JPH0574124U - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JPH0574124U JPH0574124U JP2187292U JP2187292U JPH0574124U JP H0574124 U JPH0574124 U JP H0574124U JP 2187292 U JP2187292 U JP 2187292U JP 2187292 U JP2187292 U JP 2187292U JP H0574124 U JPH0574124 U JP H0574124U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- wiring board
- box body
- junction box
- electrical junction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造が容易で、組立工数を低減した電気接続
箱を提供する。 【構成】 積層された配線板1と付属部品を箱本体10
に収納した電気接続箱において、配線板1にナット11
を配設し、付属部品を前記ナット11にボルトで固定す
る。
箱を提供する。 【構成】 積層された配線板1と付属部品を箱本体10
に収納した電気接続箱において、配線板1にナット11
を配設し、付属部品を前記ナット11にボルトで固定す
る。
Description
【0001】
本考案は、自動車などの電気配線に使用する電気接続箱に関する。
【0002】
ジャンクションボックスやリレーボックスなどの電気接続箱は、一般に図3に 示すような構成となっている。即ち、バスバー回路配線板1の表裏両面に配設し たバスバー回路2には、タブ端子3や貫通穴4が形成されている。タブ端子3は 、表カバー5上に設けられたコネクタハウジング6内に突出する。また、ネジ締 め付け接続が必要なヒューズ、リレー、端子などの付属部品7は、表カバー5の 付属部品挿入穴8にて位置決めをされ、ネジ9と箱本体10に設けたられたナッ ト11により締結される。尚、付属部品7とナット11の間にバスバー回路2を 配置しておき、ネジが貫通穴4を通るようにしておけば、付属部品7とバスバー 回路2とを電気的に接続することができる。また、バスバー回路配線板1および 表カバー5は、箱本体10へ収納され、防水カバー12が上部より組付けられる 。箱本体10へのナット11の配設には、ロボットによる圧入、箱本体へのイン サートモールド、接着剤による固定などの方法を用いている。
【0003】
しかしながら、上述の箱本体へのナットの配設には以下のような問題があった 。即ち、 1)ロボットによる圧入の場合には、ナットを磁力、吸着などでハンドリングし 、所定の位置へ運び、圧入するという一連の作業を行うロボットが必要になり、 設備費用が高くなる。また、箱本体(成形品)の寸法のバラツキを吸収できず、 ナットがきちんと配置されないことがある。 2)箱本体へインサートモールドする場合には、通常、ネジはナットを貫通する ため、箱本体にはネジ先端部を逃げるように凹部を設ける必要がある。しかし、 このような形状にインサートモールドすることは、現在の技術では不可能であり 、図4に示すように、開口部13を設け、ナット保持部14でナット11を保持 している。この開口部13は、防水性能を維持するため、キャップ16などでふ さぐ必要があり、組立性を阻害する原因となる。なお、図中の17はネジの逃げ 部である。 3)接着剤で固定する場合には、接着剤が硬化するまでに、時間と手間がかかり 、また、接続部への接着剤の侵入を防ぐため、特殊な工法が必要になる。
【0004】
本考案は上記問題点を解決した電気接続箱を提供するもので、積層された配線 板と付属部品を箱本体に収納した電気接続箱において、配線板にナットを配設し 、前記付属部品は前記ナットを用いて固定されていることを特徴とするものであ る。 上述のように、平板状の配線板にナットを配設することは、例えばインサート モールド加工法を利用すれば、容易に実現できる。従って、従来のように、箱本 体にナットを配設する場合の問題はなくなる。
【0005】
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。 図1は本考案にかかる電気接続箱の一実施例の部分断面図である。図中、1は は積層されたバスバー回路配線板、2はバスバー回路、4はバスバー回路2に開 けられた貫通穴である。積層されたバスバー回路配線板1の一枚にはナット11 がインサートモールドにより配設され、ナット保持部14により保持されている 。貫通穴4を通してボルト(図示されず)をナット11にねじ込むことにより、 付属部品(図示されず)を固定する。10は箱本体であり、箱本体10にはナッ ト保護部15がナット11を囲むように設けられている。バスバー回路配線板1 は充分な厚さがないため、ボルトを締結する際の応力により、ナット11が動い たり外れたりする恐れがあるが、ナット保護部15によりナット11を囲むと、 この恐れがなくなる。17は箱本体10に設けられたボルト逃げ部である。 図2は本考案の他の実施例の部分断面図であり、バスバー回路配線板1の形状 を変えて、ナット保持部14を大きくとり、ナット11の保持力を大きくしたも のである。従って、この場合には、箱本体10のナット保護部を廃止することが できる。 なお、ナットはバスバー回路配線板に配設するとは限らず、バスバー回路配線 板と箱本体の間に、ナットを配設した専用の配線板を配置してもよい。この場合 、バスバー回路配線板には貫通孔を設けておくものである。
【0006】
以上説明したように本考案によれば、積層された配線板と付属部品を箱本体に 収納した電気接続箱において、配線板にナットを配設し、付属部品は前記ナット にボルトで固定されているため、ナットを箱本体に装着する高額な設備が不要に なり、また、組立工数が低減するという優れた効果がある。
【図1】本考案に係る電気接続箱の一実施例の部分断面
図である。
図である。
【図2】本考案に係る電気接続箱の他の実施例の部分断
面図である。
面図である。
【図3】従来の電気接続箱の分解斜視図である。
【図4】従来の電気接続箱の部分断面図である。
1 バスバー回路配線板 2 バスバー回路 3 タブ端子 4 貫通穴 5 表カバー 6 コネクタハウジング 7 付属部品 8 付属部品挿入穴 9 ネジ 10 箱本体 11 ナット 12 防水カバー 13 開口部 14 ナット保持部 15 ナット保護部 16 防水キャップ 17 逃げ部
Claims (1)
- 【請求項1】 積層された配線板と付属部品を箱本体に
収納した電気接続箱において、配線板にナットを配設
し、前記付属部品は前記ナットを用いて固定されている
ことを特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2187292U JPH0574124U (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2187292U JPH0574124U (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0574124U true JPH0574124U (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12067224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2187292U Pending JPH0574124U (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0574124U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5961656A (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-07 | 株式会社ナカ技術研究所 | 建物に使用される天井構造 |
JPS6041477A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-05 | Nishimatsu Kensetsu Kk | 微生物利用工業における作業場所よりの排気殺菌方法 |
JPS60118423A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-25 | Fanuc Ltd | 放電加工電源 |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP2187292U patent/JPH0574124U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5961656A (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-07 | 株式会社ナカ技術研究所 | 建物に使用される天井構造 |
JPS6041477A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-05 | Nishimatsu Kensetsu Kk | 微生物利用工業における作業場所よりの排気殺菌方法 |
JPS60118423A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-25 | Fanuc Ltd | 放電加工電源 |
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