JPH057068U - 動物用冷却ベツド装置 - Google Patents
動物用冷却ベツド装置Info
- Publication number
- JPH057068U JPH057068U JP8572291U JP8572291U JPH057068U JP H057068 U JPH057068 U JP H057068U JP 8572291 U JP8572291 U JP 8572291U JP 8572291 U JP8572291 U JP 8572291U JP H057068 U JPH057068 U JP H057068U
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- JP
- Japan
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- cooling
- heat
- animal
- animals
- plate
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- Pending
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- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】犬や猫その他の愛玩動物を対象とする冷却ベッ
ド装置を提供することを目的とする。 【構成】動物が位置できる大きさで、熱伝導率が高い冷
却板(1)の裏面に、電子冷却エレメント(2)を接合
し、且つその電子冷却エレメント(2)の他面に放熱板
(3)を取り付け、さらにそれを冷やす送風機(5)及
び電源部(6)を適宜位置に配した装置部をベッド本体
枠(7)に納めた構成とした動物用冷却ベッド装置。
ド装置を提供することを目的とする。 【構成】動物が位置できる大きさで、熱伝導率が高い冷
却板(1)の裏面に、電子冷却エレメント(2)を接合
し、且つその電子冷却エレメント(2)の他面に放熱板
(3)を取り付け、さらにそれを冷やす送風機(5)及
び電源部(6)を適宜位置に配した装置部をベッド本体
枠(7)に納めた構成とした動物用冷却ベッド装置。
Description
【0001】
この考案は、犬や猫その他の愛玩動物用冷却ベッドに関する。
【0002】
従来、犬や猫その他の動物が愛玩用として家庭内で育てられているが、特に犬
にいたっては、夏の暑さで体力を消耗したり病気の要因を招いたりするが、現在
それに応える方法としてはクーラーで室内を冷やしたり、扇風機の使用や、定期
的に窓を開放して風を入れたり、時には氷を与えたりして対応しているが、人間
を対象とした住居のクーラーの冷房温度程度では、犬や他の動物にとっては体力
の消耗を防ぐ効果を呈するには、まだまだ不十分であり、愛玩動物用の具体的な
避暑対策装置や器具は提供されていない。
【0003】
近年、各種の動物を愛玩用として育てることが多く、しかも都会ではスペース
の関係で室内で育てることが多いが、一般に動物は寒さより暑さに弱いため、夏
場は人間と同様に食欲を無くしたりして体力を消耗し、ストレスの蓄積などで病
気の要因を招くことが多い。
その対策としては、クーラーで室内を冷やしたり、扇風機を回したり、窓を開
放して風を入れたりしているが、いずれにしても人間を基準にした避暑対策であ
るため、愛玩動物の種類や程度に応じたきめ細か対応はできなかった。
叉、愛玩動物も世話をする人間も、昼間の散歩は大変であるので、早朝や夜間
と工夫しているが、せめて長い時間を過ごす室内にいるときの避暑対策が効果的
にできる装置や器具が提供されることが求められている。
【0004】
本考案は、以上のような従来の欠点を解消し、愛玩動物専用の冷却ベッドを提
供するために、次の様な構成としている。
本考案の冷却装置としては、音や振動が少ない電子冷却装置を採用している。
愛玩動物が十分占められるスペースを有する冷却板(1)の下面に、直流を通
電させてペルチェ効果を呈する電子冷却エレメント(2)の冷却面を1個以上複
数個冷却板(1)のB面に接続し、その反面の発熱面に放熱板(3)を取りつけ
、且つこれを冷やす送風機(5)と電源部(6)を適宜配置した装置をベッド本
体枠(7)に収めて構成する。
【0005】
電源部(6)に入った交流は直流に変換されて電子冷却エレメント(2)通電
されると、ペルチィエ効果により片面が冷却され、他方の放熱板(3)側は発熱
して放熱板(3)より放熱され、愛玩動物の座面となるA面は冷やされた座面を
維持する。
但し放熱板(3)の効率がよい場合には、必ずしも送風機は必要としない。
尚、第2実施例に示すL字形冷却板(1)の構成の場合は、愛玩動物の座面が
大幅に低くさせることができ、小さな動物でも容易に冷却ベッドに乗ることがで
きる。
この考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0006】
第1実施例
この考案の第1実施例を図1の装置断面図と、図2の冷却要部拡大断面図及び
図4のブロック図を参照して説明する。
まず、愛玩動物が占めるに十分な大きさを有する素材を銅、アルミなどの熱伝
導動率の高い冷却板(1)で形成し、愛玩動物が座位するA面とし、この下側B
面に、電子冷却エレメント(2)の冷却側平面を接合し、他方の発熱側の平面に
放熱板(3)を接合しておき、この電子冷却エレメント(2)に直流電流を通電
するとペルチェ効果により、冷却板(1)が冷却され、電子冷却エレメント(2
)の発熱面から出る熱エネルギーは多数の放熱フィンを有する放熱板(3)から
外部に放熱される。
この際、愛玩動物の座面A面は外気に晒された状態におかれ、その反対面B面
を電子冷却エレメント(2)を除き断熱材(4)で覆い冷却部が構成されている
。
次に放熱板(3)の熱を放散させるための送風機(5)を放熱板(3)の一方
側に、叉電源部(6)を反対側に位置させた装置全体をベッド本体枠(7)内に
納めて本考案の基本構成としている。
尚、電子冷却エレメント(2)の両面接合部には、冷却板(1)並びに放熱板
(3)との熱伝導率を良好ならしめるべく、熱伝導グリス(8)(8)を介して
接合させている。
以上のような構成であるが、電子冷却エレメント(2)の使用個数は必要冷却
能力に応じて任意数でよく、又、送風機(5)及び電源部(6)の配置関係も特
に限定されるものではない。
【0007】
第2実施例
この考案の第2実施例を図3の装置断面図を参照して説明する。
第1実施例では、冷却板(1)下部に要部装置を配しているが、第2実施例
に於いてはL字形の冷却板(1)の垂直部に冷却装置を取り付けている。
まず、一方が長く、且つ愛玩動物が十分占められる大きさの座面を有するL字
形の冷却板(1)の垂直面の背部B面に、電子冷却エレメント(2)(2)を複
数個をユニットとして接合し、その他面に放熱板(3)を取り付けて形成し、さ
らにL字形の冷却板(1)の水平面愛玩動物座面のA面以外を、断熱材(4)で
覆って冷却部及び冷却べッド面を形成する。
以上の装置部に送風機(5)及び電源部(6)を適宜配置してベッド本体枠(
7)に納めて第2実施例を構成している。
第1及び第2実施例に示した構成に於いて、装置部を収納するべき本体枠(7
)には、放熱のために適宜数の空気穴(9)(9)を設けている。
【0008】
この考案は、電子冷却エレメントなる新しい冷却システムを採用することによ
り、次の様な効果、特徴を提供できるものである。
1,電子冷却エレメントの採用により、駆動音や振動は極めて小さく、且つ装置
部を含めたベッド本体も軽量コンパクトにすることができる。
2,軽量コンパクトな構成であるので、任意な場所での使用や移動は自由にでき
るため、動物の好きな場所に設置できる。
3,L字形の冷却板構成のタイプは、愛玩動物の座面となる冷却面を低くするこ
とができるので、小さな赤ちゃん動物でも楽に乗り降りできる。
4,冷却エレメントは通電をプラス,マイナスの極性を逆転させると、冷却面と
発熱面が反転するので、応用として、冷却と暖房が両用に供することも可能で
ある。
5,室内飼育の愛玩動物用以外にも、動物園などでも各種動物にも適用できるの
で、動物用避暑対策装置として極めて効果的に利用することができる。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例を示す装置断面図。
【図2】 本考案の第1実施例の冷却要部拡大断面図。
【図3】 本考案の第2実施例を示す装置断面図。
【図4】 本考案の第1及び第2実施例のブロック図。
【0010】
(1) 冷却板 (4) 断熱材
(7) ベッド本体枠 (2) 電子冷却エレメント (5) 送風機
(8) 熱伝導グリス (3) 放熱板 (6) 電源部
(9) 空気穴
(7) ベッド本体枠 (2) 電子冷却エレメント (5) 送風機
(8) 熱伝導グリス (3) 放熱板 (6) 電源部
(9) 空気穴
Claims (2)
- 【請求項1】A面に動物が位置できる大きさで、熱伝導
率が高い金属でなる冷却板(1)の片方のB面に、電子
冷却エレメント(2)の冷却面を接合し、その反対面の
発熱面に放熱板(3)を接合せしめ、さらに断熱材
(4)で覆う。次に放熱板(3)、冷却用送風機
(5)、電源部(6)を適宜部位に位置させて、ベッド
本体枠(7)内に収めた構成である動物用冷却ベッド装
置。 - 【請求項2】冷却板(1)をL字形とし、その垂直部B
面に冷却装置を構成してなる請求項1記載の動物用冷却
ベッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8572291U JPH057068U (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 動物用冷却ベツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8572291U JPH057068U (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 動物用冷却ベツド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057068U true JPH057068U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=13866738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8572291U Pending JPH057068U (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 動物用冷却ベツド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057068U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019244404A1 (ja) * | 2018-06-21 | 2019-12-26 | シャープ株式会社 | ペット用温度調節装置 |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP8572291U patent/JPH057068U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019244404A1 (ja) * | 2018-06-21 | 2019-12-26 | シャープ株式会社 | ペット用温度調節装置 |
JPWO2019244404A1 (ja) * | 2018-06-21 | 2021-07-08 | シャープ株式会社 | ペット用温度調節装置 |
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