JPH0571837U - ランプ用リフレクタの固定構造 - Google Patents

ランプ用リフレクタの固定構造

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JPH0571837U
JPH0571837U JP1819992U JP1819992U JPH0571837U JP H0571837 U JPH0571837 U JP H0571837U JP 1819992 U JP1819992 U JP 1819992U JP 1819992 U JP1819992 U JP 1819992U JP H0571837 U JPH0571837 U JP H0571837U
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JP
Japan
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reflector
spring member
lamp
fixing structure
fixed
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Pending
Application number
JP1819992U
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English (en)
Inventor
常行 堀井
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
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Publication of JPH0571837U publication Critical patent/JPH0571837U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リフレクタを最少部品点数で、しかもワンタ
ッチで固定し得るようにする。 【構成】 内面が反射面を形成するガラス製リフレクタ
2の前面側開口部に鍔部6を一体に設ける。所要形状に
折り曲げて形成され前記鍔部6の背面に密接されるばね
部材20によって前記リフレクタ2をランプシャーシ4
に圧接し、前記ランプシャーシ4に設けた複数個の係止
片23a、23b、24a、24bによって前記ばね部
材20を係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フィルム、写真フィルム、油膜ライトバルブ、液晶ライトバルブ等 に画像等の情報を形成すると共に、この情報を拡大投射するディスプレイ装置並 びにオーバーヘッドプロジェクタ装置などに適用して好適なランプ用リフレクタ の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディスプレイ装置並びにオーバーヘッドプロジェクタ装置は、画像等の情報が 形成されたフィルム、写真フィルム、油膜ライトバルブ、液晶ライトバルブ等の 担体を高輝度光源によって照射し、その透過光もしくは反射光をスクリーン上に 拡大投射するもので、高輝度、高解像度が得られ、明るい室内での投射が可能で ある、リアルタイム表示が可能である等の優れた特色を有している。高輝度光源 としては、一般に金属のハロゲン化物(ナトリウム、タリウム、インジウム等) や沃化物(錫)を封入したメタルハライドランプ、キセノンガスを封入したキセ ノンランプ等が使用されており、これらのランプから放射された光をリフレクタ によって反射し、光軸と略平行な平行光線を得るようにしている。リフレクタは 、一般にガラス製で、内面がアルミニウムを真空蒸着されることにより回転放物 反射面を形成し、装置固定部にねじ止め固定されている。その場合、直接ねじで 固定すると、ねじの締付け力によってリフレクタが破損する虞れがあるため、ば ねによって弾性的に押圧固定している。
【0003】 図3はこのようなリフレクタの固定構造の従来例を示すもので、1はメタルハ ライドランプ、2は内面が回転放物反射面3を形成し、その焦点位置に前記メタ ルハライドランプ1が配置されたガラス製のリフレクタ、4は装置固定部を形成 するランプシャーシである。リフレクタ2は、断面楕円形で、前面側開口部5の 外周縁部に段部7を設け、この段部7上に押えリング12を配置し、止めねじ9 にワッシャ10を介して嵌装されたばね11により前記押えリング12を段部7 に圧接することでリフレクタ2をランプシャーシ4に固定している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のリフレクタ固定構造にあっては、リフレクタ2 の破損を防止するため、複数個の止めねじ9、ワッシャ10、ばね11および押 えリング12を必要とするので、部品点数が多く、また止めねじ9の締付け作業 を必要とするため、リフレクタ2の取付作業が面倒で、時間がかかるという問題 があった。
【0005】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、リフレクタを最少部品点数でしかもワンタッチで固定 し得るようにしたランプ用リフレクタの固定構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、内面が反射面を形成するガラス製リフレク タの前面側開口部に鍔部を一体に設け、所要形状に折り曲げて形成され前記鍔部 の背面に密接されるばね部材によって前記リフレクタを装置固定部に圧接し、前 記装置固定部に設けた複数個の係止部によって前記ばね部材を係止するようにし たものである。
【0007】
【作用】
本考案において、ばね部材はリフレクタの鍔部を装置固定部に弾性的に圧接固 定する。装置固定部の係止部はばね部材を係止する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係るランプ用リフレクタの固定構造の一実施例を示す分解斜視 図、図2は一部破断側面図である。なお、図中図3と同一構成部材のものに対し ては同一符号を以て示し、その説明を省略する。これらの図において、本実施例 はばね部材20によってリフレクタ2の鍔部6をランプシャーシ4に固定するよ うに構成したものである。
【0009】 前記ランプシャーシ4は、金属板の折り曲げ加工によって略コ字状に形成され ることにより底板4aと、互いに対向する一対の側板4b、4cとを一体に有し 、底板4aの中央にリフレクタ2の前面側開口部と略同一直径を有する開口21 が形成され、また開口21の周縁部には1つの逆組付防止用突起22aと4つの 位置決め用切り起こし部22bが設けられている。一対の側板4b、4cのうち 、一方の側板4bの内側面下端部には内側に略直角に折り曲げられた左右一対の 係止片23a、23b(係止部)が設けられ、他方の側板4cの内側面下端部に は逆L字状に折り曲げ形成された左右一対の鉤形係止片24a、24b(係止部 )が設けられている。係止片23a、23bは鉤形係止片24a、24bより若 干低い位置に設けられている。
【0010】 前記ばね部材20は、ばね性の高い線材、例えば適宜な直径を有するピアノ線 を図1に示す如き形状に折り曲げて形成されることにより、直線部20aと、直 線部20aの両端より略直角に折り曲げられ外側に凸になるよう湾曲された一対 の湾曲部20b、20cと、各湾曲部20b、20cの端部を外側に略コ字状に 折り曲げ形成されることにより係止孔25をそれぞれ有する鉤形係止片20d、 20eとを一体に有し、湾曲部20b、20cがリフレクタ2の前面側開口部5 の外周に4箇所設けられた固定用突起6aに密接され、直線部20aの両端部と 係止部20d、20eが前記ランプシャーシ4に設けられた係止片23a、23 bおよび鉤形係止片24a、24bによってそれぞれ係止され、これによりリフ レクタ2をランプシャーシ4の底板4aの内面に位置決め固定される。リフレク タ2の位置決めは、鍔部6に設けた切欠部7を前記逆組付防止用突起22aに上 方から係合させることで行われる。リフレクタ2の固定に際しては、リフレクタ 2を底板4aの内面に前面側開口部5を開口21と一致させて載置し、ばね部材 20の係止部20d、20eを鉤形係止片24a、24bに引掛けて湾曲部20 b、20cを固定用突起6aの上面に密接させ、直線部20aの両端部を図2に 示すように押し下げて係止片23a、23bの下面側に係合させればよい。この 場合、直線部20aの両端部を押し下げて弾性変形させると、湾曲部20b、2 0cの一部も下方に弾性変形して鍔部6を底板4aに押し付けるため、リフレク タ2をランプシャーシ4に安定且つ確実に固定することができる。
【0011】 なお、26はランプカバーで、このランプカバー26は前記ランプシャーシ4 に上方から嵌合されることでランプシャーシ4と共にメタルハラルドランプ1の ランプ室を形成する。27はコネクタで、このコネクタ27はランプシャーシ4 の側板4cに設けられたコネクタ取付部28にねじ29によって固定され、メタ ルハラルドランプランプ1のコード30の一端が接続される。
【0012】 かくしてこのような構成からなるリフレクタ固定構造にあっては、止めねじを 一切必要とせず、1つのばね部材20によってリフレクタ2をランプシャーシ4 に固定するようにしているので、リフレクタ2のランプシャーシ4への取付作業 をワンタッチで行うことができ、取付作業が簡単且つ容易である。また、ばね部 材20によってリフレクタ2を弾性的に固定しているので、リフレクタ2がガラ ス製であっても破損する虞れがない。
【0013】 なお、本考案は上記実施例に特定されるものではなく、例えばばね部材20の 形状、装置固定部に設けられる係止部の形状、数等を適宜変更、変形することが 可能である。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るランプ用リフレクタの固定構造によれば、ば ね部材によってリフレクタの鍔部を弾性的に押圧し、このばね部材を装置固定部 に設けた係止部に係止するように構成したので、リフレクタを最小部品点数にて しかもワンタッチで固定することができる。したがって、リフレクタの取付作業 が簡単且つ容易で、作業性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るランプ用リフレクタの固定構造の
一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】一部破断側面図である。
【図3】従来のリフレクタ固定構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 メタルハラルドランプ 2 リフレクタ 3 回転放物反射面 4 ランプシャーシ(装置固定部) 5 前面側開口部 6 鍔部 20 ばね部材 23a、23b、24a、24b 係止片(係止部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面が反射面を形成するガラス製リフレ
    クタの前面側開口部に鍔部を一体に設け、所要形状に折
    り曲げて形成され前記鍔部の背面に密接されるばね部材
    によって前記リフレクタを装置固定部に圧接し、前記装
    置固定部に設けた複数個の係止部によって前記ばね部材
    を係止するようにしたことを特徴とするランプ用リフレ
    クタの固定構造。
JP1819992U 1992-02-28 1992-02-28 ランプ用リフレクタの固定構造 Pending JPH0571837U (ja)

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JP1819992U JPH0571837U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 ランプ用リフレクタの固定構造

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Cited By (1)

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JP2011242535A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Seiko Epson Corp プロジェクター

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