JPH0574735U - ワイヤ放電加工機の接触感知装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工機の接触感知装置

Info

Publication number
JPH0574735U
JPH0574735U JP2384791U JP2384791U JPH0574735U JP H0574735 U JPH0574735 U JP H0574735U JP 2384791 U JP2384791 U JP 2384791U JP 2384791 U JP2384791 U JP 2384791U JP H0574735 U JPH0574735 U JP H0574735U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
measurement
electric discharge
probe
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2384791U
Other languages
English (en)
Inventor
省司 港
善治 吉岡
総 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makino Milling Machine Co Ltd
Original Assignee
Makino Milling Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makino Milling Machine Co Ltd filed Critical Makino Milling Machine Co Ltd
Priority to JP2384791U priority Critical patent/JPH0574735U/ja
Publication of JPH0574735U publication Critical patent/JPH0574735U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ワイヤ放電加工機の機上におけるワーク計測の
精度を向上させるとともに計測後の修正加工を容易にす
る。 【構成】機械ヘッド1に上下動可能な測定子15を設け
る。ワーク加工後、ワークテーブル31にワーク32を
固定した状態で測定子15を下降させる案内駆動手段を
設ける。そして、ワークテーブル31を摺動させ、測定
子15をワーク32の計測面35a、35bに点接触さ
せてその位置を読みとって計測する測定手段7を設け
る。加工中は測定子15をカバー20内に格納する。 【効果】測定子がワークの計測面と点接触するので精度
の高い計測が行える。又、ワークテーブルにワークを固
定した状態でワークの計測を行うので、修正加工を容易
に行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はワイヤ放電加工機の機上でワークの形状寸法を測定するワーク計測 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤ放電加工において、ワーク、即ち、被加工物は設計通りに加工されたか 否か等を検査するために計測が行われる。この計測は、ワークをワークテーブル から外して測定台に載せて行なっている。しかし、このような計測方法では、ワ ークが設計通りに加工されていない場合には、再び該ワークをワークテーブルに 固定しなおして修正加工しなければならない。ところが、ワークを元の位置にセ ットするのが困難なので、該ワークの修正加工をあきらめて該ワークを捨ててし まっているのが現状である。
【0003】 そこで、上記問題を解決するため、加工後もそのままワークをワークテーブル に固定した状態で、ワイヤ電極をワークの加工部計測面に接触させて計測してい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来例のワイヤ放電加工機のワーク計測装置では、ワイヤ電極とワークの計測 面とを接触させて計測を行っているので、次の様な問題がある。 a:ワイヤ電極の剛性が弱いため、ワイヤ電極がたわんで正確な計測が困難であ る。 b:ワイヤ電極は計測面に対し線接触するため、ワークの計測面にサビがあった り、又は、加工液等が付着していたりすると、計測ミスが起こりやすい。
【0005】 この考案は、上記事情に鑑み、ワーク計測の精度を向上させることを目的とす る。他の目的は計測後の修正加工を容易にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ワークテーブルにワークを固定し、該ワークを上下のワイヤ電極 案内ヘッドを走行するワイヤ電極により放電加工するワイヤ放電加工機において 、前記上下ワイヤ電極案内ヘッドを取り付ける機械ヘッドに前記ワークに対して 進退動作する測定子と、前記進退動作を行わせる案内駆動手段と、上記測定子及 び案内駆動手段を覆い、前記測定子がワークに向かって進出しているときに開き 、退避しているときに閉まる開閉蓋を有したカバーとを設け、前記測定子によっ て前記ワークの形状寸法を測定する測定手段を設けて構成することにより前記目 的を達成しようとするものてある。
【0007】
【作用】
加工後ワークをワークテーブルに固定したままの状態で、機械ヘッドをワーク に向かって進出させるとともに測定子を下降させる。そして、ワークテーブルを 摺動させて前記測定子をワークの計測面に当接させて計測を行う。計測の結果、 修正加工が必要なときには測定子と機械ヘッドとを上昇させて元の位置に戻した 後加工を開始する。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例を添付図面により説明する。図1に示す様にワイヤ放電加工 機の機械ヘッド1にはワイヤ電極Wの傾きを調整するテーパ加工装置2と、ワイ ヤ走行装置3の上下ワイヤ電極案内ヘッド4と、接触感知装置5と、が設けられ ている。上ワイヤ電極案内ヘッド4の下方にワイヤ放電加工機本体に支持された 下ワイヤ電極案内ヘッド6が設けられている。接触感知装置5は図2に示す様に 、基台10の案内溝11に嵌着された摺動子12と、該摺動子12にロッド13 を介して固定された測定子15と、を備えている。
【0009】 摺動子12には、モータ16とドッグ17とが設けられている。このモータ16 の回転によりラック18と噛み合っているピニオン19が回り、該摺動子12を 上下動させる。この摺動子12が上下動すると、ドッグ17も同方向に移動し、 摺動子12の垂直方向の移動範囲を規制する上限スイッチLSUと下限スイッチ LSDを作動させ、モータ16の駆動を停止させる。
【0010】 基台10はカバー20により覆われているが、このカバー20の下面には測定子 15の出し入れを行うための開口部21が設けられている。この開口部21に蓋 22を設け、加工中に飛散する加工液がカバー20内の測定子15にかからない ようにする。この蓋22はモータ23により回転するチェーン24に固定され、 該モータ23の駆動により開閉される。また、このチェーン24には、作動子2 5が設けられ、この作動子25により蓋22の水平方向の移動範囲を規制する左 限スイッチLSLと右限スイッチLSRが作動し、モータ23の駆動を停止させ る。なお、測定子15は、形彫放電加工における加工電極とワークとの位置関係 を決める作業、いわゆる、心出し作業を行うときなどに用いられる接触感知用の 測定子と同じものである。接触感知信号は測定手段7へ入力される。一方、数値 制御装置8は放電加工機の各軸送りモータに送り信号を送ると共に送り軸の位置 信号を受信している。測定手段7は接触感知信号を受信したときの送り軸の位置 信号を数値制御装置8から受信し、測定子15が接触した2位置間の距離を演算 することにより求めるワーヘクの形状寸法を測定するのである。本実施例におけ る接触感知方式は測定子15とワーク32との間の導通を検出する周知のもので ある。なお、他の接触感知方式を用いても良いし、また、数値制御装置8から送 り軸の位置信号を受信することに代え、送り軸の移動量を検出するデジタルスケ ールからの位置信号を受信するようにしても良い。
【0011】 次に、本実施例の作動について説明する。モータ16を駆動して測定子15を 上方に移動させ、カバ20内に収納した後、モータ23を駆動して蓋22を閉じ る。この状態において、加工槽30内のワークテーブル31に押さえ装置33を 介してワーク(被加工物)32を固定し、ワイヤ電極Wを上ワイヤ電極案内ヘッ ド4で支持しながらワイヤ放電加工を行いワーク32に加工穴35を形成する。 この加工中に上下のワイヤ電極案内ヘッドの加工液ノズルから噴射する加工液が 接触感知装置5に向かって飛散するが、蓋22が閉じているので、測定子15が 汚れることはない。
【0012】 加工終了後、ワークテーブル31を摺動させ、ワーク32に形成した加工穴3 5を接触感知装置5の真下に位置させる。数値制御装置8により機械ヘッド1を 矢印A1方向に移動させるとともに、モータ23を駆動して蓋22を矢印A22 方向に移動し開蓋する。そして、モータ16を駆動して摺動子12を矢印A15 方向に移動させ、加工穴35内に位置せしめる。ワークテーブル31を矢印A3 1方向に摺動させ加工穴35を一点鎖線の位置35Aにすると、測定子15が加 工穴の計測面35aに点接触し、その位置が測定手段7に読み込まれる。次に、 ワークテーブル31を矢印A31と逆方向に摺動させ加工穴35を二点鎖線の位 置35Bにすると、測定子15が加工穴の計測面35bに点接触し、その位置が 前記測定手段に読み込まれる。
【0013】 このようにして、各計測面35a、35bの位置が測定手段7に読み込まれると 、自動的に両計測面間の距離L即ち、計測値が算出される。そして、その計測値 が設計値に満たない時には、接触感知装置5と機械ヘッド1とを上昇せしめて元 の状態に戻し再びワイヤ放電加工を行って該ワーク35を設計値に加工する。
【0014】 この考案の実施例は上記に限定されるものではなく、例えば、接触感知装置5の 測定子15の上下動手段として油圧シリンダやその他の駆動手段を用いてもよい ことは勿論である。
【0015】
【考案の効果】
この考案は以上の様に機械ヘッドに進退動作可能な測定子を設けたので、ワー クテーブルにワークを固定した状態で測定子を進退させるとワークの計測を行う ことができる。その為、計測が簡単になるとともに従来例と異なり修正加工する 場合にもワークの心出し作業をしなくてもよいので、能率良く加工できる。又、 測定子がワークの計測面と点接触するので従来例と異なり精度の高い計測ができ る。従って、ワークを設計通り正確に加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の接触感知装置を示す斜視図である。
【図3】ワークの計測状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 機械ヘッド 4 4上ワイヤ電極案内ヘッド 5 接触感知装置 6 下ワイヤ電極案内ヘッド 7 測定手段 8 数値制御装置 15 測定子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークテーブルにワークを固定し、該ワー
    クを上下のワイヤ電極案内ヘッドを走行するワイヤ電極
    により放電加工するワイヤ放電加工機において、前記上
    下ワイヤ電極案内ヘッドを取り付ける機械ヘッドに前記
    ワークに対して進退動作する測定子と、前記進退動作を
    行わせる案内駆動手段と、上記測定子及び案内駆動手段
    を覆い、前記測定子がワークに向かって進出していると
    きに開き、退避しているときに閉まる開閉蓋を有したカ
    バーとを設け、前記測定子によって前記ワークの形状寸
    法を測定する測定手段を設けて構成したことを特徴とす
    るワイヤ放電加工機の接触感知装置。
JP2384791U 1991-03-18 1991-03-18 ワイヤ放電加工機の接触感知装置 Pending JPH0574735U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2384791U JPH0574735U (ja) 1991-03-18 1991-03-18 ワイヤ放電加工機の接触感知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2384791U JPH0574735U (ja) 1991-03-18 1991-03-18 ワイヤ放電加工機の接触感知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0574735U true JPH0574735U (ja) 1993-10-12

Family

ID=12121803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2384791U Pending JPH0574735U (ja) 1991-03-18 1991-03-18 ワイヤ放電加工機の接触感知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0574735U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10786857B2 (en) 2015-09-28 2020-09-29 Fanuc Corporation Wire electric discharge machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10786857B2 (en) 2015-09-28 2020-09-29 Fanuc Corporation Wire electric discharge machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100189672B1 (ko) 프레스브레이크의 굽힘 각도 검출 장치
CN112388392A (zh) 机上测量装置、机床以及机上测量方法
JPH0574735U (ja) ワイヤ放電加工機の接触感知装置
JP3270115B2 (ja) 刃先位置検出装置
CN112082445B (zh) 一种转向螺杆螺旋弹道衰减变化的检测方法及检测装置
JP2020019126A (ja) 自動バリ取りおよび/またはエッジ仕上げ装置、ならびにバリ取りおよび/またはエッジ仕上げの自動化方法
JP3168334B2 (ja) 三次元座標測定機
JP2007260789A (ja) 定寸検出方法及び定寸装置
JP4871648B2 (ja) ワークの製造方法及び研削装置
JPS58160018A (ja) 放電加工装置
JP2646377B2 (ja) ワイヤカット放電加工用手動z軸位置検出装置
JPH0349833A (ja) 放電加工装置
JPH09189501A (ja) 外径測定装置
JP2529312B2 (ja) バックゲ―ジの初期値設定方法およびその装置
JP2518147Y2 (ja) 歯車の位相合せ装置
JP2767852B2 (ja) 工具長設定機能を備えた研削機械
JP2529311B2 (ja) バックゲ―ジの初期値設定方法およびその装置
JPH081405A (ja) ロストモーション検出方法及び装置
JP2603896Y2 (ja) 工具長さ自動測定装置
CN113340250B (zh) 一种采用探头测量孔径的方法
CN215660296U (zh) 机器人结构
JPH06285745A (ja) ワーク形状自動ティーチング装置、及びワーク形状自動ティーチング方法
JPS6331877Y2 (ja)
JP3009047B2 (ja) 切断機用送材装置
JPS6212497Y2 (ja)