JPH0571507A - 空気圧アクチユエータの方向切り換え方法 - Google Patents
空気圧アクチユエータの方向切り換え方法Info
- Publication number
- JPH0571507A JPH0571507A JP22810091A JP22810091A JPH0571507A JP H0571507 A JPH0571507 A JP H0571507A JP 22810091 A JP22810091 A JP 22810091A JP 22810091 A JP22810091 A JP 22810091A JP H0571507 A JPH0571507 A JP H0571507A
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- JP
- Japan
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- solenoid valve
- compressed air
- pneumatic actuator
- chamber
- air supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、空気圧アクチュエータの駆動方向
を電磁弁の切り換えにより切り換えるための空気圧アク
チュエータの方向切り換え方法に関し、電磁弁の作動に
迅速に対応して、ピストンロッドの駆動方向を変更する
ことを目的とする。 【構成】 空気圧アクチュエータの一側室と他側室にそ
れぞれ接続される圧縮空気給排管路に、それぞれ給排気
を切り換える電磁弁を介装し、空気圧アクチュエータの
方向切り換え時に、排気される室側に接続される圧縮空
気給排管路の電磁弁を、排気側に切り換えた後、所定時
間経過後に、給気される室側に接続される圧縮空気給排
管路の電磁弁を給気側に切り換えるように構成する。
を電磁弁の切り換えにより切り換えるための空気圧アク
チュエータの方向切り換え方法に関し、電磁弁の作動に
迅速に対応して、ピストンロッドの駆動方向を変更する
ことを目的とする。 【構成】 空気圧アクチュエータの一側室と他側室にそ
れぞれ接続される圧縮空気給排管路に、それぞれ給排気
を切り換える電磁弁を介装し、空気圧アクチュエータの
方向切り換え時に、排気される室側に接続される圧縮空
気給排管路の電磁弁を、排気側に切り換えた後、所定時
間経過後に、給気される室側に接続される圧縮空気給排
管路の電磁弁を給気側に切り換えるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気圧アクチュエータ
の駆動方向を電磁弁の切り換えにより切り換えるための
空気圧アクチュエータの方向切り換え方法に関する。
の駆動方向を電磁弁の切り換えにより切り換えるための
空気圧アクチュエータの方向切り換え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、工作機械,産業機械等の各種装
置では、圧縮空気により駆動される空気圧アクチュエー
タが多用されている。
置では、圧縮空気により駆動される空気圧アクチュエー
タが多用されている。
【0003】図5は、この種の空気圧アクチュエータを
示すもので、この空気圧アクチュエータ11は、シリン
ダ本体13内に、ピストンロッド15を挿入し、ピスト
ンロッド15の先端にピストン17を固定して形成され
ている。
示すもので、この空気圧アクチュエータ11は、シリン
ダ本体13内に、ピストンロッド15を挿入し、ピスト
ンロッド15の先端にピストン17を固定して形成され
ている。
【0004】シリンダ本体13内のピストン17の一側
には、一側室19が形成され、他側には、他側室21が
形成されている。シリンダ本体13の一側室19と他側
室21には、圧縮空気給排管路23がそれぞれ接続され
ており、これ等の圧縮空気給排管路23は、圧縮空気圧
源25に接続されている。
には、一側室19が形成され、他側には、他側室21が
形成されている。シリンダ本体13の一側室19と他側
室21には、圧縮空気給排管路23がそれぞれ接続され
ており、これ等の圧縮空気給排管路23は、圧縮空気圧
源25に接続されている。
【0005】そして、一対の圧縮空気給排管路23に
は、一台の電磁弁27が介装されている。このような空
気圧アクチュエータ11では、電磁弁27を励磁してポ
ートを切り換えることにより、圧縮空気が供給される室
19,21が換わり、ピストンロッド15の駆動方向が
変更される。
は、一台の電磁弁27が介装されている。このような空
気圧アクチュエータ11では、電磁弁27を励磁してポ
ートを切り換えることにより、圧縮空気が供給される室
19,21が換わり、ピストンロッド15の駆動方向が
変更される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気圧アクチュエータの方向切り換え方法で
は、電磁弁27の作動に迅速に対応して、ピストンロッ
ド15の駆動方向を変更することが困難であるという問
題があった。
うな従来の空気圧アクチュエータの方向切り換え方法で
は、電磁弁27の作動に迅速に対応して、ピストンロッ
ド15の駆動方向を変更することが困難であるという問
題があった。
【0007】すなわち、一般に、空気圧アクチュエータ
11のピストンロッド15は、一側室19と他側室21
との差圧により駆動するが、従来の空気圧アクチュエー
タでは、例えば、一側室19に圧縮空気が供給されるよ
うに電磁弁27が切り換えられた時に、他側室21内に
圧縮空気が残存しているため、この圧縮空気の残圧によ
り、電磁弁27の作動に迅速に対応して、ピストンロッ
ド15の駆動方向を変更することが困難であるという問
題があった。
11のピストンロッド15は、一側室19と他側室21
との差圧により駆動するが、従来の空気圧アクチュエー
タでは、例えば、一側室19に圧縮空気が供給されるよ
うに電磁弁27が切り換えられた時に、他側室21内に
圧縮空気が残存しているため、この圧縮空気の残圧によ
り、電磁弁27の作動に迅速に対応して、ピストンロッ
ド15の駆動方向を変更することが困難であるという問
題があった。
【0008】本発明は、かかる従来の問題を解決したも
ので、電磁弁の作動に迅速に対応して、ピストンロッド
の駆動方向を変更することができる空気圧アクチュエー
タの方向切り換え方法を提供することを目的とする。
ので、電磁弁の作動に迅速に対応して、ピストンロッド
の駆動方向を変更することができる空気圧アクチュエー
タの方向切り換え方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる空気圧
アクチュエータの方向切り換え方法は、空気圧アクチュ
エータの一側室と他側室にそれぞれ接続される圧縮空気
給排管路に、それぞれ給排気を切り換える電磁弁を介装
し、前記空気圧アクチュエータの方向切り換え時に、排
気される室側に接続される圧縮空気給排管路の電磁弁
を、排気側に切り換えた後、所定時間経過後に、給気さ
れる室側に接続される圧縮空気給排管路の電磁弁を給気
側に切り換えるものである。
アクチュエータの方向切り換え方法は、空気圧アクチュ
エータの一側室と他側室にそれぞれ接続される圧縮空気
給排管路に、それぞれ給排気を切り換える電磁弁を介装
し、前記空気圧アクチュエータの方向切り換え時に、排
気される室側に接続される圧縮空気給排管路の電磁弁
を、排気側に切り換えた後、所定時間経過後に、給気さ
れる室側に接続される圧縮空気給排管路の電磁弁を給気
側に切り換えるものである。
【0010】
【作用】本発明の空気圧アクチュエータの方向切り換え
方法では、空気圧アクチュエータの方向切り換え時に
は、先ず、排気される室側に接続される圧縮空気給排管
路の電磁弁が、排気側に切り換えられ、排気される室内
の圧縮空気の一部が排気され、この後、所定時間経過後
に、給気される室側に接続される圧縮空気給排管路の電
磁弁が給気側に切り換えられる。
方法では、空気圧アクチュエータの方向切り換え時に
は、先ず、排気される室側に接続される圧縮空気給排管
路の電磁弁が、排気側に切り換えられ、排気される室内
の圧縮空気の一部が排気され、この後、所定時間経過後
に、給気される室側に接続される圧縮空気給排管路の電
磁弁が給気側に切り換えられる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例に
ついて説明する。図1は、本発明の空気圧アクチュエー
タの方向切り換え方法の一実施例が適用される空気圧ア
クチュエータ装置を示すもので、図において符号31
は、空気圧アクチュエータを示している。
ついて説明する。図1は、本発明の空気圧アクチュエー
タの方向切り換え方法の一実施例が適用される空気圧ア
クチュエータ装置を示すもので、図において符号31
は、空気圧アクチュエータを示している。
【0012】この空気圧アクチュエータ31は、シリン
ダ本体33内に、ピストンロッド35を挿入し、ピスト
ンロッド35の先端にピストン37を固定して形成され
ている。
ダ本体33内に、ピストンロッド35を挿入し、ピスト
ンロッド35の先端にピストン37を固定して形成され
ている。
【0013】シリンダ本体33内のピストン37の一側
には、一側室39が形成され、他側には、他側室41が
形成されている。シリンダ本体33の一側室39と他側
室41には、圧縮空気給排管路43がそれぞれ接続され
ており、これ等の圧縮空気給排管路43は、圧縮空気圧
源45に接続されている。
には、一側室39が形成され、他側には、他側室41が
形成されている。シリンダ本体33の一側室39と他側
室41には、圧縮空気給排管路43がそれぞれ接続され
ており、これ等の圧縮空気給排管路43は、圧縮空気圧
源45に接続されている。
【0014】そして、一対の圧縮空気給排管路43に
は、圧縮空気の方向を制御する3ポートの一側電磁弁4
7および他側電磁弁49が介装されている。一側電磁弁
47および他側電磁弁49のソレノイドコイル51に
は、電線53の一端が接続され、この電線53の他端
は、電源装置55に接続されている。
は、圧縮空気の方向を制御する3ポートの一側電磁弁4
7および他側電磁弁49が介装されている。一側電磁弁
47および他側電磁弁49のソレノイドコイル51に
は、電線53の一端が接続され、この電線53の他端
は、電源装置55に接続されている。
【0015】図2は、電源装置55の詳細を示すもの
で、この電源装置55には、電磁弁47,49の定格電
圧に対応する、例えば、DC6Vの入力端子57と、高
電圧、例えば、DC60Vの入力端子59が配置されて
いる。
で、この電源装置55には、電磁弁47,49の定格電
圧に対応する、例えば、DC6Vの入力端子57と、高
電圧、例えば、DC60Vの入力端子59が配置されて
いる。
【0016】また、この電源装置55には、制御装置6
1からの、例えば、DC12Vの信号電圧波形を入力す
る信号入力端子63,65が配置されている。すなわ
ち、この電源装置55では、制御装置61から、例え
ば、図3に示すように、一側電磁弁47側の信号入力端
子63に、他側電磁弁49側の信号入力端子65への1
2Vの印加から時間t1 後に、12Vを印加し、この印
加から時間t3 後、すなわち、他側電磁弁49側の信号
入力端子65への12Vの印加より時間t2 前に、電圧
を0Vにするような信号電圧波形が入力される。
1からの、例えば、DC12Vの信号電圧波形を入力す
る信号入力端子63,65が配置されている。すなわ
ち、この電源装置55では、制御装置61から、例え
ば、図3に示すように、一側電磁弁47側の信号入力端
子63に、他側電磁弁49側の信号入力端子65への1
2Vの印加から時間t1 後に、12Vを印加し、この印
加から時間t3 後、すなわち、他側電磁弁49側の信号
入力端子65への12Vの印加より時間t2 前に、電圧
を0Vにするような信号電圧波形が入力される。
【0017】なお、上述した時間t1 ,t2 ,t3 は、
制御装置61内に配置されるシーケンサあるいはパルス
発振器等のタイマーを調節することにより容易に変更可
能である。
制御装置61内に配置されるシーケンサあるいはパルス
発振器等のタイマーを調節することにより容易に変更可
能である。
【0018】また、時間t1 ,t2 は、空気圧アクチュ
エータ31のピストンロッド35の作動時間を調整する
時間で、これは電磁弁47,49の応答時間との関係で
決定され、具体的には、5〜10msec程度の時間とされ
る。
エータ31のピストンロッド35の作動時間を調整する
時間で、これは電磁弁47,49の応答時間との関係で
決定され、具体的には、5〜10msec程度の時間とされ
る。
【0019】そして、この信号電圧波形の入力により、
電源装置55から、例えば、図4に示すように、例え
ば、一側電磁弁47側のソレノイドコイル51に、他側
電磁弁49側のソレノイドコイル51への6Vの印加
後、時間t1 後に、例えば、5msecの間60Vの電圧を
印加し、この後、他側電磁弁49側のソレノイドコイル
51に60Vの電圧が印加される時間より時間t2 前ま
での間、電圧を6Vにするような電圧波形が出力され
る。
電源装置55から、例えば、図4に示すように、例え
ば、一側電磁弁47側のソレノイドコイル51に、他側
電磁弁49側のソレノイドコイル51への6Vの印加
後、時間t1 後に、例えば、5msecの間60Vの電圧を
印加し、この後、他側電磁弁49側のソレノイドコイル
51に60Vの電圧が印加される時間より時間t2 前ま
での間、電圧を6Vにするような電圧波形が出力され
る。
【0020】上述した空気圧アクチュエータ装置は、本
発明の空気圧アクチュエータの方向切り換え方法の一実
施例により以下述べるようにして駆動される。すなわ
ち、先ず、図4の時間の直前までは、一側電磁弁47
に0V、他側電磁弁49に6Vの電圧が印加されている
ため、図1において、一側電磁弁47のポート位置は
a、他側電磁弁49のポート位置はbとされ、圧縮空気
圧源45からの空気は、他側室41に流入しており、ピ
ストンロッド35が突出状態とされている。
発明の空気圧アクチュエータの方向切り換え方法の一実
施例により以下述べるようにして駆動される。すなわ
ち、先ず、図4の時間の直前までは、一側電磁弁47
に0V、他側電磁弁49に6Vの電圧が印加されている
ため、図1において、一側電磁弁47のポート位置は
a、他側電磁弁49のポート位置はbとされ、圧縮空気
圧源45からの空気は、他側室41に流入しており、ピ
ストンロッド35が突出状態とされている。
【0021】図4の時間の時には、他側電磁弁49の
電圧が0Vとなるため、他側電磁弁49のポート位置は
aとされ、他側室41に流入していた圧縮空気が大気中
に開放される。
電圧が0Vとなるため、他側電磁弁49のポート位置は
aとされ、他側室41に流入していた圧縮空気が大気中
に開放される。
【0022】時間からt1 時間後のになると、一側
電磁弁47に、60Vの高電圧が、例えば、5msecの間
印加され、この高電圧により、一側電磁弁47のポート
位置がb側に迅速に切り換わり、圧縮空気圧源45から
の圧縮空気が、一側室39に供給され、ピストンロッド
35が、他側室41に向けて急速に戻される。
電磁弁47に、60Vの高電圧が、例えば、5msecの間
印加され、この高電圧により、一側電磁弁47のポート
位置がb側に迅速に切り換わり、圧縮空気圧源45から
の圧縮空気が、一側室39に供給され、ピストンロッド
35が、他側室41に向けて急速に戻される。
【0023】時間から5msec後のからは、一側電磁
弁47への印加電圧が、電磁弁47,49の定格電圧で
ある6Vに戻される。時間からt3 時間後のになる
と、一側電磁弁47の電圧が0Vとなるため、一側電磁
弁47のポート位置はaとされ、一側室39に流入して
いた圧縮空気が大気中に開放される。
弁47への印加電圧が、電磁弁47,49の定格電圧で
ある6Vに戻される。時間からt3 時間後のになる
と、一側電磁弁47の電圧が0Vとなるため、一側電磁
弁47のポート位置はaとされ、一側室39に流入して
いた圧縮空気が大気中に開放される。
【0024】時間からt2 時間後のになると、他側
電磁弁49に、60Vの高電圧が、例えば、5msecの間
印加され、この高電圧により、他側電磁弁49のポート
位置がb側に迅速に切り換わり、圧縮空気圧源45から
の圧縮空気が、他側室41に供給され、ピストンロッド
35が、一側室39から急速に突出される。
電磁弁49に、60Vの高電圧が、例えば、5msecの間
印加され、この高電圧により、他側電磁弁49のポート
位置がb側に迅速に切り換わり、圧縮空気圧源45から
の圧縮空気が、他側室41に供給され、ピストンロッド
35が、一側室39から急速に突出される。
【0025】時間から5msec後には、他側電磁弁49
への印加電圧が、電磁弁47,49の定格電圧である6
Vに戻され、上述した動作が繰り返される。しかして、
上述した空気圧アクチュエータの方向切り換え方法で
は、空気圧アクチュエータ31の一側室39と他側室4
1にそれぞれ接続される圧縮空気給排管路43に、それ
ぞれ給排気を切り換える電磁弁47,49を介装し、空
気圧アクチュエータ31の方向切り換え時に、排気され
る室39,41側に接続される圧縮空気給排管路43の
電磁弁47,49を、排気側に切り換えた後、所定時間
経過後に、給気される室39,41側に接続される圧縮
空気給排管路43の電磁弁47,49を給気側に切り換
えるようにしたので、電磁弁47,49の作動に迅速に
対応してピストンロッド35の駆動方向を変更すること
が可能となる。
への印加電圧が、電磁弁47,49の定格電圧である6
Vに戻され、上述した動作が繰り返される。しかして、
上述した空気圧アクチュエータの方向切り換え方法で
は、空気圧アクチュエータ31の一側室39と他側室4
1にそれぞれ接続される圧縮空気給排管路43に、それ
ぞれ給排気を切り換える電磁弁47,49を介装し、空
気圧アクチュエータ31の方向切り換え時に、排気され
る室39,41側に接続される圧縮空気給排管路43の
電磁弁47,49を、排気側に切り換えた後、所定時間
経過後に、給気される室39,41側に接続される圧縮
空気給排管路43の電磁弁47,49を給気側に切り換
えるようにしたので、電磁弁47,49の作動に迅速に
対応してピストンロッド35の駆動方向を変更すること
が可能となる。
【0026】すなわち、本発明の空気圧アクチュエータ
の方向切り換え方法では、空気圧アクチュエータ31の
方向切り換え時には、先ず、例えば、排気される他側室
41側に接続される圧縮空気給排管路43の他側電磁弁
49が、排気側に切り換えられ、排気される他側室41
内の圧縮空気の一部が排気され、この後、所定時間経過
後に、給気される一側室39側に接続される圧縮空気給
排管路43の一側電磁弁47が給気側に切り換えられる
ため、一側電磁弁47が給気側に切り換えられた時に
は、他側室41内に圧縮空気が残存していることがなく
なり、一側電磁弁47の作動に迅速に対応して、ピスト
ンロッド35の駆動方向を変更することが可能となる。
の方向切り換え方法では、空気圧アクチュエータ31の
方向切り換え時には、先ず、例えば、排気される他側室
41側に接続される圧縮空気給排管路43の他側電磁弁
49が、排気側に切り換えられ、排気される他側室41
内の圧縮空気の一部が排気され、この後、所定時間経過
後に、給気される一側室39側に接続される圧縮空気給
排管路43の一側電磁弁47が給気側に切り換えられる
ため、一側電磁弁47が給気側に切り換えられた時に
は、他側室41内に圧縮空気が残存していることがなく
なり、一側電磁弁47の作動に迅速に対応して、ピスト
ンロッド35の駆動方向を変更することが可能となる。
【0027】また、上述した空気圧アクチュエータの方
向切り換え方法では、一側電磁弁47および他側電磁弁
49のポートb側への切り換え時に、電磁弁47,49
に定格電圧より充分に大きい電圧を印加するようにした
ので、電磁弁47,49のポートの切り換えを、迅速,
確実に行うことが可能となる。
向切り換え方法では、一側電磁弁47および他側電磁弁
49のポートb側への切り換え時に、電磁弁47,49
に定格電圧より充分に大きい電圧を印加するようにした
ので、電磁弁47,49のポートの切り換えを、迅速,
確実に行うことが可能となる。
【0028】なお、この場合、電磁弁47,49に定格
電圧より充分に大きい電圧を印加することになるが、印
加時間が、例えば、5msec程度と、非常に短時間である
ため、ソレノイドコイル51等が損傷することはない。
電圧より充分に大きい電圧を印加することになるが、印
加時間が、例えば、5msec程度と、非常に短時間である
ため、ソレノイドコイル51等が損傷することはない。
【0029】さらに、上述した空気圧アクチュエータの
方向切り換え方法では、設定時間t 1 およびt2 の時間
を調整することにより、ピストンロッド35の速度を微
調整することが可能となる。
方向切り換え方法では、設定時間t 1 およびt2 の時間
を調整することにより、ピストンロッド35の速度を微
調整することが可能となる。
【0030】なお、以上述べた実施例では、電源装置5
5に、6Vと60Vの電圧を別々に印加した例について
説明したが、本発明は、かかる実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、電源装置内にトランスを内蔵させ、
6Vまたは60Vのいずれか一方の電圧のみを印加する
ように構成しても良いことは勿論である。
5に、6Vと60Vの電圧を別々に印加した例について
説明したが、本発明は、かかる実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、電源装置内にトランスを内蔵させ、
6Vまたは60Vのいずれか一方の電圧のみを印加する
ように構成しても良いことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の空気圧アク
チュエータの方向切り換え方法では、電磁弁の作動に迅
速に対応して、ピストンロッドの駆動方向を変更するこ
とができるという利点がある。
チュエータの方向切り換え方法では、電磁弁の作動に迅
速に対応して、ピストンロッドの駆動方向を変更するこ
とができるという利点がある。
【図1】本発明の空気圧アクチュエータの方向切り換え
方法の一実施例が適用される空気圧アクチュエータ装置
を示す回路図である。
方法の一実施例が適用される空気圧アクチュエータ装置
を示す回路図である。
【図2】図1の電源装置の詳細を示す説明図である。
【図3】制御装置から図1の電源装置に印加される信号
電圧を示すタイムチャートである。
電圧を示すタイムチャートである。
【図4】電源装置から図1の電磁弁に印加される電圧を
示すタイムチャートである。
示すタイムチャートである。
【図5】従来の空気圧アクチュエータ装置を示す説明図
である。
である。
31 空気圧アクチュエータ 39 一側室 41 他側室 43 圧縮空気給排管路 47 一側電磁弁 49 他側電磁弁
Claims (1)
- 【請求項1】 空気圧アクチュエータの一側室と他側室
にそれぞれ接続される圧縮空気給排管路に、それぞれ給
排気を切り換える電磁弁を介装し、前記空気圧アクチュ
エータの方向切り換え時に、排気される室側に接続され
る圧縮空気給排管路の電磁弁を、排気側に切り換えた
後、所定時間経過後に、給気される室側に接続される圧
縮空気給排管路の電磁弁を給気側に切り換えることを特
徴とする空気圧アクチュエータの方向切り換え方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22810091A JPH0571507A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 空気圧アクチユエータの方向切り換え方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22810091A JPH0571507A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 空気圧アクチユエータの方向切り換え方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571507A true JPH0571507A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16871196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22810091A Pending JPH0571507A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 空気圧アクチユエータの方向切り換え方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0571507A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019071013A (ja) * | 2017-10-11 | 2019-05-09 | 住友重機械工業株式会社 | 昇降用アクチュエータ装置 |
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1991
- 1991-09-09 JP JP22810091A patent/JPH0571507A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019071013A (ja) * | 2017-10-11 | 2019-05-09 | 住友重機械工業株式会社 | 昇降用アクチュエータ装置 |
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