JP3994288B2 - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
上述した従来の回動機構を備えた技術では、壁掛けタイプのディスプレイ装置には適当であるが大型でスタンドを支脚としたディスプレイ装置等においては適用できない。また、接続端子を回転ユニットに設けた技術では、大型化するディスプレイの一部を使用することはスペースの無駄となる。このように、従来の技術であっても背面で接続端子を下向きに配置した構造に対しての接続作業が困難であるという課題がある。
上記筐体の下方側の部位であって上記接続用端子の下方に形成された背面側に開口する収容部と、鏡を回転可能に支持するとともに、上記収容部に対して収容可能であり、当該収容部から背面方向にスライドして引き出されたときに、同収容部の開口縁部の両端より回転して下方に向けて吊り下げ支持可能なミラーユニットとを具備する構成としてある。
すなわち、筐体の周囲に空間のあるプラズマディスプレイ装置において、上述のように上記ミラーユニットを筐体の下方に吊り下げると、上記ミラーユニットは上記プラズマディスプレイ装置の前側方向から観察することができる。そして、上記鏡は上記ミラーユニットにおいて回転可能に支持されているので、上記プラズマディスプレイ装置の前側方向から上記鏡の角度を調整することで所望の方向の状態を反射して映し出す。
ここでは、上記筐体の背面側に下方に対面して配置された接続用端子を上記鏡の角度を調整することにより上述したように前側方向より上記接続用端子を観察できる。
上記第一フレームは、上述のように上記収容部内からスライドしたその端部で上記収容部に吊り下げ可能である。このとき、上記第二フレームは上記第一フレームの枠内に支持されているため、第一フレームと同様に吊り下げられることになる。
ここで、上記第二フレームが上記第一フレーム内で回転可能に支持されるための機構が必要となる。例えば、上記第一フレームと上記第二フレームを凹凸係合機構で支持すれば、上記第二フレームは上記凹凸機構で支持されて上記第一フレームの枠内で回転可能となる。このとき、上記凹凸係合機構を上記プラズマディスプレイ装置の左右方向に対して平行に配置することにより、上記ミラーユニットが上記筐体の下方に吊り下げられた際に、上記第二フレームは上下方向、すなわち、上記第一フレームの回転方向と同じ回転方向に回転する。上記第二フレームには鏡が載置されており、上記プラズマディスプレイ装置の前側方向から観察した場合に、上記鏡の角度を調整することで背面部分の様子を反射させて観察できることとなる。
このように、上記収容部は上記筐体の底面部を利用しており、上記ミラーユニットは上記収容部の底面、すなわち筐体の底面で当接し支持されている。また、薄箱状の上記ミラーユニットの幅方向の移動を制限するように上方にリブを立設して上記収容部を構成する。 ここで、上記収容部は上記フロントキャビネットの下方部位に形成されていればよく、上記筐体の底面に上記背面側と上方が開口した略箱形状に下方に向かって凹部を設け、上記収容部の底面と幅方向の制限としてもよい。また、上記収容部の上面は、上記プラズマディスプレイ装置の制御基板等を収容する鉄板のシャシ等を利用すればよい。
そこで、請求項5にかかる発明は、上記収容部は、上記フロントキャビネットにおける背面側端部から前方側に向けて、下方に開口を有する下面側開口を有しているとともに、上記リブは同下面側開口の形成位置まで延設されており、上記係合突起が上記スリットの中を移動して上記フロントキャビネットの背面側端に至ったことにより、上記ミラーユニットが上記収容部より引き出された際、同ミラーユニットは、上記係合突起を回転支軸として上記下面側開口を介して下方へ突出するようにして下方に吊り下げ支持される構成としてある。
すなわち、上記フロントフロントキャビネットの当該端部に上記下面側開口部分を備えることによって上記ミラーユニットの厚みと上記下面側開口部分が係合して、上記係合突起が上記スリットに支持された状態で上記筐体下方に垂直に吊り下がることになる。
すると、上記ミラーユニットは延設されたリブの位置まで引き出された際に、上記フロントキャビネットの端部を通過して底面の支持がないところに位置する。そして、上記係合突起を上記スリットで支持して上記筐体の下方に吊り下がる。
このような肉厚部分は、上記ミラーユニットにおける回転するフレームを支持する枠側のフレームの端部に設ける。
ここで、上記ミラーユニットの肉厚部分は上記フロントキャビネットの外観を損ねない作用の他に、上記ミラーユニットを背面側へ引き出す際に手を添えるための誘導部分としての作用もある。上記フロントキャビネット下面と面一となっている上記肉厚部分に、横方向のスリットや、上記フロントキャビネットの端部と上記肉厚部分の間に所定の隙間を設けることで各凹みを利用して手が掛け易く、上記ミラーユニットの背面側への押し出しを容易にする。
また、上記背面への押し出しを容易にする一例として、上記肉厚部分を上記フロントキャビネットの下面よりも突出した形状にする。これにより、上記下面から手を沿わせて上記突出した部分に手を引っかけることによってミラーユニットが押し出し易くなる。
このように、上記抜け止め片は上記スリットから抜け落ちず上記スリットに引っかかる形状であればよいので、上記スリットから貫通した部位から球状となっていたり、断面T字形状で上記係合突起を軸として円盤状の抜け止め片を備えていてもよい。
上記のように構成した発明においては、上記ミラーユニットを引き出すと、下方に回転して上記薄片部で支持されつつ同薄片部が撓んで下方に吊り下がる。
上記フロントキャビネットにおける背面側端部から前方側に向けて、下方に形成された下面側開口と、上記フロントキャビネットの下方部位にて底壁から上方に立設されて、前後方向に同下面側開口の形成位置まで延びる略平行な二枚のリブと、上記接続用端子の下方であって、上記リヤキャビネットの上記リブに挟まれる略矩形形状の領域に対応した後面側開口とから構成される収容部と、上記収容部に収容可能な薄箱状であって、上記収容部に対してスライド可能であるとともに、上記収容部に吊り下げ支持可能に係合する第一のフレームと、この第一のフレームにおける枠内にて同第一のフレームが吊り下げ支持される回転方向と同じ回転方向に回転可能に支持されて、鏡を支持する第二のフレームとから成るミラーユニットとを有し、上記リブは、同リブの前後方向に配向した略直線状のスリットが形成され、上記スリットを貫通するとともに、同スリットを貫通した部位から湾曲する抜け止め片を具備する係合突起にて、上記ミラーユニットは上記リブに両側面を挟まれるよう係合し、上記ミラーユニットを、上記収容部からスライドさせて引き出し可能とするとともに、上記係合突起が上記スリットの中を移動して上記フロントキャビネットの背面側端に至ったことにより、上記ミラーユニットが上記収容部の後面側開口より引き出された際、同ミラーユニットが、上記係合突起を回転支軸として上記下側開口を介して下方へ突出するように吊り下げ支持される構成としてある。
そのため、請求項1は上記請求項2から請求項7までの手段と作用を総合したものと言える。
請求項3にかかる発明によれば、ミラーユニットに載置された鏡によって背面の様子を観察することができる。
請求項4にかかる発明によれば、ミラーユニットは接続用端子の下方で引き出し可能となる。
請求項5にかかる発明によれば、フロントキャビネットの前後方向の厚み内でミラーユニットを下方に吊り下げることが可能となる。
請求項6にかかる発明によれば、ミラーユニットが薄片部を介して前方部位と後方部位を一筐体で完成する。
また、フロントキャビネットに下面側開口を設けなくてもミラーユニットは筐体の下方に略垂直に吊り下がることができる。
請求項7にかかる発明によれば、フロントユニット底面の外観を損ねることなくミラーユニットを設けることができる。また、ミラーユニットを収容部から引き出しやすくする効果もある。
請求項8にかかる発明によれば、スリット端部でのミラーユニットの抜け落ち防止となる。
(1)プラズマディスプレイ装置の構成と実施例:
(2)変形例:
(3)まとめ:
図1は本発明にかかるプラズマディスプレイ装置10の横方向からの概略断面図である。
同図においてプラズマディスプレイ装置10は、フロントキャビネット20aとリアキャビネット20bからなる水平方向が長手方向となる略長方形で薄型の筐体20を備えている。そして、プラズマディスプレイ装置10は、上記筐体20の底面部から下方に略垂直に延びた二本のスタンドと上記スタンド端部を床面と面で当接させたスタンドベースで床面上に支持されている。
上記筐体20の前面側は、フロントキャビネット20aがプラズマディスプレイモジュールに対応した開口部を有して、上記プラズマディスプレイモジュールの前面にて映像を表示する。
上記フロントキャビネット20aの背面側を閉塞する上記リアキャビネット20bは、後方に所定の奥行きを持つ形状となっている。この奥行きによって内部に収容空間を形成しており、上記プラズマディスプレイ装置10の制御を行う制御部が同装置内部の制御基板上に配置されて収容されている。
これらの端子31は下方に対面して配置されており、ケーブル等は下方から上方の端子に向けて押し入れて接続するようになっている。
上記フロントキャビネット20a背面側は端子カバー32の下方に、鏡44を載置したミラーユニット40を収容する収容部50の後面側開口Aを備える。上記後面側開口Aは、上記接続端子部30の幅方向の大きさと略一致し、当該収容部50に収容される上記ミラーユニット40は、断面を概略上記後面側開口Aを通過可能に形成されている。従って、当該収容部50に収容される同幅の上記鏡44はその鏡面に、上記接続端子部30において横方向に並んだ上記端子31の全体像を写すことが可能であり、一目で上記接続端子部30全体を確認することができる。
上記第一フレーム41は略矩形状の枠体で、上記枠体の上記筐体20における前後方向に延びて向かい合う二辺から前方側へ延設された端部41cにおいて、その前方よりの部位にそれぞれ外側へ向けて係合突起43が設けられる。また、上記係合突起43の形状は上記スリット51aを貫通した部位から背面側へ向けて湾曲する抜け止め片43aとなっている。そのため、上記係合突起43だけで上記第一フレーム41を支持した場合でも、抜け止め片43aが上記スリット51aに引っかかるので抜け落ちがなくなる。
また、上記ミラーユニット40は上記収容部50へ収容した状態で、上記下面側開口Bに対面する部位を下方に向けて肉厚に形成されている。ここでは、上記ミラーユニット40における上記第一フレーム41の引き出し方向側が上記下面側開口Bと対応し、その端部で下方に向けて肉厚に形成される。従って、上述した肉厚部分は上記ミラーユニット40の収容時に上記下面側開口Bと対応し、上記フロントキャビネット20aの下面を略面一にする。
上記ミラーユニット40の引き出し時は、上記肉厚部分を手で押して背面側に移動させればよい。
このとき、上記肉厚部分と上記フロントキャビネット20aの下面との間に隙間を設けたり、上記肉厚部分の下面にスリット等を施したりすることで、引き出し時の手の探りしろとなったり、滑り止めとすることができる。
また、上記第二フレーム42は上面に上記鏡44を載置可能な略矩形状の凹部と、上記凹部内の四辺からそれぞれ上記矩形内に向けて上記凹部に載置された鏡44の上側に突出する爪42bを有する。上記爪42bは、上記ミラーユニット40と同じく樹脂で形成されて可撓性を持つ。そこで、上記鏡44の鏡面を上にして上記第二フレーム42の上面方向から上記凹部に載置し、上記鏡44を押して上記爪42bを撓ませてその下側に移動させる。上記鏡44は下側から力が加えられなければ爪42bの上側に移動することはなく、上記爪42bにより上記鏡44の各辺を固定することができる。従って、上記爪42bで鏡44を固定しているので、上記第二フレーム42が回転したときでも上記鏡44は落下しない。
上記第一フレーム41に形成された肉厚部分を手で背面側に押すことによって、上記ミラーユニット40は上記係合突起43が上記スリット51aに誘導されて図4における破線で示すように背面側に突出する。そして、上記フロントキャビネット20aの底面による支持がなくなる上記下面側開口Bで、上記ミラーユニット40の自重により上記筐体20の下方へ移動する。このとき、上記ミラーユニット40は図4に示すように、上記ミラーユニット40に備えられた係合突起43が上記スリット51aに掛かる状態で支持されて上記下面側開口Bを介して吊り下がる。
すると、上記係合突起43が上記スリット51aに誘導されて前側スリット端まで移動し、また、上記ミラーユニット40の上記肉厚部分が上記収容部50の下面側開口Bに整合して上記ミラーユニット40が収容部50に収納される。
ここで、上記ミラーユニット40は、上記収容部50から引き出した際に上記筐体20の下方の空間に吊り下がる。このとき、観察者は当該プラズマディスプレイ装置の前側から上記ミラーユニット40を観察することができる。従って、上記ミラーユニット40に備えられている鏡44も、載置している当該第二フレーム42が回転することで前側から観察できることになる。
また、接続端子部30には下方に対面した端子31部分と、同端子31周辺に当該端子名を記した部分とがある。上記鏡44をそれぞれの位置に微調整して観察することも可能であるので、何の端子であるかを確認することも簡易にできる。
そして、上記鏡44の角度調整によって観察対象の様子を所望の方向に反射することができるので、プラズマディスプレイ装置10を移動させずに、その前面や上方からの上記接続端子部30の確認が可能となる。
図6は変形例にかかるミラーユニット140の概略形状を示す断面図である。
同図において、ミラーユニット140は樹脂で形成されており、上述の実施例と同様に第一フレーム141と上記第一フレーム141に凹凸係合機構で装着された第二フレーム142から構成される。
ここでは、上記第一フレーム141は、収容部150のリブ151に形成されたスリット151aと係合する係合突起143を有した前方部位と、上記第二フレーム142を支持する枠体部分の後方部位とが、可撓性を有する薄片部141cを介して一体となっている例を説明する。また、上記第二フレーム142と収容部150は上述の実施例と同様の構成とするので説明を省略する。
上記収容部150に収容されていた当該ミラーユニット140は、上記係合突起143が、上記収容部150のリブ151に形成された上記スリット151aを貫通し、同リブ151に両側面を挟まれた状態で上記収容部150に収容されている。また、上記ミラーユニット140は底面を上記収容部150の底面を兼ねた上記フロントキャビネット120aの底面で支持されている。
上記ミラーユニット140は、上記第一フレーム141に形成された肉厚部分を手で背面側に押すことによって、上記係合突起143が上記スリット151aに誘導されて背面側に突出する。
このように、上記ミラーユニット140が上記収容部150から背面側に引き出され、上記後方部位が上記収容部50の下面側開口Bに位置する。すると、上記フロントキャビネット120aの底面による支持がなくなり、上記ミラーユニット140の自重により上記後方部位が下方へ落ちる。このとき、上記後方部位は薄片部141cを介して回転動作して、上記下面側開口Bを介して上記筐体120の下方へ吊り下げられる。このように、上記後方部位は上記薄片部141cで回転可能であり、上記薄片部141cを介して上記前方部位で支持されて上記下面側開口Bを介して吊り下がる。
このように、収容部150から引き出された上記ミラーユニット140は、上述の実施例と同様に第二フレームを調整して上記接続端子部30を観察することが可能となる。
また、本変形例では、上記収容部150の下面側開口Bがない場合でも上記後面側開口Aにおける上記収容部150の底面端で上記薄片部141cによって鏡144が載置されている後方部位を吊り下げることが可能である。
以上説明したように、上記接続端子部30の下方に、回転可能に支持された上記鏡44を載置した上記ミラーユニット40を配置することによって、上記鏡44で下方に対面した上記接続端子部30の様子を確認することが可能となる。
そして、上記鏡44の角度調整によって観察対象の様子を所望の方向に反射することができるので、プラズマディスプレイ装置10を移動させずに、その前面や上方からの上記接続端子部30の確認が可能となる。従って、上記接続端子部30への外部周辺機器等の接続作業を簡易に行うことが可能となる。
20…筐体
20a…フロントキャビネット
20b…リアキャビネット
30…接続端子部
31…端子
40…ミラーユニット
41…第一フレーム
41a…凹部
42…第二フレーム
42a…凸部
42b…爪
43…係合突起
43a…抜け止め片
44…鏡
50…収容部
51…リブ
51a…スリット
Claims (8)
- プラズマディスプレイモジュールを収容するとともに、前面中央部に上記プラズマディスプレイモジュールに対応した開口部を有して背面側に開口する枠状のフロントキャビネットと、同フロントキャビネットの上記開口を閉塞するリアキャビネットとから成る筐体と、
上記筐体の底面部から下方に略垂直に延びた二本のスタンドとを有し、
上記スタンドの間であって上記筐体背面に、複数の接続用端子が下方に対面して配置されるプラズマディスプレイ装置において、
上記フロントキャビネットにおける背面側端部から前方側に向けて、下方に形成された下面側開口と、
上記フロントキャビネットの下方部位にて底壁から上方に立設されて、前後方向に同下面側開口の形成位置まで延びる略平行な二枚のリブと、
上記接続用端子の下方であって、上記リヤキャビネットの上記リブに挟まれる略矩形形状の領域に対応した後面側開口とから構成される収容部と、
上記収容部に収容可能な薄箱状であって、上記収容部に対してスライド可能であるとともに、上記収容部に吊り下げ支持可能に係合する第一のフレームと、
この第一のフレームにおける枠内にて同第一のフレームが吊り下げ支持される回転方向と同じ回転方向に回転可能に支持されて、鏡を支持する第二のフレームとから成るミラーユニットとを有し、
上記リブは、同リブの前後方向に配向した略直線状のスリットが形成され、
上記スリットを貫通するとともに、同スリットを貫通した部位から湾曲する抜け止め片を具備する係合突起にて、上記ミラーユニットは上記リブに両側面を挟まれるよう係合し、
上記ミラーユニットを、上記収容部からスライドさせて引き出し可能とするとともに、上記係合突起が上記スリットの中を移動して上記フロントキャビネットの背面側端に至ったことにより、上記ミラーユニットが上記収容部の後面側開口より引き出された際、同ミラーユニットが、上記係合突起を回転支軸として上記下側開口を介して下方へ突出するように吊り下げ支持されることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。 - 薄箱状の筐体を立てた状態で左右の二脚にて床面から支持されるとともに、同筐体の背面には複数の接続用端子が下方に対面して配置されるプラズマディスプレイ装置において、
上記筐体の下方側の部位であって上記接続用端子の下方に形成された背面側に開口する収容部と、
鏡を回転可能に支持するとともに、上記収容部に対して収容可能であり、当該収容部から背面方向にスライドして引き出されたときに、同収容部の開口縁部の両端より回転して下方に向けて吊り下げ支持可能なミラーユニットとを具備することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。 - 上記ミラーユニットは、薄箱状に形成されるとともに上記収容部に対してスライド可能であって上記吊り下げ支持可能に係合する第一のフレームと、この第一のフレームにおける枠内にて上記吊り下げ支持される回転方向と同じ回転方向に回転可能に支持されて、上記鏡を支持する第二のフレームとを有することを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置。
- 上記筐体は、前面中央部にプラズマディスプレイモジュールに対応した開口部を有して背面側に開口する枠状のフロントキャビネットと、同フロントキャビネットの上記開口を閉塞するリアキャビネットとを有し、
上記収容部は、上記フロントキャビネットにおける内側における下方部位にて底壁から上方に立設されて前後方向に延びる略平行な二枚のリブを有し、同リブには前後方向に配向した略直線状のスリットが形成され、かつ、上記リアキャビネットには当該リブに挟まれる略矩形上の領域に対応した後面側開口を形成して構成され、
上記ミラーユニットは、断面を上記後面側開口を通過可能に形成されるとともに、上記リブに両側面を挟まれた状態で同リブに形成された上記スリットを貫通する係合突起を有しており、同スリット内で上記係合突起が移動可能な範囲で前方から背面方向にスライド可能となっていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のプラズマディスプレイ装置。 - 上記収容部は、上記フロントキャビネットにおける背面側端部から前方側に向けて、下方に開口を有する下面側開口を有しているとともに、上記リブは同下面側開口の形成位置まで延設されており、
上記係合突起が上記スリットの中を移動して上記フロントキャビネットの背面側端に至ったことにより、上記ミラーユニットが上記収容部より引き出された際、同ミラーユニットは、上記係合突起を回転支軸として上記下面側開口を介して下方へ突出するようにして下方に吊り下げ支持されることを特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレイ装置。 - 上記収容部は、上記フロントキャビネットにおける背面側端部から前方側に向けて、下方に開口を有する下面側開口を有しているとともに、上記リブは同下面側開口の形成位置まで延設されており、
上記ミラーユニットは、樹脂で形成されているとともに可撓性を有する薄片部を介して回転動作可能であり、上記係合突起が上記スリットの中を移動して背面側端に至った時点で上記薄片部を回転支軸として上記下面側開口を介して下方へ突出するようにして吊り下げ支持されることを特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレイ装置。 - 上記ミラーユニットは、上記収容部に収容された状態で上記下面側開口に対面する部位を下方に向けて肉厚に形成されており、収容時に上記フロントキャビネットの下面を略面一にすることを特徴とする請求項5または請求項6のいずれかに記載のプラズマディスプレイ装置。
- 上記係合突起は、上記リブのスリットを貫通した部位から背面側へ向けて湾曲する抜け止め片を有することを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか一項に記載のプラズマディスプレイ装置。
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