JPH0574767B2 - - Google Patents

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JPH0574767B2
JPH0574767B2 JP9336084A JP9336084A JPH0574767B2 JP H0574767 B2 JPH0574767 B2 JP H0574767B2 JP 9336084 A JP9336084 A JP 9336084A JP 9336084 A JP9336084 A JP 9336084A JP H0574767 B2 JPH0574767 B2 JP H0574767B2
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JP
Japan
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calibration
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load
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JP9336084A
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English (en)
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JPS60236035A (ja
Inventor
Masaaki Maki
Shozo Yano
Akira Kawamoto
Norio Kawahara
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は電子天びんに関する。
(ロ) 従来技術 一般に、電子天びんは、試料に働く重力の加速
度による力を、電磁力で平衡させたり、あるいは
弾性体の歪や振動弦等の振動数変化におきかえて
検出し、その検出値を質量に換算して表示してい
る。この為、設置場所が変つて重力の加速度が変
化すると、正しい質量を表示し得なくなるから、
換算する為の係数を更新する、いわゆるスパン較
正を行う必要がある。また、使用されている電子
パーツは、温度依存性や経年変化特性を有し、高
精度なものになる程頻繁にスパン較正が必要とな
る。
スパン較正の仕方は、基準となる質量を有する
分銅を皿上に載せ、そのときの表示値がその分銅
質量と一致するよう、可変抵抗を調整したり、あ
るいはあらかじめスパン較正用プログラムを内蔵
しておき、スパン較正モードにして基準分銅を載
せることにより、換算係数を更新することが行な
われる。
上述した、試料を載せることにより加わる力を
検出する検出部の出力は、力の大きさに対してで
きるだけ直線性を有するような工夫や調整が行な
われるものの、完全な直線性を有するものではな
い。従つて、従来の電子天びんのスパン較正時に
おいて、検出部出力の直線性誤差の為に、第3図
に示す如く軽い分銅を用いて較正すると、本来あ
るべき較正直線Aから逸脱した直線Bなる較正直
線を得てしまい、ひよう量値近傍においては誤差
が拡大されてしまう。その為、従来の電子天びん
では、当該電子天びんのひよう量値に近い較正荷
重で較正することが一般的で、中乃至大ひよう量
の天びんでは数Kg乃至数百Kgという大きな較正用
分銅を必要とし、費用的にも労力的にも問題とな
つていた。
(ハ) 目的 本発明は上記に鑑みてなされたもので、天びん
ひよう量の1/2未満の、あらかじめ任意に設定さ
れた軽量の較正質量を用いて、誤差なくスパン較
正を行うことができ、もつてひよう量値よりも大
巾に軽い分銅を用いてスパン較正を行うことので
きる電子天びんの提供を目的としている。
(ニ) 構成 本発明の構成を、第1図に示す機能ブロツク図
に基づいて説明する。
荷重検出部は皿上荷重に対応した電気信号を出
力する。出力曲線記憶手段は、少くとも無負荷
時、当該天びんのひよう量値負荷時、および当該
天びんのひよう量の1/2未満のあらかじめ設定さ
れた較正質量負荷時における荷重検出部の出力か
ら求められた荷重検出部出力−質量曲線を記憶し
ている。較正係数算出手段は、上記の較正質量が
荷重検出部に負荷されたときの荷重検出部出力
と、当該較正質量とから、上記の曲線の傾きを較
正する為の係数を算出し、その算出結果は較正係
数記憶手段に記憶される。
通常の測定時には、図中破線で示すように質量
換算手段において、荷重検出部出力が出力曲線記
憶手段と較正係数記憶手段の内容に基づいて質量
に換算され、表示される。
スパン較正は、較正質量の荷重検出部に負荷し
て、そのときの表示値が較正質量となるよう、較
正係数を算出し、較正係数記憶手段の内容を更新
することによつて行われる。
(ホ) 実施例 本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説明
する。
第2図は本発明実施例の構成を示すブロツク図
である。
荷重検出部1は皿1a上に載せられた荷重に対
応する電気信号を出力し、そのデジタル変換デー
タは制御部2に取り込まれる。制御部2はマイク
ロコンピユータによつて構成され、各種演算やプ
ログラムの実行、および各周辺機器の制御を行う
CPU21、測定プログラムやスパン較正プログ
ラム、および後述する出力曲線算出プログラムが
書き込まれたROM22、その出力曲線や後述す
る較正係数を記憶するエリアを備えた不揮発性
RAM23、および荷重検出部1からのデジタル
変換データや各種演算結果等を記憶するエリアを
備えたRAM24等を有し、これらは互いにバス
ラインによつて接続されている。制御部2には、
CPU21からの指令に基づいて計量値を表示す
る表示器3が接続されている。
次に作用を述べる。先ず、当該電子天びんの出
荷時等において、出力曲線算出プログラムが選択
される。このプログラムにおいては、少くとも、
無負荷時、当該天びんのひよう量値の質量負荷
時、および当該天びんのひよう量の1/2未満の任
意に設定可能な較正質量負荷時の荷重検出部1の
出力から、例えばラグランジユの補問法により、
荷重検出部出力−質量の曲線が求められる。すな
わち、上述の3点を含む例えばn+1点の質量既
知の負荷x0,x1……,xoを加えて、それぞれにお
ける荷重検出部1の出力y0,y1…,yoを実測し
て、y=p(x)を、 y=l0xn+l1xn-1+…+lo-1x+lo…… (1) とおいて、 P(x)=n 〓i=0 Qi(x)・yi…… (2) ただし Qi(x)=〓(x−xj)/〓(xi−xj)…… (3) から与えられた全ての点(xi,yi)を通るような
(1)式の各係数l0,l1…,loが求められ、この(1)式
が不揮発性RAM23内に格納される。
次に、スパン較正プログラムが選択される。こ
のプログラムにおいては、上述の設定された較正
質量がxkで、その較正質量負荷時の荷重検出部1
の出力がykであつたとすると、曲線y=p(x)
が(xk,yk)を通よう、(1)式の係数を補正すべく
較正係数kが yk=k・p(xk)…… (4) によつて算出される。当初においては曲線p(x)
が(xk,yk)を通るから、k=1となり、このk
が不揮発性RAM23に格納される。
以上のように曲線と較正係数が決定した後は、
測定プログラムによつて皿1a上に試料を載せる
と、そのときの荷重検出部1の出力yが、(1)式お
よび較正係数kによつて質量xに変換され、表示
器3に表示されることになる。
設置場所が変更されたり、経年変化等によつ
て、スパン較正を行う場合、スパン較正プログラ
ムを選択して、設定された較正質量を有する分
銅、つまり当該天びんのひよう量の1/2未満の軽
量の分銅を皿1a上に載せると、上述の(4)式によ
り較正係数kが算出されて更新され、以後の質量
換算に供されることになる。
ここで、曲線p(x)は、少なくとも無負荷時
と当該天びんのひよう量値負荷時、および設定さ
れた較正質量xkの負荷時の荷重検出部出力を実測
して求められたもので、その曲線p(x)上の一
点である(xk,yk)が本来の位置となるよう、較
正質量xkを負荷して曲線p(x)の傾きを表す係
数kを更新することで較正を行うから、ひよう量
の1/2以下の較正質量xkを用いても正確なスパン
較正を行うことができる。
なお、以上の本発明実施例では、荷重検出部出
力−質量曲線を、ラグランジユの補正法を用いて
求める例を示したが、他の方法で求めてよいこと
は勿論で、更に、必ずしも出力曲線算出プログラ
ムを内蔵する必要はなく、出荷時等において他の
装置で出力曲線を求め、その結果を記憶させても
よい。
較正用分銅を内蔵してスパン較正を行うよう構
成された電子天びんにおいて、荷重検出部にレバ
ーを介して較正用分銅を負荷させることにより、
ひよう量値よりも軽い分銅の質量を、上述のレバ
ーによりひよう量質量に拡大して荷重検出部に伝
達することで、実質的にひよう量質量で較正し得
るものが既にあるが、このような電子天びんにも
本発明を適用することにより、実際に荷重検出部
に負荷される較正質量がひよう量値の1/2未満で
よいから、更に軽量の較正用分銅を内蔵させても
よいようになる。
(ヘ) 効果 以上説明したように、本発明によれば、少なく
とも無負荷時、天びんひよう量値負荷時、および
ひよう量値の1/2未満に設定された較正質量の負
荷時における荷重検出部出力曲線を記憶するとと
もに、スパン較正は、その設定された較正質量を
負荷して上記出力曲線の傾きを補正するための係
数を算出することによつて行うように構成してい
るから、従来の天びんに比して、約1/2以下の較
正質量を用いて従来と同等の精度でスパン較正を
行うことが可能となつた。特に、中乃至大ひよう
量の電子天びんには効果が大きい。また、較正質
量を任意に設定し得るから、例えば2レンジの電
子天びんにおいて較正質量を同一に設定すれば、
2つのレンジの較正を同一の分銅によつて行うこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロツク図、
第2図は本発明実施例の構成を示すブロツク図、
第3図は従来の電子天びんにおけるスパン較正の
特性図である。 1…荷重検出部、2…制御部、3…表示器、2
1…CPU、22…ROM、23…不揮発性RAM、
24…RAM。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 皿上荷重に応じた電気信号を発生する荷重検
    出部の出力を、質量に換算して計量値として表示
    するよう構成された天びんにおいて、少なくとも
    無負荷時、当該天びんのひよう量値負荷時、およ
    び上記ひよう量値の1/2未満のあらかじめ設定さ
    れた較正質量負荷時における上記荷重検出部の出
    力から求められた荷重検出部出力−質量曲線を記
    憶する手段と、上記荷重検出部に上記較正質量を
    負荷したときの出力から、上記曲線の傾きを較正
    する係数を算出する手段を有し、当該天びんのス
    パン較正を上記係数の更新によつて行うととも
    に、荷重検出部出力を上記曲線と上記係数を用い
    て質量に換算して表示するよう構成したことを特
    徴とする電子天びん。 2 上記荷重検出部に当該天びんのひよう量の1/
    2未満の上記較正質量が加わるような較正分銅を
    内蔵していることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の電子天びん。
JP9336084A 1984-05-09 1984-05-09 電子天びん Granted JPS60236035A (ja)

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JPS60236035A JPS60236035A (ja) 1985-11-22
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