JPH0572184A - 汚泥濃度測定装置 - Google Patents

汚泥濃度測定装置

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JPH0572184A
JPH0572184A JP3234999A JP23499991A JPH0572184A JP H0572184 A JPH0572184 A JP H0572184A JP 3234999 A JP3234999 A JP 3234999A JP 23499991 A JP23499991 A JP 23499991A JP H0572184 A JPH0572184 A JP H0572184A
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sludge
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Takumi Hayashi
巧 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はプラントの運転変更に起因して汚泥
の活性が変化した場合でも、重量法による手分析値との
差を無くし、これによって安定した汚泥濃度の管理を行
ない、さらに操作性を大幅に向上させるとともに、作業
の省力化を達成する。 【構成】 監視室側に設けられた係数設定回路18に設
定されている補正係数を変換部2側に伝送してこの変換
部2側に設けられたマイクロプロセッサ14の補正係数
を設定するとともに、この補正係数に基づいて検出部1
から出力される濃度を示す信号を補正して前記監視室側
に伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下水処理場等において使
用される汚泥濃度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】下水処理場等の汚泥濃度の測定する汚泥
濃度測定装置として、汚泥濃度と超音波の減衰に相関が
あることを利用した超音波式の汚泥濃度測定装置や汚泥
濃度と光の減衰に相関があることを利用した光学式の汚
泥濃度測定装置が知られている。
【0003】図2はこのような汚泥濃度測定装置のうち
の超音波式の汚泥濃度測定装置の一例を示すブロック図
である。
【0004】この図に示す汚泥濃度測定装置は検出部1
01と、変換部102と、監視室側機器103とを備え
ており、検出部101によって被測定液104の汚泥濃
度を検出して変換部102でこれを処理してこの処理結
果を監視室側機器103に伝送する。
【0005】検出部101は汚泥濃度の測定対象となる
被測定液104が流れる管状部材105およびこの管状
部材105に対向するように取り付けられる送波器10
6、受波器107によって形成される検出器108と、
高周波信号を生成して前記送波器106で超音波を生成
させて被測定液104中に出射させるとともに、受波器
107によって得られた前記被測定液104を通過した
超音波に対応した受信信号に基づいて前記被測定液10
4での超音波減衰量を示す検出信号を生成する送受波制
御回路109と、この送受波制御回路109によって生
成される高周波信号を取り込んでこの高周波信号の大き
さを一定にするのに必要なAGC信号を生成して前記送
受波制御回路109で生成される高周波信号の大きさを
制御するAGC回路110とを備えており、AGC回路
110の制御の下に送受波制御回路109によって予め
設定されている大きさの高周波信号を生成して送波器1
06から超音波を出射させながら、受波器107によっ
て被測定液104で減衰された前記超音波を受信させる
とともに、この受信動作によって得られた受信信号に基
づいて前記被測定液104での超音波減衰量を示す検出
信号を生成してこれを変換部102に供給する。
【0006】変換部102は前記検出部101から出力
される検出信号を対数特性で増幅して前記検出信号に対
応する濃度信号を生成する対数増幅器111と、この対
数増幅器111の増幅率を調整して前記濃度信号の値を
補正するゲイン調整用の可変抵抗112と、前記対数増
幅器112から出力される濃度信号の値を表示する指示
計113と、前記対数増幅器111から出力される濃度
信号をV/I変換して4−20mADC形式の電流信号
を生成するV/I変換器114とを備えており、ゲイン
調整用の可変抵抗112によって設定されている増幅率
(補正係数)に基づいて前記検出部101から出力され
る検出信号を補正してこの補正動作によって得られた濃
度信号を指示計113によって表示するとともに、V/
I変換して電流信号に変換し、これを監視室側機器10
3に伝送する。
【0007】監視室側機器103は前記変換部102か
ら伝送された濃度信号を取り込んでこれをI/V変換し
て電圧信号に変換するI/V変換器115を備えてお
り、前記変換部102から伝送された濃度信号を取り込
んでこれをI/V変換して電圧信号を生成した後、指示
計やコンピュータ(図示は省略する)に供給してこれを
表示させたり、処理させたりする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな汚泥濃度測定装置においては、測定対象となる汚泥
を採取し重量法による手分析で媒質中の固形分量を測定
し、その結果に基づいて変換部102に設けられたゲイ
ン調整用の可変抵抗112を調整してスパン校正を行な
うことにより、手分析による値と、変換部102から出
力される濃度信号の値とが一致するようにしている。
【0009】しかし、汚泥の性状(懸濁粒子径等)が変
化すると、固形分の重量を構成する懸濁粒子の径が大き
くなり懸濁粒子の数が少なくなって固形分重量に変化が
なくても、超音波および光の減衰が変化するため、重量
法による手分析値と変換部102から出力される濃度信
号の値とに差が生じる。
【0010】このような場合は、その都度手分析値に合
わせて計器側を校正しなけけばならない。
【0011】また、重量法による手分析を行なうために
は、検出部101が設置されている場所まで行って汚泥
を採取し、この検出部101や変換部102の設置場所
から離れた水質試験室等で30分程度の時間をかけて分
析を行なわなければならず、さらにこの手分析の結果が
出た後に、変換部102が設置されている場所に戻って
ゲイン調整用の可変抵抗112を調整して校正を行なわ
なければならないので、その作業にかなりの手間と時間
とが必要であるという問題があった。
【0012】本発明は上記の事情に鑑み、プラントの運
転変更に起因して汚泥の活性が変化した場合でも、重量
法による手分析値との差を無くすことができ、これによ
って安定した汚泥濃度の管理を行なうことができ、さら
に操作性を大幅に向上させることができるとともに、作
業の省力化を達成することができる汚泥濃度測定装置を
提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による汚泥濃度測定装置は、検出部によって
汚泥の濃度を検出し、変換部で前記濃度を校正して監視
室側に伝送する汚泥濃度測定装置において、監視室側に
設けられ、設定されている補正係数を前記変換部側に伝
送する係数設定回路と、変換部側に設けられ、前記係数
設定回路から伝送された補正係数に基づいて前記検出部
から出力される濃度を示す信号を補正して前記監視室側
に伝送する演算回路とを備えたことを特徴としている。
【0014】
【作用】上記の構成において、監視室側に設けられた係
数設定回路に設定されている補正係数が変換部側に伝送
されてこの変換部側に設けられた演算回路の補正係数が
設定されるとともに、この補正係数に基づいて検出部か
ら出力される濃度を示す信号が補正されて前記監視室側
に伝送される。
【0015】
【実施例】図1は本発明による汚泥濃度測定装置の一実
施例を示すブロック図である。
【0016】この図に示す汚泥濃度測定装置は検出部1
と、変換部2と、監視室側機器3とを備えており、検出
部1によって被測定液4の汚泥濃度を検出して変換部2
でこれを処理してこの処理結果を監視室側機器3に伝送
するとともに、監視室側機器3が操作されたとき、この
監視室側機器3によって設定されている補正係数を変換
部2側に伝送してこの変換部2の補正係数を変更する。
【0017】検出部1は汚泥濃度の測定対象となる被測
定液4が流れる管状部材5およびこの管状部材5に対向
するように取り付けられる送波器6、受波器7によって
形成される検出器8と、高周波信号を生成して前記送波
器6で超音波を生成させて被測定液4中に出射させると
ともに、受波器7によって得られた前記被測定液4を通
過した超音波に対応した受信信号に基づいて前記被測定
液4での超音波減衰量を示す検出信号を生成する送受波
制御回路9と、この送受波制御回路9によって生成され
る高周波信号を取り込んでこの高周波信号の大きさを一
定にするのに必要なAGC信号を生成して前記送受波制
御回路9で生成される高周波信号の大きさを制御するA
GC回路10とを備えており、AGC回路10の制御の
下に送受波制御回路9によって予め設定されている大き
さの高周波信号を生成して送波器6から超音波を出射さ
せながら、受波器7によって被測定液4で減衰された前
記超音波を受信させるとともに、この受信動作によって
得られた受信信号に基づいて前記被測定液4での超音波
減衰量を示す検出信号を生成してこれを変換部2に供給
する。
【0018】変換部2は前記検出部1から出力される検
出信号を対数特性で増幅する対数増幅器11と、この対
数増幅器11から出力される信号をA/D変換(アナロ
グ/デジタル変換)するA/D変換器12と、監視室側
機器3から伝送されてきた補正係数を取り込むモデム1
3と、このモデム13によって取り込まれた補正係数を
記憶するとともに、この補正係数に基づいて前記A/D
変換器12から出力されるデータを補正するマイクロプ
ロセッサ14と、このマイクロプロセッサ14によって
得られた補正済みのデータを表示する指示計15と、前
記マイクロプロセッサ14によって得られた補正済みの
データを取り込むとともに、これをD/A変換して監視
室側に伝送するD/A変換器16とを備えており、監視
室側機器3によって設定されている補正係数が伝送され
てきたとき、これを取り込んで記憶するとともに、この
補正係数に基づいて前記検出部1から出力される検出信
号を補正してこの補正動作によって得られた濃度信号を
前記監視室側機器3に伝送する。
【0019】また、監視室側機器3は前記変換部1から
伝送された濃度信号を取り込んで指示計やコンピュータ
(図示は省略する)に送る伝送線17と、この伝送線1
7に介挿される係数設定回路18とを備えており、前記
変換部2から伝送された濃度信号を取り込んで指示計や
コンピュータ(図示は省略する)に送るとともに、運転
モードが変更されたとき、係数設定回路18によって前
記運転モードに応じた補正係数を示す信号を生成してこ
れを前記変換部2に伝送する。
【0020】係数設定回路18は複数の接点19a〜1
9nによって構成され、運転モードに応じて各補正係数
“A”〜“D”のいずれか1つを選択する係数選択回路
20と、この係数選択回路20によって選択された補正
係数を取り込んでこれをデジタル信号に変換するモデム
21と、前記伝送線17に介挿され、前記モデム21に
よって生成されたデジタル信号を前記伝送線17に重畳
させて前記変換部2側に伝送する負荷抵抗23とを備え
ており、運転モードが変更されたとき、この運転モード
に対応した補正係数を選択するとともに、これをデジタ
ル信号に変換した後、伝送線17に重畳させて前記変換
部2側に伝送する。
【0021】このようにこの実施例においては、プラン
トの運転モードが変更されたとき、監視室側で運転モー
ドを変更するだけで、この運転モードに対応した補正係
数を選択してこれを変換部2側に伝送し、マイクロプロ
セッサ14の補正演算で使用される補正係数を変更する
ようにしたので、プラントの運転変更に起因して汚泥の
活性が変化した場合でも、重量法による手分析値との差
を無くすことができ、これによって安定した汚泥濃度の
管理を行なうことができる。
【0022】また、変換部2を設置した場所まで行くこ
となく遠隔制御によって変換部2側の補正係数を変更
し、この変換部2から出力される濃度信号の値を手分析
値に合わせることができ、これによって操作性を大幅に
向上させることができるとともに、作業の省力化を達成
することができる。
【0023】また、上述した実施例においては、超音波
式の濃度計を用いて本発明を説明しているが、このよう
な超音波式の濃度計以外の濃度計、例えば光学式の濃度
計や放射線式の濃度計、電波式の濃度計など他の測定原
理の濃度計に本発明を適用しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ラントの運転変更に起因して汚泥の活性が変化した場合
でも、重量法による手分析値との差を無くすことがで
き、これによって安定した汚泥濃度の管理を行なうこと
ができ、さらに操作性を大幅に向上させることができる
とともに、作業の省力化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による汚泥濃度測定装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】従来から知られている汚泥濃度測定装置の一例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 検出部 2 変換部 3 監視室側機器 4 マイクロプロセッサ(演算回路) 18 係数設定回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出部によって汚泥の濃度を検出し、変
    換部で前記濃度を校正して監視室側に伝送する汚泥濃度
    測定装置において、 監視室側に設けられ、設定されている補正係数を前記変
    換部側に伝送する係数設定回路と、 変換部側に設けられ、前記係数設定回路から伝送された
    補正係数に基づいて前記検出部から出力される濃度を示
    す信号を補正して前記監視室側に伝送する演算回路と、 を備えたことを特徴とする汚泥濃度測定装置。
JP3234999A 1991-09-13 1991-09-13 汚泥濃度測定装置 Expired - Fee Related JP3061456B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6590991B1 (en) 1998-07-06 2003-07-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Sound-vibration generator
JP2008025087A (ja) * 2006-06-21 2008-02-07 Nippon Paper Industries Co Ltd 製紙原料の試料濃度測定方法及び測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6590991B1 (en) 1998-07-06 2003-07-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Sound-vibration generator
JP2008025087A (ja) * 2006-06-21 2008-02-07 Nippon Paper Industries Co Ltd 製紙原料の試料濃度測定方法及び測定装置

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