JP3026336U - 足部刺激具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、遠赤外線放射加工を施したセラ
ミックスを使用し、足の指を刺激して血行を良くする、
足部刺激具に関するものである。 【構成】 遠赤外線放射加工を施したセラミックスと粘
土の混合物で、刺激片（１）を形成し、遠赤外線放射加
工を施したセラミックスと粘土の混合物で、刺激小片
（２）（２）（２）を形成することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、足の指を刺激して血行を良くする、足部刺激具に関するものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

従来、足の裏のツボを刺激するために、青竹や板に凹凸を付けた器具の上に乗 ったり、内底に凹凸を付けたサンダルやスリッパを履いたりしていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、次のような欠点があった。 （イ） 長時間あるいは連日使用したりすると、凹凸部分により皮膚にあとがつ き、痛みを生ずることがあった。 （ロ） 器具の上に乗ったり、履いて歩いたりという動作が必要なため、疲れて いる時には難儀なことがあった。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

遠赤外線放射加工を施したセラミックスと粘土の混合物で、刺激片（１）を形 成する。 そして、遠赤外線放射加工を施したセラミックスと粘土の混合物で、刺激小片 （２）（２）（２）を形成する。 本考案は、以上のような構成よりなる、足部刺激具である。

【０００５】

【作用】

刺激片（１）の表面を、足の親指と人指し指の間に挟み込む。刺激小片（２） の表面を、足の人指し指と中指の間に挟み込む。同様に、刺激小片（２）（２） を中指と薬指の間、薬指と小指の間にそれぞれ挟み込む。数分から１０分間程度 そのままの状態を保持すると、徐々に足全体が暖まってくる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ） 遠赤外線放射加工を施したセラミックスと粘土の混合物で、円形状に刺 激片（１）を形成する。 （ロ） 遠赤外線放射加工を施したセラミックスと粘上の混合物で、六角形状に 刺激小片（２）（２）（２）を形成する。 本案は以上のような構造で、これを使用する時は、刺激片（１）の表面を足の 親指と人指し指の間に挟み込み、刺激小片（２）の表面を足の人指し指と中指の 間に挟み込む。同様に、刺激小片（２）（２）を中指と薬指の間、薬指と小指の 間にそれぞれ挟み込む。数分から１０分間程度そのままの状態を保持すると、徐 々に足全体が暖まってくる。 なお、刺激片（１）は、円形に限らず楕円形や四角形、六角形でもよいし、刺 激小片（２）は、六角形に限らず円形や楕円形、四角形でもよい。 また、刺激片（１）、刺激小片（２）の表面に、滑り止めの為それぞれくぼみ を設けてもよい。

【０００７】

【考案の効果】

遠赤外線放射加工を施したセラミックスを使用しているので、皮下組織の深部 にまで作用して血管を拡張させ、血行を促進させる働きがある。これを、ツボの 集中している足部に接触させることによって、マッサージと同様の効果を発揮せ しめ、足部のみならず全身の血行を促進し、筋肉のこりや痛みを緩和し、冷え性 を改善し、新陳代謝を促し、細胞を活性化させるため、肉体及び精神の緊張を弛 緩させてストレス解消にも役立つ。入浴後や就寝前に使用すると、よりいっそう 効果的である。 また、直接足の裏のツボを外から刺激するのでなく、指の皮下組織の内部から 作用するため、皮膚にあとがついたり、痛みを生ずることもない。電気を使用す るわけでもないので、安全である。 さらに凹凸面に乗って踏みつけるなど、何ら動作をせずとも、いつでもどこで も身体を休めながら、リラックスして使用することができるので、肉体及び精神 の疲労回復に相乗作用をもたらす。 したがって、きわめて効果的で、安全、簡便な健康増進具である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の使用状態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 刺激片 ２ 刺激小片

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 遠赤外線放射加工を施したセラミックス
   と粘土の混合物で、刺激片（１）を形成し、遠赤外線放
   射加工を施したセラミックスと粘土の混合物で、刺激小
   片（２）（２）（２）を形成した、足部刺激具。