JPH0574533U - オフイス健康器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 足のうらを刺激することによる健康法に用い
る器具として、構造、使用法の簡単なものを考案した。
故障の無いこと、安価に制作できることも目的とした。 【構成】 ほとんど、そろばんと同じ構造である。足で
踏みつけても壊れない程度に頑丈に造る。当然、珠も珠
の軸もそろばんよりは太く造る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この器具は足のうらに指圧などに匹敵する刺激を与えて、健康を保持し、また 場合によっては軽度の病疾を根本的に治療する事に利用する軽便な健康器具であ る。足のうらに指圧などの刺激を与えて健康に対処することは既に幾つか紹介さ れている。（一例：国司院常照 著「医者が駄目なら足うらで治せ」）この器具 は、そのような目的で使用することもある。しかし主には健康を保持したりスト レス解消用に用いる。通常は椅子に腰を掛けた状態で、足の下に置いて使用する 。使用者はこの器具の上で足を前後に摺動させ、足のうらに刺激を得て一種の健 康法とする。一応、摺動させ、という記述表現をしたが実際には足のうらで珠を 回転させることになる。事務的仕事中にも使用できる利点がある。

【０００２】

【考案の構成】

構造はほとんどそろばんと同じである。ただし、そろばんのように一珠、五珠 の区別はない。一つの軸の珠数もそろばんのように限定はない。珠の大きさも限 定はなく、普通には直径約２５ｍｍ程度である。実際には１つの軸で数個の珠に 分かれている必要はなく、珠はそれぞれに連なっていてもよい。従って製造上、 簡単のために、肉厚の長さ数ｃｍの木管を削りこんで数個のそろばん珠状の連な りとして造ればよい。プラスチック製の場合はもちろん成型による。 主として足で扱うので、そろばんのようにきゃしゃに造らず十分強固に造る。 普通は２個１組とし、場合によっては蝶番掛金（脱着蝶番）などによって連結し て置く。また２個１体に造ることもある。それぞれの携帯移動の便利に応じるた めである。

【０００３】

【考案が解決しようとする問題点】

最近、健康器具は多くあるが、電力を使うので（１）使用形態がおおぎょうで 使用時に（２）雑音を伴うものが多い。また小型で電子的なものもある。しかし 大方は（３）高価で故障の可能性があり、使用に際しては（４）使用者が機械に 調子を合わせなければならない傾向がある。この考案は以上の４つの問題点に対 応、解決できたつもりである。

【０００４】

【考案の効果】

この健康器は使用者のペースで使用できるので事務机の下に置いて仕事中に使 用しても仕事の妨げになることはなく、むしろ場合によっては仕事が使用者のリ ズムにのることさえある。また、雑音をともなわないので、はた迷惑になること はない。体の不調や疲労が足のうらに関係する様子は人によって異なるようであ るが、試作品を１０人の人に使用してもらった結果、いずれも「快適である」と の報告を得た。

【図面の簡単な説明】

【図１】 は平面図

【図２】 は側面図

【図３】 は立面図

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 足のうらを刺激して健康を保つためのそ
   ろばん状の器具である。そろばん珠の配置面はそろばん
   の様に平面的配置または曲面的配置とする。使用は足の
   うら以外の体の部分に用いることもある。