JPH0575302B2 - - Google Patents

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JPH0575302B2
JPH0575302B2 JP3803688A JP3803688A JPH0575302B2 JP H0575302 B2 JPH0575302 B2 JP H0575302B2 JP 3803688 A JP3803688 A JP 3803688A JP 3803688 A JP3803688 A JP 3803688A JP H0575302 B2 JPH0575302 B2 JP H0575302B2
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line
monitoring
repeater
output
signal
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Hidesuke Motoi
Noboru Nakama
Atsushi Suzuki
Eiji Sugawara
Naoyuki Kato
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Fujitsu Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 PCM−30、PCM−24方式等の低次群デイジタ
ル伝送路のための監視方式に監視、 回線を断とすることなく、運用中でも、監視局
において監視情報を収集可能とすることを目的と
し、 各中継器に、各回線の増幅器の出力トランスの
3次巻線として構成されたモニタ出力を生ずる巻
線と、 これらのモニタ出力の指定された一つを取り出
すスイツチと、 該スイツチの出力を受けて回線状態を検出する
エラーモニタと、 一対のモデムと、プロセツサを設け、 該伝送路の一端の監視局にもプロセツサとモデ
ムを設け、 これらのモデムをカスケードに接続して監視線
を構成し、 監視局のプロセツサは監視対象の中継器及び回
線番号を指定するアドレス情報を含むコマンドを
送出し、 これを受けて指定された中継器のプロセツサは
前記スイツチを操作して該当回線の状態を検出
し、監視局へ返送するように構成したものであ
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、PCM−30ch又はPCM−24ch方式等
の低次群デイジタル伝送路のための監視方式に関
する。
第1図は一般的なPCM−30ch方式によるデイ
ジタル伝送システムの構成図である。
交換機から出力される局線信号は、30チヤネル
分が多重化装置により2Mbpsのデイジタル信号
に多重化される。多重化されたデイジタル信号
は、端局中継装置LTE0により増幅され、上り
の中継線に送出される。中継線には約2Km毎に中
間中継器REP0,1,……nが設けられており、
各中間中継器にて所定のレベルまで増幅されて、
対向する端局中継装置LTE1へ中継される。
逆に、端局中継装置LTE1から端局中継装置
LTE0へ中継する場合は、下りの中継線を介し
て2Mbpsのデイジタル信号を伝送し、多重分離
装置により、各チヤンネルに分離され、交換機に
入力される。
なお、端局中継層LTE1は、他の中継線との
合流点や、他の中継線への分岐点及び他の交換機
の局線の入出力点に設けられる。
第1図に示すデイジタル伝送システムの高信頼
に動作させるためには、端局中継装置LTE0,
1や中間中継装置REP0,1……n、及び中継
線で発生する障害を監視する必要がある。このた
め、中間中継装置REP0,1……nに設けたモ
ニタ装置MON0,1……nと端局中継装置に設
けた監視装置SV0,1とを監視用専用線を用い
て接続して障害箇所の検出を行う。
〔従来の技術〕
従来、PCM−30ch方式の中継伝送路において
は、回線の障害位置検出をアウトオブサービスに
て、パルトリオ余裕度試験で行つている。
第2図は従来例の監視システムの構成を示すブ
ロツク図であり、第3図は従来例で使用されるパ
ルストリオ発生器の出力信号を説明する図であ
る。
第2図において、端局中継装置13、中間中継
装置14−1,14−2……、(この場合、24台
まで設置できる。)あるいは伝送路じの障害箇所
を調べるために、まず回線を断にして非運用状態
にする。
次に、パルストリオ発生器12の出力を端局中
継装置13に送信部1(以下Tと称する)の入力
端子19−1に加える。パルストリオ発生器12
は、第3図a,bに示すように「1」「0」「−
1」「0」「1」又は「−1」「0」「1」「0」「−
1」のパルストリオの繰り返し(第3図c)によ
り、その直流成分を一定周波数で変化させること
ができる。(第3図d) 第3図a,bに示すパルストリオの繰り返し方
によつて音声周波数帯域内の24種類の直流成分の
変化周期を得ることができる。(今の場合3016Hz
〜1005Hz) 例えば、直流レベルの変化がf1の周波数(例
えば3016Hz)のパルストリオ信号を端局中継装置
13の入力端子19−1に加えると、この端局中
継装置13内のT1を介して、f1とその近傍の
周波数の信号を通す帯域フイルタ15(以下
BPFと称する)に加えられ、BPF15を通つて
選択レベルメータ21に加えられる。選択レベル
メータ21において、周波数f1における受信レ
ベルを測定して送信側のパルストリオ発生器12
の出力レベルと比較される。そして送信側の出力
レベルと受信側の受信レベルとの違いが所定範囲
内であれば、T1において障害はなかつたものと
判定する。
逆に、受信側のレベルが送信側のレベルとある
一定値以上異なる場合、T1に何等かの障害が発
生したと判定する。
次に、端局中継装置13内のT2についても、
パルストリオ発生器12の出力を入力端子19−
2に加えることにより同様にして行う。
以下、実装されているT3〜T36についても
同様にして行う。
次に中間中継装置14−1,14−2……につ
いて行う。まず、パルストリオ発生器12から、
f2の周波数(たとえば2792Hz)の信号を入力端
子19−1に加える。すると、端局中継装置13
内に有するBPF15はこの周波数f2は通さず、
端局中継装置13のT1の出力に接続された中間
中継装置14−1内のT1を介して、f2の周波
数を通すBPF16を通つて、選択レベルメータ
21に加えられる。
選択レベルメータ21において、送信側の出力
レベルと受信側の出力レベルとが比較され、上述
したf1の場合と同様にして、T1における障害
の有無の判定が行われる。T2以下、最大36台に
ついても同様にして行う。
以下、同様にして、実装されている中間中継装
置のすべてについて(このパルストリオでは24種
類の周波数を作ることができるため、各中間中継
装置に固有の周波数を割り当てると、24台まで実
装可能である。)障害箇所の検出が行われる。
又、受信部(以下Rと称する)の障害箇所の検
出についても対向する端局中継装置に設置したパ
ルストリオ発生器から受信側の入力端子に上述し
たようなf1,f2……の周波数の信号を加える
ことにより行う。
このようにして、装置や伝送路の障害箇所の検
出を行つていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
局間の伝送路はかなりの長さがあるが普通であ
り、そしてPCM−30方式における2Mbpsの伝送
路の中継器間隔は、一般に2Kmであるから、局間
には多数の中継器が挿入されることとなる。監視
用信号の直流レベルの変動周期fは、各中継器毎
に変えて、これら中継器の試験を行うが、この周
波数の取りうる値は、1〜3kHzの音声周波数帯
で24種類である。即ち、監視装置は24主の周波数
を各中継器に割り当てて、端局側から各中継器を
一つづづ試験する。従つて、台2図の方式では、
局間中継器数は24で、それ以上は監視できない。
また、監視線には増幅器がないので、信号の減
衰が問題である。伝送路の両端の局に監視局を設
けると監視線は局間距離の1/2で良いが、これが
限度であり、この信号減衰問題は局間距離に制約
を与える。
また、この方式では、主信号系にパルストリオ
信号を挿入して試験するので、インサービス(サ
ービス運用中)では実施できず、通常運用状態で
の監視ができず、試験のたびにサービスを中継す
る必要がある。
従つて、本発明の目的は、低次群デイジタル伝
送システムにおいて、通常運用状態での監視を可
能とすることにある。
また、本発明の目的は、局間中継器数に制限な
く、且つ監視線の距離にも制限の無い監視方式を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明ではインサービスで中継器のエラー監視
を行い、また監視線に実効的に増幅機能も持たせ
て信号減衰の問題を除く。
第4図に本発明におけるシステムの基本構成を
示す。
第4図でLTE0は監視局となる端局中継装置、
REP0,REP1……は伝送路に挿入された中継
器である。中継器の要部は増幅器であり、伝送器
は2線伝送路で双方向性があるから、この増幅器
は上り方向の伝送路に対するT1と下り方向の伝
送路に対するR1のの2組からなる。
なお、伝送路は実際は複数本(複数回線)あ
り、これについて増幅T1,R1も各々複数個あ
る。SWはこれら増幅器の出力のモニタ信号の一
つを取り出すスイツチである。B/Uはスイツチ
SWのバイポーラ出力(伝送路にはバイポーラ信
号(例えばAMI信号)が伝送される。)をユニポ
ーラ信号に変換する変換器、EMは変換器B/U
の出力を受けてエラーレートを求めるエラーモニ
タである。
次にCPUはプロセツサ、FIa,FIbはFSKイン
ターフエース(モデム)、Ta,Tbはトランスで、
これらはFSKモデム監視回路の1中継器分を構
成する。各中継器REP0,REP1……とも構成
は同じである。
端局中継装置LTEにもプロセツサCPU、FSK
インターフエースFI、及びトランスTが置かれ、
各トランスは端局LTEのトランスTと中継器
REP0のトランスTa、中継器REP0のトランス
Tbと中継器REP1のトランスTa,……の順でカ
スケードに接続される。この場合、監視線Lは双
方向の2線伝送路である。
また、第5図に示すように、各中継器の増幅器
T1,R1は入力トランスT11,T21、出力
トランスT12,T22を備え、出力トランスT
12,T22は3巻線形で、その一つはモニタ出
力M1,M2を生ずる。スイツチSWが選択する
のはこのモニタ出力のうちの1つである。
〔作用〕
第5図に示すように、各中継器にFSKモデム
を2個用意し、これらのモデムをカスケード接続
することにより、各中継器で採集したエラーレー
ド情報を、端局のCPUで収集することができる。
この場合、監視線の情報は、FSK変調されて
いるため、監視線の距離を延ばすことができ、且
つ回線上のデータを直接エラー監視しているた
め、インサービスで監視することができる。
〔実施例〕
第4図、第5図、第6図を参照しつつ、本発明
の構成、動作について詳細に説明する。
このシステムでは、インサービス状態で中継器
の増幅器の1つのモニタ出力をアナログスイツチ
SWにより取り込んで変換器B/Uに加え、その
ユニポーラ出力をエラーモニタEMに加える。第
6図aはモニタ出力Mを、また第6図bは変換器
B/Uの出力を示す。エラーモニタEMはこのH
(ハイ)、L(ロー)レベルを変換器B/Uで再生
されたクロツクCLKで取り込み、入力断、10-3
エラー、10-4エラー、10-5エラー……を検出し
(信号はAMI符号であるから、正、負パルスが交
互に受信される。従つて、正、正または負、負と
続けて受信されればエラーであり、10-3は103
のパルスに1回エラーが発生することを示す。他
もこれに準ずる。)、ノーマル時L、アラーム時H
の出力を生ずる。プロセツサCPUはこれを取り
込んで、第6図dのフオーマツト(RS232Cのデ
ータフオーマツト)で出力する。第6図eは
FSKインターフエースFIの出力を示し、これは
図示のようにデータ1を1.3kHz、データ0を2.1k
Hzの正弦波でFSK変調して出力する。
エラーモニタERの出力は第12図に示うよう
に入力断(信号無)、10-3、10-4、10-5、10-6
10-7の各エラーの6種をそれぞれ1ビツトづつ出
力する。CPUは、このエラーモニタの出力を第
12図に示すように3ビツトにコード化する。そ
して、第3図dに示すように宛先アドレス、自己
の中継器番号、モニタした回線番号、コードデー
タを出力する。
監視局のプロセツサCPUは監視対象の中継器
の番号及びこの中継器内の回線番号などのアドレ
ス情報をFSK変調して送出する。監視局のプロ
セツサはREP0の回線番号、REP0の回線番
号……REP0の回線番号、REP1の回線番号
、REP1の回線番号……、の順にポーリン
グを行い、REPnまでの情報を収集する。この場
合のフオーマツトは、第6図において、SEND
ADDRESSは中継器番号である。
各中継器では送られてきた信号を取り込み、自
己宛のものであれば、指定された回線の状態情報
を宛先(監視局)アドレスを付して返送し、自己
あてのものでなければこの信号を次の中継器へ送
出する。このように、各中継器では、送受信を繰
り返す。この時、送信信号のレベルは0dBである
から、実効的に増幅が行われたことになり信号減
衰の問題はなくなり、監視線長は無限に大でも良
くなる。
また、監視は、特別の試験信号を送出して行う
のではないから、インサービス中に行なうことが
できる。サービス中でない回線は、通常アイドル
信号が伝送されているから、やはり監視可能であ
る。
エラーレートを10-3、10-4、10-5、10-6、10-7
のエラーの如く細かく設定すると、前前回試験時
は10-7、前回試験時は10-6、今回試験時は10-5
いうふうに、回線の悪化の進行具合を把握するこ
とができ、保守に有益である。
モニタ出力は、第5図に示したように出力トラ
ンスから得るが、これは、パルストリオを用いた
試験方式でも同様である。従つて、本発明の方式
では、パルストリオを使用した方式と互換性があ
り、パルストリオ試験にも容易に対応できる。
第7図は中継器Rの構成例を示す。双方向回線
(2線伝送路))を36回線用いるので増幅器T1,
R1の対は36対であり、モニタ出力はM1,M
2,……M71,M72の72個存在する。アナロ
グスイツチSWはこれらの一つを選択するもので
あり、QはnチヤネルFETとpチヤネルFETと
を並列接続してなる公知のスイツチであり、Iは
反転信号を作るためのインバータである。これら
が各モニタ出力に対して設けられ、アドレスデコ
ーダADの選択出力Y1,Y2……Y72の一つ
より選択される。選択された一つのモニタ出力は
トランスTTを経てバイポーラ/ユニポーラ変換
器B/Uに入力される。アドレスデコーダADへ
のアドレス信号は監視局から送信されたもので、
これをFSKインターフエースを通してプロセツ
サCPUが取り込み、バツフア1を介してアドレ
デコーダADへ供給する。
第8図は、監視系の具体例を示す。Ta,Tbは
第4図で述べたトランス、CPUは同プロセツサ
である。DUP103a,103bはデユプレク
サで監視線Lからの受信信号と送信信号とを分離
する分波器として動作する。即ち、2線/4線変
換回路である。101a,102a,101b,
102bはFSKの2種の周波数にたいするフイ
ルタで、デユプレクサDUP103a,103b
と組み合わせせられて2種の周波数の信号を送受
する。LMT104a,LMT104bはリミツタ
フイルム102a,102bからの正弦波信号を
矩形パルスに成形し、FSKモデム100a,1
00bの入力形態に合わせる。
CD105a,CD105bはキヤリアデイテク
タで、FSK信号の検出を行い、Lで検出、Hで
不検出の出力を生ずる。FSKモデム100a,
100bはアナログのFSK信号を1,0のデイ
ジタル信号に変換する。CGはクロツク発生器で、
3.38MHzを発生し、FSKモデム100a,100
b及びプロセツサCPUに駆動用クロツクとして
供給する。
次に動作第9図、第10図、第11図を参照し
て説明する。待機状態では、CPUはSETa,
SETbをともにHとしてFSKモデム100a,1
00bを受信状態にしている。トランスTaより
FSK入力があると、これはデユプレクサDUP1
03aを通過して(第9図a)フイルタ102a
に入力され、FSK入力に載つた雑音(第9図a)
が除かれて、1.3kHzと2.1kHzの正弦波信号になり
(第9図b)、リミツタLMT104aに入力され
る。
リミツタLMT104aはFSKモデムの入力端
RCaのインターフエース条件に合うように矩形波
(詳しくは台形波)に成形される。(第9図c) 以下、第10図を参照して説明する。成形され
た矩形波は、またキヤリアデイテクタCD105
aに入力され、その出力CDaをLにする。これを
受けるとCPUは出力SETaをHにしてFSKモデム
100aのACTをHにし、受信モードにすると
とに、出力SETbをLにして、FSKモデム100
bを非受信モード(受信モード)にする。
従つて、NANDゲート107の出力がHとな
り、ENbがHとなり、FSKモデム100bは動
作を停止するとともに、その出力RDbをHに固
定して、ANDゲート106を開き、FSKモデム
100aの出力RDaをCPUのRD端子に入力す
る。
また、NANDゲート108の出力はLとなる
ため、ENaをLとしてFSKモデム100aを動
作状態としている。
従つて、FSKモデム100aは入力端RCaの
アナログFSK入力を1,0のデイジタル信号に
変換し、これを端子RDaを通してCPUへ出力す
る。プロセツサCPUはRDから自己を指定するア
ドレスを持つをコマンドを受信すると、指定され
た回線のモニタ出力を選択するようアトレスデコ
ーダADにアドレス信号を送る。これにより、モ
ニタ出力がスイツチSW、トランスTTの経路で
取り出され、変換器B/Uを通つてエラーモニタ
EMに入力される。
以下第11図を参照して説明する。エラーモニ
タはエラー内容ERR3,ERR4,……を出力し、
プロセツサCPUはこれを所定の電文フオーマツ
トに成形するとともに、これをFSK変調してト
ランスTaより送出するためFSKモデム100a
を送信状態とすべく、SETaをLにする。これに
よりこの電文はTD端子よりFSKモデム100
a、フイルタ101a、DUP103a、Taの経
路で送出される。なお、この時はSETbもLにし
て、トランスTbkからFSK信号が入りこむのを
阻止する。
トランスTaから入つてきたFSK信号がこの中
継器に対するコマンドでないとき、CPUはRDよ
り受信したデータをトランスTbより送出するた
め、SETaをH、SETbをLとして、FSKモデム
100bを送信状態とし、次の中継器へ送信す
る。
第13図に第8図の回路例を示す。図におい
て、デユプレクサ103a,103bは2線/4
線変換回路でオペアンプ2個で構成されており、
フイルタ101a,102a及び101b,10
2bはスイツチドキヤパシタフイルタであり、
CLKはそのスイチング用のクロツクである。
ここでは、2.2kHz(FSK信号の「0」が2.1kHz
のため)以下の信号を取り出すため153.6kHzのク
ロツクを用いており、発振器CGの出力を分周し
て作成する。
LMT104a,104bは正弦波/矩形波変
換回路であり、フイルタ102a,102bの出
力をデユーテイ50%の矩形波に変換する。これ
は、コンパレータ1個で構成されている。
CD105a,105bはキヤリア検出回路で
あり、フイルタ102a,102bの出力を矩形
波に変換するととに、直流バイアスを加える。こ
れを、CR回路にて積分し、信号あり、無しでの
直流レベル差を検出する。従つて、この回路の
CRの時定数で、キヤリア検出に必要な時間が決
定する。
FSKモデム100a,100bは1チツプLSI
で構成されており、復調は、デユーテイ50%の矩
形波入力に対し周波数/デイジタル変換を行う。
(RCRD)変調は、逆にデイジタル/周波数変
換を行い、その出力信号を正弦波である。(TD
TC) 第14図は、LTE0(監視局)の構成例を示
す図である。LET0は端局であるから、監視線
の一方の方向のみからFSK信号を受信、送信す
る構成となつている以外は、FSK信号受信部の
構成は第8図と同じである。
また、LTE0は監視局であるため、CPUが収
集した情報を蓄積、表示する必要がある、そのた
めに、共通バスを備えており、この共通バスに収
集した情報を蓄積するためのメモリMMが接続さ
れている。また、メモリMMに蓄積した情報を
CRTデイスプレイに表示するために、CRTコン
トローラ、及び共通バスとI/Oインターフエー
スを備えている。キイボードKBは保守者の操作
用である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、インサ
ービス状態で中継器のエラー監視を行なうことが
できる。また各中継器は受信、送信で中継器へ信
号を伝える(自己宛でなければ)ので、実効的に
増幅機能をもたせることができ、監視線長を大に
することができる。また、周波数でなく、アドレ
スで試験対象中継器及び中継器内回線を指定する
ので、被監視対象の数が限定されない。
【図面の簡単な説明】
第1図はPCM30ch方式等の低次群デイジタル
伝送システムの構成図、第2図、第3図は従来の
監視方式であるパルストリオ余裕度試験を説明す
るための図、第4図は本発明のシステム構成図、
第5図は中継器における増幅機能の回線接続例、
第6図はエラーモニタ信号をFSK変調する過程
を説明するための図、第7図、第8図は本発明の
実施例における中継器構成図、第9図、第10
図、第11図は第8図の動作説明図、第12図は
エラーモニタ情報の符号化を説明するための図、
第13図は第8図の具体的回路構成図、第14図
は端局(監視局)における構成図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 局間の伝送路に中継器が複数個挿入された低
    次群デイジタル伝送路の監視方式において、 各中継器に、各回線の増幅器の出力トランスの
    3次巻線として構成されたモニタ出力を生ずる巻
    線と、 これらのモニタ出力の指定された一つを取り出
    すスイツチと、 該スイツチの出力を受けて回線状態を検出する
    エラーモニタと、 一対のモデムと、プロセツサを設け、 該伝送路の一端の監視局にもプロセツサとモデ
    ムを設け、 これらのモデムをカスケードに接続して監視線
    を構成し、 監視局のプロセツサは監視対象の中継器及び回
    線番号を指定するアドレス情報を含むコマンドを
    送出し、 これを受けて指定された中継器のプロセツサは
    前記スイツチを操作して該当回線の状態を検出
    し、監視局へ返送するように構成されたことを特
    徴とする低次群デイジタル伝送路の監視方式。
JP3803688A 1987-02-20 1988-02-19 Supervising system for low order group digital transmission line Granted JPS6453657A (en)

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