JPH0571559U - リニアアクチュエータの構造 - Google Patents

リニアアクチュエータの構造

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JPH0571559U
JPH0571559U JP1035092U JP1035092U JPH0571559U JP H0571559 U JPH0571559 U JP H0571559U JP 1035092 U JP1035092 U JP 1035092U JP 1035092 U JP1035092 U JP 1035092U JP H0571559 U JPH0571559 U JP H0571559U
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JP
Japan
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yoke
mover
center
linear actuator
sectional shape
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JP1035092U
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勉 水野
篤藏 関山
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Amada Co Ltd
Nisso Electric Corp
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Amada Co Ltd
Nisso Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディテント力が低減され、発振および位置決
め精度が向上し、高速、高応答な位置決め制御が可能で
あることを目的とする。 【構成】 センタヨークの断面形状と前記可動子の断面
形状とを同一形状に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧または空気圧直動バルブ(油空圧直動バルブ)等に使用され、 高速で、高応答で、高性能で前記油空圧直動バルブ等を制御し得るリニアアクチ ュエータの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、リニアアクチュエータは、油空圧直動バルブ用アクチュエータとして使 用され、ヨーク内に対向してセンタヨークを設け、このセンタヨークにそれぞれ コイルを巻回し、前記センタヨークと直交し前記ヨーク内に対向して中央磁極を 設け、この中央磁極の間に介在し、かつ前記センタヨークとの間を変位自在な可 動子を設けるものである。
【0003】 この可動子の前記センタヨークに対向する両側面にそれぞれ永久磁石を装着し 、一端が前記センタヨークを貫通して油空圧直動バルブ等に連結される出力軸を 前記可動子に設け、前記コイルに流れる電流を制御することにより、前記油空圧 直動バルブ等への推力を制御するものである。
【0004】 このようなリニアアクチュエータの可動部は、従来永久磁石も含めて断面形状 が円形であるのに対して、前記センタヨークの断面形状は正方形であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、可動子の形状とセンタヨークの形状とが異なるために、その推力特 性は、励磁電流が零アンペアの時の推力(ディテント力という)の変位に対する 傾きが大きく、不安定な系であった。
【0006】 このために、リニアアクチュエータによって位置決め制御する場合に、発振お よび位置決め精度が低下するから、使用上の困難な問題点があった。
【0007】 本考案の目的は、上記問題点を改善するために、ディテント力の傾きが低減さ れ、発振および位置決め精度が向上し、高速、高応答、高性能な位置決め制御が 可能なリニアアクチュエータの構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、ヨーク内に対向して設けられたセンタ ヨークと、このセンタヨークにそれぞれ巻回されたコイルと、前記センタヨーク と直交し前記ヨーク内に対向して設けられた中央磁極と、この中央磁極の間に介 在し前記センタヨークとの間を変位自在に設けられた可動子と、前記センタヨー クに対向して前記可動子の両側面にそれぞれ貼付された永久磁石と、前記可動子 に設けられ一端が前記センタヨークを貫通し前記コイルに流れる電流を制御する ことにより前記可動子に発生する変位による推力が制御される出力軸とを有する リニアアクチュエータであって、前記センタヨークの断面形状と前記可動子の断 面形状とを同一形状とすることを特徴とするリニアアクチュエータの構造である 。
【0009】
【作用】
本考案のリニアアクチュエータの構造を採用することにより、センタヨークの 断面形状と前記可動子の断面形状とを同一形状とすることによって、ディテント 力の傾きが低減され、発振および位置決め精度が向上し、高速、高応答、高性能 な位置決め制御が可能である。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて、詳細に説明する。
【0011】 図3は本考案が実施されたリニアアクチュエータの概略構成図、図4は図3の B部拡大図を示す。図3および図4において、リニアアクチュエータ1は、主と してヨーク3および可動子5から構成されている。
【0012】 ヨーク3は、多数のコアーを積層してなり、ヨーク3内に対向して設けられた センタヨーク7A,7Bと、センタヨーク7A,7Bに直交し互いに対向して設 けられた中央電極8A,8Bと、センタヨーク7A,7Bにそれぞれ巻回された コイル9A,9Bとからなる。
【0013】 また、可動子5は、中央電極8A,8Bの間に介在し、センタヨーク7A,7 Bとの間を変位自在に設けられ、この可動子5の両側面に前記センタヨーク7A ,7Bに対向してそれぞれ固着された永久磁石11A,11Bと、この可動子5 に直結されセンタヨーク7A,7B内を移動自在に貫通する出力軸13とからな る。この出力軸13の一端が図示されない油空圧バルブのスプールに連結され、 他端がヨーク3の外側に設けられた差動トランス15内にあるものとする。
【0014】 このように構成されたことにより、リニアアクチュエータ1は、コイル9A, 9Bへの電流を制御することによって、推力発生面である永久磁石11A,11 Bとセンタヨーク7A,7Bとの間に発生する吸引力および反発力である推力F としての変位xを制御することができる。
【0015】 この際、差動トランス15によって、出力軸13の変位xが検出され、前記油 空圧バルブの制御装置(図示省略)へフィードバックされるものとする。なお、 出力軸用リニアベアリング17がヨーク3内に設けられ、出力軸13の変位を円 滑にする。
【0016】 次に、図1は本考案の一実施例である図4のA−A断面図を示す。図において センタヨーク7A,7Bは可動子5と断面を同一形状とする円形に形成されてい る。このように、センタヨーク7A,7Bが形成されたことにより、図2に示す ように励磁電流零アンペアにおける推力(ディテント力)の変位に対する傾きが 従来技術による推力特性線bに比較して、本考案技術による推力特性線aでは小 さくなることを示すものである。
【0017】 従って、このような本考案のリニアアクチュエータ1を前記油空圧バルブ適用 した場合には、発振、位置決め精度のよい安定した系が形成され、高速、高応答 、高性能なバルブ制御が可能である。
【0018】 なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜の設計的変更を 行うことにより、他の態様においても使用が可能であって、例えば可動子5およ び永久磁石11A,11Bの形状をセンタヨーク7A,7Bと同一形状の正方形 としても、同一の効果を奏することができる。
【0019】
【考案の効果】
上述の説明ですでに明らかなように、本考案のリニアアクチュエータの構造は 、センタヨークの断面形状と前記可動子の断面形状とを同一形状とすることによ って、従来技術の問題点が有効に解決され、ディテント力が低減され、発振およ び位置決め精度が向上し、高速、高応答、高性能な位置決め制御が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である図3のA−A断面図で
ある。
【図2】リニアフクチュエータの推力特性線図である。
【図3】本考案が実施されたリニアアクチュエータの概
略構成図である。
【図4】図3のB部拡大図である。
【符号の説明】
1 リニアアクチュエータ 3 ヨーク 5 可動子 7A,7B センタヨーク 9A,9B コイル 11A,11B 永久磁石 13 出力軸 15 差動トランス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨーク内に対向して設けられたセンタヨ
    ークと、このセンタヨークにそれぞれ巻回されたコイル
    と、前記センタヨークと直交し前記ヨーク内に対向して
    設けられた中央磁極と、この中央磁極の間に介在し前記
    センタヨークとの間を変位自在に設けられた可動子と、
    前記センタヨークに対向する前記可動子の両側面にそれ
    ぞれ貼付された永久磁石と、前記可動子に設けられ一端
    が前記センタヨーク内を貫通し前記コイルに流れる電流
    を制御することにより前記可動子に発生する変位による
    推力が制御される出力軸とを有するリニアアクチュエー
    タであって、前記センタヨークの断面形状と前記可動子
    の断面形状とを同一形状とすることを特徴とするリニア
    アクチュエータの構造。
JP1992010350U 1992-03-03 1992-03-03 リニアアクチュエータ Expired - Lifetime JP2574367Y2 (ja)

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JP1992010350U JP2574367Y2 (ja) 1992-03-03 1992-03-03 リニアアクチュエータ

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JPH0571559U true JPH0571559U (ja) 1993-09-28
JP2574367Y2 JP2574367Y2 (ja) 1998-06-11

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ID=11747746

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JP1992010350U Expired - Lifetime JP2574367Y2 (ja) 1992-03-03 1992-03-03 リニアアクチュエータ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494154A (ja) * 1972-05-04 1974-01-14
JPS4968922A (ja) * 1972-11-07 1974-07-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494154A (ja) * 1972-05-04 1974-01-14
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