JPH057252U - 消火具 - Google Patents

消火具

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Publication number
JPH057252U
JPH057252U JP5500191U JP5500191U JPH057252U JP H057252 U JPH057252 U JP H057252U JP 5500191 U JP5500191 U JP 5500191U JP 5500191 U JP5500191 U JP 5500191U JP H057252 U JPH057252 U JP H057252U
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JP
Japan
Prior art keywords
fire
tubular body
fire extinguisher
extinguishing cloth
cloth
Prior art date
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Pending
Application number
JP5500191U
Other languages
English (en)
Inventor
良和 片柳
Original Assignee
株式会社近畿設備
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社近畿設備 filed Critical 株式会社近畿設備
Priority to JP5500191U priority Critical patent/JPH057252U/ja
Publication of JPH057252U publication Critical patent/JPH057252U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 消火布4を巻き込んで半折し、筒状体1内に
収容して、消火布4の角縁部7、7を筒状体の開口縁2
の外側に折り返して、消火具を構成する。 【効果】 折り返した角縁部7、7を両手に持って筒状
体1内から消火布4を引っ張り出すだけで、消火布4
は、折り返しを戻し、自重で落下しつつ巻き込みを戻し
て広がり、火元に被せることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、筒状体に消火布を収納した取扱いに便利な消火具に関する。
【0002】
【従来技術】
フライパン内で発火した食用油の消火など、家庭内の初期出火には、消火布を 用いて消火することが知られている。この消火布は、火元に布を被せて酸素を遮 断することにより消火するものであり、消火剤と異なって周囲を汚さずに確実に 消火できる。
【0003】 この消火布は、広げた状態では収納に不便であり、折り畳んで引出しなどに収 納しておくのが便宜であるが、万一の出火の際に気が動転し、収納場所すら思い 出せないことも少なくない。
【0004】 そのため、目に着く場所にかさ張らずに取付け易いように、例えば図6に示す ような消火具が市販されている。この消火具は、縦横に折り畳んだ消火布4を内 箱15に収納し、さらにこの内箱15を筒状の外箱17に挿入し、内箱の上部に 突出したヘッダーの吊り下げ孔16を用いて、壁面などに係止するものである。 この消火具は、外箱17を引き下ろして内箱15に収納した消火布を取り出し、 折り畳みを広げて消火布を使用することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の従来の消火具は、消火布4を縦横に折り畳んで収納しているた めに、消火布を取り出した後に、別途折り畳まれた消火布4を広げ、さらに両手 を消火布の両角縁部に持ち変えて、フライパンなどの発火元に被せなければなら ず、迅速な消火作業の支障となっていた。
【0006】 そこで、この考案は、目に着く場所にかさ張らずに取付け易く、しかも一挙動 で消火布を取り出して広げ、そのまま持ち変えることなく火元に被せることがで きる消火具を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案は、四角形状の消火布を対向する始端縁 から終端縁に向かって真直ぐに巻き込み、巻き終わりの終端縁を外側にして前記 消火布を半折し、この半折した折目から前記消火布を筒状体内に収納するととも に、前記半折により寄り合う消火布の両端部を前記筒状体の開口縁から突出させ 、この突出させた両端部の各々から前記終端縁の角縁部を前記開口縁の外側に折 り曲げた構成を採用した。
【0008】
【作用】
上記のように構成したので、筒状体を室内の適宜箇所に固定し、筒状体開口縁 の外側に折り曲げた消火布の角縁部の各々を両手の各々で掴んで引っ張り上げる と、筒状体内に収納した半折の消火布は筒状体内から引っ張り出されつつ、次第 に寄り合った両端部を左右に伸ばして半折状態を解消する。そして引っ張り出さ れた消火布は、上記両角縁部を両手で保持されて自重によって落下しながら巻き 込みを戻して広がる。
【0009】
【実施例】
図1、2に示す実施例は、円筒形の筒状体1内に、両端部8、9を整えて巻き 込んだ四角形状の消火布4を半折して収納し、筒状体1の開口縁2から突出した 両端縁8、9から各々角縁部7、7を開口縁2の外側に折り返している。
【0010】 消火布1は、耐高熱性、耐火炎性に優れた不燃性の素材、例えばアクリル繊維 を焼成炭化した繊維を用いることが好ましく、片面にアルミニューム箔をラミネ ートしたものでもよい。
【0011】 また、筒状体1は、紙筒でも、プラスチック製の筒体でもよく、また円筒に限 らず角筒でもよく、底面は必ずしも要しない。また、筒状体1の長さは、必ずし も半折した消火布4の長さに合わせる必要はないが、好ましくは消火布4を底面 まで収納した状態でその両端部8、9が筒状体1の開口縁2から突出するように なればよい。
【0012】 また、筒状体1を台所その他の火元に壁面を取り付けるため、筒状体1の適宜 箇所に取付具11を設ければよい。
【0013】 この消火具を、より優れた美観の消火具とし、消火布4の汚れを防止するため に、筒状体1に蓋体3を外嵌することも可能である。即ち、筒状体1の開口縁2 に外嵌でき、外嵌した状態で開口縁2から突出した消火布の両端部8、9を収納 し得る蓋体3を用意して、開口縁2の外側に折り返している角縁部7、7の上か らこの蓋体3を開口縁2に外嵌し、図3に示すように、蓋体3の下端から各角縁 部7、7の下端を突出させればよい。
【0014】 取付具11によって室内の適宜箇所に固定したこの消火具を使用するときは、 図4に示すように、筒状体開口縁2の外側に折り返した消火布の角縁部の各々7 、7を両手の各々で掴んで引っ張り上げればよい。
【0015】 そうすると、筒状体1内に収納した半折の消火布4は筒状体1内から引っ張り 出されつつ、次第に寄り合った両端部8、9を左右に伸ばして半折状態を解消す る。そして引っ張り出された消火布4は、上記両角縁部7、7を両手で保持され て自重によって落下しながら巻き込みを戻して広がる。したがって、折り畳んだ 消火布を取り出すことと、広げることが、単に消火布の両角縁部の各々7、7を 両手の各々で掴んで引っ張り上げることの一挙動でほぼ同時にすることができる 。
【0016】 このようにして広げた消火布4は、図5に示すように、両角縁部7、7を両手 で持ったまま、持ち変えることなくフライパンなどの発火元に被せることができ 、消火活動に便利である。
【0017】 なお、この消火具に蓋体3を取り付けても、筒状体1内に収納した半折の消火 布4を上記の通り筒状体1内から引っ張り出すと、図4に示すように、蓋体3は 筒状体1から外れ、支障はない。
【0018】
【効果】
この考案は、上記の通りに構成したので、目に着く場所にかさ張らずに取付け ることができるばかりでなく、縦横に折り畳んで消火布とは異なって、単に消火 布の両角縁部の各々7、7を両手の各々で掴んで引っ張り上げることの一挙動に より、消火布を取り出すことと、広げることをほぼ同時にすることができ、しか も両手は両角縁部7、7を掴んでいるので、そのまま持ち変えることなく消火布 を火元に被せることができ、迅速な消火活動をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図
【図2】消火布を筒状体に収納する前の状態を示す実施
例の斜視図
【図3】蓋体を使用した状態を示す斜視図
【図4】消火布の取り出す状態を示す要部拡大斜視図
【図5】取り出した消火布の使用方法を説明する斜視図
【図6】従来例を示す分解斜視図
【符号の説明】
1 筒状体 2 開口縁 3 蓋体 4 消火布 5 終端縁 6 折目 7 角縁部 8 端部 9 端部 11 取付具

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 四角形状の消火布を対向する始端縁から
    終端縁に向かって真直ぐに巻き込み、巻き終わりの終端
    縁を外側にして前記消火布を半折し、この半折した折目
    から前記消火布を筒状体内に収納するとともに、前記半
    折により寄り合う消火布の両端部を前記筒状体の開口縁
    から突出させ、この突出させた両端部の各々から前記終
    端縁の角縁部を前記開口縁の外側に折り曲げて成る消火
    具。
JP5500191U 1991-07-16 1991-07-16 消火具 Pending JPH057252U (ja)

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JP5500191U JPH057252U (ja) 1991-07-16 1991-07-16 消火具

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JP5500191U JPH057252U (ja) 1991-07-16 1991-07-16 消火具

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JPH057252U true JPH057252U (ja) 1993-02-02

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ID=12986420

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JP5500191U Pending JPH057252U (ja) 1991-07-16 1991-07-16 消火具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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