JPH0571758A - 空気調和機の排水装置 - Google Patents
空気調和機の排水装置Info
- Publication number
- JPH0571758A JPH0571758A JP3235173A JP23517391A JPH0571758A JP H0571758 A JPH0571758 A JP H0571758A JP 3235173 A JP3235173 A JP 3235173A JP 23517391 A JP23517391 A JP 23517391A JP H0571758 A JPH0571758 A JP H0571758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- heat exchanger
- partition plate
- side chamber
- outdoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 ドレンパンの排出弁のまわりに氷をできにく
くして確実にドレン水を機外へ排水する空気調和機の排
水装置を提供する。 〔構成〕 仕切板３にて室内側室４と室外側室５と区画
し室内熱交換器１７と室外熱交換器１２を備え、室外側
室５のドレンパン２に排出弁１６を設けた空気調和機の
排水装置において、室外熱交換器１２端から仕切板３側
に向けた仕切る導水片１５を設け、暖房運転時に暖まる
仕切板の放熱にてドレン水が凍ることを阻止するように
したものである。
くして確実にドレン水を機外へ排水する空気調和機の排
水装置を提供する。 〔構成〕 仕切板３にて室内側室４と室外側室５と区画
し室内熱交換器１７と室外熱交換器１２を備え、室外側
室５のドレンパン２に排出弁１６を設けた空気調和機の
排水装置において、室外熱交換器１２端から仕切板３側
に向けた仕切る導水片１５を設け、暖房運転時に暖まる
仕切板の放熱にてドレン水が凍ることを阻止するように
したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の排水装置
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、室外熱交換器から滴下するドレン
水を機体外へ排出する空気調和機が示されたものとして
は、例えば実開昭６２−２９２７号公報（Ｆ２４Ｆ 1/
02）がある。この従来例においては、ドレンパン（露受
皿）上に室外熱交換器を配置し、且つこの室外熱交換器
の近くに排水弁を設けて室外熱交換器から滴下したドレ
ン水をこの排水弁を介して機体外へ排出するようにして
いる。
水を機体外へ排出する空気調和機が示されたものとして
は、例えば実開昭６２−２９２７号公報（Ｆ２４Ｆ 1/
02）がある。この従来例においては、ドレンパン（露受
皿）上に室外熱交換器を配置し、且つこの室外熱交換器
の近くに排水弁を設けて室外熱交換器から滴下したドレ
ン水をこの排水弁を介して機体外へ排出するようにして
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般に、暖房運転時に
外気温度が低い（−１℃〜２℃程度）場合は、室外熱交
換器から滴下したドレン水はこの室外熱交換器の付近か
ら徐々氷が成長する。このため、従来例のように室外熱
交換器の近くに排水弁があると、たちまち排水口が氷で
塞がれ、ドレン水が排出されない虞れがあり、又氷にフ
ァンが接衝してファンの回転が停止することも起こる。
外気温度が低い（−１℃〜２℃程度）場合は、室外熱交
換器から滴下したドレン水はこの室外熱交換器の付近か
ら徐々氷が成長する。このため、従来例のように室外熱
交換器の近くに排水弁があると、たちまち排水口が氷で
塞がれ、ドレン水が排出されない虞れがあり、又氷にフ
ァンが接衝してファンの回転が停止することも起こる。
【０００４】本発明は上記実情に鑑み、排水弁を室外熱
交換器から離れた仕切板の近傍に配置したことで、上記
課題を解決する空気調和機の排水装置を提供することを
目的としたものである。
交換器から離れた仕切板の近傍に配置したことで、上記
課題を解決する空気調和機の排水装置を提供することを
目的としたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体の内部を
仕切板で室内側室と室外側室とに区画し、室内側室には
暖房運転時に凝縮器として作用する室内側熱交換器を設
け、室外側室には暖房運転時に蒸発器として作用する室
外側熱交換器と、この暖房運転時に前記室外側熱交換器
から滴下したドレン水を受けるドレンパンと、このドレ
ン水を本体外へ排出する排水弁とを備えた空気調和機の
排水装置において、このドレンパンには前記ドレン水を
前記仕切板の近傍へ導びく導水片を設けると共に、前記
排水弁をこの仕切板の近傍に配置したものである。
仕切板で室内側室と室外側室とに区画し、室内側室には
暖房運転時に凝縮器として作用する室内側熱交換器を設
け、室外側室には暖房運転時に蒸発器として作用する室
外側熱交換器と、この暖房運転時に前記室外側熱交換器
から滴下したドレン水を受けるドレンパンと、このドレ
ン水を本体外へ排出する排水弁とを備えた空気調和機の
排水装置において、このドレンパンには前記ドレン水を
前記仕切板の近傍へ導びく導水片を設けると共に、前記
排水弁をこの仕切板の近傍に配置したものである。
【０００６】
【作用】上記のように、ドレン水を機外へ排出する排出
弁を仕切板の近傍に設けたので、暖房運転時に室外熱交
換器から滴下するドレン水は、一種の堰となる導水片に
沿って流れ、導水片の切欠口から仕切板の近傍の排水弁
へ向かい、該排水弁から機外へ排出される。この場合、
仕切板側は暖房時には暖かいためドレン水は凍らず確実
に排水弁側へ導びかれる。
弁を仕切板の近傍に設けたので、暖房運転時に室外熱交
換器から滴下するドレン水は、一種の堰となる導水片に
沿って流れ、導水片の切欠口から仕切板の近傍の排水弁
へ向かい、該排水弁から機外へ排出される。この場合、
仕切板側は暖房時には暖かいためドレン水は凍らず確実
に排水弁側へ導びかれる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
すれば、次の通りである。
【０００８】図１は一体型空気調和機を示し、１は筐体
型のケース（本体）で、このケース１はドレンパン兼用
の床板（以下、単に「ドレンパン」という）２に立てた
仕切板３にてケース１内が室内側室４と室外側室５とに
区画されている。この仕切板３の中央部にはファン駆動
用モータ６を設け、該モータ６の前後に突出した回転軸
７ａ，７ｂにも遠心型室ファン９とプロペラファン１０
とが取り付けられている。そして遠心型ファン９は内側
室４に臨むファンケーシング８に収容され、プロペラフ
ァン１０は室外側室５のファンケーシング１１内に収納
されている。このファンケーシング１１の後方には室外
熱交換器１２が配置されている。この室外側室５のドレ
ンパン２には導水片１５設けられている。この導水片は
その一端３０がダンパ３１の下方に位置し仕切板３に当
てられている。そしてこの一端３０からファンケーシン
グ１１側へ延びてこのファンケーシングの下方で室外熱
交換器１２とプロペラファン１０との間を通る（破線状
態）。そしてその他端３２は圧縮機１３が配置された一
次側３３と、排水弁（後述する）が配置された二次側３
４とを区画する。この一次側３３と二次側３４とは仕切
板３に沿った間隙１５ａでつながれている。前記排水弁
１６は仕切板３の近傍に設けられている。この排水弁１
６は図３に示すようになっており、３５は感温部、３６
はベローズ、３７はドレンパン２の開口３８を開閉する
弁体、３９はこれらをドレンパン２に固定する固定具で
ある。そして感温部３５で検出する温度（外気温）が１
５℃以下になった時にベローズ３６が縮んで弁体３７が
上昇（実線矢印）開口３８が開放される。反対に外気温
が１５℃以上の時にはベローズ３６が伸びて弁体３７が
下降し、開口３８が閉じられる。即ち、外気温が１５℃
以下の時（暖房時）はドレン水を機外へ排水し外気温が
１５℃以上の時（冷房時）はドレン水をドレンパン２に
溜めて、プロペラファン１０に設けたリング３９によっ
てこのドレン水を室外熱交換器１２へ散水する。１７は
室内熱交換器で、前記遠心型ファン９の前方にベルマウ
ス板１８，ヒータ１９を介して設置されている。２０は
吸込グリル、２１は吹出グリルであり、上記全体の構成
で空気調和機２２となる。
型のケース（本体）で、このケース１はドレンパン兼用
の床板（以下、単に「ドレンパン」という）２に立てた
仕切板３にてケース１内が室内側室４と室外側室５とに
区画されている。この仕切板３の中央部にはファン駆動
用モータ６を設け、該モータ６の前後に突出した回転軸
７ａ，７ｂにも遠心型室ファン９とプロペラファン１０
とが取り付けられている。そして遠心型ファン９は内側
室４に臨むファンケーシング８に収容され、プロペラフ
ァン１０は室外側室５のファンケーシング１１内に収納
されている。このファンケーシング１１の後方には室外
熱交換器１２が配置されている。この室外側室５のドレ
ンパン２には導水片１５設けられている。この導水片は
その一端３０がダンパ３１の下方に位置し仕切板３に当
てられている。そしてこの一端３０からファンケーシン
グ１１側へ延びてこのファンケーシングの下方で室外熱
交換器１２とプロペラファン１０との間を通る（破線状
態）。そしてその他端３２は圧縮機１３が配置された一
次側３３と、排水弁（後述する）が配置された二次側３
４とを区画する。この一次側３３と二次側３４とは仕切
板３に沿った間隙１５ａでつながれている。前記排水弁
１６は仕切板３の近傍に設けられている。この排水弁１
６は図３に示すようになっており、３５は感温部、３６
はベローズ、３７はドレンパン２の開口３８を開閉する
弁体、３９はこれらをドレンパン２に固定する固定具で
ある。そして感温部３５で検出する温度（外気温）が１
５℃以下になった時にベローズ３６が縮んで弁体３７が
上昇（実線矢印）開口３８が開放される。反対に外気温
が１５℃以上の時にはベローズ３６が伸びて弁体３７が
下降し、開口３８が閉じられる。即ち、外気温が１５℃
以下の時（暖房時）はドレン水を機外へ排水し外気温が
１５℃以上の時（冷房時）はドレン水をドレンパン２に
溜めて、プロペラファン１０に設けたリング３９によっ
てこのドレン水を室外熱交換器１２へ散水する。１７は
室内熱交換器で、前記遠心型ファン９の前方にベルマウ
ス板１８，ヒータ１９を介して設置されている。２０は
吸込グリル、２１は吹出グリルであり、上記全体の構成
で空気調和機２２となる。
【０００９】次にこの作用を説明すると、先ずこの空気
調和機２２は所定手段をもってモータ６と圧縮機１３を
駆動し、冷媒を圧縮機１３，冷暖流路切換弁１４，室内
熱交換器１９，電気式膨脹弁（図示せず），室外熱交換
器１２へと流し室内の冷房又は暖房を行なうものであ
る。この場合、冬季における暖房運転にあっては室外熱
交換器１２が蒸発器として作用するため、該室外熱交換
器１２にドレン水が生成され、このドレン水はドレンパ
ン２の一次側３３に溜められる。
調和機２２は所定手段をもってモータ６と圧縮機１３を
駆動し、冷媒を圧縮機１３，冷暖流路切換弁１４，室内
熱交換器１９，電気式膨脹弁（図示せず），室外熱交換
器１２へと流し室内の冷房又は暖房を行なうものであ
る。この場合、冬季における暖房運転にあっては室外熱
交換器１２が蒸発器として作用するため、該室外熱交換
器１２にドレン水が生成され、このドレン水はドレンパ
ン２の一次側３３に溜められる。
【００１０】ここにおいて、ドレンパン２は導水片１
５，３０，３２の一次側と二次側とに区画されており、
これによってドレン水は一旦導水片１５に沿って圧縮機
の近傍を流れ、その後接仕切板３側に沿った間隙向１５
ａを経てから仕切板３の近傍の排水弁１６に流れ込む
（図１矢印参照）。この仕切板３の付近は暖房運転時、
室内側室４の温度が高いことにより（室内熱交換器１７
が凝縮器として作用しているため）、暖められているの
でドレン水は凍ることなく排水弁１６から外部へ排水さ
れる。
５，３０，３２の一次側と二次側とに区画されており、
これによってドレン水は一旦導水片１５に沿って圧縮機
の近傍を流れ、その後接仕切板３側に沿った間隙向１５
ａを経てから仕切板３の近傍の排水弁１６に流れ込む
（図１矢印参照）。この仕切板３の付近は暖房運転時、
室内側室４の温度が高いことにより（室内熱交換器１７
が凝縮器として作用しているため）、暖められているの
でドレン水は凍ることなく排水弁１６から外部へ排水さ
れる。
【００１１】
【発明の効果】上記のように、本発明の空気調和機は仕
切板で仕切られた室外側室のドレンパンに設ける排水弁
を、室外熱交換器より離れた仕切板の近傍にあって、且
つ導水片で区画された内側に配置したことにより、室外
熱交換器から滴下するドレン水を一旦暖房時に暖まって
いる仕切板側へ導き、導水片の切欠口を経て排水弁側に
導くので、排水弁のまわりのドレン水が凍るおそれは少
ない。即ち、ドレンパンの排水弁のまわりに氷の発生
（成長）するのを抑えることとなり、排水弁から確実に
ドレン水を排出することができる。
切板で仕切られた室外側室のドレンパンに設ける排水弁
を、室外熱交換器より離れた仕切板の近傍にあって、且
つ導水片で区画された内側に配置したことにより、室外
熱交換器から滴下するドレン水を一旦暖房時に暖まって
いる仕切板側へ導き、導水片の切欠口を経て排水弁側に
導くので、排水弁のまわりのドレン水が凍るおそれは少
ない。即ち、ドレンパンの排水弁のまわりに氷の発生
（成長）するのを抑えることとなり、排水弁から確実に
ドレン水を排出することができる。
【図１】本発明の実施例を示す空気調和機の要部の平面
図である。
図である。
【図２】図２にしめした空気調和機の側面図である。
【図３】図２に示した排水弁の側面図である。
１ 本体 ２ ドレンパン ３ 仕切板 ４ 室内側室 ５ 室外側室 １２ 室外熱交換器 １５ 導水片 １６ 排水弁 １７ 室内熱交換器
フロントページの続き (72)発明者 津久井 俊昌 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 常川 庄司 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 森 弘治 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 本体の内部を仕切板で室内側室と室外側
室とに区画し、室内側室には暖房運転時に凝縮器として
作用する室内側熱交換器とを設け、室外側室には暖房運
転時に蒸発器として作用する室外側熱交換器と、この暖
房運転時に前記室外側熱交換器から滴下したドレン水を
受けるドレンパンと、このドレン水を本体外へ排出する
排水弁とを備えた空気調和機の排出装置において、この
ドレンパンには前記ドレン水を前記仕切板の近傍へ導び
く導水片を設けると共に、前記排水弁をこの仕切板の近
傍に配置したことを特徴とする空気調和機の排水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235173A JPH0571758A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 空気調和機の排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235173A JPH0571758A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 空気調和機の排水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0571758A true JPH0571758A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16982150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3235173A Pending JPH0571758A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 空気調和機の排水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0571758A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003074903A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
| US20130126008A1 (en) * | 2010-03-25 | 2013-05-23 | Bayerische Motoren Werke | Device for Discharging Condensate for a Housing of a Motor Vehicle Closed Off From the Environment, Housing, and Motor Vehicle |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3235173A patent/JPH0571758A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003074903A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
| JP4711567B2 (ja) * | 2001-09-05 | 2011-06-29 | 三洋電機株式会社 | 空気調和装置 |
| US20130126008A1 (en) * | 2010-03-25 | 2013-05-23 | Bayerische Motoren Werke | Device for Discharging Condensate for a Housing of a Motor Vehicle Closed Off From the Environment, Housing, and Motor Vehicle |
| US9169945B2 (en) * | 2010-03-25 | 2015-10-27 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Device for discharging condensate for a housing of a motor vehicle closed off from the environment, housing, and motor vehicle |
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