JPH057378A - 網インタフエース用の給電検出回路 - Google Patents

網インタフエース用の給電検出回路

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JPH057378A
JPH057378A JP15643491A JP15643491A JPH057378A JP H057378 A JPH057378 A JP H057378A JP 15643491 A JP15643491 A JP 15643491A JP 15643491 A JP15643491 A JP 15643491A JP H057378 A JPH057378 A JP H057378A
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JP
Japan
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power
network
power supply
signal
photocoupler
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Application number
JP15643491A
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English (en)
Inventor
Mizuki Umezawa
瑞樹 梅澤
Takeshi Makita
武志 槙田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は無調整で温度変化に強く、容易に回線
の給電状態を検出できるようにした網インタフェース用
の給電検出回路を提供することを目的とする。 【構成】回線により信号授受と直流電力供給を行うよう
にした有線通信網の前記回線に接続されて網と通信端末
との間の信号授受を行うインタフェースに設けられ、前
記回線の給電状態を検出する給電検出回路において、前
記回線より供給される直流電力を受けてこれをスイッチ
ングし、交流化する交流変換手段1,2,3と、この交
流変換手段による交流化出力を増幅する増幅手段4と、
この増幅された交流化出力を検波して前記回線からの直
流電力対応の信号を得る検波手段5と、この検波手段の
出力を元に前記回線の電力供給状態を判定する判定手段
6とより構成することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はISDN基本インタフェ
ース等における給電検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDN(ディジタル総合サービ
ス網)が利用に供されているが、ISDNでは端末と網
との間での信号授受を行うインタフェース回路におい
て、その電力を網から受けるようにしている。すなわ
ち、ISDNでは局線に供給されている直流電圧を利用
して必要な電力を賄っている。
【0003】そのため、正常な動作を保証するには、こ
の網より供給されている電力を監視する必要があるが、
従来、この監視のための給電検出方式は次のようにして
行っている。すなわち、この種の給電検出には網に対す
る影響を防止する必要があることから、絶縁を行うため
フォトカプラを用い、給電されている電力をこのフォト
カプラの発光側に加え、受光側で給電状態を検出するよ
うにしていた。この場合、発光側にある程度の電力が必
要である。そして、発光側に供給できる電力が微小な時
はフォトカプラの受光側に増幅器を設けてフォトカプラ
の検出出力を増幅して取り出す方法がとられるが、フォ
トカプラには暗電流があるので、増幅器の利得をこれら
暗電流のバラツキ等に対応して調整する必要があり、個
別の調整であるがために、極めて面倒である。
【0004】また、このような調整を避けるべく、増幅
器を用いないようにするには変換効率が高いフォトカプ
ラを用いれば良いが、暗電流が温度により大きく変化す
るため、実用には難点が残った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ISDN基本インタフ
ェースは網との信号授受を行うためのインタフェースで
あるが、その動作電力は網より回線に供給されている直
流電力を利用する。そのため、正常な動作を保証するに
は、この網より供給されている電力を監視する必要があ
るが、従来、この監視のための給電検出方式はフォトカ
プラを用いて網との絶縁を図りつつ、行うようにしてい
る。
【0006】しかし、このようなフォトカプラを介して
の検出方式では網からの電力が小さいときはフォトカプ
ラの出力も小さくなることから、増幅器を設けて検出出
力を増幅しなければならず、この場合、フォトカプラの
暗電流に応じた増幅器の利得調整を必要とし、面倒であ
る。
【0007】また、このような調整を行わずに済むよう
にするには光電変換効率の高いフォトカプラをを利用す
れば良いが、今度はフォトカプラにおける暗電流の温度
ドリフト等の影響が大きくなり、これにより、本来の給
電状態の情報が埋もれてしまうため、検出が困難になる
と云う問題点があった。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、無調整で温度変化に
強く、容易に回線の給電状態を検出できるようにした網
インタフェース用の給電検出回路を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は回線により信号
授受と直流電力供給を行うようにした有線通信網の前記
回線に接続されて網と通信端末との間の信号授受を行う
インタフェースに設けられ、前記回線の給電状態を検出
する給電検出回路において、前記回線より供給される直
流電力を受けてこれをスイッチングし、交流化する交流
変換手段と、この交流変換手段による交流化出力を増幅
する増幅手段と、この増幅された交流化出力を検波して
前記回線からの直流電力対応の信号を得る検波手段と、
この検波手段の出力を元に前記回線の電力供給状態を判
定する判定手段とより構成する。
【0010】
【作用】このような構成において、回線に給電された電
力はスイッチング手段によりスイッチングされて交流化
された後、これを交流結合させて導く。この導かれた交
流は増幅手段により増幅してから検波手段により前記ス
イッチング手段でのスイッチングに同期させるなどして
検波して直流化することで前記給電された電力対応の直
流にする。そして、これを判別手段に与えて給電状態の
判別する。
【0011】このように、スイッチング手段により給電
電力をスイッチングして取り込むことにより網の供給電
力を交流化するとともに、この交流を増幅し、前記スイ
ッチング手段のスイッチングタイミングに同期させるな
どしながら検波して直流化することにより、網供給電力
レベル対応の直流信号を得、これを信号判定すること
で、この直流信号から給電の有無や極性を判定するよう
にしたことから、従来のように暗電流の影響を受け易い
フォトカプラの出力を検出出力として使用せずに済むよ
うになり、しかも、回線への給電電力は交流化して取り
込み、増幅して信号判定に使用することから、網からの
電力は殆ど消費せずに給電の有無や極性を判定すること
ができ、従って、無調整で温度変化に強く、容易に給電
状態を検出できるようになる網インタフェース用の給電
検出回路が得られる。
【0012】また、本発明では検出すべき電力はスイッ
チング手段により交流に変換し、交流結合して抽出する
ので、直流的絶縁が可能であり、また、検出する電力は
増幅手段の入力となるので、網に対しては微少な電力で
済ませることができる。従って、無調整で温度変化に強
く、容易に給電状態を検出できるようになる等、網から
の給電には微小電力しか頼らずに給電の有無、極性を検
出できる網インタフェース用の給電検出回路を提供でき
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例を示す全体構
成図である。図1において、1は発振器、2はフォトカ
プラ、3は給電検出用パルストランス、4は増幅器、5
は同期検波器、6は判定器、7は網への接続端子、8は
信号用パルストランス、9はドライバレシーバ回路、1
0は給電検出用の電流制限抵抗、11はフォトカプラ用
の電流制限抵抗、12は給電状態の判定出力、13は同
期検波用のクロック信号である。
【0014】前記ドライバレシーバ回路9は網と端末と
の間の信号授受を行うための回路であり、信号用パルス
トランス8を介して接続端子7に接続されている。ま
た、網と接続される接続端子7は電流制限抵抗10およ
びフォトカプラ2の受光素子側および給電検出用パルス
トランス3の一次側を直列接続した直列回路が接続され
ている。
【0015】発振器1は所定の周波数のクロック信号を
発生する回路であり、この発振器1のクロック信号は電
流制限抵抗11を介して前記フォトカプラ2の発光素子
側に供給されている。また、給電検出用パルストランス
3の二次側は増幅器4に接続されており、増幅器4の出
力側は同期検波器5に接続されている。
【0016】同期検波器5は前記発振器1の出力するク
ロック信号13に同期して前記増幅器4の出力を同期検
波して直流化するものである。また、上記判定器6はこ
の同期検波器5の検波出力より給電の有無、及び給電の
極性を判定してその判定結果を出力するものである。
【0017】このような構成の本装置の作用を説明す
る。信号は網と接続される接続端子7から信号用パルス
トランス8を介し、直流的には外部と絶縁された状態
で、ドライバレシーバ回路9に取り込まれ、端末へと供
給され、また、端末からの信号はドライバレシーバ回路
9に供給され、ドライバレシーバ回路9より信号用パル
ストランス8を介して網へと送り出される。
【0018】一方、網より回線へと供給されている電力
は信号用パルストランス8の一次側中間タップより分離
され、電流制限抵抗10,フォトカプラ2(受光素子
側),給電検出用パルストランス3よりなる直列回路に
供給される。フォトカプラ2の発光素子側は電流制限抵
抗11を介してクロック信号が供給されるので、このク
ロック信号に対応してフォトカプラ2がスイッチング動
作することになるから、給電検出用パルストランス3に
はフォトカプラ2により網の供給直流電圧がパルス状に
印加され、電流制限抵抗10により限流されて電流が流
れる。このようにして発振器1,電流制限抵抗11,フ
ォトカプラ2からなるスイッチング回路により網の供給
電力は交流化されて給電検出用パルストランス3の一次
側に供給されることになる。このときの電流値は給電検
出用の電流制限抵抗10によりほぼ決定される。
【0019】この結果、網より給電を受けているときは
交流電流が発生し、給電検出用パルストランス3を通っ
て増幅器4で増幅される。増幅された信号は同期検波器
5により同期検波され、元の直流に戻る。この直流を判
定器6に与えることで、判定器6はそのレベルより、給
電の有無、給電の極性を判定し、その結果を示す判定出
力12を出力する。
【0020】このように、フォトカプラをスイッチング
手段として利用し、クロック発生手段より発生するクロ
ックパルスにより断続動作させることにより、このスイ
ッチング手段を介して網の供給電力を交流化するととも
に、この交流をトランスの一次側に加え、二次側より取
り出すことで網との直流的な絶縁を図りつつ、監視対象
の成分は交流信号のかたちで抽出し、これを増幅して前
記スイッチング手段のスイッチングタイミングに同期さ
せながら検波して直流化することにより、網供給電力レ
ベル対応の直流信号を得、これを信号判定することで、
この直流信号から給電の有無や極性を判定するようにし
たことから、フォトカプラは単なるスイッチング手段と
して機能のみを利用するだけであり、フォトカプラの暗
電流は無視できるようになり、しかも、スイッチング手
段のスイッチング動作により網からの供給電力を交流化
して取り込み、これを増幅して判定に使用するので、網
からの電力は殆ど消費せずに給電の有無や極性を判定す
ることができ、従って、無調整で温度変化に強く、容易
に給電状態を検出できるようになる等、網からの給電に
は微小電力しか頼らずに給電の有無、極性を検出できる
網インタフェース用の給電検出回路が得られる。
【0021】尚、本発明は上記し、且つ、図面に示す実
施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内
で適宜変形して実施し得るものであり、例えば、上記実
施例では網の電力を取り込むのにフォトカプラとトラン
スを使用する構成を示したが、変形例としてトランス3
の代りにコンデンサ、圧電素子を用いて構成することも
でき、また、フォトカプラ2の代りにリレーを使用して
も良い。また、発振手段(発振器1)は特別に設けず、
網インタフェースに接続する通信端末のシステムクロッ
クや網からのクロックを用いるようにしても良い。ま
た、上記実施例では増幅器4の出力を同期検波器5で検
波して直流化したが、図2のように単なる検波器5aを
使用して得た検波出力を判定器6に与える構成としても
良い。また、本給電検出回路はISDNに限らず、網か
ら給電を受けるようなシステムの給電検出用に広く利用
できる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、網に給電されている直流電力をスイッチングにより
交流に変換し、増幅して検出信号としているから、直流
をじかに使用する従来の方式に比べて、信号増幅がし易
く、しかも、網からの給電は微弱な電力で済む他、暗電
流の影響を受け易いフォトカプラの変換出力を検出出力
として使用するかたちをとらないので、温度変化に強
く、且つ、暗電流の調整は不要であるから細かい調整が
不要であるなど、容易に給電状態を検出できる網インタ
フェース用の給電検出回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の別の実施例を示すブロック図。
【符号の説明】
1…発振器、2…フォトカプラ、3…給電検出用パルス
トランス、4…増幅器、5…同期検波器、5a…検波
器、6…判定器、7…接続端子、8…信号用パルストラ
ンス、9…ドライバレシーバ回路、10…給電検出用の
電流制限抵抗、11…フォトカプラ用の電流制限抵抗、
12…給電状態の判定出力、13…同期検波用のクロッ
ク信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回線により信号授受と直流電力供給を行
    うようにした有線通信網の前記回線に接続され、網と通
    信端末との間の信号授受を行うインタフェースに設けら
    れて前記回線の給電状態を検出する給電検出回路におい
    て、前記回線より供給される直流電力を受けてこれをス
    イッチングし、交流化する交流変換手段と、この交流変
    換手段による交流化出力を増幅する増幅手段と、この増
    幅された交流化出力を検波して前記回線からの直流電力
    対応の信号を得る検波手段と、この検波手段の出力を元
    に前記回線の電力供給状態を判定する判定手段とより構
    成することを特徴とする網インタフェース用の給電検出
    回路。
JP15643491A 1991-06-27 1991-06-27 網インタフエース用の給電検出回路 Pending JPH057378A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008543612A (ja) * 2005-06-17 2008-12-04 レクサム クロージャー システムズ インコーポレイテッド 圧縮成形機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008543612A (ja) * 2005-06-17 2008-12-04 レクサム クロージャー システムズ インコーポレイテッド 圧縮成形機械

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