JPH0571904B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0571904B2 JPH0571904B2 JP60225806A JP22580685A JPH0571904B2 JP H0571904 B2 JPH0571904 B2 JP H0571904B2 JP 60225806 A JP60225806 A JP 60225806A JP 22580685 A JP22580685 A JP 22580685A JP H0571904 B2 JPH0571904 B2 JP H0571904B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- syringe
- sample
- needle
- cleaner
- gas chromatograph
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 13
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 13
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 10
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 6
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 4
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、ガスクロマトグラフへの液体試料自
動注入機構に関し、全自動液体成分分析装置の提
供を可能にするものである。
動注入機構に関し、全自動液体成分分析装置の提
供を可能にするものである。
(ロ) 従来の技術及解決すべき問題点
従来の液体試料のガスクロマトグラフへの自動
注入機構は、 (i) シリンジを用いる自動注入機構 採取した試料をサンプルビンに入れ、それを
ターンテーブル上に配置し、単一試料の繰り返
し、あるいは複数の試料の連続通入を行なつて
いる。しかし、この方法では試料の採取、ター
ンテーブルへの配置等の操作が自動化されてお
らず煩わしさを伴う。また、ターンテーブルを
用いるので、試料数に制限がある。プリントか
らの生成物を試料とした場合、これの任意のあ
るいは連続した時間での試料の採取が困難であ
るため、プラントの工程管理に用いるには不向
きである等の欠点がある。更に試料採取に関し
て従来のシリンジ方式では、液体試料を採取す
るのにシリンジのプランジヤーを上下して採取
していたが、これではシリンジ内のエアーが完
全に抜けないという欠点がある。
注入機構は、 (i) シリンジを用いる自動注入機構 採取した試料をサンプルビンに入れ、それを
ターンテーブル上に配置し、単一試料の繰り返
し、あるいは複数の試料の連続通入を行なつて
いる。しかし、この方法では試料の採取、ター
ンテーブルへの配置等の操作が自動化されてお
らず煩わしさを伴う。また、ターンテーブルを
用いるので、試料数に制限がある。プリントか
らの生成物を試料とした場合、これの任意のあ
るいは連続した時間での試料の採取が困難であ
るため、プラントの工程管理に用いるには不向
きである等の欠点がある。更に試料採取に関し
て従来のシリンジ方式では、液体試料を採取す
るのにシリンジのプランジヤーを上下して採取
していたが、これではシリンジ内のエアーが完
全に抜けないという欠点がある。
(ii) サンプリングシリンダーを用いる自動注入機
構 (i)の欠点を補うべく開発された方法で、第5
図乃至第6図に示す通りサンプリングシリンダ
ーを用いて、これをサンプルライン19に接続
し、外部からの信号により起動させる。この方
法では、任意のあるいは連続した時間での試料
の採取が可能である。しかし、以下に示す構造
上の問題による欠点がある。シリンダー15と
ステム16をシールしているパツキン17の部
分に試料の残留18があり、ガスクロマトグラ
フ注入口20に注入した場合試料が一時に気化
せず、残留試料が遅れて流出するための分析精
度に悪影響を及ぼす。また、繰り返し試料採取
を行なうと、残留試料とのコンタミネーシヨン
が問題となる。また、この方法ではサンプリン
グシリンダーを恒温槽内に入れるため、使用す
るパツキングの材質上の問題により、使用温度
の上限が250℃と低いため、高沸点成分の分析
には使用できないという欠点もある。
構 (i)の欠点を補うべく開発された方法で、第5
図乃至第6図に示す通りサンプリングシリンダ
ーを用いて、これをサンプルライン19に接続
し、外部からの信号により起動させる。この方
法では、任意のあるいは連続した時間での試料
の採取が可能である。しかし、以下に示す構造
上の問題による欠点がある。シリンダー15と
ステム16をシールしているパツキン17の部
分に試料の残留18があり、ガスクロマトグラ
フ注入口20に注入した場合試料が一時に気化
せず、残留試料が遅れて流出するための分析精
度に悪影響を及ぼす。また、繰り返し試料採取
を行なうと、残留試料とのコンタミネーシヨン
が問題となる。また、この方法ではサンプリン
グシリンダーを恒温槽内に入れるため、使用す
るパツキングの材質上の問題により、使用温度
の上限が250℃と低いため、高沸点成分の分析
には使用できないという欠点もある。
(ハ) 問題点を解決するための手段
そこで、上記(i)(ii)に記した従来の液体試料のガ
スクロマトグラフへの自動注入機構の欠点を補う
べく本発明に於ては、シリンジおよびニードル内
に液体試料を流すためのシリンジ内でのエアーの
残留はまつたくなく液体試料のコンタミネーシヨ
ンも極めて少なくしたもので、シリンジに連通し
た試料流路にストツプバルブを設けると共にシリ
ンジ端に設けたニードルの先端対応位置にクリー
ナーを設置し、該クリーナーはパージガス注入口
と排出孔を設け、更にシリンジ端に設けたニード
ルの先端を挿通自在としたパツキングを設け、ニ
ードルの先端を留置、挿通自在とする一方、該ク
リーナーに対向してガスクロマトグラフ注入口を
設置させたことを特徴とする。
スクロマトグラフへの自動注入機構の欠点を補う
べく本発明に於ては、シリンジおよびニードル内
に液体試料を流すためのシリンジ内でのエアーの
残留はまつたくなく液体試料のコンタミネーシヨ
ンも極めて少なくしたもので、シリンジに連通し
た試料流路にストツプバルブを設けると共にシリ
ンジ端に設けたニードルの先端対応位置にクリー
ナーを設置し、該クリーナーはパージガス注入口
と排出孔を設け、更にシリンジ端に設けたニード
ルの先端を挿通自在としたパツキングを設け、ニ
ードルの先端を留置、挿通自在とする一方、該ク
リーナーに対向してガスクロマトグラフ注入口を
設置させたことを特徴とする。
(ニ) 実施例
1は試料供給部でポンプ2を介してシリンジ3
のシリンジバルブ4に連通してある。5はストツ
プバルブでシリンジバルブ4の中途に出入自在に
装置してある。ストツプバルブ5はシリンダー6
内にてエアー駆動される。7はガスクロマトグラ
フ注入口でパツキング8にて封入してあり、該ガ
スクロマトグラフ注入口7前端にはニードル9の
クリーナー部10が設けられてある。該クリーナ
ー部10はパージガスの注入口11と排出口12
を設け且つ上下をニードル9の刺通し可能なパツ
キング13にて封入してある。ニードル9は上端
はシリンジ3に挿通し、下端はクリーナー部10
のパツキング13下方に位置させる如くシリンジ
ピストン14にて支承させてある。
のシリンジバルブ4に連通してある。5はストツ
プバルブでシリンジバルブ4の中途に出入自在に
装置してある。ストツプバルブ5はシリンダー6
内にてエアー駆動される。7はガスクロマトグラ
フ注入口でパツキング8にて封入してあり、該ガ
スクロマトグラフ注入口7前端にはニードル9の
クリーナー部10が設けられてある。該クリーナ
ー部10はパージガスの注入口11と排出口12
を設け且つ上下をニードル9の刺通し可能なパツ
キング13にて封入してある。ニードル9は上端
はシリンジ3に挿通し、下端はクリーナー部10
のパツキング13下方に位置させる如くシリンジ
ピストン14にて支承させてある。
継いでその作動について述べると、本装置をサ
ンプルラインに接続しポンプ2により試料を吸入
し、シリンジ3のシリンジバルブ4を経由してニ
ードル9に挿入している。該ニードル9先端はク
リーナー部10内に位置し、クリーナー部10は
N2等のパージガスにてパージされ、排出口12
より排出されている。このためニードル9先端は
常にパージされており、且つニードル9から送出
される試料も共に排出口12により排出されてい
る。任意時間の設定によりストツプバルブ5を空
気圧駆動により下降させ、シリンジバルブ4への
試料の供給をストツプさせる。同時にシリンジ3
及びニードル9をシリンジピストン14により下
降させ、ニードル9をクリーナー部10を貫通し
てガスクロマトグラフ注入口7に挿通させる。次
いでシリンジ3を更に下降させると、ニードル9
は支承部たるシリンジピストン14によりそれ以
上の下降を阻止され、シリンジ3のみが下降す
る。このためシリンジバルブ4内の試料がニード
ル9を通つてガスクロマトグラフ注入口7に注入
される。該ガスクロマトグラフ注入口7の先端に
は毛細管カラムが接続された検出器へと試料を導
入させる。
ンプルラインに接続しポンプ2により試料を吸入
し、シリンジ3のシリンジバルブ4を経由してニ
ードル9に挿入している。該ニードル9先端はク
リーナー部10内に位置し、クリーナー部10は
N2等のパージガスにてパージされ、排出口12
より排出されている。このためニードル9先端は
常にパージされており、且つニードル9から送出
される試料も共に排出口12により排出されてい
る。任意時間の設定によりストツプバルブ5を空
気圧駆動により下降させ、シリンジバルブ4への
試料の供給をストツプさせる。同時にシリンジ3
及びニードル9をシリンジピストン14により下
降させ、ニードル9をクリーナー部10を貫通し
てガスクロマトグラフ注入口7に挿通させる。次
いでシリンジ3を更に下降させると、ニードル9
は支承部たるシリンジピストン14によりそれ以
上の下降を阻止され、シリンジ3のみが下降す
る。このためシリンジバルブ4内の試料がニード
ル9を通つてガスクロマトグラフ注入口7に注入
される。該ガスクロマトグラフ注入口7の先端に
は毛細管カラムが接続された検出器へと試料を導
入させる。
(ホ) 発明の効果
上記の如き本発明によれば、シリンジに連通し
た試料流路にストツプバルブを設けると共にシリ
ンジ端に設けたニードルの先端対応位置にクリー
ナーを設置し、該クリーナーはバージガス注入口
と排出孔を設け、更にシリンジ端に設けたニード
ルの先端を挿通自在としたパツキングを設け、ニ
ードルの先端を留置、挿通自在とする一方、該ク
リーナーに対応してクロマトグラフ注入口を設置
させたことを特徴とするので、これをサンプルラ
インに接続し、試料はポンプによる加圧で送液す
るため試料の採取は極めて簡単で任意の或は連続
した時間の試料注入が可能である。又シリンジを
用いることにより試料のコンタミネーシヨンを減
少させることができる他、これにより試料採取か
らガスクロマトグラフへの試料の注入が完全に自
動化可能となり、さらにコンタミネーシヨンの少
ない精度のよい繰り返し分析が可能となりプラン
トのオンラインでの工程管理の手段として極めて
有効である。
た試料流路にストツプバルブを設けると共にシリ
ンジ端に設けたニードルの先端対応位置にクリー
ナーを設置し、該クリーナーはバージガス注入口
と排出孔を設け、更にシリンジ端に設けたニード
ルの先端を挿通自在としたパツキングを設け、ニ
ードルの先端を留置、挿通自在とする一方、該ク
リーナーに対応してクロマトグラフ注入口を設置
させたことを特徴とするので、これをサンプルラ
インに接続し、試料はポンプによる加圧で送液す
るため試料の採取は極めて簡単で任意の或は連続
した時間の試料注入が可能である。又シリンジを
用いることにより試料のコンタミネーシヨンを減
少させることができる他、これにより試料採取か
らガスクロマトグラフへの試料の注入が完全に自
動化可能となり、さらにコンタミネーシヨンの少
ない精度のよい繰り返し分析が可能となりプラン
トのオンラインでの工程管理の手段として極めて
有効である。
第1図乃至第3図は本発明の概略作動説明図、
第4図は具体的実施例、第5図、第6図は従来例
作動説明図である。 1……試料供給部、2……ポンプ、3……シリ
ンジ、4……シリンジバルブ、5……ストツプバ
ルブ、6……シリンダー、7……ガスクロマトグ
ラフ、8……パツキング、9……ニードル、10
……クリーナー部、11……注入口、12……排
出口、13……パツキング、14……シリンジピ
ストン。
第4図は具体的実施例、第5図、第6図は従来例
作動説明図である。 1……試料供給部、2……ポンプ、3……シリ
ンジ、4……シリンジバルブ、5……ストツプバ
ルブ、6……シリンダー、7……ガスクロマトグ
ラフ、8……パツキング、9……ニードル、10
……クリーナー部、11……注入口、12……排
出口、13……パツキング、14……シリンジピ
ストン。
Claims (1)
- 1 シリンジに連通した試料流路にストツプバル
ブを設けると共にシリンジ端に設けたニードルの
先端対応位置にクリーナーを設置し、該クリーナ
ーはパージガス注入口と排出孔を設け、更にシリ
ンジ端に設けたニードルの先端を挿通自在とした
パツキングを設け、ニードルの先端を留置、挿通
自在とする一方、該クリーナーに対向してガスク
ロマトグラフ注入口を設置させたことを特徴とす
るガスクロマトグラフ液体試料自動注入機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22580685A JPS6283658A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | ガスクロマトグラフの液体試料自動注入機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22580685A JPS6283658A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | ガスクロマトグラフの液体試料自動注入機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283658A JPS6283658A (ja) | 1987-04-17 |
JPH0571904B2 true JPH0571904B2 (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=16835081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22580685A Granted JPS6283658A (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | ガスクロマトグラフの液体試料自動注入機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6283658A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4954149A (en) * | 1989-10-25 | 1990-09-04 | Merlin Instrument Company | Injection septum |
-
1985
- 1985-10-09 JP JP22580685A patent/JPS6283658A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6283658A (ja) | 1987-04-17 |
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