JPH0574264A - スイツチケースの防水構造 - Google Patents
スイツチケースの防水構造Info
- Publication number
- JPH0574264A JPH0574264A JP14633091A JP14633091A JPH0574264A JP H0574264 A JPH0574264 A JP H0574264A JP 14633091 A JP14633091 A JP 14633091A JP 14633091 A JP14633091 A JP 14633091A JP H0574264 A JPH0574264 A JP H0574264A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch case
- pressing
- push
- contact
- cage body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組み立ての容易化、小型化、ローコスト化を
実現しつつ、かつ、操作感度を落とさずにスイッチケー
スに防水性を付与する。 【構成】 各種操作スイッチの接点3aが設けられた基
板3と、接点3aに対応する部分に押圧部5aが設けら
れ、操作者が押圧部5aを押圧することにより接点3a
がオン・オフされる接点押圧部材5とが上側の匡体1と
下側の匡体2との間に収納されたスイッチケースにおい
て、接点押圧部材5の周縁部5bを上側の匡体1と下側
の匡体2との合わせ位置に介挿する。
実現しつつ、かつ、操作感度を落とさずにスイッチケー
スに防水性を付与する。 【構成】 各種操作スイッチの接点3aが設けられた基
板3と、接点3aに対応する部分に押圧部5aが設けら
れ、操作者が押圧部5aを押圧することにより接点3a
がオン・オフされる接点押圧部材5とが上側の匡体1と
下側の匡体2との間に収納されたスイッチケースにおい
て、接点押圧部材5の周縁部5bを上側の匡体1と下側
の匡体2との合わせ位置に介挿する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、川辺や海辺等、もし
くは、バス、トイレ等の水を扱う場所、さらには、発汗
作用により汗雫が滴り落ちる部位に設置された装置等の
各種操作スイッチが収納されたスイッチケースに用いて
好適なスイッチケースの防水構造に関する。
くは、バス、トイレ等の水を扱う場所、さらには、発汗
作用により汗雫が滴り落ちる部位に設置された装置等の
各種操作スイッチが収納されたスイッチケースに用いて
好適なスイッチケースの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチケースの防水構造は、各
種操作スイッチの接点等が設けられた基板が収納される
上下の匡体の合わせ位置に、帯状あるいはひも状の弾性
部材を介挿して防水パッキングとして用いるか、あるい
は、図6(a)および(b)に示すように、スイッチ全
体をゴムや合成樹脂等のカバーによって覆っていた。
種操作スイッチの接点等が設けられた基板が収納される
上下の匡体の合わせ位置に、帯状あるいはひも状の弾性
部材を介挿して防水パッキングとして用いるか、あるい
は、図6(a)および(b)に示すように、スイッチ全
体をゴムや合成樹脂等のカバーによって覆っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のスイッチケースの防水構造においては、まず、帯状
あるいはひも状の弾性部材を防水パッキングとして用い
た場合には、弾性部材の形状が定まらず、所定位置には
め込みにくいという欠点があった。また、専用の形状の
弾性部材を金型成形すると、装置全体がコスト高になる
という欠点もあった。
来のスイッチケースの防水構造においては、まず、帯状
あるいはひも状の弾性部材を防水パッキングとして用い
た場合には、弾性部材の形状が定まらず、所定位置には
め込みにくいという欠点があった。また、専用の形状の
弾性部材を金型成形すると、装置全体がコスト高になる
という欠点もあった。
【0004】また、スイッチケースの組み立て時に、上
記弾性部材を上下の匡体の合わせ位置の位置に保持する
必要があり、そのためのスペースが要求され、スイッチ
ケースを小型化しにくいという問題があった。さらに、
スイッチケースの組み立てが困難であり、かつ、防水パ
ッキングとしての弾性部材が必要であるという理由によ
り、スイッチケースのコストが高くなるという問題もあ
った。
記弾性部材を上下の匡体の合わせ位置の位置に保持する
必要があり、そのためのスペースが要求され、スイッチ
ケースを小型化しにくいという問題があった。さらに、
スイッチケースの組み立てが困難であり、かつ、防水パ
ッキングとしての弾性部材が必要であるという理由によ
り、スイッチケースのコストが高くなるという問題もあ
った。
【0005】一方、図6(a)および(b)に示すよう
に、スイッチ全体をゴムや合成樹脂等のカバーによって
覆った場合には、スイッチを操作したときの感度が薄れ
てしまうので、既にスイッチがオンされているにもかか
わらず、何度も操作してしまい、操作ミスをしてしまう
という欠点があった。この発明は、このような背景の下
になされたもので、組み立てが容易で、小型化し易く、
また、ローコストにすることができ、しかも、操作性の
良いスイッチケースの防水構造を提供することを目的と
する。
に、スイッチ全体をゴムや合成樹脂等のカバーによって
覆った場合には、スイッチを操作したときの感度が薄れ
てしまうので、既にスイッチがオンされているにもかか
わらず、何度も操作してしまい、操作ミスをしてしまう
という欠点があった。この発明は、このような背景の下
になされたもので、組み立てが容易で、小型化し易く、
また、ローコストにすることができ、しかも、操作性の
良いスイッチケースの防水構造を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるスイッチ
ケースの防水構造は、各種操作スイッチの接点が設けら
れた基板と、前記接点に対応する部分に押圧部が設けら
れ、操作者が前記押圧部を押圧することにより前記接点
がオン・オフされる接点押圧部材とが上側の匡体と下側
の匡体との間に収納されたスイッチケースにおいて、前
記接点押圧部材の周縁部を前記上側の匡体と前記下側の
匡体との合わせ位置に介挿したことを特徴としている。
ケースの防水構造は、各種操作スイッチの接点が設けら
れた基板と、前記接点に対応する部分に押圧部が設けら
れ、操作者が前記押圧部を押圧することにより前記接点
がオン・オフされる接点押圧部材とが上側の匡体と下側
の匡体との間に収納されたスイッチケースにおいて、前
記接点押圧部材の周縁部を前記上側の匡体と前記下側の
匡体との合わせ位置に介挿したことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、接点押圧部材の周縁部が防
水パッキングの役割を果たすことになる。
水パッキングの役割を果たすことになる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1はこの発明の一実施例によるス
イッチケースの防水構造の構成を示す分解斜視図、図2
は同実施例の斜視図、図3は同実施例の平面図、図4は
図3のA−A’断面図、図5は図3のB−B’断面図で
ある。これらの図において、1は上側の匡体、2は下側
の匡体、3は各種操作スイッチの接点3aが複数設けら
れた基板、4は図示せぬ制御装置に接続されたコードで
ある。
について説明する。図1はこの発明の一実施例によるス
イッチケースの防水構造の構成を示す分解斜視図、図2
は同実施例の斜視図、図3は同実施例の平面図、図4は
図3のA−A’断面図、図5は図3のB−B’断面図で
ある。これらの図において、1は上側の匡体、2は下側
の匡体、3は各種操作スイッチの接点3aが複数設けら
れた基板、4は図示せぬ制御装置に接続されたコードで
ある。
【0009】また、5は基板3のそれぞれの接点3aに
対応する部分に複数の押圧部5aが設けられ、操作者が
押圧部5aを押圧することにより接点3aがオン・オフ
される接点押圧部材であり、その周縁部5bが上側の匡
体1と下側の匡体2との合わせ位置に介挿されている。
6は上側の匡体1のネジ穴1aに螺合されて上側の匡体
1と下側の匡体2とを締結する締結ネジである。
対応する部分に複数の押圧部5aが設けられ、操作者が
押圧部5aを押圧することにより接点3aがオン・オフ
される接点押圧部材であり、その周縁部5bが上側の匡
体1と下側の匡体2との合わせ位置に介挿されている。
6は上側の匡体1のネジ穴1aに螺合されて上側の匡体
1と下側の匡体2とを締結する締結ネジである。
【0010】このような構成によれば、下側の匡体2に
基板3を収納した後、基板3上に接点押圧部材5および
上側の匡体1を順次載置し、締結ネジ6を上側の匡体1
のネジ穴1aに螺合することによって上側の匡体1と下
側の匡体2とを締結すると、接点押圧部材5の周縁部5
bが上側の匡体1と下側の匡体2との合わせ位置に介挿
されて防水パッキングとなり、防水処理が施されたスイ
ッチケースが容易に組み立てられる。従って、従来のよ
うに、弾性部材を匡体の合わせ位置に保持する必要がな
いため、スイッチケースの小型化が容易である。
基板3を収納した後、基板3上に接点押圧部材5および
上側の匡体1を順次載置し、締結ネジ6を上側の匡体1
のネジ穴1aに螺合することによって上側の匡体1と下
側の匡体2とを締結すると、接点押圧部材5の周縁部5
bが上側の匡体1と下側の匡体2との合わせ位置に介挿
されて防水パッキングとなり、防水処理が施されたスイ
ッチケースが容易に組み立てられる。従って、従来のよ
うに、弾性部材を匡体の合わせ位置に保持する必要がな
いため、スイッチケースの小型化が容易である。
【0011】また、接点部材5の周縁部5bを防水パッ
キングに流用しているので、従来に比べて部品点数が少
なく、スイッチケースのコストを安くすることができ
る。さらに、従来のように、スイッチ全体をカバーによ
って覆う必要がないため、操作者は、接点押圧部材5の
押圧部5aを直接押圧でき、スイッチを操作したときの
感度が薄れることはない。従って、操作ミスを起こすこ
とはない。尚、この発明によるスイッチケースの防水構
造は、例えば、バス、トイレ等に設置可能な装置、リズ
ムに合わせて踊りながら演奏する装置、防水ラジオ、マ
リーナにおいて、ヨット等を艇庫に収納するためのクレ
ーンコントローラ等のスイッチケースに用いれば好適で
ある。
キングに流用しているので、従来に比べて部品点数が少
なく、スイッチケースのコストを安くすることができ
る。さらに、従来のように、スイッチ全体をカバーによ
って覆う必要がないため、操作者は、接点押圧部材5の
押圧部5aを直接押圧でき、スイッチを操作したときの
感度が薄れることはない。従って、操作ミスを起こすこ
とはない。尚、この発明によるスイッチケースの防水構
造は、例えば、バス、トイレ等に設置可能な装置、リズ
ムに合わせて踊りながら演奏する装置、防水ラジオ、マ
リーナにおいて、ヨット等を艇庫に収納するためのクレ
ーンコントローラ等のスイッチケースに用いれば好適で
ある。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、各種操作スイッチの接点が設けられた基板と、接点
に対応する部分に押圧部が設けられ、操作者が押圧部を
押圧することにより接点がオン・オフされる接点押圧部
材とが上側の匡体と下側の匡体との間に収納されたスイ
ッチケースにおいて、接点押圧部材の周縁部を上側の匡
体と下側の匡体との合わせ位置に介挿したので、スイッ
チケースの組み立てが容易で、小型化し易く、また、ロ
ーコストにできるという効果がある。さらに、防水構造
にすることによって操作感度が落ちることがないので、
操作性が良いという効果がある。
ば、各種操作スイッチの接点が設けられた基板と、接点
に対応する部分に押圧部が設けられ、操作者が押圧部を
押圧することにより接点がオン・オフされる接点押圧部
材とが上側の匡体と下側の匡体との間に収納されたスイ
ッチケースにおいて、接点押圧部材の周縁部を上側の匡
体と下側の匡体との合わせ位置に介挿したので、スイッ
チケースの組み立てが容易で、小型化し易く、また、ロ
ーコストにできるという効果がある。さらに、防水構造
にすることによって操作感度が落ちることがないので、
操作性が良いという効果がある。
【図1】 この発明の一実施例によるスイッチケースの
防水構造の構成を示す分解斜視図である。
防水構造の構成を示す分解斜視図である。
【図2】 この発明の一実施例によるスイッチケースの
防水構造の構成を示す斜視図である。
防水構造の構成を示す斜視図である。
【図3】 この発明の一実施例によるスイッチケースの
防水構造の構成を示す平面図である。
防水構造の構成を示す平面図である。
【図4】 図3のA−A’断面図である。
【図5】 図3のB−B’断面図である。
【図6】 従来のスイッチケースの防水構造の構成例を
示す図である。
示す図である。
1……上側の匡体、1a……ネジ穴、2……下側の匡
体、3……基板、3a……接点、4……コード、5……
接点押圧部材、5a……押圧部、5b……周縁部、6…
…締結ネジ。
体、3……基板、3a……接点、4……コード、5……
接点押圧部材、5a……押圧部、5b……周縁部、6…
…締結ネジ。
Claims (1)
- 【請求項1】 各種操作スイッチの接点が設けられた基
板と、前記接点に対応する部分に押圧部が設けられ、操
作者が前記押圧部を押圧することにより前記接点がオン
・オフされる接点押圧部材とが上側の匡体と下側の匡体
との間に収納されたスイッチケースにおいて、 前記接点押圧部材の周縁部を前記上側の匡体と前記下側
の匡体との合わせ位置に介挿したことを特徴とするスイ
ッチケースの防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14633091A JPH0574264A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | スイツチケースの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14633091A JPH0574264A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | スイツチケースの防水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0574264A true JPH0574264A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=15405248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14633091A Pending JPH0574264A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | スイツチケースの防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0574264A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0732833U (ja) * | 1993-11-29 | 1995-06-16 | 日本リフト株式会社 | 大電流携帯スイッチ装置 |
JP2002358859A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-13 | Niles Parts Co Ltd | スイッチ |
JP2006278291A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Shinano Kenshi Co Ltd | スイッチ装置の防水構造及びこれを備えた電子機器 |
KR200455791Y1 (ko) * | 2010-03-17 | 2011-09-27 | 주영율 | 택트스위치모듈용 버튼조립체 |
JP2012150916A (ja) * | 2011-01-17 | 2012-08-09 | Tokyo Parts Ind Co Ltd | プッシュスイッチ |
JP2016154066A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | サクサ株式会社 | 電子機器の防水構造 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP14633091A patent/JPH0574264A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0732833U (ja) * | 1993-11-29 | 1995-06-16 | 日本リフト株式会社 | 大電流携帯スイッチ装置 |
JP2002358859A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-13 | Niles Parts Co Ltd | スイッチ |
JP2006278291A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Shinano Kenshi Co Ltd | スイッチ装置の防水構造及びこれを備えた電子機器 |
KR200455791Y1 (ko) * | 2010-03-17 | 2011-09-27 | 주영율 | 택트스위치모듈용 버튼조립체 |
JP2012150916A (ja) * | 2011-01-17 | 2012-08-09 | Tokyo Parts Ind Co Ltd | プッシュスイッチ |
JP2016154066A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | サクサ株式会社 | 電子機器の防水構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991214 |