JPH0570731A - 水性塗料組成物およびそれを用いた塗装方法 - Google Patents

水性塗料組成物およびそれを用いた塗装方法

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JPH0570731A
JPH0570731A JP14017491A JP14017491A JPH0570731A JP H0570731 A JPH0570731 A JP H0570731A JP 14017491 A JP14017491 A JP 14017491A JP 14017491 A JP14017491 A JP 14017491A JP H0570731 A JPH0570731 A JP H0570731A
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JP
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unsaturated monomer
carboxyl group
group
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JP14017491A
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Nobuo Harui
伸夫 春井
Shoichiro Takezawa
正一郎 竹沢
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】シクロカーボネート基含有の微粒子状ポリマー
に、カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体および
/またはアリル(メタ)アクリレートを反応せしめ、次
いで、これとカルボキシル基含有エチレン性不飽和単量
体と、その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体と
を重合せしめて得られる、三次元内部架橋化された水性
樹脂を必須成分として含んで成る、水性塗料組成物、な
らびに該水性塗料組成物を用いて成る、新規な塗装方
法。 【効果】本発明の組成物は、特に、個々の塗膜外観に
も、総合的な塗膜外観にも、耐水性にも、耐候性にもす
ぐれるし、加えて、本発明の塗装方法は、とりわけ、環
境汚染防止の面から、極めて実用的なものであって、仕
上がり外観などに優れた塗膜を形成することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規にして有用なる水
性塗料組成物に関し、ならびに該水性塗料組成物を用い
た新規にして有用なる塗装方法に関する。さらに詳細に
は、三次元的に内部架橋化された特定の微粒子と、該内
部架橋化微粒子を安定化せしめる為のポリマーとを、特
定の手段によって化学的に結合せしめて得られる水性塗
料組成物と、該組成物を用いることから成る、とりわ
け、環境汚染防止の面から有用なる、新規な塗膜形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】地球的な規模での環境問題の観点から、
大気中への有機溶剤排出量の削減が切に望まれている。
【0003】塗料業界においても、有機溶剤の使用量を
減らす試みがなされている。とくに、自動車用塗料は、
自動車が大量に生産されるために、多量の有機溶剤が大
気中に排出され、環境を汚染するという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の溶
剤系塗料では、排出される有機溶剤で環境が汚染される
という問題が有り、塗料の水性化の検討が行われてきて
いる。
【0005】しかし、水の蒸発速度が、従来において用
いられてきた有機溶剤よりも遅いために、塗装後も、塗
着した塗膜の適切なる流動特性への変化に時間がかか
る。そのために、たとえば、タレの問題とか、メタリッ
クベースにおける、アルミ粉の配向不良などの問題が発
生する。
【0006】従来、水性塗料の流動特性の調整には、保
護コロイド的な増粘剤の添加が試みられてきたが、その
効果は、満足できるものではなかった。さらに、架橋重
合体粒子と、これを安定化させるための親水性部分を有
する立体安定化剤との組み合わせによる検討も為されな
されており、効果こそあるものの、依然として、不十分
であった。
【0007】このように、上述の如き従来技術における
種々の欠点ないしは問題点の、解決ないしは解消を図る
ことこそが、本願発明の課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上述した如き課題を解決しようと、鋭意、検討を重ねた
結果、三次元内部架橋した特定の微粒子とこれを安定化
させるためのポリマーとを、特定の手段により、化学的
に結合させて得られる水性樹脂組成物を用いることによ
り、とりわけ、仕上がり外観に優れる塗膜が形成できる
ことを見い出して、本発明を完成するに到った。
【0009】すなわち、本発明は、それぞれ、一分子中
に一般式
【0010】
【化4】
【0011】〔ただし、式中のR1 、R2 およびR3
は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよい、水
素原子または炭素数が1〜4なるアルキル基を表すもの
とする。〕で示される2−オキソ−1,3−ジオキソラ
ン−4−イル基を有するエチレン性不飽和単量体
(A)、カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体
(B)および他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体
(C)を、水性媒体中で重合せしめて三次元的にに内部
架橋した微粒子状ポリマーとし、次いで、該ポリマーに
カルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体および
/またはアリル(メタ)アクリレートを反応せしめ、し
かるのち、かくして得られる反応生成物に、カルボキシ
ル基を有するエチレン性不飽和単量体と、他の共重合体
可能なエチレン性不飽和単量体とを重合し、さらに、該
カルボキシル基を中和せしめてなる水性樹脂を、必須の
皮膜形成性成分として含有することから成る、水性塗料
組成物を提供するものであり、
【0012】かかる上記の水性樹脂を必須の皮膜形成性
成分として含有し、一方、ブロックポリイソシアネート
化合物および/またはメラミン樹脂を硬化剤成分として
含有することから成る、水性塗料組成物を提供するもの
であり、
【0013】かかる上記の水性樹脂を必須の皮膜形成性
成分として含有し、一方、ブロックポリイソシアネート
化合物および/またはメラミン樹脂を硬化剤成分として
含有し、さらに、着色顔料および/またはメタリック顔
料を着色剤成分として含有することから成る、水性塗料
組成物を提供するものであり、併せて、
【0014】かかる上記の水性樹脂を必須の皮膜形成性
成分として含有し、一方、ブロックポリイソシアネート
化合物および/またはメラミン樹脂を硬化剤成分として
含有し、さらに、着色顔料および/またはメタリック顔
料を着色剤成分として含有することから成る、水性塗料
組成物を、2コート2ベーク方式、2コート1ベーク方
式またはオーバーコート方式で塗膜を形成するに当たっ
ての、ベースコートとして用いることから成る、新規な
塗装方法をも提供するものである。
【0015】まず、ここにおいて、本発明塗料で用いる
水性樹脂組成物は、次の工程によって得られるものであ
る。 (1)一分子中に、上掲した一般式〔I〕で示される2
−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−イル基を有する
エチレン性不飽和単量体(A)と、カルボキシル基含有
エチレン性不飽和単量体(B)と、その他の共重合可能
なエチレン性不飽和単量体(C)とを、水性媒体中で、
重合せしめることによって、微粒子状ポリマーが水中に
分散してなるエマルションを調製する。
【0016】次に、この段階で得られた微粒子状ポリマ
ーをコア部分とし、該ポリマー粒子の安定化に寄与する
シェル部分を、化学的に結合せしめるための方法につい
て述べる。 (2)すなわち、該ポリマーに、カルボキシル基を有す
るエチレン性不飽和単量体および/またはアリル(メ
タ)アクリレートを反応させる。カルボキシル基含有エ
チレン性不飽和単量体中のカルボキシル基と、コア部分
に含まれる2−オキソ−1、3−ジオキソラン−4−イ
ル基とが、4級アンモニウム塩の存在下で加熱すること
によって反応し、内部架橋化すると同時に、該粒子状ポ
リマー表面に重合性不飽和基を導入することができる
し、また、その一方で、アリル(メタ)アクリレート
は、(メタ)アクリロイル部分の不飽和基が、主に、該
粒子状ポリマー中に残存する未反応の重合性不飽和基と
共重合し、アリル部分の不飽和基が未反応で残り易くな
り、該粒子状ポリマー表面に重合性不飽和基を導入する
ことができる。
【0017】このようにして、シェル部分と化学的に結
合させるための結合点を導入してから、次に、シェル部
分を重合せしめることになるが、それに付いては、
(3)項で述べる。 (3)すなわち、かくして得られる反応生成物に、カル
ボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体と、その他
の共重合体可能なエチレン性不飽和単量体とを重合せし
め、さらに、このカルボキシル基を中和してシェル部分
を調製し、かくしてコア/シェル構造を持った水性樹脂
組成物を製造することができる。以下に、本発明の構成
について詳しく説明する。
【0018】まず、本発明の微粒子ポリマー(1)の調
製法について述べる。一分子中に、前掲の一般式〔I〕
で示される2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−イ
ル基を有するエチレン性不飽和単量体(A)とは、
【0019】
【化5】
【0020】〔ただし、式中のR1 、R2 およびR3
前出の通りであるものとし、R4 も、水素原子または炭
素数が1〜4なるアルキル基を表すものとし、また、n
は1〜6なる整数であるものとする。〕で示されるもの
である。
【0021】具体的には、2,3−カ−ボネ−トプロピ
ル(メタ)アクリレ−ト、3,4−カ−ボネ−トブチル
(メタ)アクリレ−ト、4,5−カ−ボネ−トペンチル
(メタ)アクリレ−ト、6,7−カ−ボネ−トヘキシル
(メタ)アクリレ−ト、2,3−カ−ボネ−トプロピル
ビニルエ−テルまたはメチル−2,3−カ−ボネ−トプ
ロピルクロトネ−トなどが、それらの特に代表的なもの
である。
【0022】当該単量体(A)の使用量としては、単量
体の総量を100重量部としたときに、0.1〜80重
量部、好ましくは、0.5〜50重量部なる範囲内が適
切である。
【0023】0.1重量部未満の場合には、どうして
も、効果が発現され得ないし、一方、80重量部を超え
る場合には、後続するカルボキシル基含有エチレン性不
飽和単量体との付加反応のさいに、分散安定性が悪くな
って、ブツが発生したり、ゲル化するようになる。
【0024】次に、カルボキシル基含有エチレン性不飽
和単量体(B)として特に代表的なもののみを例示する
にとどめれば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマ
ル酸もしくはイタコン酸の如き、エチレン性不飽和モノ
−ないしはジカルボン酸類;
【0025】またはマレイン酸モノエチル、マレイン酸
モノブチル、フマル酸モノブチルもしくはイタコン酸モ
ノエチルの如き、エチレン性不飽和ジカルボン酸と炭素
数が1〜4なる1価アルコ−ルとのエスエル化合物;
【0026】さらには、2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレ−トの如き水酸基含有ビニル単量体に、無水フ
タル酸の如き酸無水物を付加させて得られる形のものな
どである。
【0027】次いで、その他の共重合体可能なエチレン
性不飽和単量体(C)として特に代表的なもののみを例
示するにとどめれば、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレ−ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
−ト、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−ト、
4−ヒドロキヂブチル(メタ)アクリレ−トの如きヒド
ロキシアルキル(メタ)アクリレ−ト類;2−ヒドロキ
シエチルビニルエ−テル、4−ヒドロキシブチルビニル
エ−テルの如きヒドロキシアルキルビニルエ−テル類;
またはアリルアルコ−ルもしくはヒドロキシエチルアリ
−ルエ−テルの如きアリル化合物;
【0028】あるいは、上記した単量体に対してε−カ
プロラクトンを付加した形の化合物;炭素数が1〜22
なるアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレ−
ト、2−エトキシエチル(メタ)アクリレ−ト、シクロ
ヘキシル(メタ)アクリレ−トもしくは(メタ)アクリ
ロニトリルなどの(メタ)アクリレ−ト類;グリシジル
(メタ)アクリレ−ト、メチルグリシジル(メタ)アク
リレ−ト、(メタ)アクリルアミドもしくはN−アルコ
キシメチル化(メタ)アクリルアミドの如き塩基性窒素
原子含有化合物をはじめとして、
【0029】燐酸基含有(メタ)アクリレ−トまたは加
水分解性シリル基含有(メタ)アクリレ−トの如き反応
性基含有(メタ)アクリレ−ト類;さらには、スチレ
ン、tert−ブチルスチレン、α−メチルスチレンも
しくはビニルトルエンの如き芳香族ビニル単量体類;フ
ッ化ビニル、テトラフルオロエチレンもしくは、ヘキサ
フルオロプロピレンの如き含フッ素ビニル単量体類など
がある。
【0030】そして、当該微粒子ポリマー(A)を調製
するには、エマルション重合法やディスパーション重合
法などのような常法に従えばよい。ここで用いられる乳
化剤または分散安定剤として特に代表的なもののみを例
示するにとどめれば、有機スルホン酸塩系あるいは有機
硫酸塩系のアニオン系界面活性剤や、ポリオキシエチレ
ン部分を有するノニオン系界面活性剤などであり、これ
らの中にエチレン性不飽和基を併せ持つ、いわゆる、反
応性乳化剤も含まれる。
【0031】さらに、有機カルボン酸塩系、ポリビニル
アルコール系、セルロース系あるいはピロリドン系分散
安定剤もまた適用されうる。それぞれ、具体的には、上
記の有機スルホン酸塩系界面活性剤としては、エステル
系スルホン酸塩、アミドスルホン酸塩、エーテル系スル
ホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩類などがあり、
その中には、ジオクチルスルホコハク酸のアミン−、ナ
トリウム−ないしはカリウム塩やドデシルベンゼンスル
ホン酸などが含まれる。
【0032】上記有機硫酸塩系界面活性剤としては、高
級アルコール硫酸エステル塩類、ポリエチレングリコー
ルエーテル硫酸エステル塩類、アミド系硫酸エステル塩
などがあり、その中には、ラウリル硫酸のアミン−、ナ
トリウム−ないしはカリウム塩、アルキルアリルポリエ
ーテル硫酸のアミン−、ナトリウム−ないしはカリウム
塩などが含まれる。
【0033】上記反応性乳化剤としては、スチレンスル
ホン酸塩、「エレミノール JS−2」〔三洋化成
(株)製品〕、「アクアロン RN−20」〔第一工業
製薬(株)製品〕などがある。
【0034】上記ノニオン系乳化剤としては、ポリエチ
レングリコールアルキルフェニルエーテル類などがあ
り、ノニオン系の反応性のものとしては、片末端がアル
キルエーテルであるポリエチレングリコールの(メタ)
アクリロイルオキシエーテル類などがある。
【0035】また、乳化重合に使用する重合開始剤とし
ては、有機過酸化物、無機過酸化物、アゾ系重合開始剤
およびレドックス重合開始剤などがある。上記した有機
過酸化物として特に代表的なもののみを例示するにとど
めれば、ベンゾイルペルオキシド、t−ブチルヒドロペ
ルオキシドまたはジt−ブチルペルオキシドなどである
し、上記無機過酸化物として特に代表的なもののみを例
示するにとどめれば、過硫酸のアンモニウム塩、ナトリ
ウム塩ないしはカリウム塩などや過酸化水素などである
し、
【0036】上記したアゾ系開始剤として特に代表的な
もののみを挙げるにとどめれば、4,4’−アゾビス
(4−シアノ吉草酸)などであるし、レドックス重合開
始剤として特に代表的なもののみを挙げるにとどめれ
ば、過酸化水素−第一鉄塩、過硫酸塩−酸性亜硫酸ナト
リウムまたはクメンヒドロペルオキシド−N,N−ジメ
チルアニリンなどであるが、本発明による乳化重合は、
開始剤の種類によって特に制限を受けるものではない。
【0037】さらに必要応じて、分子量調整剤として、
ラウリルメルカプタン、オクチルメルカプタン、2−メ
ルカプトエタノ−ル、チオグリコ−ル酸オクチル、3−
メルカプトプロピオン酸またはα−メチルスチレンダイ
マ−の如き、各種の連鎖移動剤を用いることもできる。
【0038】かくして得られる微粒子ポリマー(1)に
反応せしめるべき、前記カルボキシル基含有エチレン性
不飽和単量体として特に代表的なもののみを挙げるにと
どめれば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸
もしくはイタコン酸の如き、エチレン性不飽和モノ−な
いしはジカルボン酸類;マレイン酸モノエチル、マレイ
ン酸モノブチル、フマル酸モノブチルもしくはイタコン
酸モノエチルの如き、エチレン性不飽和ジカルボン酸と
炭素数が1〜4なる1価アルコ−ルとのエスエル化合
物;または2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト
の如き水酸基含有ビニル単量体に、無水フタル酸の如き
酸無水物を付加させて得られる形の化合物などである。
【0039】これらのカルボキシル基含有単量体の使用
量としては、微粒子ポリマー(1)中のカルボキシル基
と合わせたカルボキシル基/2−オキソ−1,3−ジオ
キソラン4−イル基の当量比が1を超えないような範囲
が好ましい。
【0040】また、この付加反応は、触媒として、第4
アンモニウム塩を加え、60〜100℃の加熱下に、行
われる。かかる第4アンモニウム塩としては、テトラメ
チルアンモニウムハイドロオキサイド、トリメチルベン
ジルアンモニウムハイドロオキサイドに代表される水酸
化4級アンモニウム塩;またはテトラメチルアンモニウ
ムプロピオネート、トリメチルベンジルアンモニウムプ
ロピオネートに代表されるカルボキシレートアニオンを
対イオンとして持つ4級アンモニウム塩などがある。
【0041】このようにして得られたエチレン性不飽和
基含有微粒子ポリマー(2)と共重合体させるべき、カ
ルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体としては、既
掲したような化合物を用いることができるし、また、そ
の他の共重合体可能な単量体としては、これも既掲した
他の共重合体可能なエチレン性不飽和単量体のところで
述べた化合物から選ぶことができる。
【0042】重合後に、カルボキシル基を中和するのに
用いられるものとしては、塩基性物質であればよく、そ
れらのうちでも特に代表的なもののみを挙げるにとどめ
れば、アンモニア、トリメチルアミン、N,N−ジメチ
ルエタノールアミン、N−メチルモルホリンの如きアミ
ン化合物類や、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの如
き金属水酸化物類などである。
【0043】このようにして得られる水性樹脂には、必
要に応じて、公知慣用のブロックポリイソシアネートお
よび/またはメラミン樹脂などの硬化剤;ポリカルボン
酸系、ポリエチレングリコール系、セルロース系、ポリ
ビニルアルコール系、ポリビニルピロリドン系などの増
粘剤;炭酸カルシウム、ベントナイト系チキソ性付与剤
などをはじめ、アルミなどの金属粉;または顔料、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、顔料分散剤、レベリング剤など
を配合することができる。
【0044】さらに、必要に応じて、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、n−ブタノール、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、セロソルブアセテート、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、N−メ
チルピロリドン、トルエンまたはキシレンなどの、公知
慣用の各種の溶剤を添加してもよい。
【0045】かくして得られる本発明の水性塗料組成物
は、PCM、家電用などの一般焼き付け用として、建築
物や瓦などの外装用として、あるいは、自動車用として
用いることができる。
【0046】とりわけ、自動車用として、本発明の水性
塗料組成物は、2コート2ベーク方式、2コート1ベー
ク方式またはオーバーコート方式で塗膜を形成するに当
たって、ベースコートとして用いられるが、そのさいに
は、着色顔料および/またはメタリック顔料を配合せし
めた形で用いることができる。
【0047】焼き付け条件としては、上記した各種の塗
装仕上げ方法(方式)で用いられるクリヤー塗料の種類
にも依るが、概ね、80〜160℃なる範囲で、15分
〜30分程度の時間でよい。
【0048】ここで用いられるクリヤー塗料としては、
自動車トップクリヤー塗料として用いることが出来るも
のであれば、どんなものでも良く、たとえば、水酸基含
有樹脂とメラミン樹脂とを含んで成る塗料または水酸基
含有樹脂とポリイソシアネートとを含んで成る塗料など
がある。
【0049】
【実施例】次に、本発明を参考例、実施例および比較例
により、一層、具体的に説明するが、本発明は、これら
の例のみに限定されるものではない。
【0050】なお、以下において、特に断りのない限
り、部および%はすべて重量基準であるものとする。 参考例 1 滴下装置、攪拌装置、温度計、冷却管および窒素ガス導
入管を備えたフラスコ内に、脱イオン水の1,300部
を入れ、それを75〜85℃に加熱し、窒素雰囲気下で
攪拌しながら、2,3−カ−ボネ−トプロピルメタアク
リレ−トの200部、メチルメタクリレ−トの200
部、スチレンの200部、n−ブチルメタクリレ−トの
380部およびメタクリル酸の20部と、ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテルサルフェートアンモニウ
ム塩の20部および過硫酸アンモニウムの5部と、脱イ
オン水の200部とからなる混合物の100部を滴下
し、30分のあいだ同条件に保持したのち、残りの混合
物を3時間で滴下した。
【0051】滴下終了後も同条件下に1時間保持した。
次いで、アクリル酸の50部と、トリメチルベンジルア
ンモニウムハイドロオキサイトの30部とを加えて80
〜100℃に1時間保持し、2−オキソ−1,3−ジオ
キソラン4−イル基とカルボキシル基を反応せしめた。
【0052】次に、脱イオン水の800部を加えてか
ら、アクリル酸の40部、2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレートの20部、メチルメタクリレートの55部、
n−ブチルメタクリレートの100部およびn−ブチル
アクリレートの35部と、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテルサルフェートアンモニウム塩の5部と、
過硫酸アンモニウムの2部と、脱イオン水の5部とから
なる混合物を1時間で滴下した。
【0053】次いで、同温度に1時間保持してから室温
に冷却し、固形分含有率が30%になるように脱イオン
水を加えた。ここに得られたポリマー微粒子は、有機溶
剤に不溶であった。
【0054】しかるのち、脱イオン水を加え、ジメチル
エタノールアミンで中和し、20%固形分含有率に調整
して、コア/シェル型の水性樹脂分散液を得た。以下、
これをAー1と略記する。
【0055】参考例 2 滴下装置、攪拌装置、温度計、冷却管および窒素ガス導
入管を備えたフラスコ内に、脱イオン水の1,300部
を入れ、それを75〜85℃に加熱し、窒素雰囲気下で
攪拌しながら、2,3−カ−ボネ−トプロピルメタアク
リレ−トの200部、メチルメタクリレ−トの100
部、n−ブチルメタクリレ−トの500部、n−ブチル
アクリレートの170部、メタクリル酸の30部と、
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルサルフェー
トアンモニウム塩の20部と、過硫酸アンモニウムの5
部と、脱イオン水の200部とからなる混合物の100
部を滴下して30分のあいだ同条件に保持したのち、残
りの混合物を3時間で滴下した。
【0056】滴下終了後も30分のあいだ同条件に保持
した。次に、アリルメタクリレートの20部を加えて3
0分のあいだ同条件に保持し、メタクリル酸の30部お
よびトリメチルベンジルアンモニウムハイドロオキサイ
トの30部を加えて80〜100℃に1時間保持し、2
−オキソ−1,3−ジオキソラン4−イル基とカルボキ
シル基を反応せしめた。
【0057】次いで、脱イオン水の800部を加えてか
ら、アクリル酸の40部、2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレートの20部、スチレンの55部、n−ブチルメ
タクリレートの100部およびn−ブチルアクリレート
の35部と、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ルサルフェートアンモニウム塩の5部と、過硫酸アンモ
ニウムの2部と、脱イオン水の5部とからなる混合物を
1時間で滴下した。
【0058】しかるのち、同温度に1時間保持してから
室温に冷却し、固形分含有率が30%となるように脱イ
オン水を加えた。ここに得られたポリマー微粒子は、有
機溶剤に不溶であった。
【0059】その後は、脱イオン水を加え、ジメチルエ
タノールアミンで中和して、20%固形分含有率に調整
された、コア/シェル型の水性樹脂分散液を得た。以
下、これをAー2と略記する。
【0060】参考例 3(対照用樹脂の調製例) 滴下装置、攪拌装置、温度計、冷却管および窒素ガス導
入管を備えたフラスコに、脱イオン水の1,300部を
入れて75〜85℃に加熱し、窒素雰囲気下で攪拌しな
がら、スチレンの200部、メチルメタクリレ−トの1
00部、n−ブチルメタクリレ−トの500部、n−ブ
チルアクリレートの170部およびネオペンチルグリコ
ールジメタクリレートの30部と、 ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテルサルフェートアンモニウム塩
の20部と、過硫酸アンモニウムの5部と、脱イオン水
の200とからなる混合物の100部を滴下して、30
分のあいだ同条件に保持してから、残りの混合物を3時
間で滴下した。滴下終了後も30分間、同条件に保持し
て対照用の樹脂を得た。以下、これをAー3と略記す
る。
【0061】実施例 1〜5および比較例 1 参考例1〜3で得られた、それぞれの樹脂を用い、第1
表に示されるような配合組成比に従い、水性塗料組成物
の一つとして、各種の積層塗装樹脂用組成物を得た。
【0062】さらに、かくして得られた積層塗装用樹脂
組成物を、それぞれ、2コ−ト1ベ−クあるいは2コ−
ト2ベ−ク仕上げ用のトップコ−トとして用いて、下記
する如き塗装方法に従って、塗装(塗膜の形成)を行っ
た。
【0063】 方式1:2コート1ベーク仕上げ方式(2C1B)………焼き付けは、140 ℃で20分間 方式2:2コート2ベーク仕上げ方式(2C2B)………焼き付けは、それぞ れ、80℃で30分 間 方式3:2コート2ベーク仕上げ方式(2C2B)………焼き付けは、ベース コート塗膜を140 ℃で20分間、クリ ヤーコート塗膜を1 60℃で20分間
【0064】得られた塗膜の性能の評価を行なった。そ
れらの結果を、まとめて、同表に示す。
【0065】なお、同表中の脚注は、次の通りである。 a)「C−325」…………(有)三井サイアナミド製
のメチルエーテル化メラミン樹脂 b)L−127−75B……「スーパーベッカミン L
−127−75B」の略記で、大日本インキ化学工業
(株)製のブチルエーテル化メラミン樹脂 c)B7ー887ー60……「バーノック B7−88
7−60」の略記で、大日本インキ化学工業(株)製の
ブロックポリイソシアネート化合物 d)ASE−60……………「アクリゾール ASEー
60」の略記でローム・アンド・ハース社製のポリカル
ボン酸系増粘剤に脱イオン水を加えて、ジメチルエタノ
ールアミンで中和し、樹脂固形分を3%にしたもの e)クリヤ塗料の種類 1.アクリルメラミン塗料として、「アクリディック
A−310」〔大日本インキ化学工業(株)社製の水酸
基含有アクリル樹脂〕/「スーパーベッカミン L−1
17−60」(同上社製のブチルエーテル化メラミン樹
脂)=70/30(固形分重量比)となるように配合
し、さらに、樹脂固形分に対して50ppm成る割合の
「LO−50」(ワッカー・ヒエミー社製のシリコン系
レベリング剤)を含んで成る塗料を用いた。
【0066】2.2液型アクリルウレタン塗料として、
「アクリディック BU−955」〔大日本インキ化学
工業(株)製の水酸基含有アクリル樹脂;不揮発分=6
0%、水酸基価=44±3)と、「バーノック DN−
980」(同上社製のポリイソシアネート化合物;不揮
発分=75%、NCO%=15〜16%)とを、OH/
NCO=1(当量比)となるように配合し、かつ、樹脂
固形分に対して50ppmなる割合の「LO−50」を
含んで成る塗料を用いた。
【0067】3.粉体塗料として、「ファインディック
A−207S」〔大日本インキ化学工業(株)製のグ
リシジル基含有アクリル樹脂〕/デカンジカルボン酸=
85/15(固形分重量比)の配合物に、さらに、樹脂
固形分に対して1%の「モダフロー」(モンサント社製
のレベリング剤)を含めた形の塗料を用いた。
【0068】また、各塗膜性能の評価判定の要領は、次
の通りである。 1)垂直面でのメタルムラ………目視により判定。 ○…殆どムラがない △…相当程度にムラがある ×…ムラが著しく多い 2)平滑性…………………………目視により判定。
【0069】○…良好 △…劣る ×…著しく劣る 3)光沢……………………………20度鏡面反射率によ
り判定。
【0070】○…85%以上 △…60以上85未満 ×…60未満 4)耐水性…………………………50℃の水中に7日間
浸漬後の塗面の状態を目視により判定した。
【0071】○…全く異状が認められない △…若干、フクレがある ×…著しく、フクレが発生
【0072】
【表1】
【0073】第1表からも明らかなように、本発明の水
性塗料組成物は、とりわけ、個々の塗膜外観にも、総合
的なる塗膜外観にも優れ、しかも、耐水性にも優れるも
のであることが知れる。
【0074】加えて、こうした優れた水性塗料組成物を
用いて行われる、本発明の塗装仕上げ方法に従えば、タ
レも、メタルムラもない、極めて塗装外観に優れた、し
かも、低公害の塗装材が得られることが知れる。
【0075】
【発明の効果】本発明の水性塗料組成物は、三次元内部
架橋した特定の微粒子とこれを安定化させるためのポリ
マーとを、特定の手段により、化学的に結合させて得ら
れるという、斬新なるものであり、かかる水性樹脂組成
物を用いることにより、とりわけ、仕上がり外観、耐候
性ならびに耐水性などに優れる塗膜が形成できる。
【0076】加えて、こうした水性塗料組成物を用いて
行う、本発明の塗装方法は、とりわけ、環境汚染防止の
面から有用なるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 5/00 PPU 6904−4J 151/00 PGX 7142−4J 175/04 PHR 8620−4J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一分子中に一般式 【化1】 〔ただし、式中のR1 、R2 およびR3 は、それぞれ、
    同一であっても異なっていてもよい、水素原子または炭
    素数が1〜4なるアルキル基を表すものとする。〕で示
    される2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−イル基
    を有するエチレン性不飽和単量体(A)、カルボキシル
    基含有エチレン性不飽和単量体(B)および他の共重合
    可能なエチレン性不飽和単量体(C)を、水性媒体中で
    重合せしめて三次元的にに内部架橋した微粒子状ポリマ
    ーとし、次いで、該ポリマーにカルボキシル基を有する
    エチレン性不飽和単量体および/またはアリル(メタ)
    アクリレートを反応せしめ、しかるのち、かくして得ら
    れる反応生成物に、カルボキシル基を有するエチレン性
    不飽和単量体と、他の共重合体可能なエチレン性不飽和
    単量体とを重合し、さらに、該カルボキシル基を中和せ
    しめてなる水性樹脂を、必須の皮膜形成性成分として含
    有することを特徴とする、水性塗料組成物。
  2. 【請求項2】一分子中に一般式 【化2】 〔ただし、式中のR1 、R2 およびR3 は、それぞれ、
    同一であっても異なっていてもよい、水素原子または炭
    素数が1〜4なるアルキル基を表すものとする。〕で示
    される2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−イル基
    を有するエチレン性不飽和単量体(A)、カルボキシル
    基含有エチレン性不飽和単量体(B)および他の共重合
    可能なエチレン性不飽和単量体(C)を、水性媒体中で
    重合せしめて三次元的にに内部架橋した微粒子状ポリマ
    ーとし、次いで、該ポリマーにカルボキシル基を有する
    エチレン性不飽和単量体および/またはアリル(メタ)
    アクリレートを反応せしめ、しかるのち、かくして得ら
    れる反応生成物に、カルボキシル基を有するエチレン性
    不飽和単量体と、他の共重合体可能なエチレン性不飽和
    単量体とを重合し、さらに、該カルボキシル基を中和せ
    しめてなる水性樹脂を、必須の皮膜形成性成分として含
    有し、一方、ブロックポリイソシアネート化合物および
    /またはメラミン樹脂を硬化剤成分として含有すること
    を特徴とする、水性塗料組成物。
  3. 【請求項3】一分子中に一般式 【化3】 〔ただし、式中のR1 、R2 およびR3 は、それぞれ、
    同一であっても異なっていてもよい、水素原子または炭
    素数が1〜4なるアルキル基を表すものとする。〕で示
    される2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−イル基
    を有するエチレン性不飽和単量体(A)、カルボキシル
    基含有エチレン性不飽和単量体(B)および他の共重合
    可能なエチレン性不飽和単量体(C)を、水性媒体中で
    重合せしめて三次元的にに内部架橋した微粒子状ポリマ
    ーとし、次いで、該ポリマーにカルボキシル基を有する
    エチレン性不飽和単量体および/またはアリル(メタ)
    アクリレートを反応せしめ、しかるのち、かくして得ら
    れる反応生成物に、カルボキシル基を有するエチレン性
    不飽和単量体と、他の共重合体可能なエチレン性不飽和
    単量体とを重合し、さらに、該カルボキシル基を中和せ
    しめてなる水性樹脂を、必須の皮膜形成性成分として含
    有し、一方、ブロックポリイソシアネート化合物および
    /またはメラミン樹脂を、硬化剤成分として含有し、さ
    らに、着色顔料および/またはメタリック顔料を、着色
    剤成分として含有することを特徴とする、水性塗料組成
    物。
  4. 【請求項4】2コート2ベーク方式、2コート1ベーク
    方式またはオーバーコート方式で塗膜を形成するに当た
    り、ベースコートとして、請求項3に記載の水性塗料組
    成物を用いることを特徴とする、新規な塗膜形成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0948943A (ja) * 1995-05-31 1997-02-18 Nippon Carbide Ind Co Inc アクリル系共重合体水性被覆組成物
JP2006526665A (ja) * 2003-06-05 2006-11-24 ビー・エイ・エス・エフ、コーポレーション 高分子電解質不含の水分散性のブロックコポリマー及び架橋剤を含有する被覆組成物、その硬化された皮膜及び該皮膜を含む積層系

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JPH0948943A (ja) * 1995-05-31 1997-02-18 Nippon Carbide Ind Co Inc アクリル系共重合体水性被覆組成物
JP2006526665A (ja) * 2003-06-05 2006-11-24 ビー・エイ・エス・エフ、コーポレーション 高分子電解質不含の水分散性のブロックコポリマー及び架橋剤を含有する被覆組成物、その硬化された皮膜及び該皮膜を含む積層系

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