JPH0572032B2 - - Google Patents

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JPH0572032B2
JPH0572032B2 JP60256204A JP25620485A JPH0572032B2 JP H0572032 B2 JPH0572032 B2 JP H0572032B2 JP 60256204 A JP60256204 A JP 60256204A JP 25620485 A JP25620485 A JP 25620485A JP H0572032 B2 JPH0572032 B2 JP H0572032B2
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JP
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head
seek
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index pulse
disk
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JP60256204A
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JPS62117173A (ja
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Hiromi Ozawa
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP60256204A priority Critical patent/JPS62117173A/ja
Priority to US06/929,348 priority patent/US4809120A/en
Publication of JPS62117173A publication Critical patent/JPS62117173A/ja
Publication of JPH0572032B2 publication Critical patent/JPH0572032B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation
    • G11B21/081Access to indexed tracks or parts of continuous track
    • G11B21/083Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
本発明は記録媒体としての複数個の回転するデ
イスク面と該各デイスク面への情報の読み書きの
ための位置制御可能なトランスデユーサヘツドを
備え、デイスク面には情報記録のための複数条の
トラツクと該トラツク群の周方向の一部に割り込
んでヘツドの位置を検出するための参照情報を書
き込む領域とが設定され、該領域から参照情報を
ヘツドを介して読み出すことにより化成ヘツドの
位置を検出した上でその位置を制御するようにし
たデイスク記憶装置のヘツド位置制御方式に関す
る。
【従来技術とその問題点】
上述のようなデイスク記憶装置においては、ヘ
ツドはあるトラツクから他の目標のトラツクに移
され、かつ該目標トラツクの上に正しく位置され
ねばならなんい。かかるヘツドの移動や正位置へ
の位置決めに際しての制御方式としては、公知の
ようにオープンループ方式とクローズドループ方
式とがある。オープンループ方式ではヘツドを操
作するステツピングモータに移動距離を指定する
信号、たとえば所定数のパルスが送られるだけ
で、ヘツドの現在位置の検出は一切行なわれない
ので、本来の意味の位置決め制御はなされないの
であるが、あまり位置決め制度を必要としない用
途にはこれで充分なことが多く、従来から広く採
用されて来た。しかし、最近のようにデイスク記
憶装置の記憶容量が増加してくると、トラツクの
相互の間隔が狭くなり、僅かなヘツドの正位置か
らのずれでも問題になるから、どうしても制御方
式としてクローズドループ方式を採用することが
必要となつて来た。 このクローズドループ方式の位置制御では、ヘ
ツドの現在位置を検出して位置制御回路に実際値
として入力してやる必要があり、このためにデイ
スク上に位置検出のための参照情報、いわゆるサ
ーボ情報が書き込まれる。従つて、クローズドル
ープ方式ではサーボ方式ともいわれる。公知のよ
うに、このサーボ方式の中にも、サーボ面サーボ
方式とデータ面サーボ方式とがある。前者は参照
情報の書き込み用にデイスクの1面を専用面とし
て用いるもので、他のデイスク面への情報の読み
書きとは無関係に常にこの専用面からヘツドり現
在位置に関する情報を読み取ることができ、これ
に基づいてヘツドの位置を随時修正ないしは補正
して正位置に常に置くことができる。しかし、記
憶用の貴重なデイスク面中の1面全部を参照情報
のために割かなければならないので、記憶容量の
かなりの減少を避けることができない。これに対
しデータ面サーボ方式はトラツクの周方向の一部
にのみ参照情報を書き込んでおく方式であつて、
サーボ面サーボ方式のようにヘツドの位置情報を
随時読み出すことはできないが、デイスクの1回
転中に参照情報を1度読み取り、これに基づいて
ヘツド位置を補正してやればふつうは充分であ
り、参照情報のために割かれるデイスク面の面積
を減少させて記憶容量をほとんど減少させなくて
すむ利点がある。本発明はこのデータ面サーボ方
式に関するものである。 しかし、このデータ面サーボ方式ではヘツドを
あるトラツクから多のトラツクに移動させて所定
の正位置に置くまでに要するいわゆるシーク時間
が長くなり、従つてデイスクへのデータのアクセ
スに時間が掛かる欠点がある。以下第7図および
第8図を参照してその理由を説明する。第7図b
はデイスク上の1個のトラツク1aを展開した形
で示すもので、その内の参照情報1bが書き込ま
れた領域がハツチングで示されている。またデイ
スク1の回転周期はTであり、その回転方向がP
で示されている。図示のものはサーボ面サーボ方
式では代表的ないわゆるインデツクスバースト方
式のものであつて、参照情報1bは回転周期Tの
終端部の1個所に書き込まれており、回転周期T
の残余に当たる領域1fには情報記憶のためのセ
クタが例えば32個その前後に若干のギヤツプを置
いて設けられる。もちろん、各セクタ内には本来
のデータエリアのほかに、フオーマツテイングデ
ータや読み書き回路のための同期化データや若干
の余裕ギヤツプのためのエリアが含まれる。同図
aは、参照情報1bや領域1f中のデータの読み
書きのタイミングの基準となるインデツクスパル
スIDXを示し、このインデツクスパルスIDXはデ
イスクの回転に同期して回転周期Tの間に例えば
デイスクを駆動するスピントルモータ3から発し
られる。 第8図はサーボ面サーボ方式における前述のシ
ーク活動の流れを示すもので、図示の流れはステ
ツプS1でデイスク記憶装置例えば固定デイスク
装置が計算機からシーク指令を受けることから開
始される。このシーク指令は例えばヘツドの出発
トラツクから目的トラツクまでのトラツク数の形
で与えられ、これに応じてステツプS2ではデイ
スクを駆動するステツピングモータにステツピン
グパルスを与えてヘツドを移動させる。つづくス
テツプS3ではヘツドが目的トラツクに達したか
否かを適宜の手段により判定し、判定結果が正と
出るまでステツプS2とステツプS3とを繰り返す。
ヘツドが目的トラツク1aに達した後も少時はそ
の前後にハンチングが生じるので、次のステツプ
S4においてその静定を待つ。 右上のステツプS5では、上記の整定後に参照
情報1bを読みとり、つづくステツプS6ではこ
れに基づいてヘツドの正位置からのずれ、すなわ
ちオフトラツク量を検出して、それが許容限度以
下であるか否かを判定する。否であれば、次のス
テツプS7でステツピングモータの位置を補正し
た上で前のステツプS5に帰る。ふつうこのステ
ツプS5からステツプS7までの流れは2〜3回繰
り返され、オフトラツクがなくなつたときに始め
てステツプS6からステツプS8にループを抜け出
して動作を完了した旨の信号を計算機に出力して
シーク動作を終える。 固定デイスク装置において上述の一連のシーク
動作ステツプに要する時間は、ヘツドが全トラツ
ク1aの3分の1の間を移動するに要する平均ア
クセス時間にして100ミリ秒前後を要する。問題
はこの内の前述のステツプS5で参照情報1bの
読み取りに要する時間であつて、デイスクの回転
数が3600RPMであるから1回転に1度の読み取
りのサンプリング周期は約17ミリ秒であり、前述
のようにステツプS5からステツプS7までが2〜
3回繰り返されるから、ステツプS5だけで34〜
51ミリ秒を要していることになる。換言すれば平
均アクセス時間の3分の1から2分の1程度の時
間が参照情報の読み取りステツプだけで費やされ
ていることがわかる。これが従来のデータ面サー
ボ方式において情報の読み書きのためのアクセス
に時間を要する主原因なのである。 このアクセス時間が長い欠点を解決するには、
トラツクの周方向の複数個所に分布してn個の参
照情報を書き込むようにすれば、前述のステツプ
S5に要する時間をn分の1に短縮することはで
きる。しかし、かかる手段ではそれだけ記憶容量
が犠牲になるほか、データを記憶するセクタ間に
参照情報を割り込ませなればならないので、トラ
ツクのデータフオーマツトと読み書きの回路を複
雑化しまければならない。もちろん、この観点か
らはすべてのセクタが前述のように連続している
ソフトセクタといわれるフオーマツトが有利であ
り、かかる方式の参照情報をできるだけ採用した
いわけである。
【発明の目的】
本発明の主たる目的は、上述の従来技術のもつ
観点を克服して、データ面サーボ方式における参
照情報の読み取り周期を短縮して、記憶容量を犠
牲とすることなくデータの読み書きのためのアク
セス時間を短縮することにある。また、本発明の
従たる目的は一つのトラツク内のすべてのセクタ
が連続しているソフトセクタフオーマツトのもつ
利点を維持しながら、前述の主たる目的を達成す
ることにある。
【発明の要点】
上記の目的は、本発明によれば、複数個のデイ
スク面上の参照情報領域を各デイスク面に対応す
るヘツドとの空間的関係位置に関してデイスク面
ごとに互いにずらされた位置に設定し、デイスク
の1回転中に複数個のデイスク面の互いにずらさ
れた領域から参照情報を読み出し、該読み出しの
つどヘツドのトラツクに対する正規位置からのず
れの量を検出し、該ずれの検出値に基づいてヘツ
ドのずれを補正するようにすることにより達成さ
れる。 以上の構成における参照情報は、例えば第2図
に示すような領域に書き込まれる。この例ではデ
イスク1は2枚であつて、スピンドル軸4に固定
されており、矢印Pの方向に回転される。デイス
ク面は各デイスクについて表裏2面あるから、デ
イスク記憶装置全体では4個のデイスク面があ
り、それぞれの上に同心円状のトラツク1aが複
数条設定されている。参照情報1b〜1eに対す
る領域は図のハツチングで示すように各デイスク
面につきトラツク1aの全方向の一部に割り込ん
でそれぞれ1個所ずつ設定されており、しかもそ
れらは空間的に互いにずらせて、この例では90度
の角度ずつずらせて設定される。 このように参照情報1b〜1eの領域を設定す
ることにより、各デイスク面にそれぞれ対応する
複数個のヘツドからデイスク1の1回転の間にn
回、この例では4回参照情報1b〜1eを順次読
み出すことができるので、参照情報の読み出しの
サンプリング時間をn分の1に短縮することがで
きる。もちろん、この1回転中の複数個の参照情
報の読み出しのつどヘツドの正規位置からのオフ
トラツクが検出され、これによつてヘツドの位置
が補正される。 複数個の参照情報の相互ずれ量は、第2図の例
示のようにすべて互いに等しくかつデイスクの全
周を等分するようにするのが、位置制御系の構成
を簡単化する上で有利である。また、参照情報は
デイスク面ごとに1個所ずつ書き込むようにする
のが、従来のインデツクスバースト方式と同様に
デイスクの記憶容量を最大にする上で望ましい。
もちろん、デイスク記憶装置に多数個のデイスク
がある際にそのすべてのデイスク面に参照情報領
域を設定する必要は必ずしもなく、必要に応じて
その一部の複数個のデイスク面にのみ設定するこ
とでよい。 以上のように書き込まれた参照情報を順次読み
出し、ヘツドをそれに基づいて位置制御する上で
の有利な態様は次項にのべるとおりである。
【発明の実施例】
以下、図を参照しながら本発明の実施例を詳し
く説明する。 第1図は本発明方式を採用したデイスク記憶装
置の全体構成を計算機90とともに例示するもの
で、図の上側にはデイスク記憶装置の機械構成の
要部が模式的に示され、下側の計算機90との間
には本発明方式に関連する回路部がブロツク結線
図により示されている。 図示のデイスク記憶装置は2枚のデイスク1を
備え、その4個のデイスク面に対応してそれらの
情報を読み書きするヘツド2が4個設けられてい
る。これらのデイスク1はスピンドルモータ3に
よりスピンドル軸4を介して高速で定速回転され
る。デイスク記憶装置の固定部分5上には、略示
されたローラなどの案内手段6aを介してヘツド
支持体が移動自在に案内されており、該ヘツド支
持体6は支持ばね2aを介して各ヘツド2を共通
に担持するとともに、ステツピングモータ7の軸
に固定されたキヤブスタン7aとそれに巻き付け
られた薄手の金属バンド6bを介して結合されて
いる。従つてステツピングモータ7の正逆回転に
応じて、ヘツド2は図の矢印Q方向に進退され
る。スピンドルモータ3のロータ3aはスピンド
ルモータ駆動回路9から給電される固定子コイル
3bにより駆動され、その回転角度位置はピツク
アツプ8によつて検出されて、該ピツクアツプ8
からは位置制御回路の動作の基準タイミングを与
えるインデツクスパルスIDXが発しられる。ただ
しこの例におけるインデツクスパルスIDXは、従
来方式と異なりデイスク1の1回転につき4回発
しられ、その模式が第3図bに示されている。 すなわち第3図bに示すように、デイスク1の
1回転周期Tの間にインデツクスパルスIDXが4
回発しられるが、その初回は補助インデツクスパ
ルスIDXaを従えたダブルパルスになつている。
各インデツクスパルスIDXは各デイスク1面上の
参照情報1b〜1eに対応してその読み取りない
しは本来の情報の読み書きに対する基準タイミン
グを与えるものであり、補助インデツクスパルス
IDXaは4個のインデツクスパルスIDX中の最初
のパルスを判別するためのものである。かかるパ
ルス列は同図aに示すように、例えばスピンドル
モータ3のロータ3aないしはそれと別体のデイ
スクの周縁に分布して取り付けられた小磁石3c
〜3gの位置を磁気的なピツクアツプ8によつて
読み出すことにより容易に発生させることができ
る。接近した2個の子磁石3c,3dは前述のダ
ブルパルス発生用である。もつとも、補助インデ
ツクスパネルIDXaをダブルパルスの一方として
発生させる必要は必ずしもなく、例えばこのため
にピツクアツプ8を別に設けて、補助インデツク
スパルスIDXaをこの別設のピツクアツプ8から
インデツクスパルスIDXとは別途に位置制御回路
に与えるようにしてもよい。またさらには、ピツ
クアツプ8から1回転周期Tの間に複数個インデ
ツクスパルスを発生させずに、従来からのように
単に1個のインデツクスパルスを発生させ、公知
のPLL回路などを利用して1回転周期を複数個
に分割してそれぞれインデツクスパルスIDXを発
生させるようにしてもよい。この場合は、ピツク
アツプ8からのインデツクスパルスを最初のもの
とすることとすれば、補助インデツクスパルスを
発生させる必要もなくなることになる。 前述の4個の各4ヘツド2のコイル2bはセン
タタツプつきコイルとして示されており、ヘツド
切換回路10に接続されている。このヘツド切換
回路10は公知のように4個のコイル2bのどれ
かを選択するためのもので、2ビツトのヘツド選
択信号HSを受けてその値に対応するコイル2b
を選択するとともに、読み書き指令RWを受けて
選択されたコイル2bを読み取り出力または書き
込み入力に接続する。ヘツド選択信号HSは制御
回路100から、読み書き指令RWはマイクロプ
ロセツサ80からそれぞれ与えられる。後者のマ
イクロプロセツサ80は従来技術におけると同様
にデイスク記憶装置の制御用に組み込まれている
ものであつて、その果たす諸機能の内の本発明に
関連する部分のみが示されていることを諒承され
たい。ヘツド切換回路10がマイクロプロセツサ
80から読み書き指令RWにより読み取りを指令
されたとき、その読み取り出力は同じくマイクロ
プロセツサ80の指令により動作するスイツチ回
路11によりヘツド位置検出回路20および信号
再生回路30のいずれかに与えられる。 ヘツド位置検出回路20は参照情報1bの読み
取り出力を受けて、これからヘツド2のオフトラ
ツク量を検出するもので、これにはサーボ情報か
らヘツドのずれ量を検出しうる従来から公知の回
路を任意に採用することができ、これによつて検
出されたオフトラツク量はマイクロプロセツサ8
0に与えられる。しかし、この実施例において従
来と異なる点は参照情報1bのトラツク内の位置
であつて、第3図cに示すようにインデツクスパ
ルスIDXの直後に相当する領域に書き込まれる。
制御回路100はかかる領域から参照情報1bを
読み込むタイミングをヘツド位置検出回路20に
指令するために、インデツクスパルスIDXに同期
したサーボ指令SRVをヘツド位置検出回路20
に発する。一方、本来の情報が記憶される領域1f
へのアクセスは、この参照情報1bの読み取り時
期と重複してはならないので、制御回路100は
インデツクスパルスIDXに基づき参照情報1bの
読み取りに必要な時間が経過した後に、前述のサ
ーボ指令SRVを消失させた上で第3図bに示す
ように外部インデツクスパルスEIDXを計算機9
0に発する。この実施例において、計算機90は
本来の情報の読み取りは従来からのインデツクス
パルスIDXに基づいてされるのではなく、制御回
路100によつて発しられるこの外部インデツク
スパルスEIDXに基づいてなされる。この際には
前述のスイツチ回路11は信号再生回路30側に
切り換えられ、読み取りデータRDが計算機90
に与えられる。もちろん、信号再生回路30とし
ては従来から公知の回路であつてよい。参照情報
1b書き込みおよび本体の情報のための領域1fへ
の書き込みも同様に制御回路100によつて制御
されるが、詳しくは後述する。 ヘツド位置検出回路20から検出信号が発しら
れたとき、マイクロプロセツサ80は従来技術に
おけると同様に該信号が示すヘツドのオフトラツ
ク量に基づいて必要な制御量を計算した上で、ヘ
ツド位置の補正指令CSをステツピングモータ7
の駆動回路40に与える。周知のように、ステツ
ピングモータ7は多くの場合2相のモータとして
構成されており、そのロータ7bの静止位置を2
個の相コイル7c,7dに流れる電流の方向と相
対的な大きさを変えることによつて制御すること
ができる。駆動回路40にはカカル機能を備えた
従来から公知の回路を任意に採用することができ
る。例えば、補正指令CSは各相コイル7c,7
dに流す電流のオンオフおよび方向を指定するデ
ータと電流値を指定するデータとを含み、駆動回
路40は電流値データに応じたデユーテイ比のパ
ルス幅変調信号を内部で発生し、該信号によつて
指定された時間内だけ補正指令CSにより指定さ
れた相コイル7cに同様に指定された方向に電流
を流すようその内蔵スイツチ回路を閉じるように
すればよい。 前述の説明からもわかるように、制御回路100
は本発明方式の実施に際して中心的な役割を果た
す部分であつて、そのブロツク回路図が第4図に
それに関連する要部の信号が第5図に示されてい
る。また第5図中の一点鎖線で囲まれた部分の詳
細回路が第6図に示されている。以下、これらの
図を参照しながら制御回路100の構成と動作を
まず説明する。 制御回路100が受ける重要な信号の内、前述
のインデツクスパルスIDXのほかにシーク信号
SKがあり、このシーク信号SKは計算機90から
の指令に基づいてマイクロプロセツサ80から制
御回路100に与えられ、制御回路100はシー
ク中か非シーク中かに応じてその動作が切換えら
れる。このために動作切換回路140と160が
設けられている。しかし、シーク中か否かに関せ
ずマスク信号発生回路110はインデツクスパル
スIDXを受け、それに同期したマスク信号MSK
を所定時限内だけ発生する。このマスク信号
MSKは該時限内にのみ参照情報1bの読み書き
を許可し、本来の情報の読み書きを禁止するため
のものである。第6図に示すようにこのマスク信
号発生回路110はフリツプフロツプ111とカ
ウンタ112とを備え、前者はインバータ113
を介して受けるインデツクスパルスIDXの立ち下
がりに同期してセツトされ、そのQ出力からマス
クMSKを発する。これと同時にカウンタ112
は該Q出力によつてクリアされ、クロツクパルス
CLKのカウントを開始する。このカウント開始
後に前述の時限が終わり、カウンタ112のカウ
ント出力Qxから出力が発しられると、これによ
りフリツプフロツプ111はインバー114を介
してリセツトされ、マスク信号MSKが消失され
る。この模様は第5図bに示されている。このマ
スク信号MSKは図示のようにデイスク1の1回
転周期Tの間の4回のインデツクスパルスIDX0
〜IDX3のそれぞれについて発生される。 シーク時ヘツド選択信号発生回路120は、第
5図aに示されたように1回転周期T中のインデ
ツクスパルスIDX0〜IDX3によつてそれぞれ始
まる4個の期間T0〜T3に対応して番号0〜3
のヘツドを順次に指定するシーク時ヘツド選択信
号HSSを発生するもので、2段のバイナリカウ
ンタ121とアンドゲート122とナンドゲート
123とを含む。最初のインデツクスパルスIDX
0が発しられたとき、マスク信号発生回路110
内のフリツプフロツプ111のQ出力は「H」状
態にあるので、このQ出力とインデツクスパルス
IDXとを受けるアンドゲート122は最初のイン
デツクスパルスIDX0により開かれ、カウンタ1
21にカウントパルスを与える。しかし、次の補
助インデツクスパルスIDXaが与えられたとき、
前述のマスク信号MSKは既に発しられておりフ
リツプフロツプ111のQ出力は「L」になつて
いるので、こんどはアンドゲート122は開かず
カウンタ121にカウントパルスは与えられな
い。一方、このときナンドゲート123はフリツ
プフロツプ111の「H」の状態にあるq信号を
受けているので、補助インデツクスパルスIDXa
によつて開き、第5図cに示すスタートインデツ
クスパルスIIDSを発してカウンタ121をゼロ
にクリアする。つまり、ナンドゲート123は補
助インデツクスパルスIDXaを受けて毎回転周期
Tの始めにカウンタ121をゼロにクリアする役
目を果たす。しかし、アンドゲート122は引き
続いてインデツクスパルスIDX1〜IDX3を受け
たとき前と同様に開き、カウントパルスをカウン
タ121に与えてそれをカウントアツプさせるの
で、該カウンタ121の各段QA,QBからはイ
ンデツクスパルスIDX0〜IDX3に対応する0〜
3の2ビツトのシーク時ヘツド選択信号HSS0,
HSS1が発しられる。このシーク時ヘツド選択
信号HSSの波形は第5図d,eにヘツド選択信
号HS0,HS1として示されている。この2ピツ
トのシーク時ヘツド選択信号HSSはデコーダ1
35の2個の入力に与えられ、その0〜3で示さ
れた4個の出力からはシーク時ヘツド選択信号
HSSの値に応じて、その内の1個が「H」にな
るヘツド選択データ信号HSD0〜HSD3が出力
される。 一方、マスク信号発生回路110のフリツプフ
ロツプ111のQ出力はナンドゲートとして構成
された同期信号発生回路165にもその一方への
入力として与えられており、このナンドゲートは
その他方の入力に受けるインデツクスパルスIDX
0〜IDX3によつて開かれるが、補助インデツク
スパルスIDXaによつてはマスク信号MSKの補信
号であるフリツプフロツプ111のQ出力によつ
て阻止されのので開かれない。従つて同期信号発
生回路165からの同期信号SYNAは、第5図
fに示すようにインデツクスパルスIDXから補助
インデツクスパルスIDXaを除いたシングルパル
スの繰り返し波形となる。内部インデツクスパル
ス発生回路130は、前述のデコーダ135から
の4個のヘツド選択データ信号HSDとこの同期
信号SYNAとから、第5図g〜jに示すような
内部インデツクスパルスIIDX0〜IIDX3を発生
するので、4個の反転入力つきアンドゲート13
1〜134からなるヘツド選択信号用の動作切換
回路140は、前述のシーク時ヘツド選択信号
HSSと計算機90によつて与えられる外部ヘツ
ド選択信号HSEとをシーク信号SKに応じて切り
換える4個のアンドゲート141〜144と、2
個のノアゲート145,146とラツチ147と
を含む。アンドゲートの内141と143はシー
ク時にのみシーク信号SKによつてイネーブルさ
れ、142,144とは非シーク時にのみシーク
信号SKの補信号によつてイネーブルされる。ま
たアンドゲート141,143にはシーク時ヘツ
ド選択信号HSSの各ピツトがそれぞれ与えられ、
アンドゲート142,144にはラツチ147を
介して外部ヘツド選択信号HSEの各ビツトがそ
れぞれ与えられている。従つてシーク時にはシー
ク時ヘツド選択信号HSSの各ビツトが非シーク
時にはシーク時ヘツド選択信号HSSの各ビツト
がそれぞれノアゲート145,146を介して2
ビツトのヘツド選択信号HS0,HS1が制御回路
100から出力され、ヘツド切換回路10に与え
られる。なお、ラツチ147のエツジトリガ入力
には前述の同期信号SYNAがインバータ148
を介して与えられるので、外部ヘツド選択信号
HSEは同期信号SYNAと同期してその値が切り
換えられ、ヘツド選択信号HSとして出力される。 別の同期信号発生回路150は、この選択され
たヘツド選択信号に応じて同期信号を発生するも
のである。デコーダ156はその2個の入力に選
択されたヘツド選択信号HSを受け、その値に応
じて4個の出力の内の1個を「H」の状態にす
る。反転入力つきアンドゲート151〜154
は、この4個の出力の内の一つと前述の内部イン
デツクスパルスIIDX0〜IIDX3の内の一つとを
それぞれ受け、選択されたヘツド選択信号HSに
対応するアンドゲートがそれぞれ対応する内部イ
ンデツクスパルスIIDXのパルスに同期して開く。
ノアゲート155はこれらのアンドゲートの出力
を共通に受けるので、その出力である同期信号
SYNBは第5図fの波形と同様になる。この同
期信号SYNBは前述の同期信号発生回路165
の出力である同期信号SYNAと同じくインデツ
クスパルスIDXとタイミングが同期化されたパル
ス列であるのはもちろんであるが、非シーク時に
は外部ヘツド選択信号HSEのとる値に応じて発
しられる点で異なる。別の動作切換回路160は
2個の反転入力つきアンドゲート161,162
と1個のオアゲート163とからなり、アンドゲ
ート162はシーク信号SKにより従つてシーク
時にイネーブルされ、逆にアンドゲート161は
非シーク時にイネーブルされる。従つて両アンド
ゲートの出力を受けるオアゲート163の出力か
らは、シーク時には同期信号SYNBが、非シー
ク時には同期信号SYNAが同期信号SYNとして
出力され、サーボ指令回路170に与えられる。 このサーボ指令回路170は4個の反転入力つ
きアンドゲート171〜174とフリツプフロツ
プ175とカウンタ176とを含み、シーク時ヘ
ツド選択信号HSSの値に応じた出力線にインデ
ツクスパルスIDXに同期したサーボ指令SRV0
〜SRV1を出力するためのものである。フリツ
プフロツプ175は前述の同期信号SYNのパル
スごとにセツトされ、そのQ出力によりカウンタ
176をクリアしてクロツクパルスCLKのカウ
ントを開始させる。このカウンタ176は各サー
ボ指令SRVの時限を決めるもので、その所定時
限経過後その出力Qxから出力がでると、フリツ
プフロツプ175はインバータ177を介してこ
れによつてリセツトされる。アンドゲート171
〜174はそれ一方の入力に前述のヘツド選択デ
ータ信号HSD0〜HSD3を、他方の入力にフリ
ツプフロツプ175のQ出力を共通に受けている
ので、シーク時ヘツド選択信号HSSによつて指
定されたアンドゲートがフリツプフロツプ175
がセツトされている期間だけ開き、カウンタ17
6によつて設定された時限幅をもつサーボ指令
SRV0〜SRV3を第5図のk,m,oおよびq
に示されたように発する。 外部インデツクスパルス発生回路180はサー
ボ指令回路と同様に構成され、そのフリツプフロ
ツプ185が前述のカウンタ176の出力つまり
各サーボ指令SRVの立ち下がりに同期してセツ
トされる。カウンタ186は外部インデツクスパ
ルスのパルス幅設定用であり、フリツプフロツプ
185のセツト動作によりそのQ出力によりクリ
アされてクロツクパルスCLKのカウントを始め、
短い時限後にその出力Qxによりインバータ18
7を介してフリツプフロツプ185をリセツトす
る。4個の反転入力つきアンドゲート181〜1
84は、前と同様にそれぞれ一方の入力にヘツド
選択データ信号HSD0〜HSD3を受け、他方の
入力にフリツプフロツプ185のQ出力を共通に
受けているので、シーク時ヘツド選択信号HSS
によつて指定されたアンドゲートの出力から、サ
ーボ指令SRV0〜SRV3の立ち下がりに同期し
て、外部インデツクスパルスEIDX0〜EIDX3が
それぞれ出力される。この模様が第5図のl,
n,pおよびfに示されている。 第4図の下側のBの部分に示されたゲート群は
デイスクへの書き込み情報用であつて、図の左側
に示されたように参照情報データWDSと参照情
報領域以外に書き込むべき本来のデータやフツー
マツテイングデータを含む一般情報データWDD
とを計算機90から受ける。アンドゲート101
はマスク信号MSKによつてイネーブルされ、ア
ンドゲート102はインバータ104を介してマ
スク信号MSKを受けることによりマスク信号
MSKがない期間に限つてイネーブルされるので、
マスク信号MSKがある期間中は参照情報データ
WDSの書き込みは許可されるが、一般情報デー
タWDDの書き込みは禁止される。これによつ
て、デイスクのフオーマツテイング時や情報の書
き込み時に誤つて参照情報が書き換えられてしま
うことが防止される。両アンドゲート101,1
02の出力はオアゲート103に与えられ、その
出力から書き込みデータWDが前述のヘツド切換
回路10に与えられる。また、インバータ105
はシーク信号SKを反転させてシーク完了信号
SKCとして出力するためのものである。 以上で回路構成とその個別的な動作の説明を終
えたので、第1図に戻つて全体動作の主要な点を
説明する。 ヘツド2のシーク動作に当たつては、計算機9
0からシーク命令がマイクロプロセツサ80に与
えられ、マイクロプロセツサ80はこれに基づい
てまずシーク信号SKを制御回路100に与え、
スイツチ回路11を図示の切換位置にさせ、ヘツ
ド切換回路10に読み書き指令RWを送つて読み
取りモードにさせた上で、ステツピングモータ7
の駆動回路40に指令CSを繰り返し送つて目的
のトラツクをシークさせる。この際制御回路10
0はインデツクスパルスIDXに基づいてデイスク
1の1回転周期の間にn個の、この実施例では4
個のシーク時ヘツド選択信号HSSを順次内部で
発生させてヘツド選択信号HSとしてヘツド切換
回路10に送るので、そのつどヘツド2が順次切
り換えられる。従つて、ヘツド位置検出回路20
には1回転周期の間にこのように切り換えられた
ヘツド2からの読み出し信号がn個与えられる。
また、このn個の読み出し信号に同期して、制御
回路100からヘツド位置検出回路20にサーボ
指令SRVがそのつど与えられるので、ヘツド位
置検出回路20はこれによつて読み出し信号中の
参照情報を他の情報の読み出し信号と区別して取
り出すことができる。ヘツド2のトラツク間移動
中は、ヘツド位置検出回路20は参照情報の読み
出し信号からオフトラツク量を検出できるわけで
はないが、その生起回数をカウントすることによ
りヘツド2の移動距離の実際値を算出して、目的
の参照情報にヘツド2が実際に達したか否かを判
定できるようにヘツド位置検出回路20を利用す
ることができる。ヘツド2が目的の参照情報に達
した後は、ヘツド位置検出回路20は本来のヘツ
ド位置の正規位置からのオフトラツク量を検出す
る動作を行なつてその結果をマイクロプロセツサ
80に送る。マイクロプロセツサ80のこれに基
づくヘツド位置の補正動作の態様は既に述べたと
おりである。ヘツド2がその正規位置に位置制御
され、オフトラツク量が許容値以下になつたと
き、マイクロプロセツサ80はシーク信号SKを
止めるので、制御回路100はこれに応じてシー
ク完了信号SKCを計算機90に送つて全シーク
動作の完了を報告する。 計算機90はこのシーク完了信号SKCを受け
取つた後、シークされたトラツクから情報を読み
取る場合には、読み取り命令をマイクロプロセツ
サ80に与えてスイツク回路11を図示とは反対
の位置に切り換えさせた後、外部ヘツド選択信号
HSEを制御回路100に与えて情報を読み取り
たいデイスク面を指定する。もちろん、このとき
にはシーク信号SKは既に消失しているので、制
御回路100はヘツド選択信号HSとして計算機
90から与えられた外部ヘツド選択信号HSEを
選択してヘツド切換回路10に与える。これによ
つて所望の読み取りデータRDがスイツチ回路1
1および信号再生回路30を介して計算機90に
与えられるので、計算機90は制御回路100か
ら与えられる前述の外部インデツクスパルスと同
期して読み取り動作を開始すればよい。また、情
報を読み出したいトラツク上にヘツド2が既にあ
る場合でも、計算機90はまずシーク命令をマイ
クロプロセツサ80に与えてヘツド2がトラツク
上の正規位置にあることを制御回路100からの
シーク完了信号SKCによつて確かめた上で、上
述の読み取り動作を開始するようにする。 トラツクに情報を書き込む場合には、前と同様
に計算機90はまずシーク命令をマイクロプロセ
ツサ80に、外部ヘツド選択信号HSEを制御回
路100に与えてシーク動作させ、制御回路10
0からのシーク完了信号SKCを持つて書き込み
命令をマイクロプロセツサ80に与えてヘツド切
換回路10を書き込み状態に切り換えさせる。つ
いで書き込みたい情報が一般情報データWDDで
ある場合には、外部インデツクスパルスに同期し
て一般情報データWDDを制御回路100に与え
ればよい。制御回路100はこれを書き込みデー
タWDとしてヘツド切換回路10に送るが、前述
のようにこの動作は制御回路100内のマスク信
号MSKによつてインターロツクされているので、
一般情報データWDDが参照情報用の領域に誤つ
て書き込まれて参照情報が消されてしまうおそれ
はない。書き込みたい情報が参照情報データ
WDSである場合には、制御回路100から与え
られているマスク信号MSKに同期して参照情報
データWDSを計算機90から制御回路100に
与える。この場合にも、同様なマスク信号MSK
とのインターロツクによつて、参照情報が正規外
の領域に誤つて書き込まれることはない。もつと
も、参照情報データWDSは簡単なオンオフのデ
イジタルデータやアナログ的なデータである場合
が多いので、わざわざ計算機90から制御回路1
00に与える必要はとくになく、簡単なパターン
データ発生回路を制御回路100内に設けておく
こともできるので、この場合には単に参照情報の
書き込み命令を計算機90から制御回路100に
与えればよいことになり、マスクジン号MSKを
計算機90に読み込む必要もなくなる。 以上の動作説明からわかるように読み取りおよ
び書き込みの両動作について、デイスク上の参照
情報の位置従つてトラツクの開始位置がデイスク
面ごとに互いに空間的にずれているにも拘らず、
各トラツクの始端すなわち各インデツクスパルス
に同期してヘツドが正しいタイミングで制御回路
100によつて順次切り換えられるので、計算機
側からは従来の全トラツクの始端が空間的に一致
している場合と全く同じようにデイスク記憶装置
に各種の命令を出しても、何らの混乱もなく正し
い位置に読み書きが行なわれる。また従来のイン
デツクスパルスとは別の外部インデツクスパルス
を制御回路が発する態様においても、計算機側は
外部インデツクスパルスを従来からのインデツク
スパルスとして扱つても何らの差障も生じない。
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明方式においてはデ
ータ面サーボ方式のデイスク記憶装置に対して、
複数個のデイスク面上の参照情報領域を各デイス
ク面に対応するヘツドとの空間的関係位置に関し
てデイスク面ごとに互いにずらされた位置に設定
し、デイスクの1回転中に複数個のデイスク面の
互いにずらされた領域から参照情報を読み出し、
該読み出しのつどヘツドのトラツクに対する正規
位置からのずれの量を検出し、該ずれの検出値に
基づいてヘツドのずれを補正するようにしたの
で、n個のデイスク面に参照情報を空間的に互い
にずらせて書き込んでおけば、ヘツドのトラツク
の正規位置からのオフトラツク量検出のサンプリ
ング周期を1/nに短縮することができ、これに
応じてデイスク記憶装置へのデータアクセス時間
を数10%のオーダで短縮することができる。また
本発明方式を採用するば、機能面では一つのデイ
スク面に参照情報が従来の複数倍書き込まれたと
等価であるに拘らず、参照情報が占める面積は従
来からのデータ面サーボ方式と全く変わらないの
で、アクセス時間の短縮のためにデイスク記憶装
置の記憶容量が犠牲になることがない。さらに本
発明方式はソフトセクタフオマツトによるデータ
書き込みに本質的に適しており、デイスク1面ご
とに参照情報の位置が異なるに拘らず、兼酸基側
から見れば従来のものと表面的には何ら変わるこ
となく、デイスク記憶装置を従来のソフトセクタ
フオマツテイングしたものと全く同じに扱つてそ
の利点を生かすことができ、使用者にソフトウエ
ア上の負担をかけることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデイスク記憶装置のヘツ
ド位置制御方式を採用したデイスク記憶装置の全
体構成を関連する計算機とともに示す機能ブロツ
ク回路図、第2図は本発明方式におけるデイスク
面上の参照情報領域の配置図を示すデイスクの斜
視図、第3図は本発明の実施例における制御回路
への同期化用インデツクスパルスの発生要領と波
形および該回路から計算機に出力する同期化イン
デツクスパルスの波形をトラツク上の参照情報領
域の位置と関連して示す説明図、第4図は本発明
方式を採用したデイスク記憶装置の制御回路例の
ブロツク回路図、第5図は該制御回路内の要部の
信号波形を示す波形図、第6図は第4図に示され
た回路の部分Aの詳細回路図、第7図は従来のデ
ータ面サーボ方式におけるトラツク上の参照情報
の配置例を同期化用インデツクスパルスと関連さ
せて示す説明図、第8図は該従来方式におけるヘ
ツドの目的トラツクのシーク動作例を示す動作流
れ図である。図において、 1……デイスク、1a……トラツク、1b〜1
e……参照情報、2……ヘツド、3……スピンド
ルモータ、7……ステツピングモータ、8……ピ
ツクアツプ、10……ヘツド切換回路、11……
スイツチ回路、20……ヘツド位置検出回路、3
0……信号再生回路、40……ステツピングモー
タの駆動回路、80……マイクロプロセツサ、9
0……計算機、100……制御回路、110……
マスク信号発生回路、120……シーク時ヘツド
選択信号発生回路、130……内部インデツクス
パルス発生回路、135……デコーダ、140…
…動作切換回路、150……同期信号発生回路、
156……デコーダ、160……動作切換回路、
170……サーボ指令回路、180……外部イン
デツクスパルス発生回路、CLK……クロツクパ
ルス、EIDX,EIDX0〜EIDX3……制御回路か
ら計算機に対する外部インデツクスパルス、HS,
HS0,HS1……ヘツド選択信号、HSD,HSD
0〜HSD3……ヘツド選択データ信号、HSE,
HSE0,HS1……外部ヘツド選択信号、HSS,
HSS0,HSS1……シーク時ヘツド選択信号、
IIDX,IIDX0〜IIDX3……内部インデツクス
パルス、IDXa……補助インデツクスパルス、
MSK……マスク信号、RW……読み書き指令、
SK……シーク信号、SKC……シーク完了信号、
SRV,SRV0〜SRV3……サーボ指令、SYN,
SYNA,SYNB……同期信号、T……デイスク
の回転周期、WD……書き込みデータ、WDD…
…一般情報データ、WDS……参照情報データ、
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同心円状に複数条の情報記録用トラツク1a
    が設定され、共通のスピンドル軸4に取付けられ
    た複数のデイスク面と、該複数のデイスク面を回
    転駆動するためのスピンドルモータ3と、前記複
    数のデイスク面のそれぞれに対応して設けられる
    と共に、前記トラツクの径方向に位置制御可能に
    共通の支持体6に取付けられ、対応するデイスク
    面上の情報の読み書きを行うための複数のヘツド
    2と、該複数のヘツドを前記トラツクの径方向に
    駆動するためのヘツド駆動手段7,40と、前記
    複数条のトラツクの周方向の一部に割り込んで前
    記各デイスク面に1ヶ所ずつ設定され、前記ヘツ
    ドの各トラツクに対する位置を検出するための参
    照情報1b〜1eが書き込まれた参照情報領域
    と、前記デイスク面の回転に同期したインデツク
    スパルス(IDX)を発生するインデツクスパルス
    発生手段3a〜3g,8とを備えて外部計算機9
    0と接続され、該外部計算機が前記デイスク面上
    の情報の読み書きを行うために出力する外部ヘツ
    ド選択信号(HSE)を含むシーク指令を受けて
    目的トラツクへのシーク動作を行うと共に、当該
    外部計算機が同期して当該目的トラツク上の情報
    の読み書きを行うための外部インデツクスパルス
    (EIDX)を出力するようにしたデイスク記憶装
    置のヘツド位置制御式において、前記参照情報領
    域をデイスク面ごとに互いに位置をずらして設定
    すると共に、前記シーク指令に応答してヘツドの
    目的トラツクへのシーク動作中にシーク信号
    (SK)を発生するシーク信号発生手段と、前記イ
    ンデツクスパルス(IDX)に同期して前記デイス
    ク面の1回転の間に前記複数のヘツドを前記各デ
    イスク面の参照情報領域に対応させて1つずつ順
    次選択するためのシーク時ヘツド選択信号
    (HSS)を発生するシーク時ヘツド選択信号発生
    回路120と、該シーク時ヘツド選択信号と前記
    外部ヘツド選択信号とを前記シーク信号の有無に
    応じて切り換えてヘツド選択信号(HS)として
    出力する動作切換回路140と、該ヘツド選択信
    号に応じて前記複数のヘツドのうちの1つを選択
    するヘツド切換回路10と、前記インデツクスパ
    ルス(IDX)に同期して前記各デイスク面の参照
    情報領域に対応した内部インデツクスパルス
    (IIDX)を発生する内部インデツクスパルス発生
    回路130と、該内部インデツクスパルスに同期
    して前記ヘツド切換回路により選択された1つの
    ヘツドを介して前記参照情報を読み取り、該参照
    情報に基づいてヘツドのオフトラツク量を検出す
    るヘツド位置検出回路20と、該オフトラツク量
    に基づいて前記ヘツド駆動手段にヘツド位置の補
    正指令(CS)を与えるヘツド位置補正手段と、
    前記ヘツド選択信号(HS)に対応した内部イン
    デツクスパルスに同期して前記外部インデツクス
    パルスを発生する外部インデツクスパルス発生回
    路108とを備えることを特徴とするデイスク記
    憶装置のヘツド位置制御方式。
JP60256204A 1985-11-15 1985-11-15 デイスク記憶装置のヘツド位置制御方式 Granted JPS62117173A (ja)

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