JPH0573472U - 調理システム機器 - Google Patents

調理システム機器

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JPH0573472U
JPH0573472U JP011605U JP1160592U JPH0573472U JP H0573472 U JPH0573472 U JP H0573472U JP 011605 U JP011605 U JP 011605U JP 1160592 U JP1160592 U JP 1160592U JP H0573472 U JPH0573472 U JP H0573472U
Authority
JP
Japan
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container
cooking
heat
water
exhaust
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Pending
Application number
JP011605U
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English (en)
Inventor
照良 涌水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP011605U priority Critical patent/JPH0573472U/ja
Publication of JPH0573472U publication Critical patent/JPH0573472U/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

Landscapes

  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器の排熱を利用した食材の解凍、そして調
理作業の能率化と室外の環境改善を達成できる調理シス
テム機器を提供する。 【構成】 ガスオーブンである加熱調理機器1の側面
に、水をためた容器7を設け、機器1の排熱、排ガスは
排管10にて外部へ排出する途中、容器7の内底部に蛇
行状に設けて、熱交換部8を形成して、容器7内の水を
加温し、冷凍食材の解凍を行なわせ、また排ガスの排気
温度を下げて排出させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はホテルやレストラン等の厨房室に設置され、食材の冷却貯蔵、食材の 解凍、その加熱調理、更に調理物の保温という調理に係る一連の作業を能率的に 進めるのに好適な調理システム機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
厨房室では電子レンジや実開平1−63387号公報に示すガスオーブン、更 にオーブンレンジ(コンビネーションレンジ)など種々の加熱調理機が設置され る他に調理用の食材を冷却貯蔵するために、特開昭62−52281号公報に示 す一般的な冷蔵庫や冷凍庫等も配備されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、調理はこれら加熱調理機による食材の煮たり、焼いたり、蒸したり する作業の他に、必然的に冷凍食材の解凍、冷蔵食材の加温、そして調理された 品の保温等、前後のオペレーションも加わる。更に食材を過不足なく、かつ新鮮 な状態に貯蔵庫に冷却保存しておくことも大事となる。従って、これら一連の作 業がスムーズに流れて行なわれることが重要となり調理効率に影響する。また、 これら加熱調理機の使用により排気ガス、排気熱が発生し、これらの処理を確実 と成さないと、厨房室の温度上昇、又室内外の環境悪化となり、調理作業する人 および客にも不快感を与え兼ねない。
【0004】 本考案は以上の点に鑑みて成されたもので、調理作業、調理効率の向上を図り 、かつ加熱調理機器及び食材の冷凍、冷蔵庫よりの排熱を調理に有効活用して、 環境改善等をも果たせることを目的とした調理システム機器を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、加熱調理機器にブラインをためた容器を隣接して設け、前記加熱調 理機器の熱を店舗外に排出する排管の途中を前記容器内の底部にて蛇行状に配し 、容器内の水との熱交換部を設けたものである。また冷凍庫にブラインをためた 容器を隣接して設け、冷凍庫が備える冷凍サイクルの一構成部であるコンデンサ を前記容器内の底部に容器内のブラインと熱交換可能に配設したものである。
【0006】
【作用】
加熱調理した時に、その加熱調理機器からの排気ガス、排熱は排管を通して店 舗外へ排出されるが、排管は途中、加熱調理機器に隣接させて設けられ、中にブ ライン(水、湯などの熱媒体)がたまっている容器の内底部に蛇行状に布設され ている。よって、この蛇行部は容器内の水との熱交換部を形成し、この熱交換部 にて排気ガスは水にて冷却されて排気温度を下げられて排出され、一方、容器内 の水は排熱にて加温され、冷凍食品の解凍に利用される。
【0007】 こうして、食材の解凍と食材の加熱調理とは、すぐ隣り同士で行なえ、調理作 業は効率的に進められる。また、排熱の有効利用を図り、排気温度を下げての排 熱を行なわせ、環境の改善を図れる。
【0008】 また、冷凍庫におけるコンデンサ排熱により、同様に解凍タンク用の容器内の 水を加温することで、冷凍庫より取り出した冷凍食材の解凍をすぐ隣りで行なえ 、便利となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。1は加熱調理機器で、実施 例ではガスオーブンレンジである。この加熱調理機器1には外部からガスが供給 され、ガスが燃焼されて、その調理庫1A内に入れた食材が加熱調理される。加 熱調理機器1の前面には、特殊ガラス製の窓面2を備え、把手3により前後に開 閉自在の扉4が設けられていると共に、扉4上部の天板5の前面は操作部6とさ れ、加熱温度、加熱時間などの設定やその表示機能等が施されている。そして、 この加熱調理機器1の左側に水をためた容器7が設けられている。この容器7は ウォーマ兼解凍タンク部と称せるもので、調理前の冷凍食材を解凍したり、冷蔵 食材の加温等を行なうようになっており、槽7a内には十分な量の水が入ってお り、この水は図2に示すように、槽7aの内底部に蛇行状に配され、加熱調理機 器1から排出される排気ガスが排熱管10を介して導かれ流れて行く排ガスの熱 交換部8によって加温されるようになっている。熱交換後の排気ガスは、このウ ォーマ兼解凍タンク用の容器7付きの加熱調理機器1を設置しているアンダーテ ーブル9背部の垂直壁11を貫通して配した排気ガス管13を介して店舗外へ放 出する。また、この垂直壁11を貫通させて、容器7への給水管12a、および 排水管(オーバーフロー管を兼ねる)12bが配されていると共に、加熱調理機 器1への供給ガス管14も設けられている。
【0010】 こうしてウォーマ兼解凍タンク部なる容器7内の水は、適当の温度になってお り、食材の解凍、加温をする時は、これら食材が適宜な容器に入れられて槽7a 内の湯に浸される方法で解凍、加温が成される。
【0011】 ここで、加熱調理機器1でのガスの熱交換率は35〜40%と極端に悪く、そ の分、排ガスのエンタルピも高いことから、この排ガスの熱を槽7a内の水の加 温に十分に有効活用できることとなる。
【0012】 また、このウォーマ兼解凍タンク部なる容器7に予備ヒータ、サーモスタット 等を付備させれば、湯温をコントロールできる。そして、予備ヒータを付けた場 合には、加熱調理機器1の方が不使用であっても、ウォーマ兼解凍タンク部なる 容器7内の水は予備ヒータで加熱でき、その単独使用が可能となる。勿論加熱調 理機器1だけの使用も自由である。
【0013】 また、このウォーマ兼解凍タンク部なる容器7で、調理済み食品の保温をする ことも可能である。
【0014】 以上のように、本考案の第1実施例では、加熱調理機器1より排出される熱を 使って、中の水が加温される容器7を、加熱調理機器1のすぐ隣りに配させてい るもので、冷凍庫から取り出した冷凍食材をこのウォーマ兼解凍タンク部なる容 器7内で解凍し、解凍を終えたら、直ぐ隣の加熱調理機器1に入れて調理がスム ーズに進む。
【0015】 従来では、解凍した食材を別の所にある加熱調理機器の所に持って行く面倒な 作業を強いられたり、また解凍機器と加熱調理機器とを近くに寄せて作業能率を 高めようとしても、限られた厨房スペースではそれを十分に実現できるレイアウ トができないことが多かったが、本考案の調理システム機器ではこれらの問題を 簡単に解決できる。
【0016】 又、従来単に室内外に排出されているエネルギーにより環境の悪化が生じてい たが、排熱エネルギーを解凍、ウォーマに利用して排出することで、エネルギー の有効活用となり、又、排ガスは容器内の水にて冷却され、排気温度が下げられ て排出されるので、環境悪化となるのを防止できるという一挙両得が図れる。
【0017】 図4、図5および図6は他の実施例に係る調理システム機器に関し、冷凍庫に 、冷凍庫のコンデンサ排熱を利用する解凍タンクなる容器を近接して設けたもの である。
【0018】 すなわち、15は冷凍庫にして、その右側に解凍タンクなる容器16が配設さ れている。冷凍食材は把手17を有した冷凍庫扉18の開閉により庫内より出し 入れされる。冷凍庫15の左側にはグリル部19が設けられ、それにはその裏側 に配したコンプレッサ21に対しての冷却用空気の吸い込み口22と冷却用空気 の吐き出し口23とが上下に設けられ、またその中間には庫内温度調整用摘子2 4を配した操作部が設けられている。前記グリル部19と前記解凍タンクなる容 器16は左右逆に入れ換え配置しても良く、又、前記グリル部19を無くし前記 コンプレッサ21を製品の後側に配置するようにしても構わない。
【0019】 ところで、冷凍庫15は周知のように前記コンプレッサ21の外にコンデンサ 26、キャピラリーチューブ27、エバポレータ28を有し、これらコンプレッ サ21、コンデンサ26、キャピラリーチューブ27およびエバポレータ28は 図5に示すように冷媒管29で順次接続されて冷凍サイクルを構成している。
【0020】 そして、この冷凍サイクルの構成部品のうち、コンプレッサ21とキャピラリ ーチューブ27とエバポレータ28は冷凍庫15内に配設されるが、コンデンサ 26は図6に示すように冷凍庫15外に出されて、解凍タンクなる容器16の槽 31内の底部近辺に配設される。
【0021】 一方、槽31内にはその槽壁の一部を貫通して配した下部の給水管32と上部 の排水管33を介して水が所定水位まで供給され、貯溜されている。なお、給水 管32はコンデンサ26の位置より上部に来るように配設されている。
【0022】 よって、冷凍サイクルが運転されると、コンデンサ26の排熱は槽31内の水 と熱交換されて、その水は或る程度の水温に加温され、解凍水として利用される こととなる。すなわち、冷凍庫15から取り出した冷凍食材を適宜な容器に入れ 、この槽31内の加温水に浸すことで、解凍が行なえる。
【0023】 一般に冷凍食材は必ず調理工程の前に、解凍工程が必要であることから、冷凍 庫15のすぐとなりに解凍タンクとしての容器16があることは、作業がし易く 、オペレーターにとって最も効率が良く、冷凍食材の解凍スピード、解凍効率が アップする。
【0024】 一方、冷凍庫15側からすれば、コンデンサ26は冷却水(槽31a内の水) 、冷凍食材からの冷却というダブル効果によって確実に冷され、店舗内、厨房内 の室温に関係なく、冷凍庫15自体の安定した冷却性能を確保することができる 。
【0025】 このように、1つの冷凍サイクルの吸排熱をうまく利用して、2つの異なる用 途の機器に応用して、調理作業に係るオペレーション上の容易となる利点及び冷 凍庫、解凍タンク双方の機能を十分に発揮させることのできる調理システム機器 となる。
【0026】 そして、このシステム機器は小容量の冷凍庫15と解凍タンクなる容器16と の組み合わせ機器であるため、どこでも設置できるし、かつ冷凍庫15と解凍タ ンク16の位置、扉18の開き方向、グリル部19の有り無し等、多くのバリエ ーションが考えられ、店のレイアウトに対応できる機器構成とすることができる 。
【0027】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、加熱調理機器の排気ガス、排気熱あるいは冷 凍庫の冷凍サイクルのうちのコンデンサ排熱を利用して、中の水が加温される容 器を付設した調理システム機器なので、この容器内の加温された水を利用して食 品の解凍等を行なうことができると共に、この水で排熱を冷却して排気温度を下 げて外部へ排出できたり、コンデンサの効果的冷却を行ない、冷凍サイクルの冷 却性能を十分に発揮できる。
【0028】 これによって、排熱の有効利用を図り、環境の改善を達成できると共に、解凍 をスピードアップできる等の調理作業の効率化、そして解凍や加熱調理、更に冷 却貯蔵など個々の単独的使用を可能とし、調理の多様化にも応じ得るなどの効果 を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱調理機器の排熱にて、中の水が加温され解
凍タンク部として利用される容器を付設した第1実施例
に係る調理システム機器の外観斜視図。
【図2】図1に示す調理システム機器の要部概略平面構
成図。
【図3】図2におけるA−A断面図。
【図4】冷凍機器に付設した容器内の水がコンデンサ排
熱にて加温され、冷凍食材の解凍に利用される構成とし
た第2実施例に係る調理システム機器の外観斜視図。
【図5】同調理システム機器の冷凍サイクル図。
【図6】解凍タンク部として利用される容器の概略的断
面図。
【符号の説明】
1 加熱調理機器 7 容器 8 熱交換部 15 冷凍庫 16 容器 26 コンデンサ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理機器にブラインをためた容器を
    隣接して設け、前記加熱調理機器の熱を店舗外に排出す
    る排管の途中を前記容器内の底部にて蛇行状に配し、容
    器内のブラインとの熱交換部を設けたことを特徴とする
    調理システム機器。
  2. 【請求項2】 冷凍庫にブラインをためた容器を隣接し
    て設け、冷凍庫が備える冷凍サイクルの一構成部である
    コンデンサを前記容器内の底部に容器内のブラインと熱
    交換可能に配設したことを特徴とする調理システム機
    器。
JP011605U 1992-03-09 1992-03-09 調理システム機器 Pending JPH0573472U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP011605U JPH0573472U (ja) 1992-03-09 1992-03-09 調理システム機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP011605U JPH0573472U (ja) 1992-03-09 1992-03-09 調理システム機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0573472U true JPH0573472U (ja) 1993-10-08

Family

ID=11782542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP011605U Pending JPH0573472U (ja) 1992-03-09 1992-03-09 調理システム機器

Country Status (1)

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JP (1) JPH0573472U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005164180A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Riso Jitsugyo:Kk 熱交換器
JP2008086315A (ja) * 2006-09-30 2008-04-17 Wangyue Xuan 吊りチェーン付き回転式電気オーブン

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