JPH0574080U - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH0574080U
JPH0574080U JP6693791U JP6693791U JPH0574080U JP H0574080 U JPH0574080 U JP H0574080U JP 6693791 U JP6693791 U JP 6693791U JP 6693791 U JP6693791 U JP 6693791U JP H0574080 U JPH0574080 U JP H0574080U
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JP
Japan
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audio
circuit
signal
adjusting
contrast
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Pending
Application number
JP6693791U
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English (en)
Inventor
尚樹 花田
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案のテレビジョン受像機は、洋画等の2
音声放送からコマーシャル等のモノラル放送に変わった
ときに音量レベル、画面のコントラスト及びそのブライ
トネスを一段下げることを目的とする。 【構成】 テレビジョン受像機1において、音声増幅回
路7a,7b,8a,8bは、制御信号の検出結果が2
音声放送モードでないときに前記音声信号の増幅度合を
一段下げる第1の調整回路7a,7bを有している。コ
ントラスト調整回路15a〜15c,16は、前記制御
信号の検出結果が2音声放送モードでないときに前記映
像信号のコントラストを一段下げる第2の調整回路16
を有している。ブライトネス調整回路17a〜17c,
18,19,20a〜20cは、前記制御信号の検出結
果が2音声放送モードでないとき前記映像信号のブライ
トネスを一段下げる第3の調整回路19を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は音声多重復調回路を備えたテレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、テレビ音声の多重化がなされ、モノラル放送,ステレオ放送,2音声放 送が行われている。受像機側では音声多重信号に含まれる制御信号に基づき、各 放送モードに応じた音声処理を夫々行っており、こうしたテレビジョン受像機は 普及している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、映画等の長い放送番組を見ていると目や耳が疲れるので、コマーシ ャル等本来見たくない部分では一時的でもこれらの視覚神経を休ませたいという 要望があった。しかし、従来のテレビジョン受像機にはこうした要望をかなえる 機能がなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
洋画等の映画番組では2音声放送であることが多く、また、コマーシャルに移 るとき、放送モードが2音声放送からモノラル放送またはステレオ放送(つまり 、2音声放送でない)に変り、このとき音声多重信号に含まれる制御信号が変わ ることが分っている。そこで、このことに着目してコマーシャル時に音量レベル 、画面のコントラスト及びそのブライトネスを一段下げる手段を設けることを本 考案者は考えた。そこで、本考案は、音声多重信号に含まれる制御信号を検出し 、この検出結果に基づきモノラル放送,ステレオ放送,2音声放送の各放送モー ドに夫々対応する音声復調を行う音声多重復調回路と、この音声多重復調回路か ら得られた音声信号を増幅する音声増幅回路と、映像信号のコントラストを調整 するコントラスト調整回路と、前記映像信号のブライトネスを調整するブライト ネス調整回路とを有するテレビジョン受像機において、前記音声増幅回路は、前 記制御信号の検出結果が2音声放送モードでないときに前記音声信号の増幅度合 を一段下げる第1の調整回路を有し、前記コントラスト調整回路は、前記制御信 号の検出結果が2音声放送モードでないときに前記映像信号のコントラストを一 段下げる第2の調整回路を有し、前記ブライトネス調整回路は、前記制御信号の 検出結果が2音声放送モードでないとき前記映像信号のブライトネスを一段下げ る第3の調整回路を有することを特徴とするテレビジョン受像機を提供するもの である。
【0005】
【実施例】
以下、本考案を図1〜図4に沿って説明する。図1は本考案に係るテレビジョ ン受像機の一実施例を示すブロック図、図2は音量調整回路(第1の調整回路) を示す図、図3はコントラスト調整用の調整回路(第2の調整回路)を示す図、 図4はブライトネス調整用の調整回路(第3の調整回路)を示す図である。
【0006】 図1に示すテレビジョン受像機1において、受信電波はチューナ2,中間周波 信号増幅回路3を経て音声中間周波信号と映像信号とに分離され、この後音声と 映像とで周知の処理が独立して行われる。
【0007】 まず、音声中間周波信号は、音声中間周波増幅回路4、FM検波回路5を経て 音声多重信号となる。音声多重信号を音声多重復調回路6に入力すると放送モー ドに応じた処理がなされて2つの音声信号が得られ、これらの音声信号を音量調 整回路7a,7b、増幅回路8a,8bからなる音声増幅回路で夫々増幅するこ とによりスピーカ9a,9bから夫々音声出力がされる。
【0008】 音声多重復調回路6を説明すると、FM検波回路5から出力される音声多重信 号はローパスフィルタ6a、増幅回路6bを経て主チャンネル信号として取り出 され、音声切換マトリックス6cに入力される。FM検波回路5から出力される 音声多重信号の一部は、バンドパスフィルタ6dを介して副チャンネル信号とし て出力され、この副チャンネル信号はFM検波回路6e、増幅回路6fを経て音 声切換マトリックス6cに入力される。
【0009】 また、バンドパスフィルタ6dからは55.125KHzの信号が取り出され、この信 号をAM検波回路6gで検波することにより、 922.5Hzの正弦波信号(2音声放 送モード信号)、または 982.5Hzの正弦波信号(ステレオ放送モード信号)、ま たは無信号(モノラル放送モードを表す)が出力される。 922.5Hzの正弦波信号 はリードフィルタ6Hを介して検出信号として出力され、音声切換マトリックス 6cの制御端子に印加される。 982.5Hzの正弦波信号はリードフィルタ6Iを介 して検出信号として出力され、同様に音声切換マトリックス6cの制御端子に印 加される。これらの検出信号の有無および種類を判別して音声切換マトリックス 6cは制御され、これにより各放送モードに対応する音声復調を行うことができ る。
【0010】 一方、映像信号は映像検波回路11,映像増幅回路12,色復調回路(色再生 回路13a, 3.58 MHz発振回路13b,90度移相回路13cからなる),マ トリックス14により復調がされ、マトリックス14からR.G.B信号として 出力される。このR.G.B信号の夫々は周知のG.C.A(ゲインコントロー ルアンプ)回路15a,15b,15cに入力される。G.C.A回路15a, 15b,15cの制御端子には調整回路(第2の調整回路)16からの出力電圧 が印加され、この出力電圧が高い程、G.C.A回路内でR.G.B信号のコン トラストレベルが高くなるようにされている。つまり、G.C.A回路15a, 15b,15cと調整回路16とからコントラスト調整回路が構成されている。
【0011】 G.C.A回路15a,15b,15cから出力されたR.G.B信号はパル ス混合回路17a,17b,17cに入力される。パルス混合回路17a, 17b,17cでR.G.B信号にはパルス形成回路18から得られた水平周期 のブランキング期間内のパルス(以下、ブライトネスパルスという)が加えられ る。このブライトネスパルスのレベルはパルス混合回路17a,17b,17c の制御端子に印加される調整回路(第3の調整回路)19の出力電圧で決定され ており、調整回路19の出力電圧が高い程、ブライトネスパルスの振幅レベルが 上がるようにされている。そして、ブライトネスパルスが加えられたR.G.B 信号は夫々クランプ回路20a,20b,20cに入力される。クランプ回路 20a,20b,20cでは前述したブライトネスパルス部分の先端を所定電圧 にクランプする。つまり、パルス混合回路17a,17b,17c、パルス形成 回路18、調整回路19、クランプ回路20a,20b,20cによりブライト ネス調整回路が構成される。クランプ回路20a,20b,20cから出力され る夫々の信号はバッファ21a,21b,21cで夫々増幅されて陰極線管22 を駆動する。
【0012】 次に、本考案の要部となる音量調整回路7a,7b、調整回路16、調整回路 19を説明する。
【0013】 音量調整回路7a,7bは同一であり、音量調整回路7aを代表してその説明 をする。図2に一例を示す音量調整回路7aは、可変抵抗VR1と可変抵抗VR 2とを直列につなぎ、可変抵抗VR1の両端を結ぶ閉路を設けてここに周知の電 子スイッチSW1を設けたものである。可変抵抗VR1の可変部にはコンデンサ C1がつながれ、この先が上記音声切換マトリックス6cから出力される音声信 号の入力端となる。また、可変抵抗VR2の可変部にもコンデンサC2がつなが れ、この先が上記増幅回路8aへの出力端となる。図1に示すように、上述した リードフィルタ6Hの出力は音量調整回路7aの制御端子に入力されており、こ こに2音声放送モードを表す検出信号が印加されているとき電子スイッチSW1 はON状態となり、そうでないときはOFF状態となるようにされている。なお 、通常の音量調整は可変抵抗VR2の抵抗値を変えて行われる。
【0014】 図3に示す調整回路16は、可変抵抗VR3と可変抵抗VR4とを直列につな ぎ、可変抵抗VR3の両端を結ぶ閉路を設けてここに周知の電子スイッチSW2 を設けたものである。調整回路16には一定の電圧がかけられ、可変抵抗VR4 の可変部は上述したG.C.A回路15a,15b,15cの制御端子に夫々つ ながっている。図1に示すように、調整回路16の制御端子にも上述したリード フィルタ6Hの出力が入力されており、ここに2音声放送モードを表す検出信号 が印加されているとき電子スイッチSW2はON状態となり、そうでないときは OFF状態となるようにされている。なお、通常のコントラスト調整は可変抵抗 VR4の抵抗値を変えて行われる。
【0015】 図4に示す調整回路19は、可変抵抗VR5と可変抵抗VR6とを直列につな ぎ、可変抵抗VR5の両端を結ぶ閉路を設けてここに周知の電子スイッチSW3 を設けたものである。調整回路19にも一定の電圧がかけられ、可変抵抗VR6 の可変部は前述したパルス混合回路17a,17b,17cの制御端子に入力さ れる。図1に示すように、調整回路19の制御端子にも上述したリードフィルタ 6Hの出力が入力され得、ここに2音声放送モードを表す検出信号が印加されて いるとき電子スイッチSW3はON状態となり、そうでないときはOFF状態と なるようにされている。なお、通常のブライトネス調整は可変抵抗VR6の抵抗 値を変えて行われる。
【0016】 このテレビジョン受像機1では、受信電波の放送モードが2音声放送からモノ ラル放送またはステレオ放送(つまり2音声放送でない)に変ったとき、音量調 整回路7a,7bの電子スイッチSW1、調整回路16の電子スイッチSW2、 調整回路19の電子スイッチSW3が夫々ON状態からOFF状態になる。この とき、音量調整回路7a,7bでは増幅回路8a,8bに出力される音声信号の 電圧が低くなるので、音声信号の増幅度合が一段下がる。また、調整回路16の 出力電圧も下がるので、これによりG.C.A回路15a,15b,15cにて R.G.B信号のコントラストが一段下がる。さらに、調整回路19の出力電圧 も下がるので、これによりパルス混合回路17a,17b,17cにて印加され るパルス形成回路18からのブライトネスパルスのレベルが低くなり、R.G. B信号のブライトネスが一段下がる。
【0017】 なお、音量を一段下げる度合は音量調整回路7a,7bの可変抵抗VR1の抵 抗値の設定、R.G.B信号のコントラストを一段下げる度合は調整回路16の 可変抵抗VR3の抵抗値の設定、R.G.B信号のブライトネスを一段下げる度 合は調整回路19の可変抵抗VR5の設定によって行うことができる。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から分るように、本考案のテレビジョン受像機では、洋画等の2音 声放送からコマーシャル等のモノラル放送またはステレオ放送(つまり2音声放 送でない)に変わったときに音量レベル、画面のコントラスト及びそのブライト ネスを一段下げることができるので、テレビ鑑賞中での目や耳の視覚神経を一時 的に休ませることができるという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るテレビジョン受像機の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】音量調整回路(第1の調整回路)を示す図であ
る。
【図3】コントラスト調整用の調整回路(第2の調整回
路)を示す図である。
【図4】ブライトネス調整用の調整回路(第3の調整回
路)を示す図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機 6 音声多重復調回路 7a,7b 音量調整回路(第1の調整回路) 8a,8b 増幅回路 15a,15b,15c G.C.A(ゲインコントロ
ールアンプ) 16 調整回路 17a,17b,17c パルス混合回路 18 パルス形成回路 19 調整回路(2の調整回路) 20a,20b,20c クランプ回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声多重信号に含まれる制御信号を検出
    し、この検出結果に基づきモノラル放送,ステレオ放
    送,2音声放送の各放送モードに夫々対応する音声復調
    を行う音声多重復調回路と、この音声多重復調回路から
    得られた音声信号を増幅する音声増幅回路と、映像信号
    のコントラストを調整するコントラスト調整回路と、前
    記映像信号のブライトネスを調整するブライトネス調整
    回路とを有するテレビジョン受像機において、 前記音声増幅回路は、前記制御信号の検出結果が2音声
    放送モードでないときに前記音声信号の増幅度合を一段
    下げる第1の調整回路を有し、 前記コントラスト調整回路は、前記制御信号の検出結果
    が2音声放送モードでないときに前記映像信号のコント
    ラストを一段下げる第2の調整回路を有し、 前記ブライトネス調整回路は、前記制御信号の検出結果
    が2音声放送モードでないとき前記映像信号のブライト
    ネスを一段下げる第3の調整回路を有することを特徴と
    するテレビジョン受像機。
JP6693791U 1991-07-29 1991-07-29 テレビジョン受像機 Pending JPH0574080U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005210707A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Sharp Corp 表示装置、テレビジョン受信機、画像表示制御方法及び画像表示制御処理プログラム

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