JP3023494U - 旋回磁界熱治療按摩機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回磁界熱治療按摩機を提供する。 【解決手段】 それは按摩機本体、振動盤、電熱片、蓋
体及び底座部材等で構成される。該本体内部にモーター
を設け、底部に凹槽及び嵌合縁を設け、振動盤底面に数
個の磁石を入れ、側面に凹孔を設けて振動盤を本体の凹
槽内に設け、なおモーターの回転軸に套接し、電熱片は
本体の嵌合縁に嵌接し、蓋体は本体の底部に螺接して電
熱片が落下するのを防止し、又底座上方に承置槽を凹設
し、承置槽に温度調節ツマミとモーター転速調節ツマミ
を設ける。按摩機本体内のモーターを利用して振動盤を
回転させ、振動盤内の磁石が旋回磁界を発生させ、同時
に電熱片が熱を発生し、このようにして振動により按摩
し、磁界の発生と熱治療等の効果を具え、身体における
病気の部位及び各種の炎症による身体の痛み、摩痺、無
気力及び運動疲労等に、治療効果を有する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の旋回磁界熱治療按摩に関し、特にモーターによって旋転振動盤 を伝動し、振動盤内の磁石が旋回磁界を発生し、同時に電熱片が熱を発生して、 振動按摩をし、磁界を印加し、又熱治療等機能を具える按摩機に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来技術のよく見かける按摩機は一般的に殆んどが振動按摩機であり、その効 果は僅かに疲労を解消し、緊張した筋肉を寛がせるだけであり、その他の温熱、 磁界治療の効果はない。各種の炎症によって引き起された身体の痛み（だるく痛 む）の除去には余り効果がない。

【０００３】 これにより従来の按摩機が上記の如き欠点があるに鑑み、本考案者は研究改良 を行い遂に本考案に到った。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主な目的は一種の伝統的に漢方医経▲かく▼学に基づき磁界からのエ ネルギーを運用し、治療、健康の回復、健康保健に有用な旋回磁界熱治療按摩機 を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決する本考案の主な特徴は按摩機本体を設け、内部にモーターを 設け、モーターに回転軸を凸設し、按摩機本体の底部に凹槽と嵌合縁を設け、底 部側に外螺旋溝を設ける。振動盤を按摩機本体の凹槽内に設け、又モーター回転 軸に套固し、振動盤頂面に貫通穴を設け、側面に凹孔を設け、底面に数個の容槽 を設け、数個の磁石を振動盤の容槽に入れる。電熱片は按摩機本体の嵌合縁内に 嵌設する。蓋体は按摩機本体の底部に螺設し、その内側に内螺旋溝を設け、底部 に通し穴を設ける。底座は按摩機本体の下方に承置し、上方に承置槽を凹設し、 按摩機本体を置くのに供し、承置槽に温度調節ツマミ及びモーター転速調節ツマ ミを設け、その底座の外側に電源コードと按摩機本体に連接する電線を設ける。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案が上記の目的及び効果を達成する為に用いた技術手段をここに好ましい 実施例及び図を参照して以下に詳細に説明する。 先ず始めに図１を参照するに、本考案は按摩機本体１を設け、内部にモーター １０を設け、モーター１０の一端に回転軸１００を設け、又按摩機本体１の底部 に凹槽１１及び嵌合縁１２を設け、別に底部外側に外螺旋溝１３を設ける。振動 盤２は按摩機本体１に設け、凹槽１１内に又モーター１０の回転軸１００を套固 し、振動盤２の頂面に貫通穴２０を設け、側面に凹孔２１を設け、底面に数個の 容槽２２を設け、数個の磁石２３を振動盤２の容槽２２内に入れる。電熱片３は 按摩機本体１の嵌合縁１２内に嵌設する。蓋体４はその内側に按摩機本体１底部 外側の外螺旋溝１３と相互に螺合する、内螺旋溝４０を設け、底部に通し穴４１ を設ける。底座５は按摩機本体１の下方に承置し、上方に承置槽５０を凹設し、 承置槽５０の上に温度調節ツマミ５１及びモーター転速調節ツマミ５２を設け、 又底座５の外側に電源コード５３及び按摩機本体１と連接する電線５３０を設け る。

【０００７】 組合せる時には、図２，３を参照するに、振動盤２を按摩機本体１の凹槽１１ 内に、その貫通穴２０をモーター１０の回転軸１００に套固し、次に電熱片３を 按摩機本体１の嵌合縁１２内に嵌設し、更に蓋体４の内螺旋溝４０と按摩機本体 １の底部外側の外螺旋溝１３を相互に螺接する。こうして按摩機本体１の組立て が完了する。最後に組立てを終えた按摩機本体１を底座５の承置槽５０の上方に 承置したら全体の組合せが優美なヒョウタン形の外観を呈する。

【０００８】 使用する時、底座５外側の電源コード５３を電源に接続し、更にそれぞれ温度 調節ツマミ５１及びモーター転速調節ツマミ５２を回転し、必要とする適当な温 度及び転速を選択するだけで電熱片３が熱を発生し、モーターが動き出し、モー ター１０の先導によって振動盤２が回転し、振動盤２の側面に設けた凹孔２１に より、回転する時偏心振動が発生する。又振動盤２の底面に数個の磁石２３を設 けた為、回転する時旋回磁界が発生する。又蓋体４を按摩機本体１の底部に蓋せ たために電熱片３が落下するのを防止でき、更に、按摩機本体１が発生した旋回 磁界及び熱は蓋体４底部の通し穴４１を経由して出る。

【０００９】 使用者は単に按摩機本体１底部の蓋体４を身体の具合の悪い所に置くだけで按 摩機本体１が接触した個所の皮膚に磁界を印加して血液の循環を促進する。なお 、温熱式の振動按摩治療を行い、又使用者が使用する時、温度の選択は快適にし て皮膚を損わない程度を標準とする。温度は高い方が良く、一日に三回、毎回１ ０〜１５分，転速は時間に応じて逐次最大まで加速し、最大又は大きい旋回速度 で５分間保持し、治療姿勢は坐った姿勢、横に寝た姿勢で身体を寛ろがせ、関節 に負担がかからないのが良い。故に本考案は身体の具合の悪い部位、又は炎症を 引き起して身体の痛み、麻痺、無気力、運動性疲労、婦人の経痛、関節炎によっ て引き起された手足の運動障害、老年性行動障害、関節活動及び腰の具合が悪い 、肩周炎、腱鞘炎等を全て治療することができ、振動按摩、磁界の発生で血液循 環及び熱治療等の効果を達成することができる。

【００１０】

【考案の効果】

故に本考案は以下の利点を具える： １．磁界からのエネルギーと熱効果の作用に基づいて、身体の健康の回復、健 康保持のための治療に適用できる。 ２．振動按摩、磁界発生及び熱治療効果を具え、各種炎症によって引き起され た身体の痛み、麻痺、無気力及び各種疲労・身体の具合が悪い等々、一歩進んで 消炎、消腫、鎮痛の治療効果を達成する。

【００１１】 ３．部材が簡単で組立てが容易で且つ使用に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例の分解図である。

【図２】本考案の実施例の部分断面図である。

【図３】本考案の実施例の斜視図である。

【図４】本考案の実施例の使用を説明する斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ 按摩機本体 ２ 振動盤 ３ 電熱片 ４ 蓋体 ５ 底座 １０ モーター １１ 凹槽 １２ 嵌合縁 １３ 外螺旋溝 ２０ 貫通穴 ２１ 凹孔 ２２ 容槽 ２３ 磁石 ４０ 内螺旋溝 ４１ 通し穴 ５０ 承置槽 ５１ 温度調節ツマミ ５２ モーター転速調節ツマミ ５３ 電源コード １００ 回転軸 ５３０ 電線

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 内部にモーターを設け、モーターに回転
   軸を凸設し、底部に凹槽及び嵌合縁を設け、底部外側に
   外螺旋溝を設けた按摩機本体からなり、 振動盤を本体の凹槽内に設け、なおモーターの回転軸に
   套固し、その頂面に一貫通穴を設け、側面に凹孔を設
   け、底面に数個の容槽を設け、数個の磁石を振動盤の容
   槽内に入れ、 電熱片は按摩機本体の嵌合縁の容槽内に嵌設し、 蓋体は按摩機本体の底部に螺接し、その内側に内螺旋溝
   を設け、底部に通し穴を設け、 底座は按摩機本体の下方に承置し、上方に一承置溝を凹
   設し、本体を置くのに供し、承置槽に一温度調節ツマミ
   及びモーター転速調節ツマミを設け、その底座の外側に
   電源コード及び按摩機本体と連接する電線を設けてなる
   旋回磁界熱治療按摩機。