タイマ手段と、該発呼タイマ手段
のタイマ動作を停止指示するポーズスイッチとを備えて
なることを特徴とする電話機。 - 【請求項3】 複数の情報チャンネルと制御用の信号チ
ャンネルを有するディジタル回線に接続され、情報チャ
ンネルを利用して音声を伝達する電話機において、ダイ
ヤル番号を入力するためのダイヤルスイッチと、入力し
たダイヤル番号での発信を指示する発信スイッチと、ダ
イヤル番号入力時に入力したスイッチコードを一時蓄え
るキー入力バッファメモリと、ダイヤル番号入力毎にリ
セット起動し、スイッチ入力のない一定期間をカウント
すると共に、所定のカウント値に達したことを検出して
制御部に出力する発呼タイマ手段と、該発呼タイマ手段
のタイマ動作を停止指示するポーズスイッチと、該ポー
ズスイッチ入力時にリセット起動し、スイッチ入力のな
い一定期間をカウントする発呼キャンセルタイマ手段と
を備えてなることを特徴とする電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26095991A JPH0575690A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26095991A JPH0575690A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575690A true JPH0575690A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=17355145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26095991A Pending JPH0575690A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0575690A (ja) |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP26095991A patent/JPH0575690A/ja active Pending
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