JPH0571271A - 建物の出窓構造 - Google Patents

建物の出窓構造

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JPH0571271A
JPH0571271A JP3150678A JP15067891A JPH0571271A JP H0571271 A JPH0571271 A JP H0571271A JP 3150678 A JP3150678 A JP 3150678A JP 15067891 A JP15067891 A JP 15067891A JP H0571271 A JPH0571271 A JP H0571271A
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JP
Japan
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bay window
space
building
window unit
plate
Prior art date
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Application number
JP3150678A
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English (en)
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JPH0823251B2 (ja
Inventor
Masayuki Kamite
正行 上手
Tsutomu Yoshida
勉 吉田
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出窓内に容易に備品等を組み込むことが可能
で、しかも、その据え付け箇所の自由度を得る。 【構成】 出窓ユニット(1)を構成し、これを外壁
(32)の間に組み込む。出窓ユニット(1)には、棚
(28)や引き出し(30)、あるいは各種備品や装
置、たとえばオーディオセット(46)、プロジェクタ
(35)等が収納可能なスペース(9、10、11等)
をあらかじめ設けておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的な住宅等におい
て、建物の外周壁より外部に突出して設けられる建物の
出窓の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅等の建物に設けられる出窓は、通
常、住宅建造時に現場において他の部分とともに築造し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにして出窓を
築造すると、出窓内に、棚や引き出し、あるいは各種備
品や装置(たとえばオーディオセット、テレビ等)を備
えさせる場合、出窓内スペースは一般に狭いので、これ
らを出窓に作ったり組み込んだりする作業がしにくく、
また、これら備品等を据え付ける箇所もある程度制限さ
れてしまうのが実情である。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、出窓内に容易に備品等を組み込むことが
可能で、しかも、その据え付け箇所の自由度も得られる
ような出窓の構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、その手段としては、出
窓をユニットとして一体に構成し、この出窓ユニット
を、建物に形成した出窓スペースに組み込んでなること
を特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、出窓内に、棚や引き出し、あ
るいは各種備品や装置(たとえばオーディオセット、テ
レビ等)を備えさせる場合、あらかじめこれらを出窓ユ
ニットに据え付けてから出窓ユニットを住宅に組み込む
ことにより、その据え付け作業は容易となり、また、そ
の据え付け箇所の自由度も高まる。
【0007】
【実施例】以下、図1ないし図5を参照して本発明の一
実施例を説明する。各図は、本実施例の出窓ユニット1
を示しており、図1は住宅に組み込まれた際の屋内側か
ら見た正面図、図2、図3、図4、図5は、それぞれ図
1の、IIーII線矢視図、IIIーIII線矢視図、IVーIV線矢
視図、VーV線矢視図である。この出窓ユニット1は、外
形が、天板2、左右の側板3A・3B、窓ガラス4が張
られる窓枠5によって形成されている。
【0008】天板2と床部6との間には、側板3A・3
Bに水平に固定され仕切板7およびメインテーブル8に
より、上から順に上部スペース9、メインスペース1
0、下部スペース11が画成されている。
【0009】上部スペース9には、その左右にサイドボ
ックス12が、またこれらサイドボックス12に挟まれ
た中央に、空調機ボックス13が設けられている。
【0010】サイドボックス12は、上板14、底板1
5、奥板16および左右の側板17とが組まれてなり、
その奥行きは出窓ユニット1自体のそれよりも短い。底
板15は、その前端部が下に鉛直に延びている。そして
このサイドボックス12は、底板15が仕切板7と間隔
があき、かつ底板15の前端部下端が仕切板7の先端と
間隔があいた状態で、側板3A・3B側の側板17が側
板3A・3Bに、奥板16の上端が天板2に固定されて
いる。
【0011】空調機ボックス13は、上板18、底板1
9、奥板20および左右の側板21とが組まれてなる横
に長いもので、奥行きはサイドボックス12と同じであ
る。底板19は奥行きが短く、その後端と奥板20との
間に、全長にわたる開口部22aが設けられており、ま
た、奥板20の高さ方向やや下よりにも、全長にわたっ
て開口部22bが設けられている。
【0012】上記サイドボックス12および空調機ボッ
クス13は、サイドボックス12の、外側の側板17が
側板3Aに、上板18が天板2に固定され、空調機ボッ
クス13の、側板21がサイドボックス12の内側の側
板17に、上板18が天板2に固定されることにより、
それぞれ上部スペース9に収められた状態で固定されて
いる。また、これら各サイドボックス12および空調機
ボックス13の後側には、後部スペース23が設けられ
ている。
【0013】メインスペース10の両側の前部には、水
平な仕切板24が固定されその下側に収納スペース25
が設けられている。この収納スペース25の内側であっ
てその奥には、横長な収納スペース26が設けられてい
る。この収納スペース26の上部には、中央に上方への
段部27を有する棚28が水平に設けられている。
【0014】メインテーブル8の下側の下部スペース1
1の奥には下部スペース29が設けられ、この下部スペ
ース29の左右前方には、上下2段の引き出し30が設
けられている。また、左右の引き出し30の間のスペー
スの上方におけるメインテーブル8の下面には、前方
(屋内側)に引き出されるスライドテーブル31が設け
られている。
【0015】上記構成の出窓ユニット1は、住宅を建造
する際、建物に形成した出窓スペースに組み込まれる。
たとえば、図4に示すように、建造中における住宅の出
窓スペースTの両側に、側板3Aに沿った外壁(建物)
32を構築し、住宅の内部から出窓ユニット1を外壁3
2の開口部32aに嵌め込んで、外壁32に対して固定
する。
【0016】このように住宅に組み込まれた上記出窓ユ
ニット1の利用方法、すなわち各収納スペース等の利用
方法は種々考えられるが、以下その一例を述べる。
【0017】まず、上部スペース9の空調機ボックス1
3に、空調機33を収納し、その全面に、空調機ボック
ス13内を開閉するとともに、室内への空気の吹き出し
を可能とするルーバー34を設ける。また、後部スペー
ス23の中央には、金具35aにより吊り下げられたプ
ロジェクタ35を設置し、空調機ボックス13内には、
プロジェクタ35の画像を反射する第1の反射鏡36を
所定角度で据え付ける。仕切板7の後端部に、第2の反
射鏡37をヒンジ結合するとともに、この第2の反射鏡
37を水平にした状態でこの第2の反射鏡37により閉
塞されるよう開口38を設ける。
【0018】さらに、空調機ボックス13および各サイ
ドボックス12と仕切板7との間に、巻き出し状態でメ
インスペース10の前面を覆うようロール収納式のスク
リーン39を設置する。このスクリーン39には、空調
機ボックス13の開口部22bを通って第1の反射鏡3
6に反射してから開口22aを通り、所定角度に吊り下
げられた第2の反射鏡37に反射したプロジェクタ35
の画像が映る。なお、第2の反射鏡37は、仕切板7に
設置した電動モータ40aにより巻き取り・巻き出しが
なされるワイヤ40bによって吊り下げられようにして
おくと便利であり、さらに、スクリーン39の上下動と
ともに、第2の反射鏡37が連動して移動するするよう
構成すると好ましい。
【0019】また、各サイドボックス12の底板15
に、下向きに灯を照射する照明装置41を取り付ける。
【0020】メインスペース10における収納スペース
26の中央奥には、本体42および可動式のキーボード
43を備えるディスプレイ44からなるパーソナルコン
ピュータ45を配置する。また、棚28の下側であって
パーソナルコンピュータ45の左側には、オーディオセ
ット46のアンプ47、カセットデッキ48等を設置す
る。また、右側にはファクシミリ49を設置する。この
ファクシミリ49は、メインテーブル上に設けたスライ
ドテーブル(図示略)に置き、前方に引き出し可能とす
ると便利である。また、左右の仕切板24の上下には、
それぞれオーディオセット46のメインスピーカ50、
サブスピーカ51をそれぞれ設置する。
【0021】下部スペースの左右の引き出し30の間に
は、箱型でキャスタ52付きの椅子53を収納する。ま
た、その奥の下部スペース29には、オーディオセット
46の低音増幅スピーカ54を設置する。なお、窓ガラ
ス4の内側には、電動により上下するブラインド55を
設ける。
【0022】上記本実施例のように、出窓を、出窓ユニ
ット1として一体に構成し、この出窓ユニット1を、住
宅に形成した出窓スペースに組み込む構造によれば、出
窓内に、棚や引き出し、あるいは各種備品や装置(たと
えばオーディオセット、テレビ等)を備えさせる場合、
あらかじめこれらを出窓ユニット1に据え付けてから出
窓ユニット1を住宅に組み込めば、その据え付け作業は
容易となり、また、その据え付け箇所の自由度も高ま
る。
【0023】また、上記実施例によれば、オーディオセ
ット、パーソナルコンピュータ、映写設備(プロジェク
タおよびスクリーン)、ファクシミリが機能的に配置で
きるとともに、引き出しその他の収納スペースも合理的
に組み込むことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の出窓構造
によれば、出窓をユニットとして一体に構成し、この出
窓ユニットを、建物に形成した出窓スペースに組み込ん
でなることを特徴とするから、出窓内に、棚や引き出
し、あるいは各種備品や装置(たとえばオーディオセッ
ト、テレビ等)を備えさせる場合、あらかじめこれらを
出窓ユニットに据え付けてから出窓ユニットを住宅に組
み込むことにより、その据え付け作業は容易となり、ま
た、その据え付け箇所の自由度も高まるといった効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の出窓ユニットが住宅に組み
込まれた状態の屋内側から見た正面図である。
【図2】図1のIIーII線矢視図である。
【図3】図1のIIIーIII線矢視図である。
【図4】図1のIVーIV線矢視図である。
【図5】図1のVーV線矢視図である。
【符号の説明】
1 出窓ユニット 32 外壁(建物) T 出窓スペース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出窓をユニットとして一体に構成し、こ
    の出窓ユニットを、建物に形成した出窓スペースに組み
    込んでなることを特徴とする建物の出窓構造。
JP3150678A 1991-06-21 1991-06-21 建物の出窓構造 Expired - Lifetime JPH0823251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3150678A JPH0823251B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 建物の出窓構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP3150678A JPH0823251B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 建物の出窓構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0571271A true JPH0571271A (ja) 1993-03-23
JPH0823251B2 JPH0823251B2 (ja) 1996-03-06

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ID=15502082

Family Applications (1)

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JP3150678A Expired - Lifetime JPH0823251B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 建物の出窓構造

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JP (1) JPH0823251B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947220A (ja) * 1972-04-26 1974-05-07
JPS50136551U (ja) * 1974-04-25 1975-11-11
JPS55109770U (ja) * 1979-01-30 1980-08-01

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947220A (ja) * 1972-04-26 1974-05-07
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JPH0823251B2 (ja) 1996-03-06

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Effective date: 19960820