JPH01265157A - ガスオートサンプラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は例えばガスクロマトグラフ等のガス分析機器に
よりガス体サンプルを分析するに当って、複数のガス体
サンプルを順次自動的に抽出し、ガスクロマトグラフ等
のガス分析機器に供給することの可能なガスオートサン
プラーに関するものである。

［従来の技術］ 従来、例えばガスクロマトグラフ等のガス分析機器によ
りガス体サンプルを分析するに当って、複数のガス体サ
ンプルを順次自動的に抽出し、ガスクロマトグラフに供
給することの可能なガスオートサンプラーは存在しない
。

［発明が解決しようとする課題］ 従来、ガスクロマトグラフ等のガス分析機器によりガス
体サンプルを分析するに当って、ガス体サンプルの注入
はガスタイトシリンジ（注射器）によって、一定時間お
きに手作業で行う必要がある。したがって例えば作業環
境測定において有機溶剤を分析測定する場合、ガス体サ
ンプルを分析室へ持参するのは夕方になることがしばし
ばであり、ガス体サンプルの成分の捕集袋への吸着防止
を考えると、直ちに分析作業に着手する必要があり、ガ
ス体サンプルの注入作業等に残業が必要になると言う問
題点があった。

ま、た上記手作業の注入方法では注入量の精度。

リテンションタイムの再現性が不十分であり、定量、定
性共に分析精度はいまだに満足するまでに至っていない
。

本発明は以上の課題を解決し、ガス体サンプルの注入２
分析操作を自動化し、省力化するガスオートサンプラー
を提供することを目的とする。

１課題を解決するための手段］ 図面を参考にして説明する。

上記目的を達成するために、本発明に係るガスオートサ
ンプラーは、キャリアガス供給源１ａに繋がるキャリア
ガス供給ライン１に開口するポート７ａ、キャリアガス
に同伴して供給するガス体サンプルの供給先２ａに繋が
るガス体サンプル供給ライン２に開口するポート７ｂ１
複数のガス体サンプル抽出口３ａに方向切換弁３ｂを介
して繋がる複数のガス体サンプル抽出ライン３に開口す
るポート７Ｃ１ガス吸引ポンプ４ａに繋がるガス体サン
プル吸引ライン４に開口するポート７ｄ１検量管５ａを
挟んで繋がる検量ライン５の両端に開口する２個のボー
）７ｅ、７ｆの６ポートよりなり、且つ前記ガス体サン
プル抽出ライン３と前記検量ライン５と前記ガス体サン
プル吸引ライン４とが連通ずると共に前記キャリアガス
供給ラインｌと前記ガス体サンプル供給ライン２とが連
通する位置及び前記キャリアガス供給ライン１と前記検
量ライン５と前記ガス体サンプル供給ライン２とが連通
ずる位置の２位置を取ることの可轡な６ポート２位置方
向切換弁７を備えたものである。

また本発明に係るガスオートサンプラーはガス体サンプ
ルの供給先２ａであるガスクロマトグラフに備えたもの
である。

［実施例］ 本発明の実施例を第１図を参照して説明する。

ｌはキャリアガス供給ライン、ｌａはキャリアガス（Ｎ
２ガス）を充填したガスボンベのキャリアガス供給源、
ｌｂ、ｌｃは圧力調整器、１ｄはストップパルプ、１ｅ
はニードルバルブである。。

２はガス体サンプル供給ライン、２ａはそのガス体サン
プルの供給先２ａであるガスクロマトグラフ、２ｂは分
離カラム、２ｃは検出器、３はガス体サンプル抽出ライ
ン、３ａ、３ａはそれぞれ２４個の捕集袋をセット可能
な複数のガス体サンプル抽出口、３ｂ、３ｂは方向切換
弁、３Ｃは標準ガス注入口、３ｄ１３８は三方コック、
４はガス体サンプル吸引ライン、４ａはガス吸引ポンプ
、４ｂは電磁弁、５はガス体サンプルの検量管ライン、
５ａは検量管、７は６ポート２位置方向切換弁、７ａは
キャリアガス供給ラインｌａに開口するポート、７ｂは
ガス体サンプル供給ライン２に開口するポート、７ｃは
複数のガス体サンプル抽出ライン３に開口するポート、
７ｄはガス体サンプル吸引ライン４に開口するポート、
７ｅ、７ｆ号よ検量ライン５の両端に開口するポート、
８は検出値を自動的に記録するレコーダーである。

なお本ガスオートサンプラーにはこの他ガス体サンプル
を検量管５ａに抽出する時間・ガス体サンプルの供給先
２ａのガスクロマトグラフにガス体サンプルを供給する
時間等を入力し、記憶させ、各弁・機器に必要な作動を
行わせるための自動制御機構（図示せず）を組み込んで
ある。

［作用］ 上記のように構成されたガスオートサンプラーは、図示
されさない自動制御機構によって次のように作動する。

予めキャリアガス供給源１ａであるキャリアガス（Ｎ２
ガス）を充填したガスボンベをキャリアガス供給ライン
１に繋ぎ、圧力調整器１ｂ、ｌｃ、ストップバルブｌｄ
及びニードルバルブ１ｅによりキャリアガス流量を調節
しておいたうえ、ガス体サンプルを詰めたガス体サンプ
ル捕集袋を複数のガス体サンプル抽出口３ａにセットす
る。次いで第２図に示すように順次ガス体サンプル数・
ガス体サンプル抽出時間・分析時間を設定した後、本ガ
スオートサンプラーを備えたガスクロマトグラフを自動
作動させる。

６ポート２位置方向切換弁７が、先ず前記ガス体サンプ
ル抽出ライン３と前記検量５と前記ガス体サンプル吸引
ライン４とが連通ずると共に前記キャリアガス供給ライ
ンｌと前記ガスクロマトグラフ等のガス体サンプルの供
給先２ａに繋がるガス体サンプルの供給ライン２とが連
通ずる位置に設定されると、キャリアガス供給源１ａか
らガス体サンプル供給ライン２を通り、ガス体サンプル
の供給先２ａのガスクロマトグラフの分離カラム２ｂ、
検出Ｗ２ｃに送られると共に、複数のガス体サンプル抽
出口３ａのそれぞれにセットされたガス体サンプル捕集
袋のうち方向切換弁３ｂ、３ｂ、三方コック３ｄ、３ｅ
によってガス体サンプル抽出ライン３に連通ずるよう設
定されたガス体サンプル捕集袋内のガス体サンプルがガ
ス吸引ポンプ４ａに吸引され、検量管ライン５及び検量
管５ａに導入され、充たされる。

次に前記６ボ一ト位置方向切換弁７が前記キャリアガス
供給ラインｌと前記検量ライン５とガス体サンプル供給
ライン２とが連通ずる位置に切換えられると、キャリア
ガス供給源１ａからキャリアガスが検量管５ａに供給さ
れ、既に導入したガス体サンプルをガス体サンプル供給
先２ａのガスクロマトグラフ２ａに同伴すると共に、方
向切換弁３ｂが切り換えられ、ガス体サンプルの別な一
個の捕集袋からの別なガス体サンプルがガス体サンプル
抽出ライン３に導入され、検量管５ａに導入されるよう
準備される。ガスクロマトグラフにキャリアガスと共に
送られたガス体サンプルは分離カラム２ｂにより各成分
に吸着分離された後、検出器２Ｃにより検出され、レコ
ーダー８に記録され、ガス体サンプルの組成が判明する
。

このような操作の繰り返しによって、複数のガス体サン
プル抽出口３ａにセットされた複数のガス体サンプルが
順次ガス体サンプルの供給先２ａのガスクロマトグラフ
に供給され、自動分析される。

−なお必要に応じて標準ガス注入口３Ｃより標準ガスを
注入し検出器２Ｃの補正等を行うようにしである。

［発明の効果コ 本発明は、以上説明したように構成しであるので、以下
に示す効果を奏する。

従来ガスタイトシリンジによって一定時間をおいて抽出
しなければならなかったのに対して、ガス体サンプル捕
集袋を予め複数のガス体サンプル抽出口３ａ、３ａにセ
ットしておけば、あとは順次自動的に検量管ＦＬａに抽
出され、ガス体サンプルの供給先２ａのガスクロマトグ
ラフに供給され分析・記録される。そのため夜間でも時
間に制約されることなく、ガス体サンプルの抽出作業・
供給作業を含むガスクロマトグラフによる分析作業が無
人で行われ、残業も不要になり、著しく省力化され、分
析機器の稼働率が向上する。

ガスクロマトグラフへの注入量の精度が向上し、分析の
定量分析精度が向上する。同様に分離カラム２における
リテンションタイムの再現性が向上し、定性分析の精度
も向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のガスオートサンプラー、第２
図はそれをガスクロマトグラフに備えた場合のタイムチ
ャートである。 １　　　　　　　　　キャリアガス供給ラインｌａ　　
　　　　　　　キャリアガス供給源ｌｂ　　　　　　　
　圧力調整器 １ｄ　　　　　　　　ストップバルブ １ｅ　　　　　　　　ニードルバルブ ２　　　　　　　　　ガス体サンプル供給ライン２ａ　
　　　　　　　ガス体サンプルの供給先２ｂ　　　　　
　　　分離カラム ２０　　　　　　　　検出器 ３　　　　　　　　　ガス体サンプル抽出ライン３ａ　
　　　　　　　ガス体サンプル抽出口３ｂ　　　　　　
　　方向切換弁 ３ｃ　　　　　　　　標準ガス注入口 ３ｄ、３ｅ　　　　　　三方コック ４　　　　　　　　　ガス吸引ライン ４ａ　　　　　　　　ガス吸引ポンプ ５　　　　　　　　　　検量ライン ５ａ　　　　　　　　検量管 ７　　　　　　　　６ボ一ト２位置方向切換弁７ａ、　
７ｂ、　７ｃ、　７ｄ、　７ｅ＋　７ｆ　　ポート８　
　　　　　　　　　レコーダー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、キャリアガス供給源（１ａ）に繋がるキャリアガス
   供給ライン（１）に開口するポート（７ａ）、キャリア
   ガスに同伴して供給するガス体サンプルの供給先（２ａ
   ）に繋がるガス体サンプル供給ライン（２）に開口する
   ポート（７ｂ）、複数のガス体サンプル抽出口（３ａ）
   に方向切換弁（３ｂ）を介して繋がる複数のガス体サン
   プル抽出ライン（３）に開口するポート（７ｃ）、ガス
   吸引ポンプ（４ａ）に繋がるガス体サンプル吸引ライン
   （４）に開口するポート（７ｄ）、検量管（５ａ）を挟
   んで繋がる検量ライン（５）の両端に開口する２個のポ
   ート（７ｅ、７ｆ）の６ポートよりなり、 且つ前記ガス体サンプル抽出ライン（３）と前記検量ラ
   イン（５）と前記ガス体サンプル吸引ライン（４）とが
   連通すると共に前記キャリアガス供給ライン（１）と前
   記ガス体サンプル供給ライン（２）とが連通する位置及
   び前記キャリアガス供給ライン（１）と前記検量ライン
   （５）と前記ガス体サンプル供給ライン（２）とが連通
   する位置の２位置を取ることの可能な６ポート２位置方
   向切換弁（７）を備えたガスオートサンプラー。 ２、ガス体サンプル供給先（２）がガスクロマトグラフ
   である請求項１記載のガスオートサンプラー。