JPH0572335U - 工作機械の配線配管構造 - Google Patents
工作機械の配線配管構造Info
- Publication number
- JPH0572335U JPH0572335U JP2041992U JP2041992U JPH0572335U JP H0572335 U JPH0572335 U JP H0572335U JP 2041992 U JP2041992 U JP 2041992U JP 2041992 U JP2041992 U JP 2041992U JP H0572335 U JPH0572335 U JP H0572335U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- machine tool
- piping
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- closing door
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、配線配管のスペースに制約されるこ
となく切粉等の堆積を防止し、配線配管作業の効率を向
上した工作機械の配線配管構造を提供する。 【構成】工作機械1の周囲を包囲し、工作機械1の一側
方に刃具交換用等の開閉扉3を備えたカバー2の前記開
閉扉3側とは反対側のカバー側壁2aに沿って、工作機
械1の前方の各機能部品へ接続する配線配管7の通路用
ブリッジ6を設置したことを特徴とする。
となく切粉等の堆積を防止し、配線配管作業の効率を向
上した工作機械の配線配管構造を提供する。 【構成】工作機械1の周囲を包囲し、工作機械1の一側
方に刃具交換用等の開閉扉3を備えたカバー2の前記開
閉扉3側とは反対側のカバー側壁2aに沿って、工作機
械1の前方の各機能部品へ接続する配線配管7の通路用
ブリッジ6を設置したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、工作機械に接続される配線配管構造に関するものである。
【0002】
トランスファマシンにおける各ステーションの制御バルブや操作盤は各ステー ションの工作機械の後方に配置されている。この制御バルブや操作盤から治具や 軸頭への配線配管は、見通しを良くする目的で工作機械のベッド上を沿わせて各 機能部品へ接続している。
【0003】
前記工作機械のベッド上を沿わせた配線配管は治具や軸頭の各機能部品に接続 するために、ベッドの前方から上方に立ち上げて配置している。そのため、配線 配管の上方立ち上がりの曲がり角部が加工時に発生する切り屑の流れを阻害し、 切粉等の堆積の原因となっている。
【0004】 配線配管作業は、作業者の経験により、切粉等の堆積の防止を考慮して行われ ている。しかし、試切削等により不具合が発生すると、その都度修正工事を行っ ているが、スペースに制約があって切粉等の堆積を完全に排除する位置への配管 配線の修正には困難性があった。
【0005】 本考案の目的は、配線配管のスペースに制約されることなく切粉等の堆積を完 全に排除した工作機械の配線配管構造を提供することである。
【0006】
上記の目的を達成する本考案の特徴とする構成は、工作機械の周囲を包囲し、 工作機械の一側方に刃具交換用等の開閉扉を備えたカバーの前記開閉扉側とは反 対側のカバー側壁に沿って、前記工作機械の前方の各機能部品へ接続する配線配 管の通路用ブリッジを設置したものである。
【0007】
上記の構成により、刃具交換作業の障害にならない工作機械の側方上部をブリ ッジによって配線配管され、工作機械前方の上方から下方に向けて下降配置して 治具や軸頭の各機能部品に接続するため、切粉等の堆積を防止すると共に、配線 配管位置が一定化され、配線配管作業の効率を向上する。
【0008】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、1は床面上に 設置された工作機械であり、その周囲はカバー2で囲まれている。前記カバー2 には工作機械1の一側方に軸頭部の刃具交換作業のための開閉扉3が設けられて いる。
【0009】 4は工作機械1の後方のガバー2外に設置されている操作盤、5は多数配列し た制御バルブのカバーである。図1では図示していないが、図4及び図5で示す ように、工作機械1の前方にはワーククランプ装置9を備えた治具8が配置され ている。
【0010】 前記開閉扉3側とは反対側のカバー側壁2a上に配線配管通路用のブリッジ6 が前記制御バルブ及び操作盤4と治具8とに渡って架設され、このブリッジ6に 制御バルブ及び操作盤4からの配線配管7を載架して治具8や軸頭に接続されて いる。
【0011】 前記ブリッジ6は図2及び図3で例示するように、ローラ6aを所定の間隔で 配置した棚状のものでも良いし、図4及び図5で例示するように、筒状のダクト でも良い。尚、図4の符号10は工作機械1の主軸等の配線を示す。
【0012】 本考案は上記の通りの構造であるから、制御バルブ及び操作盤4からの配線配 管7は、反刃具交換側の工作機械1の側方上部のブリッジ6を通って配線配管さ れ、工作機械1の前方の上方から下方に向け下降配置して治具8や軸頭の各機能 部品に接続される。
【0013】 従って、加工時に発生する切り屑の流れを阻害する部分がなく、切粉等の堆積 を防止すると共に、配線配管位置が一定化並びに省スペース化され、配線配管作 業の効率を向上する。殊に、図2及び図3で例示すローラ6aを配置した棚状の ブリッジ6では、ケーブルや管の載架性並びに滑動性が良く、配線配管作業を迅 速かつ容易に行うことができる。
【0014】
以上のように本考案は、工作機械の周囲を包囲し、工作機械の一側方に刃具交 換用等の開閉扉を備えたカバーの前記開閉扉側とは反対側のカバー側壁上に、前 記工作機械の前方の各機能部品へ接続する配線配管の通路用ブリッジを設置した 配線配管構造であるから、配線配管が刃具交換作業の障害にならず、かつ配線配 管による切粉等の堆積が防止され、また、配線配管位置が一定化するため、従来 のように、試切削して配線配管位置を修正する面倒な作業を不要とし、配線配管 作業が迅速かつ容易に得られる。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図
【図2】ブリッジの一実施例を示す平面図
【図3】図2のA矢視図
【図4】本考案のの実施例を示す側面図
【図5】図4の平面図
1 工作機械 2 カバー 3 開閉扉 4 操作盤 6 ブリッジ 7 配線配管 8 治具
Claims (1)
- 【請求項1】 工作機械の周囲を包囲し、工作機械の一
側方に刃具交換用等の開閉扉を備えたカバーの前記開閉
扉側とは反対側のカバー側壁に沿って、前記工作機械の
前方の各機能部品へ接続する配線配管の通路用ブリッジ
を設置したことを特徴とする工作機械の配線配管構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2041992U JPH0572335U (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 工作機械の配線配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2041992U JPH0572335U (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 工作機械の配線配管構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572335U true JPH0572335U (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=12026519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2041992U Pending JPH0572335U (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 工作機械の配線配管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0572335U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007030107A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Brother Ind Ltd | 工作機械 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0378514A (ja) * | 1989-08-21 | 1991-04-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炭素燃焼装置 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP2041992U patent/JPH0572335U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0378514A (ja) * | 1989-08-21 | 1991-04-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炭素燃焼装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007030107A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Brother Ind Ltd | 工作機械 |
JP4710467B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2011-06-29 | ブラザー工業株式会社 | 工作機械 |
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