JP2634514B2 - 網 戸 - Google Patents

網 戸

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JP2634514B2
JP2634514B2 JP3234637A JP23463791A JP2634514B2 JP 2634514 B2 JP2634514 B2 JP 2634514B2 JP 3234637 A JP3234637 A JP 3234637A JP 23463791 A JP23463791 A JP 23463791A JP 2634514 B2 JP2634514 B2 JP 2634514B2
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健二 真鍋
修 正田
直人 小泉
則茂 林
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WAI KEI KEI AAKI TEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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WAI KEI KEI AAKI TEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はネットの周辺を、ロー
プを使用することなく定着した網戸に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】網戸のネ
ットの定着はこれまで、枠組みされたフレームの各框に
形成される溝内に周辺を押えロープを用いて差し込むこ
とにより定着する方法が一般的であるが、この方法では
押えロープが框の表面に露出するため意匠性が低下し、
特に網戸に高級感を持たせるために施される框の、ある
いは網戸全体のデザインを阻害する結果となっている。
また溝内に押えロープを連続的に押し込むには専用の治
具を必要とし、その作業は煩雑である、等の問題を持っ
ている。
【0003】意匠上の問題は実公昭57-59598号のように
押えロープを額縁で覆うことにより解消されるが、部品
点数が増加し、従来のネットの張り付け作業に額縁を差
し込む工程を付加することになる。
【0004】この発明は従来の、押えロープを使用する
ネットの張り付け方法の問題を踏まえてなされたもの
で、意匠上,及び作業上の問題を同時に解決する網戸を
提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明ではフレームの各
框に嵌着するアタッチメントを用いてネットを定着する
ことにより押えロープの使用を不要にし、押えロープを
使用することによる意匠性の低下と、それを回避するた
めに要する作業を簡易にすると共に、部品点数の増加を
抑える。
【0006】框の本体からはアタッチメントと共にネッ
トの周辺を押さえる押え部がフレームの内周側へ張り出
し、この押え部のアタッチメント側に、框の見付け方向
に対向し、アタッチメントを係止する一対の係止突片が
突設される。アタッチメントは框本体の押え部側に、框
の見付け方向に並列する一対の脚片を持つ。
【0007】押え部とアタッチメントの脚片の基部側か
らは互いに重なり、ネットを押え部と脚片間へ導く延長
部がそれぞれフレームの内周側へ連続して張り出し、ア
タッチメントは一対の脚片が押え部の一対の係止突片間
に差し込まれ、係止突片に脚片の先端部分が係合すると
共に、延長部が框本体の延長部に重なり、押え部に保持
された状態で框本体に取り付けられる。
【0008】ネットは框本体の延長部とアタッチメント
の延長部との間から、押え部の両係止突片とアタッチメ
ントの並列する両脚片との間までに亘って挟まれ、押え
部の各係止突片とアタッチメントの各脚片との間の2箇
所で挟持された状態で框に定着される。
【0009】ネットの定着に従来の押えロープを使用し
ないことにより意匠性低下の問題は発生せず、ネットの
定着がアタッチメントの嵌着のみで完了することにより
ネットの張付作業性が向上する。
【0010】ネットの框への定着状態では框本体の押え
部の各係止突片とアタッチメントの各脚片との間の2箇
所でネットが挟持されることにより定着状態での安定性
が高い。
【0011】またネットが框本体の延長部とアタッチメ
ントの延長部との間から、押え部の両係止突片とアタッ
チメントの並列する両脚片との間までに亘って挟まれる
ため、定着部のフレーム内周側においてネットを保持す
る効果がある。
【0012】加えて押え部の延長部とアタッチメントの
延長部が互いに重なるため、網戸を可動にする場合に、
延長部の、フレーム内周側の先端部分を屈曲させること
で延長部から更に引手を連続して形成することができ
る。
【0013】請求項2では框本体の、押え部に対向する
側のアタッチメントとの境界部分に、定着されたネット
の余長部分の切断時のガイドとなる凹溝が形成すること
により、ネット定着後の切断作業性を高める。
【0014】
【実施例】この発明の網戸Aは図2に示すように框1を
枠組みしたフレームFにネットnを張り、図1に示すよ
うに各框1にアタッチメント2を嵌着してネットnの周
辺をフレームFに定着したものである。
【0015】框1の、フレームFの内周側には図1に示
すようにアタッチメント2と共にネットnの周辺を押さ
える押え部11が本体10に連続してフレームFの内周側へ
張り出す。アタッチメント2はこの押え部11に対向して
差し込まれる。
【0016】押え部11はアタッチメント2側が開放し、
その側にはアタッチメント2を受ける凹部1aが本体10
一部によって形成され、この凹部1a内の対向する面に、
アタッチメント2を係止する一対の係止突片1b,1bが框
1の見付け方向に対向して突設される。
【0017】押え部11からは更にアタッチメント2と共
にネットnを本体10へ導く延長部12がフレームFの内周
側へ連続して張り出す。
【0018】アタッチメント2は框1の押え部11側を向
き、框1の見付け方向に並列する一対の脚片21,21を持
ち、この一対の脚片21,21が押え部11の凹部1a内の一対
の係止突片1b,1b間に差し込まれ、押え部11に嵌着す
る。アタッチメント2は框1を装飾するための額縁の機
能も果たす。
【0019】脚片21の先端の外周面には、図示するよう
に凹部1a側から脚片21の基部側へかけて係止突片1b側へ
次第に接近する傾斜の付いたガイド面2aと、これと段差
が付き、脚片21,21の対向する側へ凹んだ段部2bが形成
されており、アタッチメント2は一対の脚片21,21の先
端部分がガイド面2aによって一対の係止突片1b,1b間に
差し込まれ、これに段部2b,2bが弾性的に係合すること
により凹部1aに嵌着し、押え部11に保持される。
【0020】アタッチメント2の、フレームF内周側の
脚片21の基部側からは、本体10の延長部12に重なる延長
部22がフレームFの内周側へ連続して張り出す。本体10
の延長部12とアタッチメント2の延長部22は押え部11
からフレームF内周側へかけて次第に接近して重なるこ
とにより、ネットnを本体10側へ導き、ネットnの周辺
を押え部11と脚片21,21間から連続的に挟み込んで保持
する。ネットnの保持性は図1に示すように延長部12
22の対向する面のいずれか一方,もしくは双方に凹凸面
2cを形成することにより高められる。
【0021】この延長部12,22には網戸Aが可動状態で
建て入れられる場合、図1,図3に示すようにフレーム
Fの内周側の先端が屈曲させられることにより室の内外
の引手13,23を形成できるため、網戸Aの操作性が向上
する。
【0022】また実施例では、框1の本体10のアタッチ
メント2との境界部分に、ネットnの定着部の余長部分
を切断するときのカッターの移動をガイドする凹溝14
框1の長さ方向に形成し、ネットnの切断作業性も高め
ている。
【0023】ネットnは図2に示すように框1を枠組み
したフレームFに張り付けられた後、単に各框1にアタ
ッチメント2を嵌着することにより定着される。定着後
は前記凹溝14を利用して余長部分を切断し、網戸Aが完
成する。
【0024】網戸Aの完成時、ネットnは図1,図3に
示すように本体10の延長部12とアタッチメント2の延長
部22との間から、押え部11の両係止突片1b,1bとアタッ
チメント2の並列する両脚片21,21との間までに亘って
挟まれ、押え部11の各係止突片1bとアタッチメント2の
各脚片21との間の2箇所で挟持された状態で框1に定着
される。
【0025】ネットnには従来通りのポリプロピレン,
ポリ塩化ビニルの線条を織成した網の使用も可能である
が、本発明では押えロープを使用する場合より定着部分
の幅(見付け)が比較的大きく、ネットnの周辺はアタ
ッチメント2の差し込み時に屈曲し、引っ張られて挟持
されることから、グラスファイバーの単繊維をポリ塩化
ビニルで被覆した線条を織成した後、その交点を熱溶着
した、柔軟性の高い網の使用が好ましい。
【0026】
【発明の効果】フレームの各框に嵌着するアタッチメン
トを用いてネットを定着したものであるため、これまで
の押えロープが不要となり、この結果、押えロープを使
用することによる意匠性の低下が回避され、框のデザイ
ンを生かすことができ、またアタッチメントは額縁の機
能を果たし得るため、室内側と室外側の外観を統一する
こともできる。
【0027】また押えロープを押し込むための治具が不
要となり、ネットは単純にフレーム上に張設し、アタッ
チメントを差し込むのみで張り付けが完了するためその
作業性が高い。
【0028】ネットは押え部の各係止突片とアタッチメ
ントの各脚片との間の2箇所で挟持された状態で框に定
着されるため、ネットの定着状態での安定性が高く、框
本体の延長部とアタッチメントの延長部との間から、押
え部の両係止突片とアタッチメントの並列する両脚片と
の間までに亘って挟まれるため、定着部のフレーム内周
側におけるネットの保持効果がある。
【0029】加えて押え部の延長部とアタッチメントの
延長部が互いに重なるため、延長部の、フレーム内周側
の先端部分を屈曲させることで延長部から更に引手を連
続して形成することができ、網戸を可動にする場合の操
作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】網戸のネットの定着部分を示した縦断面図であ
る。
【図2】ネットの張り付け要領を示した斜視図である。
【図3】図1の他の実施例を示した縦断面図である。
【符号の説明】
A……網戸、1……框、10……本体、11……押え部、1a
……凹部、1b……係止突片、12……延長部、13……引
手、14……凹溝、2……アタッチメント、21……脚片、
2a……ガイド面、2b……段部、22……延長部、2c……凹
凸面、23……引手、F……フレーム、n……ネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−55597(JP,U) 実開 平2−25695(JP,U) 実公 昭40−27907(JP,Y2) 実公 昭52−25875(JP,Y2) 実公 昭55−26474(JP,Y2) 実公 昭62−27680(JP,Y2) 実公 平7−40638(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 框1を枠組みしたフレームFにネットn
    を張り、各框1にアタッチメント2を嵌着してネットn
    の周辺をフレームFに定着させた網戸Aであり、框本体
    10からはアタッチメント2と共にネットnの周辺を押さ
    える押え部11がフレームFの内周側へ張り出し、この押
    え部11のアタッチメント2側には框1の見付け方向に対
    向し、アタッチメント2を係止する一対の係止突片1b,
    1bが突設され、アタッチメント2は前記押え部11側に、
    框1の見付け方向に並列する一対の脚片21,21を持ち、
    前記押え部11とアタッチメント2の脚片21の基部側から
    は互いに重なり、ネットnを押え部11と脚片21,21間へ
    導く延長部12,22がそれぞれフレームFの内周側へ連続
    して張り出しており、アタッチメント2は一対の脚片
    21,21が押え部11の一対の係止突片1b,1b間に差し込ま
    れ、係止突片1b,1bに脚片21,21の先端部分が係合する
    と共に、延長部22が框本体10の延長部12に重なり、押え
    部11に保持された状態で框本体10に取り付けられ、ネッ
    トnは框本体10の延長部12とアタッチメント2の延長部
    22との間から、押え部11の両係止突片1b,1bとアタッチ
    メント2の並列する両脚片21,21との間までに亘って挟
    まれ、押え部11の各係止突片1bとアタッチメント2の各
    脚片21との間の2箇所で挟持された状態で框1に定着さ
    れている網戸。
  2. 【請求項2】 框本体10の、押え部11に対向する側のア
    タッチメント2との境界部分には、定着されたネットn
    の余長部分の切断時のガイドとなる凹溝14が形成されて
    いる請求項1記載の網戸。
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