JPH0572323U - 帯鋸盤 - Google Patents

帯鋸盤

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JPH0572323U
JPH0572323U JP1139592U JP1139592U JPH0572323U JP H0572323 U JPH0572323 U JP H0572323U JP 1139592 U JP1139592 U JP 1139592U JP 1139592 U JP1139592 U JP 1139592U JP H0572323 U JPH0572323 U JP H0572323U
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JP
Japan
Prior art keywords
movable frame
band saw
cut
elastic force
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP1139592U
Other languages
English (en)
Inventor
信治 三高
達也 赤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動フレームの荷重調整を容易に実施しうる
ようにする。 【構成】 可動フレームと可動フレーム支持部材との間
に架設されたプレート16に弾性力調整片17が移動可
能に設けられている。ヒンジシャフト8にはネジリコイ
ルばね23が巻装されており、ネジリコイルばね23の
一端は基台に、他端は弾性力調整片17の当接面17b
に当接されている。当接面17bは3段状に形成され、
この当接位置を変えることにより、ネジリコイルばね2
3の弾性力を調整することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は帯鋸盤に係り、特に可動フレームの荷重調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、帯鋸刃を有する可動フレームの荷重により可動フレームを移動させ、 被切断材を切断するといった帯鋸盤が広く知られている。このような帯鋸盤にあ っては、被切断材の種類に応じて切断荷重を調整できる切断荷重調整装置を備え たものが提案されている。
【0003】 実公昭61−3541号公報に記載されたものは、図6に示すように可動フレ ーム104の背部に突出するばね受片126に可動棒123を摺動可能に挿通さ せ、さらにこの可動棒123に調整切込みを有する調整管128を設ける。この 調整管128とばね受片126との間にコイルばね127を介在せしめる。また 、可動棒123には調整切込みに係合可能な係止ピン124が設けられている。 そして、上記調整管128を下方に下げて回転させ、係止ピン124が係合する 調整切込みの位置を変えることにより、切断荷重の調整を行なうものである。
【0004】 実公昭62−43691号公報に記載されたものは、図7に示すようにベース 203にカム211を備えたカムシャフト212を回動可能に設ける。さらに、 ベース203にはねじりコイルばね210を巻装したヒンジシャフト208が設 けられている。ねじりコイルばね210の一端はヒンジ207に固定されたスト ッパープレート217に、他端は上記カム211に当接されている。また、上記 カムシャフト212の一端部にはカムハンドル213が設けられ、このカムハン ドル213には回転防止ピン214が軸方向に移動可能に設けられている。ベー ス203には回転防止ピン214が挿入可能な位置決め穴218が穿設され、ば ね216により常時回転防止ピン214が位置決め穴218に挿入される方向に 付勢されている。そして、回転防止ピン214をばね216の付勢力に抗して移 動せしめ、カムハンドル213を回すことによりカムシャフト212を回転させ 、カム211を回転させる。これによりねじりコイルばね210がカム211に 当接する当接位置が変わり、切断荷重の調節を行なうことができるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述した実公昭61−3541号公報記載のものにあっては、可動 棒が可動フレームの背部に突出するため、広い作業スペースを必要とし、調整管 を回転させる際には、一旦調整管を下方に下げてから回転させなければならず、 操作性が悪いといった問題点がある。また、実公昭62−43691号公報記載 のものにあっては、カムにねじりコイルばねの付勢力が作用するため、カムシャ フトの回転を防止するため、回転防止ピンが必要となり、荷重調整を行なう際に は、回転防止ピンを引いてから調整しなくてはならず、操作性が悪いといった問 題点がある。
【0006】 本考案は上述のような問題点に鑑みてなされたものであり、荷重調整操作を容 易に行なうことができるとともに、装置全体をコンパクトにすることができる帯 鋸盤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、被切断材を載置する基台と、この基台にヒンジシャフトを介して回 動可能に設けられるとともに、上記被切断材を切断する帯鋸刃が収納された可動 フレームとを有し、この可動フレームを基台上の被切断材側に回動させつつ被切 断材を切断するようにした帯鋸盤において、上記可動フレームを上記基台から離 間する回動方向に付勢せしめる弾性部材と、この弾性部材の一端に当接するとと もに、上記弾性部材の一端との当接位置を変えることにより上記弾性部材の弾性 を調整することができる複数の段部が形成された弾性力調整片と、この弾性力調 整片を上記弾性部材の付勢力の作用方向とはほぼ直交する方向に移動可能に支持 する支持部材とを備えていることを特徴とする。
【0008】
【作用】
可動フレームの荷重調整を行なう際には、弾性力調整片を支持部材に対して移 動させる。これにより弾性部材の弾性力調整片への当接位置を変えることができ る。すると、弾性部材が可動フレームを基台から離間する方向に付勢させる付勢 力が変化することとなり、ひいては可動フレームの荷重調整を行なうことができ る。
【0009】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について説明する。 図1は本考案における帯鋸盤の側面図である。図中符号1は基台であり、この 基台1の上面部には被切断材2をクランプする固定クランパー3が固定されてい る。また、この固定クランパー3が相対向して可動クランパー4が図中左右方向 に移動可能に配設されており、この可動クランパー4にはナットブロック5が固 定されている。このナットブロック5にはねじ軸6が螺合されており、このねじ 軸6はハンドル7によって回転せしめられるように構成されている。また、上記 基台1の図中右端側にはヒンジシャフト8を介して可動フレーム9が回動可能に 設けられている。この可動フレーム9内にはモータ10に接続された駆動ホイー ル11と、従動ホイール12とが収納されており、この駆動ホイール11と従動 ホイール12との間に帯鋸刃13が張設されている。また、上記可動フレーム9 には切断走行欠部9aが凹状に形成され、切断作業時にこの切断走行欠部9aに 被切断材2が位置するように構成されている。なお、切断走行欠部9aの両端に は超硬インサート14,14が設けられ、この超硬インサート14,14によっ て帯鋸刃13の向きが被切断材2に対して直角になるように調節される。
【0010】 図2は可動フレーム9を倒した状態での帯鋸盤の背面図である。可動フレーム 9は基台1の図2中右側に固定された可動フレーム支持部材15によって支持さ れている。そして、この可動フレーム支持部材15と可動フレーム9との間には 支持部材であるプレート16が架設されている。このプレート16には弾性力調 整片17が移動可能に支持されている。すなわち、図3に示すように弾性力調整 片17に形成された凹溝17aにプレート16が嵌まり込んでおり、止め板18 、ねじ19,19によって抜け落ちが防止されている。また、図2において弾性 力調整片17にはピン20が突設されており、このピン20は上記可動フレーム 支持部材15に支持ピン21を介して回動可能に設けられたレバー22の端部に 形成された溝部22aに係合している。さらに、上記ヒンジシャフト8にはネジ リコイルばね23が巻装されており、図3に示すように一端側を基台1に、他端 側を弾性力調整片17の当接面17bに当接させ、弾性力調整片17ひいては可 動フレーム9を図3中ヒンジシャフト8を中心として時計方向に付勢せしめてい る。これに対し、弾性力調整片17はプレート16の長手方向に移動可能であり 、この移動方向はネジリコイルばね23の付勢力とはほぼ直交する方向である。 また、図3において弾性力調整片17にはプレート16の長手方向と直交する方 向に凹溝17aと外部とを連通する孔17cが穿設され、この孔17c内にスチ ールボール24、ばね25が収納されている。そして、押え板26をねじ27( 図4参照)に固定することにより抜け落ちを防止している。ここで、このばね2 5はスチールボール24をプレート16に押圧する方向に付勢している。また、 図4において、プレート16の適所には位置決め凹部16a,16a,16aが 形成されており、上記スチールボール24がこの位置決め凹部16aに係合する ことにより、弾性力調整片17の位置決めがなされるように構成されている。さ らに、弾性力調整片17の当接面17bは図4に示すように3段状に形成されて おり、ネジリコイルばね23の当接位置が変化することにより、ネジリコイルば ね23の付勢力を調節することができる。
【0011】 このように構成された帯鋸盤の作用について以下に説明する。 図1において基台1上に被切断材2を載置し、固定クランパー3および可動ク ランパー4によって被切断材2をクランプする。その後、モータ10を駆動させ て駆動ホイール11を回転させ、帯鋸刃13を移動させる。そして、可動フレー ム9をネジリコイルばね23(図3参照)の付勢力に抗して可動フレーム9の自 重により図1中ヒンジシャフト8を中心として反時計方向に回動させる。これに より帯鋸刃13により被切断材2の切断を行なうことができる。
【0012】 次に、ネジリコイルばね23の付勢力を調節する際の作用について説明する。 図2において、レバー22を支持ピン21を中心として、例えば時計方向に回 動させる。すると、溝部22aおよびピン20を介して弾性力調整片17は図2 および図4中左方に移動し、スチールボール24が図2および図4中左側の位置 決め凹部16aに係合される。これにより、図4においてネジリコイルばね23 の当接面17b側の当接位置は図4中右側の当接面17bに当接することとなり 、ネジリコイルばね23は図3中ヒンジシャフト8を中心として反時計方向に移 動せしめられることとなる。そのため、ネジリコイルばね23が当接面17bを 押圧する付勢力は増大し、ひいては切断作動時の可動フレーム9の移動をゆっく りとすることができる。
【0013】 また、図2において、レバー22を支持ピン21を中心として、反時計方向に 回動させると、上述と同様の作用により図2および図4中右方に移動する。これ により、図4においてネジリコイルばね23の当接面17b側の当接位置は図4 中左側の当接面17bに当接することとなり、ネジリコイルばね23は図3中ヒ ンジシャフト8を中心として時計方向に移動せしめられることとなる。そのため 、ネジリコイルばね23が当接面17bを押圧する付勢力は減少し、ひいては切 断作動時の可動フレーム9の移動を早くすることができる。
【0014】 図5は本考案における帯鋸盤の他の実施例の背面図である。なお、上述の図2 と同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施例は上述第一実 施例が弾性力調整片17の移動操作をレバー22で行なっているのに対して(図 2参照)、弾性力調整片17に操作部17dを突設し、この操作部17dを直接 操作することにより弾性力調整片17を移動操作させるようにしたものである。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したことにより、可動フレームの荷重調整を容易に 行なうことができ、しかも荷重調整する弾性力調整片の移動方向が弾性部材の付 勢力の作用方向とほぼ直交する方向に設定されているため、通常時には弾性部材 の付勢力が弾性力調整片を移動させる方向に作用せず、確実な荷重調整を行なう ことができる。また、装置が大型化することがない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における帯鋸盤の側面図である。
【図2】本考案における帯鋸盤の背面図である。
【図3】図2中 III−III 矢視図である。
【図4】図3中IV−IV矢視図である。
【図5】本考案における帯鋸盤の他の実施例の背面図で
ある。
【図6】従来の帯鋸盤の背面図である。
【図7】従来の帯鋸盤の要部拡大図である。
【符号の説明】
1…基台 2…被切断材 8…ヒンジシャフト 9…可動フレーム 16…プレート(支持部材) 17…弾性力調整片 23…ネジリコイルばね(弾性部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断材を載置する基台と、この基台に
    ヒンジシャフトを介して回動可能に設けられるととも
    に、上記被切断材を切断する帯鋸刃が収納された可動フ
    レームとを有し、この可動フレームを基台上の被切断材
    側に回動させつつ被切断材を切断するようにした帯鋸盤
    において、上記可動フレームを上記基台から離間する回
    動方向に付勢せしめる弾性部材と、この弾性部材の一端
    に当接するとともに、上記弾性部材の一端との当接位置
    を変えることにより上記弾性部材の弾性を調整すること
    ができる複数の段部が形成された弾性力調整片と、この
    弾性力調整片を上記弾性部材の付勢力の作用方向とはほ
    ぼ直交する方向に移動可能に支持する支持部材とを備え
    ていることを特徴とする帯鋸盤。
JP1139592U 1992-03-06 1992-03-06 帯鋸盤 Pending JPH0572323U (ja)

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JP1139592U JPH0572323U (ja) 1992-03-06 1992-03-06 帯鋸盤

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JP1139592U JPH0572323U (ja) 1992-03-06 1992-03-06 帯鋸盤

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JPH0572323U true JPH0572323U (ja) 1993-10-05

Family

ID=11776829

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JP1139592U Pending JPH0572323U (ja) 1992-03-06 1992-03-06 帯鋸盤

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JP (1) JPH0572323U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019063918A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 工機ホールディングス株式会社 切断機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019063918A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 工機ホールディングス株式会社 切断機

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