JPH0574762U - ブラスト装置 - Google Patents
ブラスト装置Info
- Publication number
- JPH0574762U JPH0574762U JP1457592U JP1457592U JPH0574762U JP H0574762 U JPH0574762 U JP H0574762U JP 1457592 U JP1457592 U JP 1457592U JP 1457592 U JP1457592 U JP 1457592U JP H0574762 U JPH0574762 U JP H0574762U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blast
- blasting
- head
- blast head
- traveling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラスト効果の向上を図ると共に作業員の労
力を軽減して作業能率の向上を図る。 【構成】 ブラスト装置において、一つ以上のブラスト
ノズル１５，１６を有するブラストヘッド１１に走行装
置１２を設けると共に走行装置操作用スイッチ１８及び
ブラストヘッド操作用スイッチ１９を有する操作ハンド
ル１７を設け、更に、ブラストヘッド１１を連結ホース
２１を介して可動ブラスト装置本体２０に連結したこと
で、作業員が人力に頼らずに、且つ、大きく姿勢を変え
ることなくブラストヘッド１１の走行、停止、方向転換
などを行うことができる。
力を軽減して作業能率の向上を図る。 【構成】 ブラスト装置において、一つ以上のブラスト
ノズル１５，１６を有するブラストヘッド１１に走行装
置１２を設けると共に走行装置操作用スイッチ１８及び
ブラストヘッド操作用スイッチ１９を有する操作ハンド
ル１７を設け、更に、ブラストヘッド１１を連結ホース
２１を介して可動ブラスト装置本体２０に連結したこと
で、作業員が人力に頼らずに、且つ、大きく姿勢を変え
ることなくブラストヘッド１１の走行、停止、方向転換
などを行うことができる。
Description
【０００１】
本考案は大型燃料タンクの底面溶接部等の検査などに適用される床面ブラスト 作業を行うブラスト装置に関する。
【０００２】
火力プラントなどで設置されている大容量燃料タンクは消防法により５年また は１０年ごとに定期的に点検作業を行うことが義務づけられている。底面溶接線 の検査を行うためには塗装膜を除去する必要があり、従来は作業員がタンク内に 入ってブラスト作業を行っていた。
【０００３】 図４に従来のブラスト装置の使用状態を示す。図４に示すように、従来のブラ スト装置は図示しないブラストノズルを有するブラストヘッド１０１にＴ字型の 操作ハンドル１０２が取付けられて構成され、このブラストヘッド１０１にはブ ラスト用塗粒の供給・回収用ホース１０３を介して移動用車輪１０４が装着され たブラスト装置本体１０５が連結されている。
【０００４】 而して、作業員は大型燃料タンクの底面溶接部などの溶接線１０６に沿ってブ ラストヘッド１０１を手で押して歩くことでブラスト作業を行っていた。
【０００５】
上述した従来のブラスト装置にあっては、以下に示すような問題があった。 １．ブラスト作業時に作業員がブラストヘッド１０１を手で押して移動するため にこのブラストヘッド１０１を小型にする必要があり、すると、ブラスト効果に 限界がある。 ２．作業員がブラストヘッド１０１を手で押して移動するため、作業員の労力が 大きく、作業能率が悪い。
【０００６】 本考案はこのような問題を解決するものであって、ブラスト効果並びに作業能 率の向上を図ったブラスト装置を提供することを目的とする。
【０００７】
上述の目的を達成するための本考案のブラスト装置は、一つ以上のブラストノ ズルを有するブラストヘッドと、該ブラストヘッドに設けられた走行装置と、前 記ブラストヘッドに装着された操作ハンドルと、該操作ハンドルに設けられた前 記走行装置及びブラストヘッド操作用スイッチと、可動ブラスト装置本体と、前 記ブラストヘッドと該可動ブラスト装置本体とを連結する連結ホースとを具えた ことを特徴とするものである。
【０００８】
作業員は操作ハンドルを保持して走行装置操作用スイッチを操作することで走 行装置によってブラストヘッドを移動すると共に方向転換を行い、このときにブ ラストヘッド操作用スイッチを操作することでブラストノズルから塗粒を排出す ると共に回収してブラスト作業を行う。
【０００９】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。
【００１０】 図１に本考案の一実施例に係るブラスト装置の斜視、図２に連結ホースの断面 、図３にブラスト装置の使用状態を示す。
【００１１】 本実施例のブラスト装置において、図１に示すように、ブラストヘッド１１は 箱状をなし、後部に走行装置１２を搭載している。この走行装置１２は内部に図 示しない駆動モータ等の駆動源を有し、両側に設けられた一組の駆動輪１３を駆 動回転することができるようになっている。また、ブラストヘッド１１の前部に は一組の従動輪１４が設けられている。
【００１２】 また、ブラストヘッド１１は下方に開口する複数のブラストノズル（本実施例 では２組）１５，１６を有している。更に、ブラストヘッド１１の上部にはＴ字 形状の操作ハンドル１７が取付けられている。この操作ハンドルの上部には走行 装置１２駆動操作するための操作用スイッチ１８とブラストヘッド１１を駆動操 作するための操作用スイッチ１９が取付けられている。
【００１３】 ブラストヘッド１１は、図３に示すように、移動自在な可動ブラスト装置本体 ２０と連結ホース２１を介して連結されている。この連結ホース２１は、図２に 示すように、内部にブラスト塗粒供給ホース２２と塗粒回収ホース２３と電源・ 制御ケーブル２４等が挿着されている。
【００１４】 而して、本実施例のブラスト装置によって作業を行う場合、作業員は操作ハン ドル１７を保持して走行装置用操作スイッチ１８を操作すると、ブラストヘッド １１は走行装置１２により駆動輪１３が駆動回転して大型燃料タンクの底面など の溶接線２５に沿って移動する。このときにブラストヘッド用操作スイッチ１９ を操作すると、ブラストノズル１５，１６から塗粒が排出されると共に使用後に 回収され、ブラスト作業が行われる。
【００１５】 このように作業員は人力に頼らずに、走行装置用操作スイッチ１８を操作して 走行装置１２によりブラストヘッド１１を走行させることができるので、ブラス トヘッドを大型化してブラストノズル１５，１６を大口径とすることができる。 また、操作ハンドル１７の上部には走行装置操作用スイッチ１８とブラストヘッ ド操作用スイッチ１９が取付けられているので、作業員は大きく姿勢を変えるこ となくブラストヘッド１１の走行、停止、方向転換などを行うことができる。
【００１６】
以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本考案のブラスト装置によれば、 一つ以上のブラストノズルを有するブラストヘッドに走行装置を設けると共に走 行装置及びブラストヘッド操作用スイッチを有する操作ハンドルを装着し、この ブラストヘッドと可動ブラスト装置本体とを連結ホースによって連結したので、 ブラストノズルを大口径化や多連式としてブラストヘッドを大型化することでブ ラスト効果の向上を図ることができると共に、作業員は操作ハンドルを保持して 溶接線を追尾するだけでよく労力が大幅に軽減して作業能率の向上を図ることが できる。
【図１】本考案の一実施例に係るブラスト装置の斜視図
である。
である。
【図２】連結ホースの断面図である。
【図３】ブラスト装置の使用状態を表す斜視図である。
【図４】従来のブラスト装置の使用状態を表す斜視図で
ある。
ある。
１１ ブラストヘッド １２ 走行装置 １３ 駆動輪 １５，１６ ブラストノズル １７ 操作ハンドル １８，１９ 操作スイッチ ２０ ブラスト装置本体 ２１ 連結ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 井辺 智吉 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目１番１号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)考案者 大道 武生 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目１番１号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)考案者 浜中 健吾 東京都千代田区丸の内二丁目５番１号 三 菱重工業株式会社内 (72)考案者 坂 洋一郎 東京都千代田区丸の内二丁目５番１号 三 菱重工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 一つ以上のブラストノズルを有するブラ
ストヘッドと、該ブラストヘッドに設けられた走行装置
と、前記ブラストヘッドに装着された操作ハンドルと、
該操作ハンドルに設けられた前記走行装置及びブラスト
ヘッド操作用スイッチと、可動ブラスト装置本体と、前
記ブラストヘッドと該可動ブラスト装置本体とを連結す
る連結ホースとを具えたことを特徴とするブラスト装
置。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1457592U JPH0574762U (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | ブラスト装置 |
| DE69232469T DE69232469T2 (de) | 1991-08-27 | 1992-08-25 | Bodenflächenstrahlgerät |
| EP96250239A EP0769351A1 (en) | 1991-08-27 | 1992-08-25 | Floor surface blasting apparatus |
| EP92250223A EP0537869B1 (en) | 1991-08-27 | 1992-08-25 | Floor surface blasting apparatus |
| DE69219429T DE69219429T2 (de) | 1991-08-27 | 1992-08-25 | Bodenflächenstrahlgerät |
| EP96250238A EP0771612B1 (en) | 1991-08-27 | 1992-08-25 | Floor surface blasting apparatus |
| US07/935,179 US5339573A (en) | 1991-08-27 | 1992-08-26 | Floor surface blasting apparatus |
| US08/182,235 US5435773A (en) | 1991-08-27 | 1994-01-18 | Floor surface blasting apparatus |
| US08/414,936 US5667429A (en) | 1991-08-27 | 1995-03-31 | Floor surface blasting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1457592U JPH0574762U (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | ブラスト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574762U true JPH0574762U (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=11864966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1457592U Pending JPH0574762U (ja) | 1991-08-27 | 1992-03-18 | ブラスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0574762U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102495040B1 (ko) * | 2022-07-14 | 2023-02-06 | 주식회사 세기엔지니어링 | 연마력을 강화한 버큠 블라스트 장치 및 이를 이용한 블라스트 공법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS604963A (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 画像形成方法 |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP1457592U patent/JPH0574762U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS604963A (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 画像形成方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102495040B1 (ko) * | 2022-07-14 | 2023-02-06 | 주식회사 세기엔지니어링 | 연마력을 강화한 버큠 블라스트 장치 및 이를 이용한 블라스트 공법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970826 |