JPH0571279A - 網 戸 - Google Patents

網 戸

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JPH0571279A
JPH0571279A JP3234637A JP23463791A JPH0571279A JP H0571279 A JPH0571279 A JP H0571279A JP 3234637 A JP3234637 A JP 3234637A JP 23463791 A JP23463791 A JP 23463791A JP H0571279 A JPH0571279 A JP H0571279A
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frame
holding
screen door
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JP3234637A
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JP2634514B2 (ja
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Kenji Manabe
健二 真鍋
Osamu Shoda
修 正田
Naoto Koizumi
直人 小泉
Norishige Hayashi
則茂 林
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YKK AP Inc
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YKK AP Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押えロープを使用してネットを定着すること
による意匠性の低下を回避するとともに、ネットの張付
作業性を高める。 【構成】 框1の本体10にアタッチメント2とともにネ
ットnの周辺を押さえる押え部11をフレームFの内周側
へ張り出し、この押え部11のアタッチメント2側の対向
する面にアタッチメント2を係止する係止突片1b,1bを
突設し、この押え部11側に並列する脚片21,21を持つア
タッチメント2を係止突片1b,1b間に差し込み、押え部
11に嵌着させてネットnを框1の押え部11とアタッチメ
ント2との間に挟み込んで定着するもので、框1に嵌着
するアタッチメント2によってネットnを定着すること
により押えロープの使用を不要化し、押えロープを使用
することによる意匠性の低下を回避すると同時に、ネッ
トnの張付作業性を高めるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はネットの周辺を、ロー
プを使用することなく定着した網戸に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】網戸のネ
ットの定着はこれまで、枠組みされたフレームの各框に
形成される溝内に周辺を押えロープを用いて差し込むこ
とにより定着する方法が一般的であるが、この方法では
押えロープが框の表面に露出するため意匠性が低下し、
特に網戸に高級感を持たせるために施される框の,ある
いは網戸全体のデザインを阻害する結果となっている。
また溝内に押えロープを連続的に押し込むには専用の治
具を必要とし、その作業は煩雑である、等の問題を持っ
ている。
【0003】意匠上の問題は実公昭57-59598号のように
押えロープを額縁で覆うことにより解消されるが、部品
点数が増加し、従来のネットの張り付け作業に額縁を差
し込む工程を付加することになる。
【0004】この発明は従来の、押えロープを使用する
ネットの張り付け方法の問題を踏まえてなされたもの
で、意匠上,及び作業上の問題を同時に解決する網戸を
新たに提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明ではフレームの各
框に嵌着するアタッチメントを用いてネットを定着する
ことにより押えロープの使用を不要化し、押えロープを
使用することによる意匠性の低下と、それを回避するた
めに要する作業を簡易化するとともに、部品点数の増加
を抑える。
【0006】框の本体にはアタッチメントとともにネッ
トの周辺を押さえる押え部がフレームの内周側へ突出
し、この押え部のアタッチメント側の対向する面にはア
タッチメントを係止して保持する係止突片が突設され
る。
【0007】アタッチメントは框の押え部側に並列する
脚片を持ち、押え部の係止突片間に差し込まれ、これに
先端部分が係合して押え部に保持される。
【0008】ネットは框の押え部とアタッチメントとの
間に挟まれ、押え部の係止突片とアタッチメントの脚片
との間に挟持されて定着される。このとき、従来の押え
ロープが不在であることにより意匠性低下の問題は発生
せず、またネットの定着がアタッチメントの嵌着のみで
完了することから、ネットの張付作業性が向上される。
【0009】また框の本体のアタッチメントとの境界部
分に、定着されたネットの余長部分を切断する際のガイ
ドとなる凹溝を形成することによりネット定着後の切断
作業性を高める。
【0010】加えて框の押え部とアタッチメントの脚片
の基部側からそれぞれネットの周辺を押え部と脚片間へ
導く延長部をフレームの内周側へ連続して張り出して形
成することによりネット定着部の保持性を高め、更に網
戸を可動とする場合の引手の形成を容易にする。
【0011】
【実施例】以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて
説明する。
【0012】この発明の網戸Aは図2に示すように框1
を枠組みしたフレームFにネットnを張り、図1に示す
ように各框1にアタッチメント2を嵌着してネットnの
周辺をフレームFに定着したものである。
【0013】框1の、フレームFの内周側には図1に示
すようにアタッチメント2とともにネットnの周辺を押
さえる押え部11が本体10に連続してフレームFの内周側
へ張り出している。アタッチメント2はこの押え部11
対向して差し込まれる。
【0014】押え部11はアタッチメント2側が開放し、
その側にはアタッチメント2を受ける凹部1aが本体10
一部によって形成され、この凹部1a内の対向する面にア
タッチメント2を係止する係止突片1b,1bが突設され
る。
【0015】アタッチメント2は框1の押え部11側を向
く、並列する脚片21,21を持ち、原則的にΠ形の断面形
状をしており、この脚片21,21が押え部11の凹部1a内に
差し込まれ、嵌着する。実施例に示すアタッチメント2
の断面形状は後述する延長部22によってF形をしてい
る。アタッチメント2は框1を装飾するための額縁の機
能も果たす。
【0016】脚片21の先端の外周面には、図示するよう
に凹部1a側から脚片21の基部側へかけて係止突片1b側へ
次第に接近する傾斜の付いたガイド面2aと、これと段差
が付き、脚片21,21の対向する側へ凹んだ段部2bが形成
されており、アタッチメント2は脚片21,21の先端部分
がガイド面2aによって係止突片1b,1b間に差し込まれ、
これに段部2b,2bが弾性的に係合することにより凹部1a
に嵌着し、押え部11に保持される。
【0017】ネットnは図1,図3に示すように框1の
押え部11とアタッチメント2との間に挟まれ、押え部11
の係止突片1b,1bとアタッチメント2の脚片21,21との
間に挟持されて定着される。
【0018】ネットnには従来通りのポリプロピレン,
ポリ塩化ビニルの線条を織成した網の使用も可能である
が、本発明では押えロープを使用する場合より定着部分
の幅(見付け)が比較的大きく、ネットnの周辺はアタ
ッチメント2の差し込み時に屈曲し、引っ張られて挟持
されることから、グラスファイバーの単繊維をポリ塩化
ビニルで被覆した線条を織成した後、その交点を熱溶着
した、柔軟性の高い網の使用が好ましい。
【0019】図示する実施例では框1の押え部11と、ア
タッチメント2の脚片21の基部側から連続してフレーム
Fの内周側へ、互いに接近する延長部12,22を張り出し
て形成し、ネットnの周辺を押え部11と脚片21,21間か
ら連続的に挟み込んで保持している。ネットnの保持性
は図1に示すように延長部12,22の対向する面のいずれ
か一方,もしくは双方に凹凸面2cを形成することにより
高められる。
【0020】この延長部12,22には網戸Aが可動状態で
建て入れられる場合、図1,図3に示すようにフレーム
Fの内周側の先端が屈曲させられて室の内外の引手13
23が形成され、網戸Aの操作性が向上される。
【0021】また実施例では、框1の本体10のアタッチ
メント2との境界部分に、ネットnの定着部の余長部分
を切断するときのカッターの移動をガイドする凹溝14
框1の長さ方向に形成し、ネットnの切断作業性も高め
ている。
【0022】ネットnは図2に示すように框1を枠組み
したフレームFに張り付けられた後、単に各框1にアタ
ッチメント2を嵌着することにより定着される。定着後
は前記凹溝14を利用して余長部分を切断し、網戸Aが完
成する。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上の通りであり、フレーム
の各框に嵌着するアタッチメントを用いてネットを定着
したものであるため、これまでの押えロープが不要とな
り、この結果、押えロープを使用することによる意匠性
の低下が回避され、框のデザインを生かすことができ、
またアタッチメントは額縁の機能を果たし得るため、室
内側と室外側の外観を統一することもできる。
【0024】また押えロープを押し込むための治具が不
要となり、ネットは単純にフレーム上に張設し、アタッ
チメントを差し込むのみで張り付けが完了するためその
作業性が高い。
【0025】加えて框の押え部とアタッチメントに延長
部を形成することによりそれぞれに引手を形成すること
ができ、網戸の操作性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】網戸のネットの定着部分を示した縦断面図であ
る。
【図2】ネットの張り付け要領を示した斜視図である。
【図3】図1の他の実施例を示した縦断面図である。
【符号の説明】
A……網戸、1……框、10……本体、11……押え部、1a
……凹部、1b……係止突片、12……延長部、13……引
手、14……凹溝、2……アタッチメント、21……脚片、
2a……ガイド面、2b……段部、22……延長部、2c……凹
凸面、23……引手、F……フレーム、n……ネット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 框1を枠組みしたフレームFにネットn
    を張り、各框1にアタッチメント2を嵌着してネットn
    の周辺をフレームFに定着させた網戸Aであり、框1の
    本体10にはアタッチメント2とともにネットnの周辺を
    押さえる押え部11がフレームFの内周側へ張り出し、こ
    の押え部11のアタッチメント2側の対向する面にはアタ
    ッチメント2を係止する係止突片1b,1bが突設され、ア
    タッチメント2は框1の押え部11側に並列する脚片21
    21を持ち、押え部11の係止突片1b,1b間に差し込まれ、
    これに先端部分が係合して押え部11に保持されており、
    ネットnは框1の押え部11とアタッチメント2との間に
    挟まれ、押え部11の係止突片1b,1bとアタッチメント2
    の脚片21,21との間に挟持されて定着されていることを
    特徴とする網戸。
  2. 【請求項2】 框1の本体10におけるアタッチメント2
    との境界部分には、定着されたネットnの余長部分の切
    断時のガイドとなる凹溝14が形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の網戸。
  3. 【請求項3】 框1の押え部11と、アタッチメント2の
    脚片21の基部側からはネットnを押え部11と脚片21,21
    間へ導く延長部12,22がそれぞれフレームFの内周側へ
    連続して張り出していることを特徴とする請求項1記載
    の網戸。
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