JPH0571958B2 - - Google Patents

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JPH0571958B2
JPH0571958B2 JP57179394A JP17939482A JPH0571958B2 JP H0571958 B2 JPH0571958 B2 JP H0571958B2 JP 57179394 A JP57179394 A JP 57179394A JP 17939482 A JP17939482 A JP 17939482A JP H0571958 B2 JPH0571958 B2 JP H0571958B2
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JP
Japan
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tone
ensemble
key
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additional
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JP57179394A
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JPS5968788A (ja
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Takehisa Amano
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Publication of JPH0571958B2 publication Critical patent/JPH0571958B2/ja
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、鍵演奏音に複数のアンサンブル音
を付加することのできる電子楽器に関し、アンサ
ンブル音の音色組合せを選択可能にしたことによ
り曲種に応じた最適のアンサンブル効果が得られ
るようにしたものである。 従来、アンサンブル音を付加しうる電子楽器と
しては、伴奏用鍵盤で押された複数鍵(例えば
C2、E2、G2)と音名(C2、E2、G2の場合はC、
E、G)を同じくする多数の音のうちから、メロ
デイ用鍵盤で押された鍵(例えばC6)の下1オ
クターブの範囲の音(C6の場合はC5、E5、G5
を付加音として選択してメロデイ音(C6)と共
に発音させるようにしたものが知られている(例
えば特公昭53−17895号公報参照)。 しかしながら、このような電子楽器にあつて
は、調和関係にある複数の音が同時に発音される
が、すべての音について同一の音色が設定される
ため、十分美しいアンサンブル効果が得られなか
つた。また、各音毎に異なる音色を制定しうるよ
うにすると、曲種に応じた音色設定操作が複雑に
なり、初心者等にとつて不便である。 この発明の目的は、簡単な選択操作によつて曲
種に応じた最適のアンサンブル効果を得ることの
できる新規な電子楽器を提供することにある。 この発明による電子楽器は、 (a) メロデイ鍵域及び伴奏鍵域を有する鍵盤手段
と、 (b) 前記メロデイ鍵域で演奏された鍵のうちの特
定鍵と前記伴奏鍵域で演奏された伴奏鍵との関
連において該特定鍵に対応するメロデイ音に付
加して発音すべき付加音を指定する付加音デー
タを発生するデータ発生手段と、 (c) 前記特定鍵に対応してメロデイ音信号を発生
すると共に前記データ発生手段からの付加音デ
ータの指定する付加音信号を発生し、しかも前
記伴奏鍵に対応して伴奏音信号を発生する楽音
発生手段と、 (d) 複数種類のアンサンブル音色のうち任意のも
のを選択するためのアンサンブル音色選択手段
と、 (e) 前記アンサンブル音色のそれぞれに対応して
メロデイ音色指定データと付加音音色指定デー
タとを記憶する記憶手段と、 (f) 前記記憶手段から、前記アンサンブル音色選
択手段により選択されたアンサンブル音色に対
応したメロデイ音色指定データと付加音音色指
定データとを読み出す読出し手段と、 (g) 前記読出し手段から読み出されたメロデイ音
色指定データ及び付加音音色指定データに基づ
いて前記メロデイ音信号の音色及び前記付加音
信号の音色をそれぞれ設定する第1の音色設定
手段と、 (h) 複数種類の伴奏音色のうち任意のものを前記
アンサンブル音色の選択とは独立に選択するた
めの伴奏音色選択手段と、 (i) この伴奏音色選択手段で選択された伴奏音色
に対応して前記伴奏音信号の音色を設定する第
2の音色設定手段と をそなえたものである。 この発明の構成によれば、メロデイ音及び付加
音を含むメロデイ系の楽音については、複数のア
ンサンブル音色のうち任意のものを選択可能とす
ると共に選択に係るアンサンブル音色に対応して
メロデイ音及び付加音の各々の音色を自動的に設
定するようにしたので、アンサンブル音色選択の
みの簡単な操作で演奏曲に好適な音色組合せを指
定でき、特に初心者等にとつて好都合となる。 その上、伴奏音については、メロデイ系の楽音
に関するアンサンブル音色の選択とは独立して複
数の伴奏音色のうち任意のものを選択可能とした
ので、例えば選択可能なアンサンブル音色数をN
とし且つ選択可能な伴奏音色数をMとすればN×
M通りの音色組合せが得られる。従つて、これら
の音色組合せを適宜使い分けることで演奏曲に最
適な音色組合せを実現でき、特定のアンサンブル
音色が選択された状態でも伴奏音色を適宜変更す
ることでメロデイ系楽音及び伴奏音を含むアンサ
ンブル演奏に音色変化を持たせることができ、多
彩な音色表現が可能となる利点がある。 以下、この発明を添付図面に示す実施例につい
て詳述する。 第1図は、この発明の一実施例による電子楽器
を示すもので、この電子楽器はマイクロコンピユ
ータの助けによつてメロデイ音、和音、アンサン
ブル音等の発生が制御されるようになつている。 中央処理装置(CPU)10は、ROM(リー
ド・オンリイ・メモリ)からなるプログラムメモ
リ12にストアされたプログラムに従つて動作す
るもので、パネル14の各種のスイツチ(SW)、
すなわちUK音色スイツチUTS、LK音色スイツ
チLTS、フアンクシヨンスイツチFNS(例えばオ
ートベースコード、オートリズム等のスイツチ)、
アンサンブルモードスイツチANS、アンサンブ
ル音色選択スイツチATS等をSW(スイツチ)イ
ンターフエース16を介して走査して各スイツチ
の状態を検知し、検知したスイツチ情報をRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)からなるワーキ
ングエリア18内のレジスタに書込み、スイツチ
状態に変化があると、ワーキングエリア18から
バス20を介してUK音インターフエース22及
び/又はLK音インターフエース24にスイツチ
情報を供給する。この場合、アンサンブル音色選
択スイツチATSに変化があると、中央処理装置
10は、変化のあつたアンサンブル音色選択スイ
ツチに対応する特定のアンサンブルの音色情報を
ROMからなるアンサンブル音色テーブル26か
ら取出してバス20を介してアンサンブルインタ
ーフエース28に供給する。なお、アンサンブル
音色選択スイツチATSは例えばブラスアンサン
ブル、リードアンサンブル、デキシーランドアン
サブル、カントリーアンドウエスタンアンサンブ
ル、ポルカバンドアンサンブル等のアンサンブル
名毎に設けられている。 アンサンブル音色テーブル26には、次の表に
例示するように各アンサンブル名毎に4音色分の
音色データが記憶されている。
【表】 この実施例では、アンサンブル音としてUK最
低音及び第1〜第3付加音の合計4音が発音され
るようになつており、前掲の表における各アンサ
ンブル名毎の音色1,2,3,4はそれぞれUK
最低音、第1付加音、第2付加音、第3付加音の
音色に対応している。このことは、例えばプラス
チツクアンサンブルを選択した場合には、UK最
低音、第1付加音及び第2付加音がいずれもトラ
ンペツトの音色が発音され、第3付加音がトロン
ボーンの音色で発音されることを意味する。 アンサンブルインターフエース28に供給され
た4音色分の音色データは音色データメモリ28
bの4つの記憶チヤンネルにそれぞれ記憶され
る。 中央処理装置10は、鍵インターフエース30
を介してメロデイ用の上鍵盤32及び伴奏用の下
鍵盤34を走査して各鍵の状態を検知し、検知さ
れた鍵情報をワーキングエリア18内のレジスタ
に書込み、鍵状態に変化があると、ワーキングエ
リア18からバス20を介してUK音インターフ
エース22及び/又はLK音インターフエース2
4に鍵情報を供給する。この場合、アンサンブル
モードスイツチANSがオンされていると、中央
処理装置10は、上鍵盤32からのキーオン情報
及び下鍵盤34からのキーオン情報(又は下鍵盤
用メモリからのキーオン情報)に基づいて4音分
のアンサンブルキーデータを形成してワーキング
エリア18内のレジスタに書込み、しかる後バス
20を介してアンサンブルインターフエース28
に供給する。そして、アンサンブルインターフエ
ース28に供給された4音分のアンサンブルキー
データはキーデータメモリ28aの4つの記憶チ
ヤンネルにそれぞれ記憶される。 UK音インターフエース22は、ワーキングエ
リア18からの上鍵盤に関する鍵情報及びスイツ
チ情報に基づいて上鍵盤用トーンジエネレータ
(UKTG)36にキーデータUKD及び音色デー
タUCを供給するもので、トーンジエネレータ3
6はキーデータUKD及び音色データUCに応じて
UK音信号を形成し、出力アンプ38を介してス
ピーカ40に供給するようになつている。 LK音インターフエース24は、ワーキングエ
リア18からの下鍵盤に関する鍵情報及びスイツ
チ情報に基づいて下鍵盤用トーンジエネレータ
(LKTG)42にキーデータLKD及び音色データ
LCを供給するもので、トーンジエネレータ42
はキーデータLKD及び音色データLCに応じて
LK音信号を形成し、出力アンプ38を介してス
ピーカ40に供給するようになつている。 アンサンブルインターフエース28は、キーデ
ータメモリ28aから4チヤンネル(4音)分の
アンサンブルキーデータを順次に読出してアンサ
ンブルトーンジエネレータ(ANSTG)44のア
ンサンブル音形成回路44aに供給すると共に、
音色データ28bから4チヤンネル分のアンサン
ブル音色データをメモリ28aからのデータ読出
しとチヤンネル毎に同期して順次に読出してトー
ンジエネレータ44の音色制御データメモリ44
bに供給するようになつている。 音色制御データメモリ44bは、前掲の表に示
した各音色名に対応する音色を決定するためのデ
ータが音色制御データとして記憶されているもの
で、アンサンブル音形成回路44aの楽音形成が
フイルタ方式の場合にはフイルタ選択データ又は
周波数特性(カツトオフ周波数fcや選択度Q)制
御データが記憶され、回路44aの楽音形成が演
算方式の場合には演算定数データが記憶され、回
路44aの楽音形成が波形メモリ方式の場合には
アドレスデータが記憶されている。 アンサンブル音形成回路44aはアンサンブル
キーデータAKDとメモリ44bからの音色制御
データとに基づいて4音分のアンサンブル音信号
を形成し、出力アンプ38を介してスピーカ40
に供給するようになつている。 従つて、スピーカ40からは、上鍵盤32での
押鍵に対応したUK音(通常、メロデイ音)が発
音されると共に、下鍵盤34での押鍵に対応した
LK音(通常、和音)が発音され、さらにアンサ
ンブルモードスイツチANSを押した場合には4
音のアンサンブル音が選択された音色組合せにし
たがつて発音されることになる。 第2図は、ワーキングエリア18内のレジスタ
配置を示すもので、ここでは簡単のため、アンサ
ンブル音形成動作に関するもののみ取り上げ、他
は各種レジスタとして説明を省略する。 UKKD1〜UKKD61は、上鍵盤32のC2〜C7
の61鍵にそれぞれ対応したキーデータレジスタで
あり、各レジスタのデータフオーマツトは
UKKD1について代表的に示すように1バイト
(8ビツト)のうち、最上位ビツト(MSB)が鍵
状態KS(キーオンならば“1”、キーオフならば
“0”)を示し、残余のビツトは不使用となつてい
る。ここで、UKKD1〜UKKD61を含むレジスタ
群について基準アドレスをUADとすると、
UKKD1、UKKD2……の各アドレスはUAD+
1、UAD+2……のように表わされる。 また、LKKD1〜LKKD61は、下鍵盤34のC2
〜C7の61鍵にそれぞれ対応したキーデータレジ
スタであり、各レジスタのデータフオーマツトは
LKKD1について代表的に示すように1バイト
(8ビツト)のうち、最上位ビツト(MSB)が鍵
状態KS(キーオンならば“1”、キーオフならば
“0”)を示し、最下位ビツト(LSB)が音名関
連フラグNFとなり、残余のビツトが不使用とな
つている。ここで、LKKD1〜LKKD61を含むレ
ジスタ群について基準アドレスをLADとすると、
LKKD1、LKKD2……の各アドレスはLAD+1、
LAD+2……のように表わされる。音名関連フ
ラグNFは下鍵盤34で押された鍵に音名で関連
する場合(具体的には同一音名の場合)に“1”
となるもので、例えばC2、E2、G2鍵が押された
場合には、これと音名C、E、Gを同じくするす
べての鍵C2、E2、G2;C3、E3、G3;C4、E4、G4
……に対応する音名関連フラグNFが“1”とな
る。 ところで、MODEはアンサンブルモードフラ
グであつて、アンサンブルモードスイツチANS
がオンならば16進で「01」が、同スイツチANS
がオフならば16進で「00」がそれぞれ書込まれる
ものである。また、ADDはアンサンブル音色選
択スイツチATSの1つをオンすることによつて
特定のアンサンブル名を指定したとき、指定のア
ンサンブル名に関連した音色データの先頭アドレ
スが書込まれるアドレスレジスタであり、CH−
0〜CH−3は指定のアンサンブル名に関連した
4つの音色データを格納するための音色テーダレ
ジスタである。 BF−0は上鍵盤32で1鍵が押された場合に
はその鍵のキーナンバを、複数鍵が同時に押され
た場合にはそのうちの最低音鍵のキーナンバを書
込むためのバツフアレジスタである。また、BF
−1〜BF−3はそれぞれ第1〜第3付加音のキ
ーナンバデータを書込むためのバツフアレジスタ
である。 UKAKOは上鍵盤32でいずれかの鍵が押さ
れたことを示すUKエニーキーオンフラグであ
り、LKAKOは下鍵盤34でいずれかの鍵が押さ
れたことを示すLKエニーキーオンフラグである。 なお、キーナンバは上鍵盤32及び下鍵盤34
のいずれについてもC2鍵を1としてこれ以降純
に2、3、4……を割当て、C7鍵を61としてあ
る。 次に、第3図を参照して、メインルーチンの処
理の流れを説明する。 まず、電源スイツチ(図示せず)をオンする
と、処理がスタートし、上下鍵盤UK、LKの走
査及びパネル14の各種スイツチSWの走査が行
なわれ、ワーキングエリア18のレジスタに鍵情
報及びスイツチ情報が取込まれる。そして、鍵状
態及びスイツチ状態に変化があるか判定され、変
化がなければ(ノーNならば)走査及び情報取込
みが繰りかえされる。 ここで、鍵状態又はスイツチ状態に変化があつ
た(判定結果がイエスYとなつた)ものとする
と、イベント種類SW、UK、LKに応じて分岐し
た処理に移る。 例えばスイツチ状態に変化があつた場合には、
UK、LK音色スイツチUTS、LTSの変化か判定
され、イエスYならばUK、LK音色スイツチ情
報をインターフエース22,24を介してそれぞ
れのトーンジエネレータ36,42に出力する。 また、アンサンブルモードスイツチANSの変
化であつた場合には、バツフアレジスタBF−0
〜BF−3に16進で「00」を書込み、同レジスタ
をクリアした後、BF−0〜BF−3の内容をアン
サンブルインターフエース28を介してトーンジ
エネレータ44に出力する。この結果、トーンジ
エネレータ44のアンサンブルキーデータはクリ
アされることになり、アンサンブル音が非発音の
状態であつたならばその非発音状態が継続される
し、アンサンブル音が発音中であつたならば発音
を停止される。 さらに、アンサンブル音色選択スイツチATS
の変化であつた場合には、中央処理装置10に含
まれているYレジスタにアドレスレジスタADD
から指定のアンサンブル名に関する音色データの
先頭アドレスを移してから、Yレジスタを参照し
てアンサンブル音色テーブル26から指定のアン
サンブル名に関する4音分の音色テーダを読出し
てレジスタCH−0〜CH−3に書込む。そして、
レジスタCH−0〜CH−3の音色データをイン
ターフエース28に出力し、音色データメモリ2
8bに書込む。 なお、フアンクシヨンスイツチFNSの変化で
あつた場合には各種プログラム処理並びにデータ
転送が行なわれるが、これについては本件に直接
関係ないので説明を省略する。上記したいずれか
のスイツチ状態変化に伴う処理の後は、前述の走
査及び情報取込み処理に戻る。 一方、上鍵盤UKに変化があつた場合には、変
化のあつた鍵の鍵情報(オン又はオフデータとキ
ーナンバデータ)をUK音インターフエース22
に出力する。この後、レジスタUKKD1〜61の最
上位ビツトをチエツクすることによりUKエニー
キーオンか判定し、イエスYならばフラグ
UKAKOに16進で「01」を書込んで、これをセ
ツト状態にし、ノーNならばフラグUKAKOに
16進で「00」で書込んで、これをリセツト状態に
する。そして、フラグUKAKOをセツト状態に
した場合には、次にレジスタUKKD1〜61のうち
最上位ビツト−“1”のものをチエツクしてキー
ナンバ最小の最低音をサーチし、この最低音のキ
ーナンバをレジスタBF−0にセツトする。この
後、レジスタMODEが16進で「00」でないかチ
エツクしてアンサンブルモードが判定し、アンサ
ンブルモードでなければ前述の走査及び情報取込
み処理に戻る。 他方、下鍵盤LKに変化があつた場合には、変
化のあつた鍵の鍵情報(オン又はオフデータとキ
ーナンバデータ)をLK音インターフエース24
に出力する。この後、レジスタLKKD1〜61の最
上位ビツトをチエツクすることによりLKエニー
キーオンか判定し、イエスYならびフラグ
FKAKOに16進で「01」を書込んで、これをセツ
ト状態にし、ノーNならばフラグLKAKOに16進
で「00」を書込んで、これをリセツト状態にす
る。そして、フラグLKAKOをセツト状態にした
場合には、次にLKKD1〜61のうち最上位ビツト
=“1”のもの及びこれと音名同一のものについ
て音名関連フラグNFを“1”にする。この後、
前述のUK分岐の場合と同様にアンサンブルモー
ドが判定し、アンサンブルモードでなければ前述
の走査及び情報取込み処理に戻る。 ところで、前述のアンサンブルモードかの判定
においてアンサンブルモードである(レジスタ
MODEは16進で「00」でない)と判定された場
合には、アンサンブル音形成のために第4図のサ
ブルーチンに移り、3音の付加音キーデータを形
成可能ならばこれを形成してバツフアレジスタ
BF−1〜BF−3に書込む。そして、レジスタ
BF−0〜BF−3のアンサンブル第1〜第4音の
キーデータをアンサンブルインターフエース28
に順次に出力してから、前述の走査及び情報取込
み処理に戻る。 次に、第4図を参照して、付加音形成のための
サブルーチンを処理の流れを説明する。 まず、バツフアレジスタBF−1〜BF−3に16
進で「00」を書込み、同レジスタをクリアする。
そして、フラグLKAKOが16進で「00」が調べる
ことによりLKの全鍵がオフか判定し、イエスY
ならば付加音形成不能なので処理を終る。また、
LK全鍵オフでない場合には、フラグUKAKOが
16進で「00」が調べてUKの全鍵がオフか判定
し、イエスYならば付加音形成不能なので処理を
終る。このようにLK全鍵オフ又はUK全鍵オフ
のために付加音形成不能な場合にはバツフアレジ
スタBF−1〜BF−3がクリアされたままなので
第1〜第3付加音は発生されない。 ここで、LK及びUKのいずれも全鍵オフでな
いとすると、中央処理装置10に含まれるAレジ
スタにキーナンバレジスタBF−0からUK最低
音のキーナンバデータを書込む。そして、Aレジ
スタの値から3を引く。これは、第1付加音を
UK最低音より3鍵分以上低くするためである。 次に、減算後のAレジスタの内容が負又は0で
あるか調べてUK鍵域外か判定する。この判定の
結果、UK鍵域外であれば付加音形成不能なので
前述したと同様に第1〜第3付加音は発生されな
い。 次に、Aレジスタの内容をYレジスタに移した
後、第2図に示すレジスタLKKD1〜LKKD61の
うち、基準アドレスLADにYレジスタの値を加
算したものに相当するアドレスのレジスタからA
レジスタにLKキーデータを取込む。 次に、Aレジスタの最下位ビツトを調べて音名
関連フラグNFが“1”か判定する。この結果、
ノーNならばYレジスタの値から1を引き、アド
レスを1鍵分低音側に変更する。そして、Yレジ
スタの内容が負又は0であるか調べて鍵域外か判
定し、ノーNならば前述したようなLKキーデー
タ取込み処理に戻り、音名関連フラグNF=“1”
が発見されるまで同様の動作を繰りかえす。な
お、Yレジスタの値から1を引いた後の鍵域外か
の判定でイエスYとなつたならば、前述したと同
様に付加音形成不能として処理を終る。 一方、音名関連フラグNFが“1”かの判定で
イエスYになるものとすると、Yレジスタからバ
ツフアレジスタBF−1にキーナンバデータを書
込む。このときにBF−1に書込まれるキーナン
バデータが1番目の付加音キーデータとなるもの
である。 次に、Yレジスタの内容をAレジスタに移した
後、Aレジスタの値から3を引く。これは第2付
加音を第1付加音より3鍵分以上低くするためで
ある。この後、前述したと同様に鍵域外か判定
し、ノーNならばAレジスタの内容をYレジスタ
に移す。そして、前述したと同様にして、Aレジ
スタにLKキーデータを取込み、音名関連フラグ
NFが“1”か判定し、その結果がノーNならば
Yレジスタの値から1を引き、さらに鍵域外か判
定してノーNならばLKキーデータを取込み処理
に戻り、NF=“1”が発見されるまで同様の動
作を繰りかえす。 一方、音名関連フラグNFが“1”かの判定で
イエスYになるものとすると、Yレジスタからバ
ツフアレジスタBF−2にキーナンバデータを書
込む。このときにBF−2に書込まれるキーナン
バデータが2音目の付加音キーデータとなるもの
である。 次に、Yレジスタの内容をAレジスタに移す。
そして、Aレジスタの値から3を引く。これは、
第3付加音を第2付加音より3鍵分以上低くする
ためである。この後、前述したと同様に鍵域外か
判定し、ノーNならばAレジスタの内容をYレジ
スタに移す。そして、前述したと同様にして、A
レジスタにLKキーデータを取込み、音名関連フ
ラグNFが“1”か判定し、その結果がノーNな
らばYレジスタの値から1を引き、さらに鍵域外
か判定してノーNならばLKキーデータ取込み処
理に戻り、NF=“1”が発見されるまで同様の
動作を繰りかえす。 一方、音名関連フラグNFが“1”かの判定で
イエスYになるものとすると、前述したと同様に
YレジスタからバツフアレジスタBF−3にキー
ナンバデータを書込む。このときにBF−3に書
込まれるキーナンバデータが3音目の付加音キー
データとなるものである。 上記のようにしてバツフアレジスタBF−0〜
BF−3に書込まれたアンサンブルキーデータは
第3図のアンサンブル第1〜第4音出力処理によ
つてアンサンブルインターフエース28に供給さ
れるので、トーンジエネレータ44は第1〜第4
のアンサンブル音信号を発生する。この場合、一
例としてUKでC6鍵を押し、LKでC−E−Gの
和音(どのオクターブのものでもよい)を押し、
アンサンブル音色選択スイツチATSでブラスア
ンサンブルを選択したものとすると、UK最低音
としてのC6音と、第1付加音としてのC5音と、
第2付加音としてのE5音とがいずれもトランペ
ツトの音色で発音されると共に第3付加音として
のC5音がトロンボーンの音色で発音され、この
結果として美しいブラスアンサンブルが奏出され
る。この場合、スイツチATSにより他のリード
アンサンブル等に適宜変更できること勿論であ
る。 なお、上記実施例では、メロデイ音と第1付加
音、第1付加音と第2付加音、第2付加音と第3
付加音の各々の間における音間隔を3半音とした
が、これは5半音あるいは7半音等にしてもよ
い。また、各々の音間隔を互いに異ならせてもよ
い。さらに、鍵盤は2段式のものに限らず、1段
鍵盤をメロデイ鍵域と伴奏鍵域とに分けたもので
もよい。 以上のように、この発明によれば、メロデイ音
及び付加音を含むメロデイ系の楽音についてはア
ンサンブル音色選択のみの簡単な操作で演奏曲に
適した音色組合せを指定できると共に伴奏音につ
いてはアンサンブル音色選択とは独立に演奏曲に
適した音色を指定できるので、初心者等であつて
も、演奏曲にマツチした音色でのアンサンブル演
奏を手軽に楽しめ、しかも多彩な音色表現が可能
となる効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による電子楽器
のブロツク図、第2図は、ワーキングエリア内の
レジスタ配置を示す図、第3図は、メインルーチ
ンのフローチヤート、第4図は、付加音形成のた
めのサブルーチンのフローチヤートである。 10……中央処理装置、28……アンサンブル
インターフエース、32……上鍵盤、34……下
鍵盤、44……アンサンブルトーンジエネレー
タ、ANS……アンサンブルモードスイツチ、
ATS……アンサンブル音色選択スイツチ、CH−
0〜CH−3……音色データレジスタ、BF−0〜
BF−3……アンサンブルキーデータ用バツフア
レジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) メロデイ鍵域及び伴奏鍵域を有する鍵盤
    手段と、 (b) 前記メロデイ鍵域で演奏された鍵のうちの特
    定鍵と前記伴奏鍵域で演奏された伴奏鍵との関
    連において該特定鍵に対応するメロデイ音に付
    加して発音すべき付加音を指定する付加音デー
    タを発生するデータ発生手段と、 (c) 前記特定鍵に対応してメロデイ音信号を発生
    すると共に前記データ発生手段からの付加音デ
    ータの指定する付加音信号を発生し、しかも前
    記伴奏鍵に対応して伴奏音信号を発生する楽音
    発生手段と、 (d) 複数種類のアンサンブル音色のうち任意のも
    のを選択するためのアンサンブル音色選択手段
    と、 (e) 前記アンサンブル音色のそれぞれに対応して
    メロデイ音色指定データと付加音音色指定デー
    タとを記憶する記憶手段と、 (f) 前記記憶手段から、前記アンサンブル音色選
    択手段により選択されたアンサンブル音色に対
    応したメロデイ音色指定データと付加音音色指
    定データとを読み出す読出し手段と、 (g) 前記読出し手段から読み出されたメロデイ音
    色指定データ及び付加音音色指定データに基づ
    いて前記メロデイ音信号の音色及び前記付加音
    信号の音色をそれぞれ設定する第1の音色設定
    手段と、 (h) 複数種類の伴奏音色のうち任意のものを前記
    アンサンブル音色の選択とは独立に選択するた
    めの伴奏音色選択手段と、 (i) この伴奏音色選択手段で選択された伴奏音色
    に対応して前記伴奏音信号の音色を設定する第
    2の音色設定手段と をそなえた電子楽器。
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