JPH0572427U - ブロー成形用吹込み管 - Google Patents
ブロー成形用吹込み管Info
- Publication number
- JPH0572427U JPH0572427U JP1186792U JP1186792U JPH0572427U JP H0572427 U JPH0572427 U JP H0572427U JP 1186792 U JP1186792 U JP 1186792U JP 1186792 U JP1186792 U JP 1186792U JP H0572427 U JPH0572427 U JP H0572427U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blow
- pipe
- injection pipe
- molded product
- tube
- Prior art date
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- Pending
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複雑な構造を有するブロー成形品を均一に内
部冷却する吹込み管を提供する。 【構成】 ブロー成形機のガス吹込み管内に冷媒注入管
を同心円状に貫通配置し、成形品を内部から冷却するよ
うに形成した二重構造吹込み管において、冷媒注入管が
ガス吹込み管の挿入長さの2倍以上であり、かつ柔軟
性、耐熱性および離型性のよい材料から構成される。
部冷却する吹込み管を提供する。 【構成】 ブロー成形機のガス吹込み管内に冷媒注入管
を同心円状に貫通配置し、成形品を内部から冷却するよ
うに形成した二重構造吹込み管において、冷媒注入管が
ガス吹込み管の挿入長さの2倍以上であり、かつ柔軟
性、耐熱性および離型性のよい材料から構成される。
Description
【0001】
本考案は、内部に補強板、邪魔板などを有する複雑な形状の成形品をブロー成 形で得る際、冷風、水、液化炭酸ガス、液化窒素などの冷媒を吹込み、内部を均 一に冷却するための吹込み管に関する。
【0002】
従来、ブロー成形は、金型から取り出す前の成形品の冷却に要する時間が長く 、冷却時間が成形サイクルの50%以上を占める。このため、金型を複数個設け たり、金型冷却に工夫を加えるなど生産効率の向上が計られている。
【0003】 近年、成形品の大型化に伴い冷却時間の短縮は、ますます重要になりつつある 。冷却時間を短縮する方法として、金型冷却と同時に冷風、水、液化炭酸ガス、 液化窒素などの冷媒を成形品内部に直接吹込む内部冷却法が提案されている。
【0004】
しかしながら、大型成形品によくみられるように、内部に補強板、邪魔板など を有する成形品および形状が途中で大きく湾曲する構造を有する成形品などの場 合には、冷媒を成形品内部全体に行き渡らせることができず、均一な冷却ができ ないという問題があった。
【0005】 本考案は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、複雑な構造を有する成形 品内部を均一に冷却する吹込み管を提供することを目的とする。
【0006】
本考案の吹込み管は、ブロー成形機のガス吹込み管内に冷媒注入管を同心円状 に貫通配置し、成形品を内部から冷却するように形成した二重構造吹込み管にお いて、冷媒注入管がガス吹込み管の挿入長さの2倍以上であり、かつ柔軟性、耐 熱性および離型性のよい材料からなることを特徴とするブロー成形用吹込み管で ある。かかる冷媒注入管としては、ふっ素系樹脂が適している。該樹脂は、柔軟 性および耐熱性に優れ、かつ離型性も良好である。また、冷媒注入管の長さは、 ガス吹込み管の挿入長さの少なくとも2倍は必要であり、好ましくは成形品のパ リソン垂下方向長さの50%以上であり、特に70%以上が好適である。
【0007】
本考案の吹込み管は、冷媒注入管に柔軟性を有する材料を使用し、かつ該管は ガス吹込み管の2倍以上の挿入長さを有するため、複雑な構造を有する成形品に おいても均一な内部冷却が可能である。
【0008】
以下、本考案を実施例により詳細に説明する。図1および図2は、本考案の一 実施例による成形の説明図であり、図1は金型4、4が型開の状態で成形機のダ イス5からパリソン6が垂下した状態を示す。吹込み管1は、ガス吹込み管2と 該管内に同心円状に貫通配置されたテフロン製冷媒注入管3とで構成されている 。冷媒注入管3の長さは、成形品内部の90%に達する。図2は金型を閉じて内 部冷却中の状態を示す。冷媒注入管3は、金型突起7、7により屈曲状態にある 。冷媒注入管3より注入された冷風は、成形品内部を冷却した後、ガス吹込み管 3を通って排出される。
【0009】
本考案の吹込み管は、複雑な構造を有する成形品を均一に冷却することができ た。
【図1】本考案の一実施例を示す型開時の説明図であ
る。
る。
【図2】本考案の一実施例を示す内部冷却時の説明図で
ある。
ある。
1 二重構造吹込み管 2 ガス吹込み管 3 冷媒注入管 7 金型突起
Claims (1)
- 【請求項1】 ブロー成形機のガス吹込み管内に冷媒注
入管を同心円状に貫通配置し、成形品を内部から冷却す
るように形成した二重構造吹込み管において、冷媒注入
管がガス吹込み管の挿入長さの2倍以上であり、かつ柔
軟性、耐熱性および離型性のよい材料からなることを特
徴とするブロー成形用吹込み管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1186792U JPH0572427U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | ブロー成形用吹込み管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1186792U JPH0572427U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | ブロー成形用吹込み管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572427U true JPH0572427U (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=11789677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1186792U Pending JPH0572427U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | ブロー成形用吹込み管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0572427U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112549501A (zh) * | 2020-11-24 | 2021-03-26 | 亚普汽车部件股份有限公司 | 一种中空体内部冷却气体导向成型方法 |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP1186792U patent/JPH0572427U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112549501A (zh) * | 2020-11-24 | 2021-03-26 | 亚普汽车部件股份有限公司 | 一种中空体内部冷却气体导向成型方法 |
CN112549501B (zh) * | 2020-11-24 | 2022-08-16 | 亚普汽车部件股份有限公司 | 一种中空体内部冷却气体导向成型方法 |
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