JPH0571646A - シール装置 - Google Patents
シール装置Info
- Publication number
- JPH0571646A JPH0571646A JP3234758A JP23475891A JPH0571646A JP H0571646 A JPH0571646 A JP H0571646A JP 3234758 A JP3234758 A JP 3234758A JP 23475891 A JP23475891 A JP 23475891A JP H0571646 A JPH0571646 A JP H0571646A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- contact
- contact surface
- sealing device
- support ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 支持リング20の接触面20aを凹面状に、
第一リング10の接触面10aを支持リング20の接触
面20aの形状に対応して凸面状に形成し、第一リング
10をバックアップリング11,12よりも内周側で支
持リング20の接触面20aに接するように装着する。 【効果】 圧力負荷時に、第一リングが支持リングの接
触面に沿って移動し、局部的に大きく変形すること無く
バックアップリングを押圧する。この際、第二リングも
第一リングと共に外方へ押圧されるから、シールリング
をアウター部材に押しつける作用も安定する。したがっ
て、圧力負荷時の密封性能を向上させ、リングの寿命を
長くできる。
第一リング10の接触面10aを支持リング20の接触
面20aの形状に対応して凸面状に形成し、第一リング
10をバックアップリング11,12よりも内周側で支
持リング20の接触面20aに接するように装着する。 【効果】 圧力負荷時に、第一リングが支持リングの接
触面に沿って移動し、局部的に大きく変形すること無く
バックアップリングを押圧する。この際、第二リングも
第一リングと共に外方へ押圧されるから、シールリング
をアウター部材に押しつける作用も安定する。したがっ
て、圧力負荷時の密封性能を向上させ、リングの寿命を
長くできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インナー部材と、イン
ナー部材に外嵌されたアウター部材との間を密封するシ
ール装置に関する。
ナー部材に外嵌されたアウター部材との間を密封するシ
ール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ピストン等のインナー部材とシリ
ンダ等のアウター部材との間に配設されるシール装置
は、図5に示されているものが存在しており、インナー
部材1に設けられた溝2内にシール装置3が設けられ
て、アウター部材4に対してシール機能を果たしてい
る。
ンダ等のアウター部材との間に配設されるシール装置
は、図5に示されているものが存在しており、インナー
部材1に設けられた溝2内にシール装置3が設けられ
て、アウター部材4に対してシール機能を果たしてい
る。
【0003】このシール装置3は、溝2の底面に接して
配される断面凸状の弾性材からなるリング5と、このリ
ング5の両端部の外側に位置しリング5の突出部側面と
の間に空隙を有すると共に、溝2の側面にそれぞれ接し
て配されるプラスチック樹脂製の一対のバックアップリ
ング6,7と、リング5の突出部の外周面に接した状態
で、バックアップリング6,7間に空隙を有しないで配
されるシールリング8とからなる。
配される断面凸状の弾性材からなるリング5と、このリ
ング5の両端部の外側に位置しリング5の突出部側面と
の間に空隙を有すると共に、溝2の側面にそれぞれ接し
て配されるプラスチック樹脂製の一対のバックアップリ
ング6,7と、リング5の突出部の外周面に接した状態
で、バックアップリング6,7間に空隙を有しないで配
されるシールリング8とからなる。
【0004】しかしながら、図5に示したシール装置3
にあっては、シール装置を挟んだ左右部分の圧力差の小
さい低圧下では、インナー部材1とアウター部材4との
間をシールするには充分であったものの、圧力差が大き
い高圧下ではシール機能が不充分である。すなわち、バ
ックアップリング6,7が剛性のないプラスチック樹脂
からなるので、高負荷時にはシールリング8の外周縁が
バックアップリングの外周面とアウター部材4との間に
はみ出したり、さらにはバックアップリングの外周面を
乗り越えてインナー部材1とアウター部材4との間には
み出してしまい、シールリング8とアウター部材4との
密着性が悪くなる。
にあっては、シール装置を挟んだ左右部分の圧力差の小
さい低圧下では、インナー部材1とアウター部材4との
間をシールするには充分であったものの、圧力差が大き
い高圧下ではシール機能が不充分である。すなわち、バ
ックアップリング6,7が剛性のないプラスチック樹脂
からなるので、高負荷時にはシールリング8の外周縁が
バックアップリングの外周面とアウター部材4との間に
はみ出したり、さらにはバックアップリングの外周面を
乗り越えてインナー部材1とアウター部材4との間には
み出してしまい、シールリング8とアウター部材4との
密着性が悪くなる。
【0005】そこで、上記に対処するため、図6(a)
(b)に示すシール装置が開示されている。このシール
装置3は、図6(a)(b)の如く、インナー部材1の
溝2の底面に接して配されゴム等の弾性材からなる第一
リング10と、この第一リング10の外周に位置すると
共に、溝2の側面にそれぞれ接して配される一対の金属
製のバックアップリング11,12と、第一リング10
の上面に位置すると共に、バックアップリング11,1
2間に空隙を有して配され弾性材からなる第二リング1
3と、この第二リング13の上面に位置すると共に、バ
ックアップリング11,12間に空隙なく配されるシー
ルリング14とからなる(特開昭63−312567号
公報参照)。このシール装置によれば、バックアップリ
ング11,12を金属製としてバックアップリングの剛
性をアップし、しかも圧力負荷時に第一リング10が図
7に示すように変形してバックアップリング11,12
を押圧するから、シールリング14がはみ出さない。
(b)に示すシール装置が開示されている。このシール
装置3は、図6(a)(b)の如く、インナー部材1の
溝2の底面に接して配されゴム等の弾性材からなる第一
リング10と、この第一リング10の外周に位置すると
共に、溝2の側面にそれぞれ接して配される一対の金属
製のバックアップリング11,12と、第一リング10
の上面に位置すると共に、バックアップリング11,1
2間に空隙を有して配され弾性材からなる第二リング1
3と、この第二リング13の上面に位置すると共に、バ
ックアップリング11,12間に空隙なく配されるシー
ルリング14とからなる(特開昭63−312567号
公報参照)。このシール装置によれば、バックアップリ
ング11,12を金属製としてバックアップリングの剛
性をアップし、しかも圧力負荷時に第一リング10が図
7に示すように変形してバックアップリング11,12
を押圧するから、シールリング14がはみ出さない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術では、圧
力負荷時に、第一リング10が局部的に大きく屈曲して
バックアップリング11,12を押圧するが、この変形
は、圧力がシール装置に対して繰り返して負荷される都
度生じるので、やがて第一リングに疲労破壊が生じる。
しかも、上記変形時、第一リングの内周側に大きな引張
応力を生じるので、第一リングの耐久性がますます低下
し、シール装置の寿命が短くなる。
力負荷時に、第一リング10が局部的に大きく屈曲して
バックアップリング11,12を押圧するが、この変形
は、圧力がシール装置に対して繰り返して負荷される都
度生じるので、やがて第一リングに疲労破壊が生じる。
しかも、上記変形時、第一リングの内周側に大きな引張
応力を生じるので、第一リングの耐久性がますます低下
し、シール装置の寿命が短くなる。
【0007】本発明は、上記に鑑み、寿命を長くできる
シール装置の提供を目的とする。
シール装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、インナー部材と、該インナー部材に外嵌されたア
ウター部材との間を密封するシール装置であって、前記
一方の部材の嵌合周面に設けられた溝の底面に接して配
される支持リングと、該支持リングの周面に接して支持
される弾性材からなる第一リングと、該第一リングと前
記他方の部材間に位置すると共に、前記溝の側面にそれ
ぞれ接して配される一対の剛性を有するバックアップリ
ングと、前記第一リング上に位置すると共に、前記バッ
クアップリング間に配される弾性材からなる第二リング
と、該第二リング、前記各バックアップリングおよび前
記他方の部材にて形成される空間内でそれぞれの部材に
接して配されるシールリングとから構成され、前記支持
リングと第一リングの互いの接触面が、圧力負荷時に第
一リングが当該リングの接触面に沿って移動して前記バ
ックアップリングを押圧するよう傾斜しているものであ
る。
段は、インナー部材と、該インナー部材に外嵌されたア
ウター部材との間を密封するシール装置であって、前記
一方の部材の嵌合周面に設けられた溝の底面に接して配
される支持リングと、該支持リングの周面に接して支持
される弾性材からなる第一リングと、該第一リングと前
記他方の部材間に位置すると共に、前記溝の側面にそれ
ぞれ接して配される一対の剛性を有するバックアップリ
ングと、前記第一リング上に位置すると共に、前記バッ
クアップリング間に配される弾性材からなる第二リング
と、該第二リング、前記各バックアップリングおよび前
記他方の部材にて形成される空間内でそれぞれの部材に
接して配されるシールリングとから構成され、前記支持
リングと第一リングの互いの接触面が、圧力負荷時に第
一リングが当該リングの接触面に沿って移動して前記バ
ックアップリングを押圧するよう傾斜しているものであ
る。
【0009】
【作用】上記課題解決手段において、圧力負荷時に圧油
が装置内に流入したときに、第一リングは、支持リング
の接触面に沿って移動し、局部的に大きく変形すること
無くバックアップリングを押圧する。そのため、第一リ
ングは、負荷が繰り返されたとしても疲労破壊が生じな
いから、その寿命を長くできる。
が装置内に流入したときに、第一リングは、支持リング
の接触面に沿って移動し、局部的に大きく変形すること
無くバックアップリングを押圧する。そのため、第一リ
ングは、負荷が繰り返されたとしても疲労破壊が生じな
いから、その寿命を長くできる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第一実施例を図1ないし図3
に基づき説明する。図1は本発明第一実施例に係るシー
ル装置の断面図、図2は同じく圧力負荷時の密着状態を
示す断面図、図3は同じくその取付手順を示す工程図で
ある。なお、図6(a)(b)に示した先行技術と同一
機能部品については同一符号を付している。
に基づき説明する。図1は本発明第一実施例に係るシー
ル装置の断面図、図2は同じく圧力負荷時の密着状態を
示す断面図、図3は同じくその取付手順を示す工程図で
ある。なお、図6(a)(b)に示した先行技術と同一
機能部品については同一符号を付している。
【0011】図1において、3はシール装置である。こ
のシール装置3は、ピストン等の円柱状のインナー部材
1の外周面に設けられた溝2内に配設されて、シリンダ
等のアウター部材4に対してシール機能を果たすもの
で、前記溝2の底面に接して配される支持リング20
と、該支持リング20の外周に接して支持される弾性材
からなる第一リング10と、該第一リング10よりも外
周側で前記溝2の側面にそれぞれ接して配される一対の
剛性を有する金属製のバックアップリング11,12
と、前記第一リング10とバックアップリング11,1
2との間で空隙を有して配される弾性材からなる第二リ
ング13と、該第二リング13の外周側に位置すると共
に、前記バックアップリング11,12の間で空隙なく
配され断面視矩形状の四フッ化エチエレン樹脂製のシー
ルリング14とから構成されている。なお、弾性材とし
ては、ゴム、プラスチック等が例示される。
のシール装置3は、ピストン等の円柱状のインナー部材
1の外周面に設けられた溝2内に配設されて、シリンダ
等のアウター部材4に対してシール機能を果たすもの
で、前記溝2の底面に接して配される支持リング20
と、該支持リング20の外周に接して支持される弾性材
からなる第一リング10と、該第一リング10よりも外
周側で前記溝2の側面にそれぞれ接して配される一対の
剛性を有する金属製のバックアップリング11,12
と、前記第一リング10とバックアップリング11,1
2との間で空隙を有して配される弾性材からなる第二リ
ング13と、該第二リング13の外周側に位置すると共
に、前記バックアップリング11,12の間で空隙なく
配され断面視矩形状の四フッ化エチエレン樹脂製のシー
ルリング14とから構成されている。なお、弾性材とし
ては、ゴム、プラスチック等が例示される。
【0012】そして、前記支持リング20と第一リング
10の互いの接触面10a,20aは、圧力負荷時に第
一リングが支持リング20の接触面20aに沿って外周
側に移動して前記バックアップリングを押圧するよう傾
斜している。すなわち、前記支持リング20の接触面2
0aは、凹面状に形成され、前記第一リング10の接触
面10aは、支持リング20の接触面20aの形状に対
応して凸面状に形成されている。なお、支持リング20
は、第一リング10よりも硬い弾性材を用いるのが好ま
しい。
10の互いの接触面10a,20aは、圧力負荷時に第
一リングが支持リング20の接触面20aに沿って外周
側に移動して前記バックアップリングを押圧するよう傾
斜している。すなわち、前記支持リング20の接触面2
0aは、凹面状に形成され、前記第一リング10の接触
面10aは、支持リング20の接触面20aの形状に対
応して凸面状に形成されている。なお、支持リング20
は、第一リング10よりも硬い弾性材を用いるのが好ま
しい。
【0013】上記シール装置3の取り付けは、図3のよ
うに、まずインナー部材1の溝2に支持リング20およ
び金属製で剛体のバックアップリング11,12をその
溝深さを利用して入れ(図3(a)参照)、次いでバッ
クアップリング11,12を溝2の底面から浮かせなが
ら弾性材からなる第一リング10をバックアップリング
11,12よりも内周側で支持リング20に接するよう
に装着する(図3(b)参照)。そして、弾性材からな
る第二リング13を溝2の外周側から挿入した後(図3
(c)参照)、シールリング14を第二リング13のの
外周側に位置すると共に、バックアップリング11,1
2との間に空隙を有さない状態で装着して取り付けが完
了する(図3(d)参照)。
うに、まずインナー部材1の溝2に支持リング20およ
び金属製で剛体のバックアップリング11,12をその
溝深さを利用して入れ(図3(a)参照)、次いでバッ
クアップリング11,12を溝2の底面から浮かせなが
ら弾性材からなる第一リング10をバックアップリング
11,12よりも内周側で支持リング20に接するよう
に装着する(図3(b)参照)。そして、弾性材からな
る第二リング13を溝2の外周側から挿入した後(図3
(c)参照)、シールリング14を第二リング13のの
外周側に位置すると共に、バックアップリング11,1
2との間に空隙を有さない状態で装着して取り付けが完
了する(図3(d)参照)。
【0014】上記構成において、支持リング20の第一
リング10との接触面20aを凹面状に、第一リング1
0の支持リング20との接触面10aを支持リング20
の接触面20aの形状に対応して凸面状に形成している
から、圧力負荷時に圧油が装置内に流入したとき、図2
の如く、第一リング10が支持リング20の接触面20
aに沿って移動する。このとき、第一リング10は、従
来のように局部的に大きく変形すること無くバックアッ
プリング11,12を押圧する。従って、シール装置3
の両側に高圧が交互に繰り返して負荷されたとしても、
第一リング10には疲労破壊が生じないで済むので、第
一リング10の寿命を長くできる。
リング10との接触面20aを凹面状に、第一リング1
0の支持リング20との接触面10aを支持リング20
の接触面20aの形状に対応して凸面状に形成している
から、圧力負荷時に圧油が装置内に流入したとき、図2
の如く、第一リング10が支持リング20の接触面20
aに沿って移動する。このとき、第一リング10は、従
来のように局部的に大きく変形すること無くバックアッ
プリング11,12を押圧する。従って、シール装置3
の両側に高圧が交互に繰り返して負荷されたとしても、
第一リング10には疲労破壊が生じないで済むので、第
一リング10の寿命を長くできる。
【0015】またこの際、第二リング13も第一リング
10と共に外方へ押圧されるから、シールリング14を
アウター部材4に押しつける作用が安定し、圧力負荷時
の密封性能が向上する。そして、バックアップリング1
1,12は金属製であるから剛性がアップし、しかも第
一リング10がバックアップリング11,12を押圧す
るから、シールリング14がはみ出さない。
10と共に外方へ押圧されるから、シールリング14を
アウター部材4に押しつける作用が安定し、圧力負荷時
の密封性能が向上する。そして、バックアップリング1
1,12は金属製であるから剛性がアップし、しかも第
一リング10がバックアップリング11,12を押圧す
るから、シールリング14がはみ出さない。
【0016】次に、本発明の第二実施例を図4に基づい
て説明する。図4は本発明第二実施例に係るシール装置
の断面図である。図示の如く、本実施例は、支持リング
20の断面形状を三角形とし、この支持リング20を溝
2の底面および側面に接して一対配したもので、第一リ
ング10の断面形状は、その接触面10aが支持リング
20の接触面20aの形状に対応するよう台形とされて
いる。その他の構成および作用、効果は第一実施例と同
様である。
て説明する。図4は本発明第二実施例に係るシール装置
の断面図である。図示の如く、本実施例は、支持リング
20の断面形状を三角形とし、この支持リング20を溝
2の底面および側面に接して一対配したもので、第一リ
ング10の断面形状は、その接触面10aが支持リング
20の接触面20aの形状に対応するよう台形とされて
いる。その他の構成および作用、効果は第一実施例と同
様である。
【0017】なお、上記第一、第二実施例では、インナ
ー部材1に溝2を形成してシール装置3を装着した構成
としたが、必要により、アウター部材4の嵌合周面に溝
2を形成してシール装置3を装着する構成としてもよ
い。この場合は、シール装置3を構成する第一リング1
0、バックアップリング11,12、第二リング13お
よびシールリング14の互いの溝2内の配置は、上記第
一、第二実施例と同様であることは勿論である。
ー部材1に溝2を形成してシール装置3を装着した構成
としたが、必要により、アウター部材4の嵌合周面に溝
2を形成してシール装置3を装着する構成としてもよ
い。この場合は、シール装置3を構成する第一リング1
0、バックアップリング11,12、第二リング13お
よびシールリング14の互いの溝2内の配置は、上記第
一、第二実施例と同様であることは勿論である。
【0018】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの変更
または修正を加え得ることは勿論である。例えば、上記
実施例において、第二リングを第一リングと一体化する
構成とすれば、第二リングが大きく移動しないから、シ
ールリングをアウター部材に押しつける力はより一層安
定する。
のではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの変更
または修正を加え得ることは勿論である。例えば、上記
実施例において、第二リングを第一リングと一体化する
構成とすれば、第二リングが大きく移動しないから、シ
ールリングをアウター部材に押しつける力はより一層安
定する。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、圧力負荷時に、第一リングが支持リングの接触
面に沿って移動し、局部的に大きく変形すること無くバ
ックアップリングを押圧するから、第一リングは、負荷
が繰り返されたとしても疲労破壊が生じず、その寿命を
長くできるといった優れた効果がある。
よると、圧力負荷時に、第一リングが支持リングの接触
面に沿って移動し、局部的に大きく変形すること無くバ
ックアップリングを押圧するから、第一リングは、負荷
が繰り返されたとしても疲労破壊が生じず、その寿命を
長くできるといった優れた効果がある。
【図1】本発明第一実施例に係るシール装置の断面図で
ある。
ある。
【図2】同じく圧力負荷時の密着状態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】同じくその取付手順を示す工程図であって、同
図(a)はバックアップリングと支持リングを挿入した
状態を示す図、同図(b)は同図(a)の状態から第一
リングを挿入した状態を示す図、同図(c)は同図
(b)の状態から第二リングを挿入した状態を示す図、
同図(d)は同図(c)の状態からシールリングを挿入
した状態を示す図である。
図(a)はバックアップリングと支持リングを挿入した
状態を示す図、同図(b)は同図(a)の状態から第一
リングを挿入した状態を示す図、同図(c)は同図
(b)の状態から第二リングを挿入した状態を示す図、
同図(d)は同図(c)の状態からシールリングを挿入
した状態を示す図である。
【図4】本発明第二実施例に係るシール装置の断面図で
ある。
ある。
【図5】従来のシール装置の断面図である。
【図6】先行技術に係るシール装置の断面図である。
【図7】図6(a)のシール装置の圧力負荷時の密着状
態を示す図である。
態を示す図である。
1 インナー部材 2 溝 3 シール装置 4 アウター部材 10 第一リング 11,12 バックアップリング 13 第二リング 14 シールリング 20 支持リング 10a,20a 接触面
Claims (1)
- 【請求項1】インナー部材と、該インナー部材に外嵌さ
れたアウター部材との間を密封するシール装置であっ
て、前記一方の部材の嵌合周面に設けられた溝の底面に
接して配される支持リングと、該支持リングの周面に接
して支持される弾性材からなる第一リングと、該第一リ
ングと前記他方の部材間に位置すると共に、前記溝の側
面にそれぞれ接して配される一対の剛性を有するバック
アップリングと、前記第一リング上に位置すると共に、
前記バックアップリング間に配される弾性材からなる第
二リングと、該第二リング、前記各バックアップリング
および前記他方の部材にて形成される空間内でそれぞれ
の部材に接して配されるシールリングとから構成され、
前記支持リングと第一リングの互いの接触面が、圧力負
荷時に第一リングが当該リングの接触面に沿って移動し
て前記バックアップリングを押圧するよう傾斜している
ことを特徴とするシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3234758A JPH0571646A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | シール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3234758A JPH0571646A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | シール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571646A true JPH0571646A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16975897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3234758A Pending JPH0571646A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | シール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0571646A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100634204B1 (ko) * | 2000-08-17 | 2006-10-16 | 매크로테크 폴리실, 인코포레이티드 | 밀봉 어셈블리 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3234758A patent/JPH0571646A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100634204B1 (ko) * | 2000-08-17 | 2006-10-16 | 매크로테크 폴리실, 인코포레이티드 | 밀봉 어셈블리 |
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