JPH0574010A - 磁気テープ用ヘツド装置 - Google Patents
磁気テープ用ヘツド装置Info
- Publication number
- JPH0574010A JPH0574010A JP3231558A JP23155891A JPH0574010A JP H0574010 A JPH0574010 A JP H0574010A JP 3231558 A JP3231558 A JP 3231558A JP 23155891 A JP23155891 A JP 23155891A JP H0574010 A JPH0574010 A JP H0574010A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic tape
- tape
- edge
- contact portion
- magnetic
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テープの変形，折れ曲りのない磁気テー
プ用ヘッド装置の提供を目的とする。 【構成】 磁気テープ４が接触する面当て部１３と、面
当て部１３の両端に磁気テープ４の両端縁に接してガイ
ドする第１の縁当て部１１および第２の縁当て部１２を
形成し、第１の縁当て部１１は面当て部１３に対してほ
ぼ垂直に形成すると共に、第２の縁当て部１２と面当て
部１３の間に一定の曲率を有する曲面部１４を形成し、
磁気ヘッド７に対するテープガイド１０の位置決めを第
１の縁当て部１１を基準として両者を一体構成する。
プ用ヘッド装置の提供を目的とする。 【構成】 磁気テープ４が接触する面当て部１３と、面
当て部１３の両端に磁気テープ４の両端縁に接してガイ
ドする第１の縁当て部１１および第２の縁当て部１２を
形成し、第１の縁当て部１１は面当て部１３に対してほ
ぼ垂直に形成すると共に、第２の縁当て部１２と面当て
部１３の間に一定の曲率を有する曲面部１４を形成し、
磁気ヘッド７に対するテープガイド１０の位置決めを第
１の縁当て部１１を基準として両者を一体構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テープガイドを磁気ヘ
ッドと一体に設けて磁気テープをヘッドギャップ面に対
して案内する磁気テープ用ヘッド装置に関するものであ
る。
ッドと一体に設けて磁気テープをヘッドギャップ面に対
して案内する磁気テープ用ヘッド装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来の磁気テープ用ヘッド装置の
斜視図である。同図において、１は樹脂または金属を一
体加工したテープガイドであり、第１の縁当て部２およ
び第２の縁当て部３に沿って磁気テープ４が走行する。
図５（ａ）および（ｂ）は縁当て部２および３を含むＡ
−Ｂ線に沿ったテープガイドの断面図である。同図に示
すように第１の縁当て部２は面当て部５に対してほぼ垂
直である。これに対して第２の縁当て部３はθが５０°
〜６０°の折曲部６を介して面当て部５と連通してい
た。
斜視図である。同図において、１は樹脂または金属を一
体加工したテープガイドであり、第１の縁当て部２およ
び第２の縁当て部３に沿って磁気テープ４が走行する。
図５（ａ）および（ｂ）は縁当て部２および３を含むＡ
−Ｂ線に沿ったテープガイドの断面図である。同図に示
すように第１の縁当て部２は面当て部５に対してほぼ垂
直である。これに対して第２の縁当て部３はθが５０°
〜６０°の折曲部６を介して面当て部５と連通してい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成で
磁気テープを走行させると、図５（ａ）に示すように第
２の縁当て部３で変形（ｆｏｒｍｉｎｇ）が起り、磁気
テープ面を入れ替えて走行させると、図５（ｂ）に示す
ように変形した磁気テープが第１の縁当て部２で折れ曲
るという問題があった。そして磁気テープは図６に示す
ようにＬ1だけ変位する。
磁気テープを走行させると、図５（ａ）に示すように第
２の縁当て部３で変形（ｆｏｒｍｉｎｇ）が起り、磁気
テープ面を入れ替えて走行させると、図５（ｂ）に示す
ように変形した磁気テープが第１の縁当て部２で折れ曲
るという問題があった。そして磁気テープは図６に示す
ようにＬ1だけ変位する。
【０００４】本発明は上記の問題を解決し、テープの変
位量を低減し、折れ曲りのない磁気テープ用ヘッド装置
の提供を目的とする。
位量を低減し、折れ曲りのない磁気テープ用ヘッド装置
の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の磁気テープ用ヘッド装置は、磁気テープが接
触する面当て部と、その面当て部の両端に磁気テープの
両端縁に接してガイドする第１および第２の縁当て部を
形成し、上記第１の縁当て部は面当て部に対してほぼ垂
直に形成すると共に、第２の縁当て部と上記面当て部の
間に一定の曲率を有する曲面部を形成し、磁気ヘッドに
対するテープガイドの位置決めを上記第１の縁当て部を
基準として両者を一体構成する。
め本発明の磁気テープ用ヘッド装置は、磁気テープが接
触する面当て部と、その面当て部の両端に磁気テープの
両端縁に接してガイドする第１および第２の縁当て部を
形成し、上記第１の縁当て部は面当て部に対してほぼ垂
直に形成すると共に、第２の縁当て部と上記面当て部の
間に一定の曲率を有する曲面部を形成し、磁気ヘッドに
対するテープガイドの位置決めを上記第１の縁当て部を
基準として両者を一体構成する。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、付勢力（磁気テープが走行
した時、上にあがる力）が低減せずに磁気テープの変位
量が少なくなる。
した時、上にあがる力）が低減せずに磁気テープの変位
量が少なくなる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【０００８】図１は本実施例の磁気テープ用ヘッド装置
の斜視図である。図４の従来例と相異する点は、磁気ヘ
ッド７としてアナログ信号変換部８とディジタル信号変
換部９からなるものを用い、磁気ヘッド７と一体にテー
プガイド１０を設け、テープガイド１０は第１の縁当て
部１１と第２の縁当て部１２からなる。テープガイド１
０のＡ−Ｂ線に沿った断面は図２のような構成である。
図２において、１３は磁気テープ４が接触する面当て部
であり、面当て部１３の両端縁に接してガードする第１
の縁当て部１１と第２の縁当て部１２が形成されてい
る。第１の縁当て部１１は面当て部１３に対してほぼ垂
直に形成されているが、第２の縁当て部１２と面当て部
１３の間に一定の曲率を有する曲面部１４が形成されて
いる。本実施例における曲面部１４の曲率半径は図３に
示すように面当て部近く１５で０.３ｍｍ、中間１６で
０.２５ｍｍ、縁当て部１２近くの１７で０.２ｍｍと順
次小径となるように形成した。そして磁気ヘッド７に対
するテープガイド１０の位置決めは第１の縁当て部１１
を基準として一体構成した。
の斜視図である。図４の従来例と相異する点は、磁気ヘ
ッド７としてアナログ信号変換部８とディジタル信号変
換部９からなるものを用い、磁気ヘッド７と一体にテー
プガイド１０を設け、テープガイド１０は第１の縁当て
部１１と第２の縁当て部１２からなる。テープガイド１
０のＡ−Ｂ線に沿った断面は図２のような構成である。
図２において、１３は磁気テープ４が接触する面当て部
であり、面当て部１３の両端縁に接してガードする第１
の縁当て部１１と第２の縁当て部１２が形成されてい
る。第１の縁当て部１１は面当て部１３に対してほぼ垂
直に形成されているが、第２の縁当て部１２と面当て部
１３の間に一定の曲率を有する曲面部１４が形成されて
いる。本実施例における曲面部１４の曲率半径は図３に
示すように面当て部近く１５で０.３ｍｍ、中間１６で
０.２５ｍｍ、縁当て部１２近くの１７で０.２ｍｍと順
次小径となるように形成した。そして磁気ヘッド７に対
するテープガイド１０の位置決めは第１の縁当て部１１
を基準として一体構成した。
【０００９】本実施例の磁気テープ用ヘッド装置によれ
ば、従来のものとは付勢力は同等でも磁気テープの変位
量Ｌ2が従来の変位量Ｌ1より少なくなり、折れ曲りのな
い磁気テープ用ヘッド装置が得られる。そして磁気テー
プの変位量が少なくなると磁気テープ用ヘッド装置との
離間によるスペーシングロスも少なくなる。
ば、従来のものとは付勢力は同等でも磁気テープの変位
量Ｌ2が従来の変位量Ｌ1より少なくなり、折れ曲りのな
い磁気テープ用ヘッド装置が得られる。そして磁気テー
プの変位量が少なくなると磁気テープ用ヘッド装置との
離間によるスペーシングロスも少なくなる。
【００１０】さらに本実施例の磁気テープ用ヘッド装置
によれば、アナログ，ディジタル両方のテープカセット
を同一テープカセット装置で記録，再生できるディジタ
ルコンパクトカセット（ＤＣＣ）が実現できる。
によれば、アナログ，ディジタル両方のテープカセット
を同一テープカセット装置で記録，再生できるディジタ
ルコンパクトカセット（ＤＣＣ）が実現できる。
【００１１】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明の
磁気テープ用ヘッド装置によれば、第２の縁当て部と面
当て部の間に一定の曲率を有する曲面部を形成すること
により、磁気テープの変位量が低減し、スペーシングロ
スが少なくなり、磁気テープの変形，折れ曲りが少なく
なる。
磁気テープ用ヘッド装置によれば、第２の縁当て部と面
当て部の間に一定の曲率を有する曲面部を形成すること
により、磁気テープの変位量が低減し、スペーシングロ
スが少なくなり、磁気テープの変形，折れ曲りが少なく
なる。
【図１】本発明の磁気テープ用ヘッド装置の斜視図
【図２】同じくテープガイドの断面図
【図３】同じくテープガイドの要部拡大断面図
【図４】従来の磁気テープ用ヘッド装置の斜視図
【図５】（ａ）同じくテープガイドの断面図 （ｂ）同じくテープガイドの断面図
【図６】同じくテープガイドの要部拡大断面図
４ 磁気テープ ７ 磁気ヘッド １０ テープガイド １１ 第１の縁当て部 １２ 第２の縁当て部 １３ 面当て部 １４ 曲面部
Claims (2)
- 【請求項１】 テープガイドを磁気ヘッドと一体に設け
て磁気テープをヘッドギャップ面に対して案内する磁気
テープ用ヘッド装置において、テープガイドは磁気テー
プが接触する面当て部と、その面当て部の両端にテープ
の両端縁に接してガイドする第１および第２の縁当て部
を形成し、上記第１の縁当て部は面当て部に対してほぼ
垂直に形成すると共に、第２の縁当て部と上記面当て部
の間に一定の曲率を有する曲面部を形成し、磁気ヘッド
に対するテープガイドの位置決めを上記第１の縁当て部
を基準にして両者を一体化したことを特徴とする磁気テ
ープ用ヘッド装置。 - 【請求項２】 曲面部の曲率半径が面当て部から第２の
縁当て部の方向に向って小径となるように形成したこと
を特徴とする請求項１記載の磁気テープ用ヘッド装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3231558A JPH0574010A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 磁気テープ用ヘツド装置 |
| US07/941,928 US5638238A (en) | 1991-09-11 | 1992-09-08 | Magnetic head device with magnetic tape guides |
| EP96120203A EP0769779B1 (en) | 1991-09-11 | 1992-09-10 | Magnetic head assembly |
| DE69231302T DE69231302T2 (de) | 1991-09-11 | 1992-09-10 | Magnetkopfzusammenbau |
| EP19920115529 EP0532012A3 (en) | 1991-09-11 | 1992-09-10 | Magnetic head assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3231558A JPH0574010A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 磁気テープ用ヘツド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574010A true JPH0574010A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16925392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3231558A Pending JPH0574010A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 磁気テープ用ヘツド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0574010A (ja) |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP3231558A patent/JPH0574010A/ja active Pending
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