JPH0570799U - 低騒音化プレス機械 - Google Patents

低騒音化プレス機械

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Publication number
JPH0570799U
JPH0570799U JP1012992U JP1012992U JPH0570799U JP H0570799 U JPH0570799 U JP H0570799U JP 1012992 U JP1012992 U JP 1012992U JP 1012992 U JP1012992 U JP 1012992U JP H0570799 U JPH0570799 U JP H0570799U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press machine
frame
pocket
pockets
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1012992U
Other languages
English (en)
Inventor
剛 牟田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP1012992U priority Critical patent/JPH0570799U/ja
Publication of JPH0570799U publication Critical patent/JPH0570799U/ja
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  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】その構成が簡単で、その作業性、操作性または
視認性に支障がなく、その取扱いが容易で、その低騒音
性能が向上することを目的とする。 【構成】プレス機械におけるフレ―ムのプレス加工中の
騒音が発生する部分に設けられたポケットと、このポケ
ット内に袋に入れて収容される制動材とから構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プレス機械におけるフレ―ムのプレス加工中に発生する騒音を抑制 する低騒音化プレス機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プレス加工中に発生する騒音に対して、公害問題としての対策が要望さ れている。その対策として種々なる方法が実施されていた。例えばプレス機械の 外周を防音ボックスで囲う方法が採用されていた。
【0003】 また、プレス本体の音放射面に板ダンパとして制動鋼板(粘弾性多層板を含む )等が貼り付けられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、防音ボックスで囲う方法は、プレス機械の作業性、操作性、目視確 認性等が悪くなるという問題があった。また、制振鋼板は一般的にコスト高で、 貼付作業に手数を要する。
【0005】 本考案の目的は、上記問題点を改善するために、その構成が簡単で、その作業 性、操作性または視認性に支障がなく、その取扱いが容易で、その低騒音性能が 向上する低騒音化プレス機械を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、プレス機械におけるフレ―ムのプレス 加工中の騒音が発生する部分に設けられたポケットと、このポケっト内に袋に入 れて収容され振動を抑制することを特徴とする低騒音形プレス機械である。
【0007】
【作用】 本考案の低騒音化プレス機械を採用することにより、プレス機械におけるフレ ―ムのプレス加工中の騒音が発生する部分にポケットを設け、このポケット内に 袋に入れて制動材を収容することによって、その構成が簡単で、その作業性、操 作性または視認性に支障がなく、その取扱いが容易で、その低騒音性能が向上す る。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて、詳細に説明する。
【0009】 図3は本考案が実施されるプレス機械の正面図、図4は図3の側面図を示す。 本プレス機械1におけるフレ―ム3の上部には、スライドガイド5R,5Lに沿 って上下動するスライド7が設けられている。
【0010】 このスライド7の上方部の上部フレ―ム9にはクランク軸11が設けられ、こ のクランク軸11の一端には、歯車13を介してスライド駆動用モ―タ15が連 動連結されている。スライド7の下面には、図示省略の上型を備えた上部サブプ レ―ト17が着脱自在に装着されている。
【0011】 また、フレ―ム3の下部には、ベッド19が一体的に取付けられており、この ベッド19上には図示省略の下方を備えた下部サブプレ―ト21を着脱自在に装 着するポルスタ23が載置されている。
【0012】 クランク軸11には、上下動自在名コネクティングロッド25の一端部(上端 部)が嵌挿され、コネクティングロッド25の他端部(下端部)には、コネクシ ョンスクリュ27が連結されている。
【0013】 図5に示すように、コネクティングロッド25の他端部における内周部には、 雌ねじ25Aが形成され、一方コネクションスクリュ27の上端部における外周 部には、雄ねじ27Aが形成され、雌ねじ25Aに雄ねじ27Aが螺合されて連 結されている。
【0014】 従って、コネクティングロッド25の雌ねじ25Aに雄ねじ27Aが螺合され ることから、コネクションスクリュ27を回転せしめることにより、コネクティ ングロッド25に対してコネクションスクリュ27が上下に調整される。
【0015】 コネクティングスクリュ27の下部には、球状部27Bが一体的に設けられ、 この球状部27Bには球状部27Bに係合すべき半割り状の係合部材29を介し て連結部材31が連結されている。
【0016】 連結部材31における円筒形状の上部には、ギヤ33が嵌挿されている。連結 部材31の上端部分にはギヤ33を押えるべく、円筒部材35が嵌挿され、フレ ―ム3に取付けられている。また、ギヤ33を駆動するスライド調整用モ―タ3 7がフレ―ム3に取付けられている。
【0017】 上記のように構成されたことにより、スライド調整用モ―タ37によりギヤ3 3が回転駆動され、連結部材31、係合部材29を介してコネクティングスクリ ユ27の球状部27Bが回転される。この球状部27Bの回転により、コネクテ ィングロッド25に対してコネクティングスクリュ27の高さが調整され、ダイ ハイト調整が行われる。なお、Kは下部サブプレ―ト21上に載置された金型で ある。
【0018】 次に、図1は本考案の一実施例の概略構成図を示す。図においてフレ―ム3に は、フレ―ム3の左右両側面と、クランク軸11を軸支する軸支部39の前面な らびに左右両側面およびフレ―ム1の下方のベッド19の前面ならびに両側面に 掛けてポケット41L,41R,43,45,47L,47R,49L,49R が装着されている。
【0019】 このポケット41L,41R,43,45,47L,47R,49L,49R は、フレ―ム1の音放射面を適当に分割して一体的に装着されている。ポケット 41L,41R,43,45,47L,47R,49L,49R内には、制振材 として、例えば砂、土または小鋼球等が適当な袋に充填され、特に水、油等の流 体の場合には袋に完全密封され、それぞれのポケット41L,41R,43,4 5,47L,47R,49L,49R内に適当数量充填される。
【0020】 このように、制振材が充填されることにより、フレ―ムの音放射面に対して、 その部分に質量を付加すると共に、前記制振材の摩擦等により振動エネルギが吸 収され、制振材としての効果を生じ、音放射面よりの騒音が低減される。
【0021】 なお、フレ―ム3のポケット41L,41R,43,45,47L,47R, 49L,49R内に、制振材を袋に入れて装着することは、長期的に見た場合の メンテナンスを考慮しての処理である。例えばポケット41L,41R,43, 45,47L,47R,49L,49R内に、袋によらず直接制振材を充填した 場合には、ポケット41L,41R,43,45,47L,47R,49L,4 9Rに穴が発生して制振材である砂等が零れ落ち、同時にその穴を防ぐために絶 えず注意を要する。
【0022】 これに対して、袋入り制振材は袋が破れたら袋ごと取替えればよい。また、袋 内の制振材の材料変化等により、ポケット41L,41R,43,45,47L ,47R,49L,49R内の空気層の容量変化が生じた場合には、ポケット4 1L,41R,43,45,47L,47R,49L,49Rの蓋(図示省略) を明け、または開放部があればこの開放部より前記制振材を袋ごと追加収納すれ ばよい。
【0023】 次に、図2は本考案の他の実施例の概略構成図を示す。フレ―ム3Aは分割形 で、図1のフレ―ム3の左右分割構造である。フレ―ム3Aには、フレ―ム3A の左右両側面と、クランク軸11を軸支する軸支部39Aの前面ならびに左右両 側面およびフレ―ム3Aの下方のベッド19Aの前面ならびに両側面に掛けて、 ポケット51および53,55,57が装着されて一体的に構成されている。
【0024】 このポケット51,53,55,57は、フレ―ム3Aの音放射面を適当に分 割して一体的に装着されている。
【0025】 図1と同様に、ポケット51,53,55,57内には、制振材として、例え ば砂、土または小鋼球等が適当な袋に充填され、特に水、油等の流体の場合には 袋に完全密封され、それぞれのポケット51,53,55,57内に適当数量充 填され、長期的に見た場合のメンテナンスが考慮されている。
【0026】 なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜の設計的変更を 行うことにより、他の態様においても実施することが可能である。
【0027】
【考案の効果】
上述の説明ですでに明らかなように、本考案の低騒音化プレス機械は、プレス 機械におけるフレ―ムのプレス加工中の騒音が発生する部分にポケットを設け、 このポケット内に袋に入れて制動材を収容することによって、従来技術の問題点 が有効に解決され、その構成が簡単で、その作業性、操作性または視認性に支障 がなく、その取扱いが容易で、その低騒音性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略構成図である。
【図2】本考案の他の実施例の概略構成図である。
【図3】本考案が実施されるプレス機械の正面図であ
る。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図3の矢印II部の拡大詳細図である。
【符号の説明】
3,3A フレ―ム 41L,41R,43,45,47L,47R,49
L,49R ポケット 51,53,55,57 ポケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機械におけるフレ―ムのプレス加
    工中の騒音が発生する部分に設けられたポケットと、こ
    のポケット内に袋に入れて収容され振動を抑制する制動
    材とを備えることを特徴とする低騒音化プレス機械。
JP1012992U 1992-03-02 1992-03-02 低騒音化プレス機械 Pending JPH0570799U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1012992U JPH0570799U (ja) 1992-03-02 1992-03-02 低騒音化プレス機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1012992U JPH0570799U (ja) 1992-03-02 1992-03-02 低騒音化プレス機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0570799U true JPH0570799U (ja) 1993-09-24

Family

ID=11741679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1012992U Pending JPH0570799U (ja) 1992-03-02 1992-03-02 低騒音化プレス機械

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JP (1) JPH0570799U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539987U (ja) * 1976-07-08 1978-01-27
JPS5840595A (ja) * 1981-04-29 1983-03-09 ヘミ−ゲゼルシヤフト・グンデルンハウゼン・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 吸音・遮音用成形体
JPH041699A (ja) * 1990-04-18 1992-01-07 Takeshi Teragaki 吸音材

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539987U (ja) * 1976-07-08 1978-01-27
JPS5840595A (ja) * 1981-04-29 1983-03-09 ヘミ−ゲゼルシヤフト・グンデルンハウゼン・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 吸音・遮音用成形体
JPH041699A (ja) * 1990-04-18 1992-01-07 Takeshi Teragaki 吸音材

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