JPH0575167U - 洗面化粧台の梱包構造 - Google Patents
洗面化粧台の梱包構造Info
- Publication number
- JPH0575167U JPH0575167U JP2772592U JP2772592U JPH0575167U JP H0575167 U JPH0575167 U JP H0575167U JP 2772592 U JP2772592 U JP 2772592U JP 2772592 U JP2772592 U JP 2772592U JP H0575167 U JPH0575167 U JP H0575167U
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- packaging
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗面化粧台の梱包材としての発砲スチロール
の量を減らし、工事現場における産業廃棄物を減らす。 【構成】 キャビネット1上に洗面器2が設置された洗
面化粧台3を倒置した状態で梱包する構造であって、梱
包ケース8の底部9に配設されたパッド部材10上に洗
面化粧台3が倒置して載置され、該倒置した状態の洗面
化粧台7のキャビネット1上には、平板部11と該平板
部11の三側端から折り曲げて第1乃至第3の折曲片1
2,13,14が形成され、これら折曲片12,13,
14の外側面16と梱包ケース8の上部の内縁面17と
が当接してダンボール台15が載置される。
の量を減らし、工事現場における産業廃棄物を減らす。 【構成】 キャビネット1上に洗面器2が設置された洗
面化粧台3を倒置した状態で梱包する構造であって、梱
包ケース8の底部9に配設されたパッド部材10上に洗
面化粧台3が倒置して載置され、該倒置した状態の洗面
化粧台7のキャビネット1上には、平板部11と該平板
部11の三側端から折り曲げて第1乃至第3の折曲片1
2,13,14が形成され、これら折曲片12,13,
14の外側面16と梱包ケース8の上部の内縁面17と
が当接してダンボール台15が載置される。
Description
【0001】
本考案は、キャビネットと洗面器とからなる洗面化粧台の梱包構造に関する。
【0002】
従来のキャビネット1と洗面器2とからなる洗面化粧台3を梱包するには、図 4に示すように、洗面化粧台3の底部の両端部の前後に亘って、発砲スチロール 材からなる底台4,4を下敷きとなし、洗面器2の上面四隅には発砲スチロール からなるパッド部材5を当接せしめて、上方より逆さまにした状態の梱包ケース 6を被せる。そして、この状態から、全体を倒置せしめて閉蓋していた。
【0003】
しかるに、この種の従来の洗面化粧台の梱包構造では、底台4及びパッド部材 5として発砲スチロールを使用しているので、工事現場等において産業廃棄物処 理する必要があり、その処理に困るという問題がある。特に、近時、工事現場に おける産業廃棄物たるゴミをいかにして減らすかとういう点について関心が払わ れている関係で、洗面化粧台の梱包にあたっても、極力発砲スチロールの使用を 減らせることが要請されている。
【0004】 一方で、洗面化粧台では、洗面器2が陶器でありしかもキャビネット1の表面 材が化粧板や天然木あるいはプラスチック成形品で構成されているので、キズや 破損・汚れに弱く、梱包材なしの輸送、搬送等は困難であるが、現時点で少しで もその発砲スチロールの量を減らすことは重要な課題であった。
【0005】
本考案に係る洗面化粧台の梱包構造は、キャビネット上に洗面器が設置された 洗面化粧台を倒置した状態で梱包する構造であって、梱包ケースの底部に配設さ れたパッド部材上に洗面化粧台が倒置して載置され、該倒置した状態の洗面化粧 台のキャビネット上には、平板部と該平板部の少なくとも二側端から折り曲げて 形成された折曲片からなるダンボール台が該折曲片の外側面と梱包ケースの上部 の内縁面とが当接されて載置された構造である。
【0006】
洗面化粧台を少なくとも二側端に折曲片が形成されたダンボール台の平板部に 載置するとともに、洗面器の上側コーナ部の適当箇所にパッド部材を設置して、 上方から梱包ケースを被せたのち、全体を倒置して梱包される。 このように、洗面化粧台の梱包材の底敷(倒置して梱包したときの蓋材となる 部分)としてダンボール材を用いているので、梱包に必要な発砲スチロールの量 を減らすことができ、工事現場における産業廃棄物を減らすことができる。また 、ダンボール台の折曲片の外側面と梱包ケースの内縁面とが当接されるので、折 曲片は梱包ケースを装入する際のガイドとなると同時にダンボール台の位置づれ が防止される。
【0007】
以下、本考案に係る洗面化粧台の梱包構造を示す実施例について、図面を参照 して説明する。 図1は本考案に係る洗面化粧台の梱包構造を示す内部透過斜視図である。図2 は本考案に係る洗面化粧台の梱包手順を説明する斜視図である。 図1において、梱包ケース8の底部9の四隅に配設されたパッド部材10上に 洗面化粧台3が倒置して載置されている。このパッド部材10は、発砲スチロー ル、段ボール、再生紙を固めた弾性紙等を材料としたもので、梱包ケース8内の 下隅部及び洗面器2上面側の四隅部に密着するような形状のものである。このパ ッド部材10として、特にダンボール、再生紙を用いた場合には産業廃棄処理が 不要であるので好ましい。
【0008】 該倒置した状態の洗面化粧台7のキャビネット1上には、平板部11と該平板 部11の三側端から折り曲げ形成された第1乃至第3の折曲片12,13,14 からなるダンボール台15が載置され、前記折曲片12,13,14の夫々の外 側面16と梱包ケース8の上部の内縁面17とが当接されている。
【0009】 ダンボール台15の材料となるダンボール材16は、図3(A)に示すように 、前記平板部11の三側端に折曲片12,13,14を起立せしめるための折曲 線18,19,20が形成されている。また、これら第1及び第2の折曲片12 ,13の第3の折曲片14に隣接する耳部21,22が切込線23,24を介し て第3の折曲片14から分離されている。耳部21,22の先端部は末広がり台 形形状の差込部25,26になされている。該差込部25,26は第3の折曲片 14に形成された差込孔27,28に差し込まれる部分である〔図3(B),( C)参照〕。
【0010】 上記構成からなる洗面化粧台の梱包構造の梱包手順について、図2を参照して 説明する。 洗面化粧台3を正置した状態でダンボール台15上に載置するとともに、洗面 器2の上側コーナ部の適当箇所(例えば、四隅部)にパッド部材10を設置した 後、上方から逆さまにした状態の梱包ケース8を被せて梱包する。このとき、前 記パッド部材10の上面と梱包ケース8内の上面とを当接されるとともに前記折 曲片12,13,14の外側面と梱包ケース8の上部の内縁面17とが当接され る。そして、最後にこのようにした梱包状態を倒置して上下逆にして(図1参照 )、閉蓋、バンド結束等すると梱包が完成する。
【0011】 しかして、本考案による梱包構造では、梱包する際の底敷(梱包完成後の蓋材 )としてダンボール台15を用いているので、洗面化粧台3の梱包材としての発 砲スチロールの量を減らすことができ、工事現場における産業廃棄物を減らすこ とができる。また、ダンボール台15は折曲片12,13,14によって、梱包 ケース8に嵌め込まれているので、キャビネット1の底面が開口形状になってい ても、平板状のダンボール台15が載置されるので、梱包完成した後の段積みに 必要な適当な強度も有する。 なお、上記実施例の折曲片12,13,14を3つ形成した場合を例示してい るが、4つにすることもできるのは勿論であり、またダンボール台15の材料な いし厚みによっては2つにすることもできる。
【0012】
以上述べたように、本考案によれば、洗面化粧台の梱包材としての発砲スチロ ールの量を減らすことができ、工事現場における産業廃棄物を減らすことができ る。また、ダンボール台は折曲片によって、梱包ケースに嵌め込まれているので 、梱包ケースを被せる際のガイドとなると同時に、梱包済製品の段積みに必要な 適当な強度を有することができる。
【図1】本考案に係る洗面化粧台の梱包構造を示す内部
透過斜視図である。
透過斜視図である。
【図2】本考案に係る洗面化粧台の梱包手順を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本考案に係る洗面化粧台の梱包構造に使用する
ダンボール台の組立手順を示す斜視図である。
ダンボール台の組立手順を示す斜視図である。
【図4】従来の洗面化粧台の梱包構造を示す分解斜視図
である。
である。
1…キャビネット 2…洗面器 3…洗面化粧台 10
…パッド部材 12,13,14…折曲片 15…ダンボール台
…パッド部材 12,13,14…折曲片 15…ダンボール台
Claims (1)
- 【請求項1】 キャビネット上に洗面器が設置された洗
面化粧台を倒置した状態で梱包する構造であって、梱包
ケースの底部に配設されたパッド部材上に洗面化粧台が
倒置して載置され、該倒置した状態の洗面化粧台のキャ
ビネット上には、平板部と該平板部の少なくとも二側端
から折り曲げて形成された折曲片からなるダンボール台
が該折曲片の外側面と梱包ケースの上部の内縁面とが当
接されて載置されたことを特徴とする洗面化粧台の梱包
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992027725U JP2595444Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 洗面化粧台の梱包構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992027725U JP2595444Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 洗面化粧台の梱包構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575167U true JPH0575167U (ja) | 1993-10-12 |
JP2595444Y2 JP2595444Y2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=12228998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992027725U Expired - Fee Related JP2595444Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 洗面化粧台の梱包構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595444Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111776445A (zh) * | 2020-07-16 | 2020-10-16 | 上海燕汐软件信息科技有限公司 | 一种缓冲包装箱 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51139170U (ja) * | 1975-04-30 | 1976-11-10 | ||
JPS5423069U (ja) * | 1977-07-19 | 1979-02-15 | ||
JPS5681014U (ja) * | 1979-11-16 | 1981-07-01 |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP1992027725U patent/JP2595444Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51139170U (ja) * | 1975-04-30 | 1976-11-10 | ||
JPS5423069U (ja) * | 1977-07-19 | 1979-02-15 | ||
JPS5681014U (ja) * | 1979-11-16 | 1981-07-01 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111776445A (zh) * | 2020-07-16 | 2020-10-16 | 上海燕汐软件信息科技有限公司 | 一种缓冲包装箱 |
CN111776445B (zh) * | 2020-07-16 | 2022-06-03 | 上海燕汐软件信息科技有限公司 | 一种缓冲包装箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2595444Y2 (ja) | 1999-05-31 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |