JP2538198Y2 - 偏心錘を回転させる振動と、他の構造を組み合わせてなる、電気マッサ−ジ兼指圧代用器。 - Google Patents

偏心錘を回転させる振動と、他の構造を組み合わせてなる、電気マッサ−ジ兼指圧代用器。

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JP2538198Y2
JP2538198Y2 JP6027191U JP6027191U JP2538198Y2 JP 2538198 Y2 JP2538198 Y2 JP 2538198Y2 JP 6027191 U JP6027191 U JP 6027191U JP 6027191 U JP6027191 U JP 6027191U JP 2538198 Y2 JP2538198 Y2 JP 2538198Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】1:ポータブル型で、人体の細部
まで施術できて、振動数の可変と振動方向の角度が調整
できて、患部に最適の振動の様態を与える機能を持っ
た、電気マッサージ兼指圧代用器。
【0002】
【従来の技術】1 モーターの出力軸に、直接に偏心錘
を装着して、モーターの回転数の振動を発生させるも
の。 2 梃子、カム、等の利用により、低回転の揉むだけの
型のもの。 3 クランク等により、指圧棒を上下させる型のもの。 4 電磁式で、交流周波数の毎分3000回以上の高い
振動によるもの。 5 振動体が椅子、寝台、に固定されたもの。 6 固定式のものは、特定の患部以外、施術できない。 7 振動数の効用が考慮されていない。 8 振動方向の、変化の効用が考慮されていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】1 従来の技術の1、
4、の振動数の高いものは、振幅が小さくなるから、振
動が表面波にちかくなり、深部に効果が伝わりにくい。 2 従来の技術2、3、は、椅子寝台等に振動部が固定
されてある。 3 従来の技術5、6、は、単一の患部だけしか治療で
きない。 4 従来の技術、振動数について。 身体は固いところや柔らかい場所等いろいろある。一例
をあげれば、腹部等は弾力があり振動の一部が吸収され
て、通常の場合の、1.5倍くらいの振動力がないと、
効果が半滅する。また、各人によって患部に適応する、
好みの振動がある。 5 従来の技術、振動の方向について。 胸部、頭部、顔面、等、皮膚の下にすぐ骨のある場合は
垂直叩打振動は、患部に強すぎて弱にしても適当でな
い。振動の様態(水平振動)を変える必要がある。 6 以上、課題を要約すると次のようになる。 (1) ポータブルな、強力なものができないか。 (2) 振幅の大きい叩打振動(指圧的効果)を得た
い。 (3) 単一な動作でなく、多様性をもたせたい。 (4) 振動数を可変したい。 (5) (なぜる)(さする)(こねる)等の振動の形
態もほしい。
【0004】
【課題を解決するための手段】1 人体の細部を含む患
部を完全に施術できる強力なポータブル型とした。又、
不必要な高い振動と、効果の少ない低振動の部分を、カ
ットして、有効な上限と下限との間で、回転をモーター
の出力プーリーと固定プーリーとの間で減速して、その
限度内で更に可変抵抗器で無段変速した。又、振動体の
振動方向を任意に変えることと、振動数の可変による、
複合的相乗効果で「もむ」「なぜる」「さする」「こね
る」「たたく」等の多様な運動ができるようにした。
又、深い患部やひどい肩こり等は、指圧球を取り付け
て、力が一点に集中できるようにした。これらの性能
は、後記実施例による具体的な手段によって解決され
た。
【0005】
【作用】1 図と実施例で詳細に説明しますが、本器は
患部に適応する多様な振動を患部に当て振動を伝えるこ
とにより、「こり」をほぐす、血行を良くする、筋肉痛
をやわらげる、末梢の神経の痛みをやわらげる効果があ
る。
【0006】
【実施例】 (I) 使い方及び治療方法及び動作
【図I】参照 1 器械の操作について ACアダプター(1)を家庭用電源に差し込む、ジャッ
ク(2)を操作ボックス(4)に差し込む、ツマミ(1
0)はネームプレート(5)の位置(0)にする、操作
ボックス(4)よりのコードコネクター(12)を振動
部に接続してネジを良くしめる。スイッチONで振動体
は振動を始める。パイロットランプ(8)は点燈してい
る。可変抵抗器用パイロットランプ(13)は(0)で
明るく、抵抗が多くなり振動が弱くなるに従って暗くな
る。振動体は、強、中、弱、に振動数を変えられる。
(中間も使用できます) 2 ネームプレート(5)の(0〜10を強)(10
〜20を中)(20〜40を弱)とします。治療は振動
体を患部に当てて行う。
【図I】(1−2)は振動方向を変えることにより、
「たたく」「なぜる」「さする」「もむ」「こねる」等
の振動が得られる。
【図I】(1−2)の3は傾斜振動。
【図I】(1−2)の2は水平振動。
【図I】(1−1)の1は垂直振動。AとBは、同じ振
動型ですが使い方が異なる。Aは外枠を使っての治療、
又は外枠に指圧球(16)を使用した図です。Bは振動
体を患部に当てて治療した図です。垂直振動の場合は、
(強)を使わないと始動しない場合があります。(強)
で始動をさせてから好きな強さに変えてください。 3 振動体を廻す場合は
【図I】(1−3)の7のネジをゆるめて、廻す、ネジ
は良くしめてください。この図は垂直振動の斜視図で
す。 4 治療は原則として着物の上より行います。素肌の
場合は、バスタオル2〜4枚折りの上から、患部が痛く
ないようにご使用ください。 5 いろいろな使い方の例 6 骨と骨の間や患部の深い場所の腱等は、指圧球を
使って力を一点に集中して強く作用させる。この場合、
弱より始めて様子を見ながら強さを変えること。 7 垂直振動の場合は、(中)から(弱)が「たた
く」作用になる。(強)だとバイブレーター的な振動に
なる。腹部の場合は、(強)が良い。肩こりの強い人
は、指圧球を付けて使うと良く効く。 8 水平振動の場合は、(中)又は(弱)が良い。 9 傾斜振動の場合は、(強)(中)(弱)いずれで
も良い。肩こりの強い人は(強)が良い。
【実施例】 (II) 全体と各機能との関係
【図I】参照 (1) ACアダプター(1)はジヤック(2)で操
作ボックス(4)に接続されている。外枠(9)と振動
体(3)との間に振動を調節する可変抵抗器(5)、ス
イッチ(11)、ヒューズ(14)、パイロットランプ
(8)、のセットされた操作ボックス(4)があり振動
部とはコードコネクター(12)で接続されている。 (2) 治療は外枠(9)を手で持って、振動体
(3)を患部に当てて(又はのせて)治療する。振動調
節は、ツマミ(10)で強、中、弱、に変えられる。
(中間の指示も可) (3) 直流電源……可変抵抗器……モーター、を使
用することで、小型で始動トルクの高い直流モーターが
使用できる、又モーターの変速調整もできる。 (4) (図1−2) (1)は、垂直叩打振動、回転
を遅くすれば連続的な押圧力となる。 (2)は、水平の「なぜる」「さする」の振動となる。 (3)は、傾斜振動、「もむ」「こねる」等の振動。 以上の振動の様態を得ることができる。 (5) (図1−3) 振動の位置の変化は押しネジ
(7)をゆるめれば、(6)と(6)……を軸として
手で廻せば角度が変わる。任意のところで押しネジで止
める。 (6) 小型だから身体のどの部分も治療できると同
時に、支持器具を使えば便利に使用できる。
【実施例】 (III) 振動部の構成
【図II】参照 (1) 起振部 (図2−
1)参照 直流モーター(18)は、円筒形支持金具(19)とネ
ジ、ナット(20)(21)で主軸(22)に固定され
ている。電気は、固定電極(23)(23)とバネ電
極(図2−4)の(30)と(30)より通電され
る。 (2) カバーの蓋 (図2−
2)参照 カバーの蓋(5)は蓋に固定されたベアリングケース
(25)とベアリング(26)(26)とベアリング
ケースの外側部にゴム張りした固定プーリー(27)と
で成り立つ。 起振部を蓋に組み合わせた図 (図2−3)参照 (図2−1)の起振部の主軸(22)を、(図2−2)
カバーの蓋のベアリング(26)(26)に組み込
み、モーターの出力溝付きプーリー(24)と固定平プ
ーリー(27)との間に溝付き平ベルトを掛けてからカ
バー(29)をかぶせる。(図2−4)は(図2−3)
にカバー本体(29)を上からかぶせて、ビス穴(3
1)3ケ所でネジ止めする。 (32)は、操作ボック
スよりのコードコネクターの差し込み口です。(図2−
5)は、組み立て終了後、外枠を軸架した斜視図(水平
振動型です)
【実施例】 (IV) 振動部の構成
【図なし】
(1) カバー内に独立してモーターを固定し、別に
メタル及び主軸を設け、主軸に鉄片を偏心装着させて、
ベルトやギアー等を介して、回転させても振動は起こる
が、振動部を円形に近い小型にするには前期の構造では
スペースが小さく、又カバー内の中央に錘がバランス良
く取り付かないと機器の安定が悪く、振動角によっては
回転(振動)が「ばらつく」、特に低速回転のときは著
しい。又腹部等の弾性体の上では振動が止まることもあ
る。以上のような理由で
【実施例】(III)の振動構造を採用した結果、強力
でコンパクトなものができた。
【実施例】 (V) 振動構造
【図II】(図2−4)参照 (1) スイッチONでモーターは回転するはずだ
が、モーターの出力プーリーと固定プーリーとの間は、
ベルトが掛かっているので、モーターは通常は回転しな
いと考えられるが、モーターを固定させている主軸はベ
アリングの受け軸で抵抗が少ないため、主軸がモーター
と共に回転して、固定プーリーの廻りを周回する様に、
回転して振動する。この場合、モーターの重量は偏心錘
の作用を兼ねる。言い替えれば、「カバー内の直流モー
ターにより、主軸に装着された偏心錘を回転させて起こ
る振動」ということになる。
【0007】
【考案の効果】1 振動数の可変と振動方向の変化と振
動部がポータブル型であるため、人体の細部にわたり、
複合的相乗効果を発揮、患部に適応した最良の条件で治
療ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (図1−1) 各構造体の組み合わせ図、 (図1−2) 振動方向の変化の模型図 (図1−3) 振動体(垂直振動)の斜視図
【図2】 (図2−1) 起振部の縦断面図 (図2−2) カバーの蓋の縦断面図 (図2−3) カバーの蓋に起振部を組み込んだ縦断
面図 (図2−4) 振動部の組み立て縦断面図 (図2−5) (図2−4)に、外枠を取り付けた水
平振動型の斜視図
【符号の説明】
(図1−3)の6……6は、振動部を手で廻すときの
回転軸になる位置を示します。 (図1−1)の5は、表面はネームプレート (図1−1)の5は、内部は可変抵抗器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1:低圧直流電力を供給するACアダプタ
    ー、 2:カバー内の直流モーターにより主軸に装着した偏心
    錘を回転させて振動を起こす振動部、 3:モーターを変速(振動の変化)させる、ACアダプ
    ターと振動部の中間に設けられた操作ボックス内の可変
    抵抗器、 4:振動部とカバー部を回転でき、任意の方向に変えら
    れ、振動の方向が変化するように軸架する外枠、 以上1、2、3、4の構造の組合せからなる、振動の様
    態が多様に変化できる、電気マッサージ兼指圧代用器。
JP6027191U 1991-04-26 1991-04-26 偏心錘を回転させる振動と、他の構造を組み合わせてなる、電気マッサ−ジ兼指圧代用器。 Expired - Lifetime JP2538198Y2 (ja)

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JPH08863U JPH08863U (ja) 1996-05-31
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JP5753564B2 (ja) * 2013-10-15 2015-07-22 実季 原田 マッサージ器

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