JPH0572577U - 車両用室内灯装置 - Google Patents

車両用室内灯装置

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JPH0572577U
JPH0572577U JP1137392U JP1137392U JPH0572577U JP H0572577 U JPH0572577 U JP H0572577U JP 1137392 U JP1137392 U JP 1137392U JP 1137392 U JP1137392 U JP 1137392U JP H0572577 U JPH0572577 U JP H0572577U
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circuit
light emitting
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switch
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功 小貫
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の室内のランプを点灯させるためのスイ
ッチのツマミの位置を確認できる車両用室内灯装置を提
供する。 【構成】 イグニションスイッチが車両の利用者により
オンにされると、イグニション回路10が駆動信号を発
生し、この駆動信号により、表示回路60の発光ダイオ
ードが点灯され、押ボタン33Aが表示される。この結
果、車両の利用者は、暗い室内でも押ボタン33Aを確
認できる。この後に、使用者が押ボタン33Aを操作す
る毎に、押ボタンスイッチ回路30が切換信号をカウン
タ回路40に送る。これにより、カウンタ回路40は、
ランプ72の動作モードを切り換えると共に、各動作モ
ードに対応する発光ダイオードの発光状態を変化させ
る。このとき、ドアスイッチ回路20がドアの開閉を検
出すると、論理回路50がカウンタ回路40からの動作
モードを示す信号とドアスイッチ回路20からのドア開
閉の信号とに基づいて、ランプ72を点灯駆動するか消
灯駆動するかを検出し、この検出結果に基づいて発光回
路70を駆動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、夜間などに車両の室内を照らすための車両用室内灯装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、ルームランプやスポットランプなどの車両用室内灯装置には、例えば、 図7に示すようなものがある。この車両用室内灯装置は、発光体としてのランプ 202と、ランプ202を点灯、消灯するスイッチ203とを備えている。そし て、車のバッテリ(図示を省略)からの電圧Vccが供給される端子201と、 アースとの間に、ランプ202とスイッチ203との直列回路が接続されている 。
【0003】 この車両用室内灯装置を利用するとき、使用者は、スイッチ203のツマミを 操作して、スイッチ203をオンにする。これにより、バッテリからの電流がラ ンプ202に流れ、ランプ202が点灯し、車両の室内が照らされる。
【0004】 この他にも、車両用室内灯装置には、車両のドアを開けるとランプが点灯する ものもある。この車両用室内灯装置では、車両の暗い室内でスイッチのツマミを 操作しなくても、ルームランプが点灯される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図7に示す車両用室内灯装置では、車両の利用者がランプ202を 点灯するとき、暗い室内でスイッチ203のツマミの位置を確認できないので、 手探りでスイッチ203のツマミを捜さなければならない。このため、従来の車 両用室内灯装置には、車両の暗い室内でスイッチ203のツマミを目視できない という問題がある。
【0006】 また、ドアを開けるとランプが点灯する車両用室内灯装置でも、ドアを閉めた 後にランプが消灯し、このときにランプを点灯しようとすれば、同じ問題が発生 する。
【0007】 この考案の目的は、このような欠点を除き、車両の室内のランプを点灯させる ためのスイッチのツマミの位置を確認できる車両用室内灯装置を提供することに ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、その目的を達成するため、車両の室内に取り付けられた発光体を 具備する発光部と、この発光体を点灯、消灯させるために操作される操作部材と を備え、発光体の複数の動作モードが設定されている車両用室内灯装置において 、車両のイグニションスイッチと連動し、このイグニションスイッチがオンのと きに駆動信号を発生するスイッチ部と、車両の少なくとも1つのドアの開閉を検 出する検出部と、操作部材の操作により記発光体の動作モードを切り換えるため の切換信号を発生する入力部と、操作部材の近傍に取り付けられると共に各動作 モードに対応する発光素子を備え、スイッチ部からの駆動信号によりこれらの発 光素子を点灯させる表示部と、入力部の切換信号により動作モードを切り換えて 、この切り換えた動作モードを保持すると共に、表示部の各動作モードに対応す る発光素子の発光状態を変化させる保持部と、この保持部からの動作モードを示 す信号と検出部からのドア開閉の信号とに基づいて、発光体を点灯駆動するか消 灯駆動するかを演算し、この演算結果に基づいて発光部を駆動する演算部とを有 する。
【0009】 また、この考案は、前述した構成に、物体が近づくとこの物体を検知して駆動 信号を発生する検知部と、スイッチ部と表示部との間に挿入され、スイッチ部か らの駆動信号と検知部からの駆動信号のどちらかを表示部に送る制御部とを付加 している。
【0010】 さらに、この考案は、前述した構成に、検知部と制御部との間に挿入され、検 知部からの駆動信号を受け取ると、所定の時間、表示部の駆動信号を制御部に送 る時計部とを付加している。
【0011】
【作用】
このような構成の考案は、次のように作用する。
【0012】 イグニションスイッチが車両の利用者によりオンにされると、スイッチ部が駆 動信号を発生し、この駆動信号により、表示部の発光素子が点灯され、操作部材 が表示される。この結果、車両の利用者は、暗い室内でも操作部材を確認できる 。
【0013】 この後に、使用者が操作部材を操作する毎に、入力部が切換信号を保持部に送 る。これにより、保持部は、発光体の動作モードを切り換えると共に、各動作モ ードに対応する発光素子の発光状態を変化させる。
【0014】 このとき、検出部がドアの開閉を検出すると、演算部が保持部からの動作モー ドを示す信号と検出部からのドア開閉の信号とに基づいて、発光体を点灯駆動す るか消灯駆動するかを検出し、この検出結果に基づいて発光部を駆動する。
【0015】 また、検知部と制御部とを付加した考案は、次のように作用する。
【0016】 検知部は、例えば、車両の利用者の手が近づくと、これを検知して駆動信号を 発生する。制御部がこの駆動信号を表示部に送り、この駆動信号により、表示部 の発光素子が点灯される。この結果、車両の利用者は、暗い室内でも操作部材を 確認できる。
【0017】 さらに、時計部を付加した考案は、次のように作用する。
【0018】 時計部は、検知部からの駆動信号を受け取ると、所定の時間、表示部の駆動信 号を制御部に送るので、車両の利用者が検知部から手を離しても、所定時間、暗 い室内でも操作部材を確認できる。
【0019】
【実施例】
次に、この考案をスポットランプに適用した実施例を、図面を用いて説明する 。
【0020】 [実施例1] 図1は、この考案の実施例1であるスポットランプの外観図であり、図2は、 図1のスポットランプ1の回路図である。
【0021】 このスポットランプ1は、スイッチ部としてのイグニション回路10と、第1 の検出部としてのドアスイッチ回路20と、入力部としての押ボタンスイッチ回 路30と、保持部としてのカウンタ回路40と、第2の検出部としての論理回路 50と、表示回路60と、発光回路70とを備えている。
【0022】 イグニション回路10は、スイッチ12と、抵抗13とを備えている。イグニ ション回路10の端子11には、車に搭載されているバッテリ(図示を省略)か らの電圧Vccが加えられており、端子11とアースとの間に、スイッチ12と 抵抗13との直列回路が接続されている。スイッチ12は、車両のイグニション スイッチ(図示を省略)に連動し、このイグニションスイッチがオフで開状態に なり、この開状態により、スイッチ12と抵抗13との接続点14がLレベル( ローレベル)になる。また、イグニションスイッチがオンで閉状態になり、接続 点14は、Hレベル(ハイレベル)になる。
【0023】 ドアスイッチ回路20は、抵抗22と、スイッチ23とを備えている。ドアス イッチ回路20の端子21には、先に述べたバッテリからの電圧Vccが加えら れており、端子21とアースとの間に、抵抗22とスイッチ23との直列回路が 接続されている。スイッチ23は、車両のドアに連動し、ドアが閉まっていると き、開状態になり、この開状態により、抵抗22とスイッチ23との接続点24 は、Hレベルになる。また、ドアが開けられると、閉状態になり、接続点24は 、Lレベルになる。
【0024】 押ボタンスイッチ回路30は、抵抗32と押ボタンスイッチ33とを備えてい る。押ボタンスイッチ回路30の端子31には、先に述べたバッテリからの電圧 Vccが加えられており、端子31とアースとの間に、抵抗32と押ボタンスイ ッチ33との直列回路が接続されている。
【0025】 押ボタンスイッチ33の操作部材としての押ボタン33Aは、図1に示すよう に、車両の天井な どに取り付けられた取付部材2のレンズ3の近傍に配設されている。押ボタンス イッチ33は、通常、開状態になっており、この状態により、抵抗32と押ボタ ンスイッチ33との接続点34は、Hレベルになっている。また、押ボタン33 Aが押されると、接続点34は、Lレベルになる。押ボタンスイッチ回路30は 、このように、HレベルからLレベルに変化する切換信号を発生する。
【0026】 カウンタ回路40は、入力端子としてC端子およびC−INHIBIT端子を 備え、出力端子としてQ0端子、Q1端子、Q2端子、Q3端子およびR端子を 備えている。そして、C端子が先に述べたバッテリに接続され、C−INHIB IT端子(以下、端子41と記す)が押ボタンスイッチ回路30の接続点34に 接続されている。そして、カウンタ回路40は、押ボタンスイッチ回路30の端 子34からの切換信号により、端子41がHレベルからLレベルに変化すると、 Q0端子をHレベルにし、Q1〜Q3端子をLレベルにする。さらに、端子41 がHレベルからLレベルに変化する毎にQ1端子、Q2端子、Q3端子を順にH レベルにする。Q3端子がリセット用のR端子に接続されており、Q3端子がH レベルになると、カウンタ回路40がリセットされ、Q0〜Q3端子がLレベル になる。
【0027】 論理回路50は、入力端子としてA0端子、A1端子、A2端子、DS端子を 備え、出力端子としてLA端子を備えている。これらのA0端子、A1端子、A 2端子は、カウンタ回路40のQ0端子、Q1端子、Q2端子にそれぞれ接続さ れ、DS端子は、ドアスイッチ回路20の接続点24に接続されている。
【0028】 この論理回路50は、図3に示すように、EX−NOR回路(排他的論理和の 否定回路)51と、NOR回路(論理和の否定回路)52と、EX回路(排他的 論理和回路)53と、AND回路(論理積回路)54と、OR回路(論理和回路 )55とを備えている。
【0029】 EX−NOR回路51は、カウンタ回路40のQ0端子の出力とQ2端子の出 力との排他的論理和の否定の演算をし、NOR回路52は、EX−NOR回路5 1の出力とQ2端子の出力との論理和の否定の演算をする。その結果、NOR回 路52の端子52Aは、表1に示す状態になる。
【0030】
【表1】 表1に示すように、端子52AがHレベルになるのは、カウンタ回路40のQ 0端子がHレベルでQ2端子がLレベルのときである。カウンタ回路40の各出 力がその他の状態のとき、端子52Aは、Lレベルである。
【0031】 EX回路53は、カウンタ回路40のQ1端子の出力とドアスイッチ回路20 の接続点24の出力との排他的論理和の演算をし、AND回路54は、EX回路 53の出力とカウンタ回路40のQ1端子の出力との論理和の演算をする。その 結果、AND回路54の端子54Aは、表2に示す状態になる。
【0032】
【表2】 表2に示すように、端子54AがHレベルになるのは、カウンタ回路40のQ 1端子がHレベルでドアスイッチ回路20の接続点24がLレベルのときである 。カウンタ回路40の各出力がその他の状態のとき、端子54Aは、Lレベルで ある。
【0033】 OR回路55は、NOR回路52の出力とAND回路54の出力との論理和の 演算をする。したがって、OR回路55の端子55AがHレベルになるのは、表 1と表2とから、図4に示すように、A,B,Eの状態ときであり、C,D,F ,Gの状態のときは、Lレベルになる。
【0034】 表示回路60は、トランジスタ61A,62A,63Aと、オン・モードを示 すための発光ダイオード61Bと、ドア・モードを示すための発光ダイオード6 2Bと、オフ・モードを示すための発光ダイオード63Bと、抵抗61C,62 C,63Cと、抵抗64とを備えている。発光ダイオード61B,62B,63 Bと抵抗61C,62C,63Cとの直列回路が、抵抗64の一端とアースとの 間にそれぞれ接続されており、抵抗64の他端がイグニション回路10の接続点 14に接続されている。トランジスタ61A,62A,63Aのコレクタとエミ ッタとの間に、抵抗61C,62C,63Cがそれぞれ並列に接続されている。 トランジスタ61A,62A,63Aのベースは、カウンタ回路40のQ0端子 、Q1端子、Q2端子にそれぞれ接続されている。
【0035】 そして、このような接続により、イグニション回路10の接続点14から抵抗 64を経由して電圧Vccが駆動信号として加えられると、電流が抵抗64に流 れ、発光ダイオード61B,62B,63Bが発光する。さらに、この状態でカ ウンタ回路40のQ0端子、Q1端子、Q2端子がHレベルになると、トランジ スタ61A,62A,63Aがオンになり、抵抗61C,62C,63Cがショ ートされ、発光ダイオード61B,62B,63Bがさらに明るく発光する。
【0036】 これらの発光ダイオード61B,62B,63Bは、図1に示すように、押ボ タン33Aの近くに配設されており、発光により、押ボタン33Aの位置を表示 する。
【0037】 発光回路70は、ランプ72とトランジスタ73とを備えている。発光回路7 0の端子71には、先に述べたバッテリからの電圧Vccが加えられており、こ の端子71とアースとの間には、ランプ72とトランジスタ73との直列回路が 接続されている。トランジスタ73のベースは、論理回路50のLA端子に接続 されている。そして、論理回路50のLA端子がHレベルになるとトランジスタ 73がオンになり、ランプ72が点灯し、逆に、LA端子がLレベルになると、 トランジスタ73がオフになり、ランプ72が消灯する。
【0038】 ランプ72は、図1のレンズ3の部分に配設されており、発光によりレンズ3 を介して車両の室内を照らす。
【0039】 次に、実施例1の動作について説明する。
【0040】 車両が使用されていない場合、イグニションスイッチがオフにされているとき 、スイッチ12が開状態なので、バッテリから電圧Vccが表示回路60に供給 されない。したがって、発光ダイオード61B,62B,63Bが消灯され、バ ッテリの消耗が防止される。
【0041】 ところで、夜間などに車両が使用され、使用者によりイグニションスイッチが オンにされると、スイッチ12が閉になり、バッテリから電圧Vccが駆動信号 として表示回路60に供給される。これにより、電流が抵抗64を経由して流れ 、発光ダイオード61B,62B,63Bが点灯する。この点灯により、車両の 利用者は、図1の押ボタン33Aの位置を確認できる。
【0042】 このとき、点灯している発光ダイオード61B,62B,63Bにより表示さ れた押ボタン33Aを、車両の利用者が押すと、押ボタンスイッチ回路30の接 続点34がHレベルからLレベルに変化して、切換信号を発生する。この切換信 号により、例えば、カウンタ回路40のQ0端子がHレベルになり、オン・モー ドを示すトランジスタ61Aがオンになり、発光ダイオード61Bだけがさらに 明るく発光する。
【0043】 同時に、このカウンタ回路40のQ0端子がHレベルの信号を論理回路50に 加える。この信号により、論理回路50は、図4に示すEの状態になり、LA端 子をHレベルにする。この結果、トランジスタ73がオンになり、ランプ72が 点灯し、車両の室内が照らされる。このとき、車両の利用者がドアを開けると、 ドアスイッチ回路20の接続点24がLレベルになり、論理回路50が図4に示 すBの状態になるが、LA端子の出力は、図4に示すように、Hレベルの状態を 保つ。この結果、ドアの開閉に関係なく、ランプ72が点灯し続ける。
【0044】 次に、車両の使用者が、ドアを閉めた状態で、押ボタンスイッチ33を押すと 、カウンタ回路40のQ1端子だけがHレベルになる。これにより、発光ダイオ ード62Bは、さらに明るく発光し、ドア・モードになったことを表示する。こ の時、車両の使用者がドアを開けると、ドアスイッチ回路20の接続点34がL レベルになり、論理回路50が図4に示すようにBの状態になる。これにより、 論理回路50のLA端子がHレベルになり、発光回路70のランプ72が点灯し 、車両の室内が照らされる。また、ドアを閉めると、Fの状態になり、LA端子 がLレベルになるので、ランプ72が消灯される。
【0045】 この後、車両の使用者が押ボタンスイッチ回路30の押ボタン33Aを押すと 、カウンタ回路40がQ2端子をHレベルにする。これにより、表示回路60の トランジスタ63Aがオンになり、発光ダイオード63Bだけが明るく点灯し、 オフ・モードになったことを表示する。また、Q2端子がHレベルのとき、論理 回路50がCの状態かGの状態になるので、図4に示すように、LA端子がLレ ベルになり、ドアの開閉に関係なく、発光回路70のランプ72が消灯状態にな る。
【0046】 このような実施例1により、イグニションスイッチがオフのとき、発光ダイオ ード61B,62B,63Bは、すべて消灯しているので、車両のバッテリの消 耗が防止される。
【0047】 イグニションスイッチをオンにすると、発光ダイオード61B,62B,63 Bが点灯して押ボタンスイッチ33の押ボタン33Aを表示するので、車両の使 用者は、暗い室内でも押ボタン33Aを確認できる。同時に、ランプ72の動作 モードに対応する発光ダイオードがさらに明るく発光するので、車両の使用者は 、ランプ72がどの動作モードに設定されているかを確認できる。
【0048】 さらに、車両の利用者は、暗い室内でも、発光ダイオード61B,62B,6 3Bで表示された押ボタン33Aを押せば、オン・モード、ドア・モード、オフ ・モードを切り換えることができ、ランプ72の点灯、消灯の制御が可能になる 。
【0049】 なお、実施例1では、車両用室内灯装置がスポットランプであったが、車両用 室内灯装置はこれに限定されることはなく、ルームトランプ等でもよく、押ボタ ンスイッチ33も各種のものを用いることができる。
【0050】 実施例1で、ランプ72の動作モードに応じて、発光の色が異なる発光ダイオ ードを用いれば、暗い車両の室内でも、動作モードの区別が明らかになる。
【0051】 実施例1では、1つドアの開閉を検出しているが、検出されるドアは、1つに 限定されることはなく、カウンタ回路40と論理回路50との構成を、これに対 応して変えれば、複数のドアの開閉検出が可能になる。
【0052】 実施例1では、オン・モード、ドア・モード、オフ・モードの順にランプ72 の動作モードを切り換えているが、このモード切り換えの順序の変更は、カウン タ回路40と論理回路50に対する配線を変えることにより可能になる。
【0053】 さらに、発光ダイオード61B,62B,63Bの少なくとも1つを押ボタン 33Aに取り付けることにより、発光している部分を押せば、ランプ73を点灯 させることが可能になる。
【0054】 [実施例2] 図5は、この考案の実施例2であるスポットランプの回路図である。実施例2 は、実施例1に検知部としての物体検知センサ80と、制御部としてのOR回路 90とを付加したものである。なお、実施例1と同じものには、同一の符号を付 けて重複した説明を省略する。
【0055】 物体検知センサ80は、先に述べたバッテリからの電圧Vccが端子81に供 給されて動作し、赤外線や超音波を射出して、その反射により物体を検知する。 この物体検知センサ80は、押ボタンスイッチ33の押ボタン33Aの近傍に取 り付けられ、物体を検知しないとき、端子82をLレベルにし、また、例えば車 両の使用者が手などを押ボタン33Aに近付けると、端子82をHレベルにして 、駆動信号を発生する。
【0056】 OR回路90は、イグニション回路10の接続点14と表示回路60の抵抗6 4との間に挿入され、さらに、OR回路90の入力端子には、物体検知センサ8 0の端子82が接続されている。そして、OR回路90は、イグニション回路1 0の接続点14の駆動信号、物体検知センサ80の端子82からの駆動信号を表 示回路60の抵抗64に加える。
【0057】 この実施例2は、次のように動作する。
【0058】 例えば、使用者が車両に乗り込んで、イグニションスイッチをオンにする前に 、押ボタンスイッチ回路30の押ボタン33Aの近傍に手を近付けると、物体検 知センサ80が使用者の手を検知して、端子82をHレベルにする。この駆動信 号は、OR回路90を通過し、抵抗64に加えられる。これにより、抵抗64に 電流が流れ、発光ダイオード61B,62B,63Bが発光する。この結果、車 両の使用者は、暗い室内でも押ボタン33Aを確認できる。
【0059】 同時に、カウンタ回路40には、押ボタンスイッチ回路30の押ボタン33A によりセットされた、ランプ72の動作モードが保持されており、例えばオン・ モードにセットされていれば、Q0端子がHレベルになっているので、トランジ スタ61Aがオンになる。これにより、発光ダイオード61Bは、他の発光ダイ オードより明るく発光する。この結果、車両の利用車は、ランプ72の動作モー ドがオン・モードであることを確認できる。
【0060】 このように、実施例2により、車両の利用者がイグニションスイッチをオンに しなくても、押ボタン33Aに手を近付けるだけで、発光ダイオード61B,6 2B,63Bが点灯し、スイッチ33の押ボタン33Aが表示される。同時に、 他より明るく発光している発光ダイオードにより、ランプ72の動作モードを確 認できる。
【0061】 [実施例3] 図6は、この考案の実施例3であるスポットランプの回路図である。実施例3 は、実施例2に時計部としてのタイマ回路100を付加したものである。なお、 実施例2と同じものには、同一の符号を付けて重複した説明を省略する。
【0062】 タイマ回路100は、物体検知センサ80の端子82とOR回路90との間に 挿入されており、端子101に先に述べたバッテリからの電圧Vccが供給され て動作する。そして、物体検知センサ80からHレベルの駆動信号を受け取ると 、所定の時間、駆動信号を端子103から送り出し、この時間が経過すると、再 び端子103をLレベルにする。
【0063】 この実施例3は、次のように動作する。
【0064】 例えば、使用者が車両に乗り込んで、イグニションスイッチをオンにする前に 、押ボタンスイッチ回路30の押ボタン33Aの近傍に手を近付けると、物体検 知センサ80は、使用者の手を検知して、駆動信号を端子82に送る。この駆動 信号が端子102に加えられると、タイマ回路100は、所定の時間、駆動信号 を端子103から送り出す。この信号がOR回路90を通過し抵抗64に加えら れる。
【0065】 これにより、抵抗64に電流が流れ、発光ダイオード61B,62B,63B が発光し、車両の使用者は、暗い室内でも押ボタン33Aを確認できる。同時に 、カウンタ回路40には、ランプ72の動作モードが保持されており、この動作 モードに対応する発光ダイオードが他の発光ダイオードより明るく発光する。こ の結果、車両の利用車は、車両の暗い室内でもランプ72の動作モードを確認で きる。
【0066】 このように、実施例3により、車両の利用者がイグニションスイッチをオンに しなくても、手を押ボタン33Aに近付けるだけで、発光ダイオード61B,6 2B,63Bが点灯し、スイッチ33の押ボタン33Aが表示される。同時に、 他より明るく発光している発光ダイオードにより、ランプ72の動作モードを確 認できる。
【0067】 さらに、物体検知センサ80の検知後、車両の利用者が手を離しても、タイマ 回路100が所定時間、物体検知センサ80からの駆動信号を通過させるので、 この間、押ボタン33Aの表示とランプ72の動作モードの表示とが保たれる。
【0068】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、イグニションスイッチがオンにされ たとき、表示部の発光素子が点灯して、操作部材が表示される。これにより、車 両の利用者は、暗い室内でも操作部材の位置を直ちに確認できる。
【0069】 また、イグニションスイッチがオンにされた後で、発光素子により表示された 操作部材を操作すると、発光体の動作モードが変わると共に、検出部により発光 が部駆動される。これにより、発光体の点灯、消灯が制御される。このとき、検 出部からの信号も保持部に送られるので、ドアの開閉により、発光体の点灯、消 灯が制御される。同時に、保持部により、表示部の表示素子の発光の状態が変え られるので、車両の利用者は動作モードも確認できる。
【0070】 また、この考案によれば、車両の利用者が手を近づけると、検知部がこれを検 知して、表示部の発光素子が点灯されので、車両の利用者は、暗い室内でも手な どを検知部に近付けるだけで操作部材を確認できると共に、保持部により、表示 部の表示素子の発光の状態が変えられるので、車両の利用者は動作モードも確認 できる。
【0071】 さらに、この考案によれば、時計部が検知部からの駆動信号を所定の時間、表 示部に送るので、車両の利用者が検知部から手を離しても、所定時間、暗い室内 で操作部材を確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1の外観図である。
【図2】この考案の実施例1の回路図である。
【図3】論理回路の一例を示す回路図である。
【図4】論理回路の動作を説明するための図である。
【図5】この考案の実施例2の回路図である。
【図6】この考案の実施例3の回路図である。
【図7】従来の車両用室内灯装置の一例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
10 イグニション回路 20 ドアスイッチ回路 30 押ボタンスイッチ回路 33A 押ボタン 40 カウンタ回路 50 論理回路 60 表示回路 70 発光回路 72 ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 37/02 U 8715−3K // G01S 17/88 A 4240−5J

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の室内に取り付けられた発光体を具
    備する発光部と、この発光体を点灯、消灯させるために
    操作される操作部材とを備え、前記発光体の複数の動作
    モードが設定されている車両用室内灯装置において、 前記車両のイグニションスイッチと連動し、このイグニ
    ションスイッチがオンのときに駆動信号を発生するスイ
    ッチ部と、 前記車両の少なくとも1つのドアの開閉を検出する検出
    部と、 前記操作部材の操作により、前記発光体の動作モードを
    切り換えるための切換信号を発生する入力部と、 前記操作部材の近傍に取り付けられると共に各動作モー
    ドに対応する発光素子を備え、前記スイッチ部からの駆
    動信号によりこれらの発光素子を点灯させる表示部と、 前記入力部の切換信号により動作モードを切り換えて、
    この切り換えた動作モードを保持すると共に、前記表示
    部の各動作モードに対応する発光素子の発光状態を変化
    させる保持部と、 この保持部からの動作モードを示す信号と前記検出部か
    らのドア開閉の信号とに基づいて、前記発光体を点灯駆
    動するか消灯駆動するかを演算し、この演算結果に基づ
    いて前記発光部を駆動する演算部とを有することを特徴
    とする車両用室内灯装置。
  2. 【請求項2】 物体が近づくとこの物体を検知して駆動
    信号を発生する検知部と、 前記スイッチ部と前記表示部との間に挿入され、前記ス
    イッチ部からの駆動信号と前記検知部からの駆動信号の
    どちらかを前記表示部に送る制御部とを有する請求項1
    記載の車両用室内灯装置。
  3. 【請求項3】 前記検知部と前記制御部との間に挿入さ
    れ、前記検知部からの駆動信号を受け取ると、所定の時
    間、前記表示部の駆動信号を前記制御部に送る時計部と
    を有する請求項2記載の車両用室内灯装置。
JP1137392U 1992-03-06 1992-03-06 車両用室内灯装置 Pending JPH0572577U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107364392A (zh) * 2017-08-17 2017-11-21 威海东兴电子有限公司 可自断电式光敏检测汽车示宽灯电路报警装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107364392A (zh) * 2017-08-17 2017-11-21 威海东兴电子有限公司 可自断电式光敏检测汽车示宽灯电路报警装置
CN107364392B (zh) * 2017-08-17 2023-08-04 威海东兴电子有限公司 可自断电式光敏检测汽车示宽灯电路报警装置

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