JPH057529Y2 - - Google Patents

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JPH057529Y2
JPH057529Y2 JP1986109688U JP10968886U JPH057529Y2 JP H057529 Y2 JPH057529 Y2 JP H057529Y2 JP 1986109688 U JP1986109688 U JP 1986109688U JP 10968886 U JP10968886 U JP 10968886U JP H057529 Y2 JPH057529 Y2 JP H057529Y2
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detection needle
support plate
housing
tip
leaf spring
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 −産業上の利用分野− この考案は、3次元空間内に置かれた物体表面
の位置を検出針により検出する位置検出器に関す
るもので、特に検出針の支持構造に特徴がある位
置検出器に関するものである。
物体表面と検出針とを接触させてその位置を検
出する位置検出器においては、検出針と被測定物
とが衝突したときには検出針が退避し、該衝突が
解除されたときには検出針がその静的安定位置に
正確に復帰する構造が必要である。
−従来の技術− 第5図は従来の位置検出器の構造を模試的に示
した断面図で、1は底面に開口9を備えたハウジ
ング、8は開口9から伸びる検出針、31は検出
針8と一体の基部板、32は基部板31をハウジ
ング1の底板33に向けて付勢しているバネ、3
4は底板33と基部板31との間に介設された複
数の支持対である。一般に支持対34は検出針8
を中心とする正三角形の各頂点位置に設けられ、
一個の支持対は底板33に螺合したネジ35とこ
れに対向させて基部板31に設けた受座36とで
構成され、バネ32の付勢力でネジ35の先端と
受座36とを押接させることにより検出針8の安
定位置を規制している。そして検出針8が被測定
物と衝突したときには、バネ32が縮退して検出
針8が退避し、該衝突が解除されたときにはバネ
32の付勢力により検出針8が上記安定位置に復
帰するようにしている。
−考案が解決しようとする問題点− ところが上記構造で検出針8を支持するもので
は、検出針8の復帰位置を低位置に規制するため
の支持対34の構造が複雑となり、装置が高価に
なるという問題がある。即ち、検出針8の復帰位
置を定位置とするためには、3個の受座36のう
ち1個をネジ35の先端を一点に案内する例えば
円錐穴とし、他の1個をネジ35の先端を一線上
に案内する例えばV溝とし、残る1個を平面とす
る構造等を採用しなければならず、これらの加工
が煩雑であるという問題がある。
この考案は、弾性支持された検出針の復帰位置
を定位置に規制できるより簡単な構造を得ること
を目的として為されたものである。
−問題点を解決するための手段− 次に上記問題点を解決するためにこの考案が採
用した技術的手段を添付図面に付した符号を引用
して説明する。
この考案の位置検出器では、検出器のハウジン
グ1に支持板11を調整部材14によつて互いに
交叉する2本の軸まわりに傾き角を調整可能にし
て内装している。そして中間部を屈曲した曲げお
よび捩じり変形可能な一枚の板バネ20の基端2
1をこの支持板11に固定し、該板バネの先端部
23を当該板バネ自体の弾力により支持板11に
面接触させている。検出針8は、上記の如く装着
した板バネ20の先端部23に面直角方向に植立
されてハウジング1の開口9から伸びている。
−作用− この考案の位置検出器では、ハウジング1に対
する支持板11の傾き角を調整部材14で調整す
ることにより、検出針8の静的安定位置が設定さ
れる。検出針8は基端を支持板11に固定されて
曲げおよび捩じり変形可能に装着された一枚の板
バネ20を介して装着されているので、該板バネ
20の中間の屈曲部における面内撓みにより第3
図のa,b,cの方向に移動可能であり、更に板
バネ20の捩じり撓みにより同図のd,eの方向
に移動可能である。従つて検出針8と被測定物と
が衝突したときには、これらの方向a,b,c,
d,eの合成方向となるあらゆる方向に検出針8
が退避可能である。そして板バネ20はそれ自体
の弾力によりその先端部23が支持板11に面接
触する構造となつているので、検出針8と被測定
物との衝突が解除されたときには、先端部23が
支持板11に押接されることによつて、該先端部
に固定された検出針8は常に設定された静的安定
位置に復帰することとなる。
−実施例− 第1図ないし第4図はこの考案の一実施例を示
す図で、1は検出器のハウジング、2はハウジン
グ1と、実質上一体のシヤンク、3はハウジング
1に内装固定された透明プラスチツク材の電池ケ
ース、4は電池ケース3に収納された電池、5は
ハウジング1に螺合されて電池4を押さえている
電池固定蓋、6はハウジング1に適当数穿設され
た透視窓、7は電池ケース3の中央部に装着され
たLED、8はハウジング1の底板中央部の開口
9を貫通して伸びる検出針、10はハウジング1
と検出針8との間の間隙を塞いでいる可撓性の防
塵用カバーである。
11はハウジング1に遊嵌された支持板で、該
支持板には中央に貫通孔12が設けられ、ハウジ
ング1の底板との間に介設した皿バネ13で図の
上方に付勢されている。ハウジング1の胴部に
は、円周120度の間隔で支持板11の周面に向
けた半径方向(検出針8と直交する方向)の2個
のネジ孔と1個の透孔が設けられ、該ネジ孔には
調整ネジ14が螺合され、透孔には固定ネジ15
が挿通されている。そして支持板11の円周の1
個所にはネジ孔が設けられて該ネジ孔が固定ネジ
15に螺合されている。調整ネジ14の先端は半
球状とされ、且つ調整ネジ14の先端に対向する
支持板11の周面がテーパ面16とされて、調整
ネジ14の先端がテーパ面16に押接されて支持
板11を3方から挟着して固定している。(第2
図参照)。テーパ面16の方向は、皿バネ13か
らの付勢力がネジ14の先端とテーパ面16との
当接により係止される方向である。
20はその両端が対向するように長円状に屈曲
した板バネで、その基端21はネジ22により支
持板11に固定され、その先端部23は貫通孔1
2の周囲部分において支持板11の面11aに自
身の弾力により押接されている。即ち、板バネ2
0は自由状態においては第4図に示す屈曲形状を
有しており、基端21を支持板11に固定したと
きにその先端部23が支持板11に押接されて変
形し、第1図に示す長円状となる。そして検出針
8は、貫通孔12の中央を通るように、板バネ2
0の先端部23に固定されている。
検出針8は、例えば板バネ20と検出針8との
固定部に絶縁材24,24を介装して、ハウジン
グ1と電気的に絶縁されており、図示しない電線
でLED7の一方の端子に接続されている。LED
7の他方の端子は電池ケースの接続端子25を介
して電池4の一方の電極に接続され、電池4の他
方の電極は電池固定蓋5を介してハウジング1に
接続され、更にシヤンク2及びこれを装着した工
作機械本体を介して被検出物に接続されている。
そして検出針8が被検出物に接触することにより
LED7が点灯し、該点灯を透明材の電池ケース
3及び透視窓6を透して視認することにより接触
が検地される。
上記構造の位置検出器では、2本の調整ネジ1
4を回動させて支持板11を固定すると共に、テ
ーパ面16を介して支持板11に局部的な押圧力
を作用させて支持板11を傾動させることによ
り、検出針8の静的安定位置の設定が行われる。
検出針8が被検出物との衝突によりこの静的安定
位置から退避する動作及び該衝突が解除されたと
きに検出針8が静的安定位置に復帰する動作は、
上記作用の項で説明した通りである。
−考案の効果− 上記構成によれば、検出針を従来構造に比べて
!?かに簡単な構造で支持することかでき、加工、
組み立て及び調整作業が簡単になり、従つて位置
検出器をより安価に提供することができる。而も
検出針は被検出物との衝突時にあらゆる方向に退
避することができ、該衝突が解除されたときには
その静的安定位置に確実に復帰させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例を示
す図で、第1図は装置の断面図、第2図は支持板
の固定構造を示す平面図、第3図は検出針の退避
動作を示す説明図、第4図は自由状態における板
バネの形状を示す図である。第5図は従来の位置
検出器の構造を模試的に示す要部の断面図であ
る。 図中、1……ハウジング、6……透視窓、7…
…LED、8……検出針、9……ハウジングの開
口、11……支持板、13……皿バネ、14……
調整ネジ、15……固定ネジ、16……テーパ
面、20……板バネ、21……板バネの基端、2
3……板バネの先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 安定位置に弾性支持されてハウジング1から伸
    びる検出針8の先端を被測定物に接触させて被測
    定物の位置ないし表面形状を計測する位置検出器
    において、ハウジング1には支持板11が内装さ
    れ、この支持板は調整部材14により互いに交叉
    する2本の軸まわりの傾き角を調整可能にしてハ
    ウジング1に支持されており、検出針8は中間部
    を屈曲した曲げおよび捩じり変形可能な一枚の板
    バネ20の先端部に面直角方向に植立され、該板
    バネは基端を支持板11に固定して装着されると
    共に該板バネの先端部が当該板バネ自体の弾力に
    より支持板11に面接触して検出針8の安定位置
    が規制されていることを特徴とする、位置検出器
    における検出針の支持構造。
JP1986109688U 1986-07-17 1986-07-17 Expired - Lifetime JPH057529Y2 (ja)

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JP1986109688U JPH057529Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

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JPS6317408U JPS6317408U (ja) 1988-02-05
JPH057529Y2 true JPH057529Y2 (ja) 1993-02-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005036126A1 (de) * 2005-07-26 2007-02-01 Carl Zeiss Industrielle Messtechnik Gmbh Sensormodul für einen Tastkopf eines taktilen Koordinatenmessgerätes

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5034849A (ja) * 1973-07-31 1975-04-03
JPS54107763A (en) * 1978-02-10 1979-08-23 Tokyo Seimitsu Co Ltd Moving assistant power imparting method of coordinates measuring machine
JPS5888604A (ja) * 1981-11-21 1983-05-26 Toyoda Mach Works Ltd トレ−サヘツド

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