JP3095705U - 吸盤を有する指圧器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】第三者の力を借りることなく、自分自身が単独
でも指圧もしくは按摩的な行為を可能としたものであ
る。 【解決手段】吸盤１の背面には固形物２を装着してお
り、吸盤１を適当な場所に吸着させて、身体を固形物２
に接触して、押しつけ又はこすりつけることで、指圧も
しくは按摩的な行為を行うことができるものである。吸
盤は取り外しも簡単であることから、水平面、垂直面い
ずれであろうと、指圧行為がやりやすい位置を自由に選
択できることを最大の特長としている。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

われわれは身体のツボを刺激したり、筋肉等のこり、痛みをときほぐすために指 圧を行うことはよくあることであるが、こうしたとき第三者に頼ることなく、自 分自身が単独ひとりでも、指圧もしくは按摩的な行為を行うために用いられるも のである。

【従来の技術】

肩たたき、ツボを刺激するという、謂ゆる指圧による按摩的な行為をするための 器具類は、いろいろと見受けられるが、それぞれ一長一短があり、これまでまだ 満足するものは見当らない。

【考案が解決しようとする問題点】

これまでのこの種の器具が、ともすれば自分の手を使って操作するものが多く、 こうした場合に手の届かない部分とか、手の力が充分に及ばない部分には、思い どおりの指圧もしくは按摩的な行為ができないという問題があった。 又、この種の多くの器具は、水平面に置いて使用するときには、器具を使いやす い位置に移動することは比較的に簡単であるが、垂直面で使用するときには、器 具をネジ、ボルト、釘等で固定しなければならず、このとき固定した位置が不具 合であったとき、その位置を満足する場所に移動するのに、再びネジ等を取り外 すための繁雑さが加って、器具の設置についての不便さが残ることになる。

【問題点を解決するための手段】

こうした問題点を本考案は吸盤を利用することで解決しようとしたものである。 吸盤１を水平面であろうと垂直面であろうとどこでも自由に吸着させて、あとは 吸盤の背面にある固形物２に、指圧又は按摩的な行為を行いたい身体の部分を適 度な力で押しつけ、身体全体を使ってもみほぐすようにすることで、第三者の手 を借りることなく、指圧もしくは按摩的な行為が可能となる。 吸盤は取り外しが自由であることから、どこでも最も具合の良い場所に、吸盤の 位置を移動して使用することができることを最大の特長とするものである。 衣類を着用していても使用できるが、素肌に直接使用する方がより効果的である ことから、本考案による器具は入浴のとき使用することが最も望ましい。浴槽の 内部の垂直面である壁に吸盤１を１個ないし復数設置すれば、浴槽内で全身を温 めながら、自分がもみほぐしたい身体の部分を固形物２に接触して、あとは適度 な力をもって、その部分を押しつけ又はこすりつけることで充分な指圧又は按摩 的効果を得ることができる。それは浴槽の底面であっても同様であり、吸盤の位 置を自由に移動することで、自分の身体の望ましい位置を選択できる。 したがって、本考案はゴム又はプラスチック製の吸盤１と、その背面に装着した 固形物２を一体とした吸盤であり、この吸盤を利用して、他の第三者の力を借り ることなく、自分１人であっても指圧もしくは按摩的な行為を可能とする器具で ある。

【提出日】平成１５年２月２１日（２００３．２．２１）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

人間の身体のツボを刺激したり、筋肉のこり、痛みをときほぐすために指圧を行 なうことはよくあることであるが、こうしたとき第三者の手を借りることなく、 自分自身が単独ひとりでも、指圧もしくは按摩的な行為を行なうことができる。

【従来の技術】

肩たたき、ツボを刺激するという、謂ゆる指圧もしくは按摩的な行為をするため の器具類は、これまでいろいろと見受けられるが、それぞれ一長一短があり、ま だ満足できるものは見当らない。

【考案が解決しようとする問題点】

これまでのこの種の器具類の多くが、自分自身の手を使って器具を操作しながら 、指圧もしくは按摩的行為をするものが大部分であり、こうした場合、自分の手 が届かない位置とか、手の力が充分に及ばない部分には、思いどおりの指圧もし くは按摩的な行為ができないという難点があった。 また、この種の器具を適当な場所に固定して使用するとき、水平面の位置であれ ば、ただ単に器具を使いやすい位置に移動して、置くだけで目的は達することは できる。しかし垂直面で使用したいときには、器具を固定するためにネジ、ボル ト、釘等を使用しなければならず、このとき固定した位置が不具合であったとき は、その位置を満足する位置に移動するときに、再びネジ、ボルト等を取り外す ための繁雑な作業が加わって、器具の設置についての不便さが残ることになる。

【問題を解決するための手段】

こうした問題点を本考案は吸盤を利用することで解決しようとしたものである。 吸盤１を水平面であろうとも垂直面であろうと、どこでも自由に吸着させて、あ とは吸盤１の背面に装着されている固形物２に、指圧もしくは按摩的な行為を行 ないたい身体の部分を適度な力で押しつけて、身体全体を使ってもみほぐすよう にすることで、第三者の力を借りることなく指圧もしくは按摩的な行為が可能と なるものである。吸盤は取り外しが自由であることから、どこでも都合の良い、 使いやすい場所に吸盤の位置を移動して使用できるということを最大の特長とす るものである。 本考案による指圧器は、衣類を着用していても使用できるが、素肌に直接使用す る方がより効果的であることから、入浴のときに使用するのが最も望ましい。浴 槽内部の垂直面となる壁面に吸盤１を１個ないし復数個、設置することで浴槽内 で全身を温めながら、自分がもみほぐしたい身体の部分を固形物２に接触させて 、あとは適度力をもって、その部分を押しつけまたはこすりつけることで、充分 な指圧もしくは按摩的な効果を得ることができる。それは浴槽の底面となる水平 面であっても同様であり、自分が指圧もしくは按摩的行為を望む位置を自由に選 択して使用することができる。 浴槽に限らず、本考案による指圧器は、自由にどこにでも持ち運びができること から、吸盤を取りつける場所があれば家屋の内外を問わずどこでも使用すること ができる。 吸盤に装着している固形物２は、セラミック、プラスチック、木製類、紙類、ガ ラス類等を原料としたものである。これらの原料の中に微量の放射性物質、遠赤 外線物質を含ませることで指圧もしくは按摩的な効果をより一層に高めることも できる。 また、固形物２の形状についても、球状、棒状等の身体の肌に適度な刺激を与え やすい形状となっている。 したがつて、本考案はゴムまたはプラスチック製の吸盤１と、その吸盤の背面に 装着された固形物２を一体とした吸盤を有する指圧器であり、他の第三者の力を 借りることなく、自分単独ひとりでも指圧もしくは按摩的な行為を可能としたも のである。

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【手続補正書】

【提出日】平成１５年２月２１日（２００３．２．２
１）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 吸盤を有する指圧器

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】 上からの平面図

【図２】 横からの正面図

【符号の説明】 １ 吸盤 ２ 固形物

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】吸盤１の背面に球状または棒状の固形物２
   を装着した吸盤である。
2. 【請求項２】この吸盤１を浴槽の内壁に吸着させて、入
   浴のときに固形物２に身体のツボまたは筋肉等のこった
   部分を接触させて、押しつけたり又はこすりつけること
   によって、指圧もしくは按摩的な行為を行うものであ
   る。
3. 【請求項３】浴槽に限らず、この吸盤は自由にどこにで
   も持ち運びが可能であり、吸盤を取り付ける場所があれ
   ば、家屋の内外を問わず、どこにおいても使用すること
   ができる。
4. 【請求項４】吸盤に装着する固形物２は、セラミック、
   プラスチック類、木製類、紙類、ガラス類等を原料とし
   ており、この原料の中に微量の放射性物質又は遠赤外線
   発生物質を含ませることもできる。
5. 【請求項５】固形物２の形状については、球状、棒状等
   の肌に適度な刺激を与えやすい形態となっている。