JPH0575365A - Pcmオーデイオ信号の処理回路 - Google Patents

Pcmオーデイオ信号の処理回路

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JPH0575365A
JPH0575365A JP26517091A JP26517091A JPH0575365A JP H0575365 A JPH0575365 A JP H0575365A JP 26517091 A JP26517091 A JP 26517091A JP 26517091 A JP26517091 A JP 26517091A JP H0575365 A JPH0575365 A JP H0575365A
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JP
Japan
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audio signal
signal
pcm audio
level
pcm
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Pending
Application number
JP26517091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Murakami
芳廣 村上
Kazutoshi Nomoto
和利 野本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】二つのPCMオーディオ信号を接続する時に、
各PCMオーディオ信号のレベル変化のカーブを独立に
制御可能とし、効果的なクロスフェード処理を行う。 【構成】PCMオーディオ信号Pa、Pbが乗算器2
a、2bに供給され、係数k1、k2が乗算されること
により、それぞれのレベルが制御され、乗算器2a、2
bの出力信号が加算器4で加算される。この係数k1、
k2は、係数発生器3a、3bから発生する。係数発生
器3a、3bに設定データがスイッチング回路S1〜S
3、セレクタ6を介して供給される。これによって、係
数k1、k2の変化のカーブが独立して所望のものに設
定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、PCMオーディオ信
号の処理回路、特に、異なる二つのPCMオーディオ信
号を接続するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】入力された複数チャンネルのオーディオ
信号をミキシング処理し、より少ないチャンネル数の出
力オーディオ信号を発生するオーディオミキサーが知ら
れている。例えば4台のVTRで再生された(4×4=
16チャンネル)のオーディオ信号をミキサーに供給
し、4チャンネルの出力オーディオ信号が形成される。
この種のオーディオミキサーにおいて、異なるPCMオ
ーディオ信号を接続する処理が行われる。この接続点で
の処理は、クロスフェードと称され、従来では、図4に
示す概略的な構成によって、クロスフェードがなされて
いた。
【0003】入力端子1aおよび1bから異なるPCM
オーディオ信号PaおよびPbが供給される。そして、
可変減衰器ATaおよびATbによって、それらのレベ
ルが制御され、加算器4でレベル制御された二つのPC
Mオーディオ信号が加算され、出力端子5に取り出され
る。可変減衰器ATaでは、オーディオPCM信号Pa
に対して、図5に示す時間的な変化を有する係数k1が
乗算され、可変減衰器ATbでは、オーディオPCM信
号Pbに対して、図5で破線で示す係数k2が乗算され
る。図5中のタイミングt1は、PCMオーディオ信号
Pa、Pbがフェードアウト/インを開始するIN点で
あり、タイミングt2は、PCMオーディオ信号Pa、
Pbがフェードアウト/インを完了するOUT点であ
る。これらのIN点およびOUT点の間がクロスフェー
ド期間である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のクロスフェード
回路では、減衰器ATa、ATbのレベル制御が連動し
ており、その結果、係数k1およびk2は、相補的なも
の(すなわち、k1+k2=1)であるとともに、t1
=t2であって、レベル制御のカーブ、IN点あるいは
OUT点の設定を独立に行うことができなかった。その
結果、接続点の処理の仕方が制約され、効果的な接続点
処理ができない問題があった。
【0005】従って、この発明の目的は、IN点、OU
T点の設定、レベル制御のカーブの設定を独立して行う
ことができるPCMオーディオ信号の処理回路を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1のPC
Mオーディオ信号Paが供給され、第1のPCMオーデ
ィオ信号Paのレベルを制御する第1のレベル制御回路
(2a)と、第2のPCMオーディオ信号Pbが供給さ
れ、第2のPCMオーディオ信号Pbのレベルを制御す
る第2のレベル制御回路(2b)と、第1のレベル制御
回路(2a)に供給され、第1のPCMオーディオ信号
Paのレベル変化、フェードアウトの開始およびその終
了のタイミングを制御するための第1の制御信号k1を
発生する第1の制御信号発生回路(3a)と、第2のレ
ベル制御回路(2b)に供給され、第2のPCMオーデ
ィオ信号Pbのレベル変化、フェードインの開始および
その終了のタイミングを制御するための第2の制御信号
k2を発生する第2の制御信号発生回路(3b)と、第
1および第2のレベル制御回路(2a、2b)の出力信
号を加算して出力する加算器(4)とからなることを特
徴とするPCMオーディオ信号の処理回路である。
【0007】
【作用】各PCMオーディオ信号のレベル変化のカー
ブ、それぞれのIN点、OUT点を独立して制御するこ
とができる。従って、効果的な接続点の処理を行うこと
ができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この一実施例によるクロスフ
ェード回路であり、図2は、この発明を適用できる編集
システムの一例である。最初に編集システムについて説
明する。11a、11b、11c、11dがそれぞれV
TRを示す。これらのVTR11a〜11dは、ビデオ
信号を記録/再生できるとともに、4チャンネルのPC
Mオーディオ信号を記録/再生できる。VTR11a〜
11dの動作モードの制御、ビデオ信号の処理は、編集
制御装置(図示せず)でなされるが、この発明と関係が
少ないので、その説明を省略する。
【0009】VTR11a〜11dで再生されたPCM
オーディオ信号がオーディオミキサー12の入力信号と
される。オーディオミキサー12からは、ミキシングさ
れた4チャンネルのPCMオーディオ信号Pcと、モニ
タ用の4チャンネルのPCMオーディオ信号Pdとが発
生する。PCMオーディオ信号Pdは、D/A変換器1
3に供給される。
【0010】4台のVTRのうちの1台のVTRがレコ
ーダとして動作し、それがオーディオミキサー12から
の処理された結果のPCMオーディオ信号Pcを磁気テ
ープ上に回転ヘッドによって記録する。D/A変換器1
3が出力するアナログオーディオ信号がアンプ14a、
14b、14c、14dをそれぞれ介してスピーカ15
a、15b、15c、15dに供給される。このモニタ
構成によって、ユーザが編集点(IN点/OUT点)の
決定、編集結果のモニタを行う。
【0011】オーディオミキサー12は、入力チャンネ
ルのそれぞれのレベルを独立に制御するための制御信号
を発生するチャンネルフェーダと、このレベル制御信号
に応じて、各チャンネルのPCMオーディオ信号のレベ
ルを制御するとともに、編集点での処理を行う信号処理
部とから主として構成される。このオーディオミキサー
12の信号処理部内に図1に示すクロスフェード回路が
設けられている。
【0012】図1を参照してクロスフェード回路につい
て説明する。1a、1bには、PCMオーディオ信号P
a、Pbがそれぞれ供給される。IN点より前では、P
CMオーディオ信号Paが主たる信号であり、OUT点
より後では、PCM信号Pbが主たる信号である。この
主たるオーディオ信号がプログラムと称され、抑えられ
ているオーディオ信号がプリセットと称される。これら
のPCMオーディオ信号Pa、Pbは、図2のシステム
では、VTR11a〜11dの何れかで再生されたチャ
ンネルの信号である。
【0013】入力PCMオーディオ信号Pa、Pbが乗
算器2a、2bにそれぞれ供給される。乗算器2a、2
bには、係数発生器3a、3bで生成された係数k1、
k2がそれぞれ供給される。乗算器2a、2bにおい
て、PCMオーディオ信号Pa、Pbの各サンプルに対
して係数k1、k2(0≦k1、k2≦1)が乗算され
ることによって、レベル制御がなされる。乗算器2a、
2bの出力信号が加算器4に供給され、加算器4から出
力端子5にクロスフェードがされた出力信号Pcが取り
出される。
【0014】係数発生器3a、3bには、スイッチング
回路S1、S2、S3によって、選択的に設定データが
セレクタ6から供給される。セレクタ6および表示部7
には、カウンタ8により生成された設定データが供給さ
れる。カウンタ8は、制御回路9からクロックCKおよ
び計数方向(UP/DOWN)を制御するための制御信
号U/Dが供給される。制御回路9には、ユーザが操作
するキースイッチ10が接続されている。また、制御回
路9は、セレクタ6を制御するためのセレクト信号R
0、スイッチング回路S1、S2、S3の制御信号R
1、R2、R3も発生する。
【0015】カウンタ8は、設定データD1、D2、D
3を生成するために共用される。設定データは、PCM
オーディオ信号PaおよびPbのそれぞれに対応してい
るので、全てで6個の設定データが存在する。信号P
a、Pbに関する設定データの切り換えは、スイッチン
グ回路S1、S2、S3によってなされ、3種類の設定
データの切り換えは、セレクタ6によってなされる。設
定データD1は、フェードインあるいはフェードアウト
の開始および終了タイミングを規定するためのものであ
る。例えば編集点の前後のオフセット時間が設定データ
D1で規定される。設定データD2は、フェードインあ
るいはフェードアウトの期間の長さを含むレベル制御の
カーブを規定するためのものである。設定データD3
は、PCMオーディオ信号Pa、Pbのレベルを規定す
るためのものである。
【0016】例えばキースイッチ10中の所定のキーを
操作することで、設定データの種類の指定、信号Pa、
Pbの指定を行ってから、カウンタ8の値を増減させる
ことによって、所望の設定データを生成できる。係数発
生器3a、3bは、それぞれ例えばROMで構成されて
いる。PCMオーディオ信号Paに関する3個の設定デ
ータが係数発生器3aに順次供給されることで、それに
応じたモードの制御を行うための係数k1が生成され
る。同様に、PCMオーディオ信号Pbに関する3個の
設定データが係数発生器3bに順次供給されることで、
それに応じたモードの制御を行うための係数k1が生成
される。
【0017】この発明は、図1に示すようなハードウエ
アに限らず、コンピュータのソフトウェアによって、同
様の処理を行うこともできる。
【0018】図3を参照して、上述の構成によるクロス
フェードのモードについて説明する。図3において、実
線のカーブが係数k1を表し、破線のカーブが係数k2
を表す。図3Aは、開始タイミングt1および終了タイ
ミングt2が同一とされ、係数k1、k2が相補的に変
化するモードを示す。これら係数k1、k2によって、
信号Paがフェードアウトし、信号Pbがフェードイン
する。図3Bは、編集点のタイミングt1において、k
1が立ち下がり、k2が立ち上がるモードである。これ
によって、信号Pa、Pbがそれぞれカットイン、カッ
トアウトされる。これらの図3Aおよび図3Bのモード
は、従来のクロスフェード回路が行うことができるもの
である。
【0019】図3Cに示すモードは、係数k1がタイミ
ングt1からt3までの間でフェードアウトのカーブを
描いて減少し、また、係数k2がタイミングt2で立ち
上がるものである。この場合は、フェードアウト、カッ
トインの処理がされる。図3Dは、k1、k2の変化が
図3Cと逆のものであり、カットアウト、フェードイン
の処理がされる。図3Eは、t1〜t2の期間でk1が
減少し、フェードアウトがなされ、t2〜t3の期間で
k2が増加し、フェードインがなされる。図3Fは、t
1〜t2の期間でk1が減少し、フェードアウトがなさ
れ、t2でk2が立ち上がり、カットインがなされる。
図3Gは、これと逆に、t1でk1が立ち下がり、カッ
トアウトがなされ、t1〜t2の期間でk2が増大し、
フェードインがなされる。
【0020】図3A〜図3Gでは、係数k1、k2の変
化の幅は、等しく例えば1とされているが、図3Hに示
すように、t1〜t2の期間でクロスフェードを行う時
に、フェードアウトカーブのk1が0ではなく、それよ
りやや大きい値に到達するようにしても良い。この図3
Hのモードは、信号Pa、Pbのレベルを独立に制御し
た結果、可能となる。具体的には、k1によって、信号
Paを多少残して、これをBGMとし、そこにアナウン
サーの声を重畳することができる。
【0021】
【発明の効果】この発明では、クロスフェード処理にお
けるタイミングあるいはレベルが二つのPCMオーディ
オ信号に関して独立に制御可能であり、その結果、効果
的なクロスフェード処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】この発明を適用できる編集システムの一例のブ
ロック図である。
【図3】この発明の一実施例のクロスフェード処理のい
くつかのモードを示す略線図である。
【図4】従来のクロスフェード回路の概略的なブロック
図である。
【図5】従来のクロスフェード回路の説明に用いる略線
図である。
【符号の説明】
1a、1b 入力端子 2a、2b 乗算器 3a、3b 係数発生器 4 加算器 5 出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のPCMオーディオ信号が供給さ
    れ、上記第1のPCMオーディオ信号のレベルを制御す
    る第1のレベル制御回路と、 第2のPCMオーディオ信号が供給され、上記第2のP
    CMオーディオ信号のレベルを制御する第2のレベル制
    御回路と、 上記第1のレベル制御回路に供給され、上記第1のPC
    Mオーディオ信号のレベル変化、フェードアウトの開始
    およびその終了のタイミングを制御するための第1の制
    御信号を発生する第1の制御信号発生回路と、 上記第2のレベル制御回路に供給され、上記第2のPC
    Mオーディオ信号のレベル変化、フェードインの開始お
    よびその終了のタイミングを制御するための第2の制御
    信号を発生する第2の制御信号発生回路と、 上記第1および第2のレベル制御回路の出力信号を加算
    して出力する加算器とからなることを特徴とするPCM
    オーディオ信号の処理回路。
JP26517091A 1991-09-17 1991-09-17 Pcmオーデイオ信号の処理回路 Pending JPH0575365A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26517091A JPH0575365A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 Pcmオーデイオ信号の処理回路

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JP26517091A JPH0575365A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 Pcmオーデイオ信号の処理回路

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JP26517091A Pending JPH0575365A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 Pcmオーデイオ信号の処理回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730351A (ja) * 1993-07-12 1995-01-31 Nec Corp 出力制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730351A (ja) * 1993-07-12 1995-01-31 Nec Corp 出力制御装置

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