JP3119462U - 消火用シート - Google Patents

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英雄 星野
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有限会社ピー・エム・シーサービス
英雄 星野
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Abstract

【課題】発火時において消火作業が極めて容易に、かつ迅速,確実にでき、取扱性や保管性がよく、安価に実施できる消火用シートを提供する。
【解決手段】消火用シート1は布地2とこの四隅に一体的に形成されるポケット3とからなる。消火時には消火用シート1を水に浸け、ポケット3に手の平に入れて発火体の火の上にかぶせることにより消火が確実にできる。
【選択図】図1

Description

本考案は、家庭の台所等における初期発火を迅速に消火し得る消火用シートに係り、特に、簡便,軽量で小スペースに保管でき、使用時には誰でもが簡単に使用でき、確実な消火が危険なく実施できる消火用シートに関する。
例えば、家庭の台所等においてはガスレンジがあり、これにより天ぷらを揚げたり、油で「いためもの」をしたりすることが多い。また、台所に限らず不注意により発火する発火物が日常生活においては山積している。
従来では、発火が生じた場合は、消火器を用いて消火するものや布地に水等をふくませて発火体を被包して消火する手段が一般的に採用されていた。
また、消火シートに関する公知技術としては「引用文献1」や「引用文献2」等が挙げられる。
実用新案登録第3093223号(図1) 特開平10−201871号(図1)
「特許文献1」の「実用新案登録請求の範囲」の「消火用シート」は、シート状物の中央部内側に吸液性の材料を設けたもので簡便なものではあるが「吸液性の材料」を使用するため高価なものとなると共に簡単に折り畳みできず狭いスペースに保管することが難しい問題点がある。また、何回も使用することができない問題点もある。
また、「特許文献2」の「特開平10−201871号」の「消火シート」は、シート状体の中空部内に粉末消火剤を封入したものであり、構成は前記の「引用文献1」 のものとほぼ同様であり、ほぼ同様の問題点を有する。
また、一般に使用されている消火器は大型のもの小型のものや取扱性のよいものと各種形態のものがあるが、比較的重量物であり、一般的に取扱性もよくなく、保管場所もまちまちであり、急な発火時には間に合わない問題点がある。また、長時間使用していないと劣化し、本来の消火機能を発揮し得ない問題点がある。また、繰返し使用も困難である。
発火時において、消火作業は早ければ早いだけ被害が少なく消火作業も容易にできるが、発火時において消火用の器具や物(シート)が簡単に、素早く入手でき只ちに消火作業に入ることができるものが必要である。また、取扱性や保管性もよく、何回も使用でき簡便,安価に実施できる消火手段が要請されている。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、簡便,安価に実施でき、取扱性や保管性もよく消火作業が誰でもができ、安全であり、かつ複数回の使用ができる消火用シートを提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、発火物からの初期発火を消火するための簡便の消火用シートであって、該シートは、折り畳み可能で水分を保水し得る布地からなり、隅部には手の平の挿脱可能なポケットが一体的に形成されることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記布地が、風呂敷状の四角形状のものからなり、その四隅にポケットが形成されるものからなることを特徴とする。
また、請求項3の考案は、前記布地は、折り畳まれて袋体内に収納されて着脱又は挿脱可能な部位に保管するものからなることを特徴とする。
本考案の請求項1の消火用シートによれば、本考案の消火用シートは保水性の布地からなり、発火時にはこの布地を水につけて只ちに発火物を被包又は被覆することにより確実な消火できる。また、折り畳み自在なため保管もし易い。更に、使用後、天日等に干し、再利用することができる。
また、本考案の請求項2の消火用シートによれば、四隅のポケットのいずれか1つ又は2つに手の平に挿入して消火作業をすることにより火傷等が防止され安全性が確保される。
また、本考案の請求項3の消火用シートによれば、布地を袋体に挿入することにより狭路に保管でき使用に便利な場所に保管することができる。
図1は本考案の消火用シート1の展開時の形態を示す斜視図である。消火用シート1は本実施例では四角状の布地2とこの四隅に固着されるポケット3とからなる。布地2の種類としては任意のものでよいが、水を含水し得る形態のものが望ましい。ポケット3は消火用シート1の消火時において手の平の挿脱可能の大きさのものからなり、消火作業の作業者の火傷等の発生を防止するためのものである。なお、この消火用シートは使用時に水につけてウエット状で使用するものであり、一般の火力では燃えないため、使用後に天日等に干して水分を除去すれば再使用可能な状態となる。
この消火用シート1は不使用時には邪魔にならないように図2に示すように袋体4内に収納することが望ましい。この袋体4の収納場所としては図3に示す台所5の柱6やその近傍にある冷蔵庫7の周辺に吊下げ又は収納することが望ましい。なお、使用時には水につける必要があるため風呂場の近くに保管するものでもよい。
次に本考案の消火用シート1を用いた消火方法について説明する。
発火時には図3に示してある保管場所から袋体4を取り外し又は取り出し、図4(a)に示すように袋体4から消火用シート1を取り出して広げる
次に、図4(b)に示すように水8内に全体を浸けて消火用シート1全体を水びたしの状態にする。次に、図5(a)に示すように、この消火用シート1のポケット3内に手を入れ、図5(a),(b)に示すように、発火体9の火10の上に覆せる。この作業により、消火用シート1に発火体9は被包され、消火用シート1の水分の影響を受けて発火は鎮火することになる。
以上のように本考案の消火用シート1は特別な物質を保有しているものでなく、取扱性のよい簡便,安価な布体からなり、発火時に水に浸けるだけの簡単な動作によって鎮火を確実に行なうことができるものであり、どの家庭でも保有でき、保管も極めて用意であり発火時の対応も迅速に、かつ円滑に行われる。以上の説明では火災発生後に消火用シート1を水につけるようにしたが、予め水につけた消火用シート1を袋体4に入れてこの状態で保管しておいてもよい。これにより、火災発生に対して更に速やかに対応することができる。
また、本考案の消火用シート1は任意の布地2からなるが、耐火性の強い布地がより望ましい。
本考案の消火用シート1は、家庭内の台所における発火の消火に関するものだけでなく、発火物のあるすべての場所に使用され、その利用範囲は広い。
本考案の消火用シートの全体構造を示す斜視図。 消火用シートを収納する袋体を示す模式斜視図。 家庭の台所の模式図。 発火時の消火作用を説明するための模式図(a),(b)。 発火時の消火作用を説明するための模式図(a),(b)。
符号の説明
1 消火用シート
2 布地
3 ポケット
4 袋体
5 台所
6 柱
7 冷蔵庫
8 水
9 発火体
10 火

Claims (3)

  1. 発火物からの初期発火を消火するための簡便の消火用シートであって、該シートは、折り畳み可能で水分を保水し得る布地からなり、隅部には手の平の挿脱可能なポケットが一体的に形成されることを特徴とする消火用シート。
  2. 前記布地が、風呂敷状の四角形状のものからなり、その四隅にポケットが形成されるものからなることを特徴とする請求項1に記載の消火用シート。
  3. 前記布地は、折り畳まれて袋体内に収納されて着脱又は挿脱可能な部位に保管するものからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の消火用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019092736A (ja) * 2017-11-21 2019-06-20 芦森工業株式会社 消火器具
WO2021100706A1 (ja) * 2019-11-22 2021-05-27 ホーチキ株式会社 消火器具、消火設備及び消火方法

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