JPH0571844U - 画像形成装置のガス除去装置 - Google Patents

画像形成装置のガス除去装置

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JPH0571844U
JPH0571844U JP1095391U JP1095391U JPH0571844U JP H0571844 U JPH0571844 U JP H0571844U JP 1095391 U JP1095391 U JP 1095391U JP 1095391 U JP1095391 U JP 1095391U JP H0571844 U JPH0571844 U JP H0571844U
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JP
Japan
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gas
mist
image forming
mesh
forming apparatus
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Pending
Application number
JP1095391U
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Inventor
藤沢和利
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光転写型の熱現像材料を用いた時の画像形
成工程に発生するガスおよびミストを効率的に除去し吸
着剤などの消耗品の使用を減少させる。 【構成】 吸気口31より回収したミストはメッシュ充
填層33を通る際にメッシュに衝突して捕らえられ、ガ
スはメッシュ表面のミスト成分に吸着させて、ガスおよ
びミストの除去を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は感光転写型の熱現像材料を用いて複写機やプリンタ等の画像を作成す る画像形成装置に発生するガスを除去するガス除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の感光転写型の材料を用いた画像形成装置のガスの除去装置としての従来 例としては例えば特開昭64−13150号を挙げることができる。この公報に よると、ガス除去はガスの発生源である画像形成のための熱現像装置あるいは加 圧装置らを包囲するチャンバーに設けたガス吸着物質からなる防臭フィルターに より行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述の従来技術は以下のような課題を有する。
【0004】 まず第一に、ガスは高温下において発生するのでガス温も高温であり、吸着は 多くの場合高温下では吸着効率が低下するため、吸着剤容量を大きくしなければ ガスの除去率が低下するという欠点を有する。
【0005】 さらに、ガス中の成分の一部は油滴状のミストとして存在するため、ミストが 吸着剤に表面に付着し吸着剤の細孔を塞ぎ吸着剤の寿命を短くするため、吸着剤 を頻繁に交換しなければならないというような欠点も有する。
【0006】 本考案はこういった状況に鑑み上記の課題を解決するもので、その目的とする ところは、ミストを充填したメッシュにより物理的に除去して、さらにその油状 成分によるガス除去を行い吸着剤の使用を減少させ、ガス除去に係るコストの低 減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案による画像形成装置のガス除去装置は、これらの問題点を解決するため に発生するガスとミストをメッシュ充填層に引き込みミストをメッシュ表面に捕 らえ分離しガスをミスト成分に吸着させ除去することを特徴とする。
【0008】
【実施例】
以下実施例に従って本考案による画像形成装置のガス除去装置について詳しく 説明する。
【0009】 図1は本考案の実施例を複写機に装着した例の正面断面図であって、まず本機 の動作について説明する。
【0010】 図の矢印A方向に移動可能に設けられた原稿台1上には原稿2が載置され、光 源であるレッドランプ3、グリーンランプ4、ブルーランプ5から出射された光 線が原稿2を照射すると共に、原稿2からの反射光はレンズ6を通り露光台7上 を移動する感光部材8に結像するように構成されており、いわゆるスキャン露光 系を形成している。
【0011】 未露光の感光部材8を収納するカートリッジ9から送り出された連続したシー ト状の感光部材8は、露光台7上で露光され潜像が形成された後、搬送ローラ1 0を経て熱現像装置20で加熱現像される。一方、給紙トレイ11に収納された カットシート状の転写部材12は給紙装置13によって送り出され、感光部材8 上に形成された画像領域と同期して感光部材8と重ね合わされてローラ加圧方式 の圧力転写装置14で加圧転写される。この後転写部材12は分離ローラ15で 感光部材8と分離され、搬送ローラ16を通して排紙トレイ14に排出されるが 、感光部材8は巻き取り軸18に巻き取られる。
【0012】 次に本考案の特徴となすところのガス除去装置について説明する。
【0013】 除去すべきミストは主として沸点が202℃のステアリルアルコールであり、 ガス成分としては他にはマイクロカプセル形成モノマー・尿素及びメラミンであ る。
【0014】 30が本考案によるガス除去装置であり、主として熱現像装置20で発生した ガスとミストは周囲空気とともに吸気口31より本装置30に入り除去される、 そして空気は排気ファン32により吐き出される。
【0015】 図2は本考案の第1の実施例を示した断面図である。発生ガスおよびミストを 含む空気はメッシュ充填層33を入れたチャンバー34の中に入る。チャンバー 34内でメッシュ充填層33は空気流路の障害となりミストはメッシュを形成す る図示しない金属繊維と衝突を起こし繊維表面に捕らえられ油膜を形成する。ミ ストとならないガス成分は繊維表面の油膜と接触して吸着除去される。空気はチ ャンバー34に設けられた排気管35から排気ファン32により装置外に排出さ れる。
【0016】 図3は本考案に係わる第2の実施例の模式図である。発生ガスおよびミストを 含む空気は、吸気口31から図示しないメッシュ充填層を入れたチャンバー34 に入りそこで渦流を形成しミストとガスの第1の分離をする。チャンバー34を 出た空気は通風管36を通り活性炭等の吸着剤を用いた補助吸着槽37に入り第 2の分離を行い排気管35を通り排気ファン32により装置外に排出される。
【0017】 本実施例においては複写機について説明したがこれに限られたわけでなく、フ ァクシミリ、電子カメラなど感光転写型の画像形成装置全般にわたって適用する ことができるのはいうまでもない。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案のガス除去装置によれば、活性炭吸着剤に到達する ガス主成分を減らすことができ、活性炭吸着剤の使用量が少なく、また吸着剤の 寿命を延びるため吸着剤の交換回数が減少して、ガス除去に係るコストを減らす という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を感光転写型画像形成装置に装
着した例を示す全体構成図。
【図2】本考案の第1の実施例の断面図。
【図3】本考案の第2の実施例の模式図。
【符号の説明】
1 原稿台 2 原稿 3 レッドランプ 4 グリーンランプ 5 ブルーランプ 6 レンズ 7 露光台 8 感光部材 9 カートリッジ 10,16 搬送ローラ 11 給紙トレイ 12 転写部材 13 給紙装置 14 圧力転写装置 15 分離ローラ 17 排紙トレイ 18 巻き取り軸 20 熱現像装置 30 ガス除去装置 31 吸気口 32 排気ファン 33 メッシュ充填層 34 チャンバー 35 排気管 36 通風管 37 補助吸着層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に少なくとも感光性物質と色材を封
    入したマイクロカプセルを支持体上に有する感光部材を
    用いた画像形成装置の画像形成工程に発生するガスとミ
    ストを、主として金属メッシュ充填層に引き込み前記ミ
    ストをメッシュ表面に捕らえ分離し前記ガスを前記メッ
    シュ表面のミスト成分に吸着させ除去することを特徴と
    する画像形成装置のガス除去装置。
JP1095391U 1991-03-04 1991-03-04 画像形成装置のガス除去装置 Pending JPH0571844U (ja)

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