JPH0570459B2 - - Google Patents

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JPH0570459B2
JPH0570459B2 JP1152104A JP15210489A JPH0570459B2 JP H0570459 B2 JPH0570459 B2 JP H0570459B2 JP 1152104 A JP1152104 A JP 1152104A JP 15210489 A JP15210489 A JP 15210489A JP H0570459 B2 JPH0570459 B2 JP H0570459B2
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JP
Japan
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coil
storage tube
magnetic resonance
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signals
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JP1152104A
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JPH0318349A (ja
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Masatoshi Hanawa
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、被検体の様々な検査部位から磁気共
鳴信号(以下、MR信号という)を収集し診断に
利用する磁気共鳴診断装置に関し、特に、前記
MR信号を送信ないし受信検出するための高周波
コイル(以下、RFコイルという)の改良に関す
る。
(従来の技術) 近年、この種の磁気共鳴診断装置が医療診断装
置において果たす役割は大きい。
すなわち、数百〜数千Gの静磁場中に被検体を
配置し、これに線形勾配磁場を重ね、MR信号の
強さとともにその信号源の位置を得て画像化する
周知の磁気共鳴イメージング法や、生体中の特定
部位(検査部位)にある対象核種の化学シフト情
報を得るインビボ・スペクトロメトリー(生体
MR分析法)を用いれば、無侵襲で有用な形態情
報や病態変化データ等が得られるためである。
この種の磁気共鳴診断装置においては、RFパ
ルスで励起された検査部位から、微量なMR信号
を無駄なく検出して、より高いS/N比のMR信
号を収集することが最大の課題である。このた
め、MR信号を収集するためのRFコイルは、検
査部位のできるだけ近傍に配設させることが必要
である。
前記インビポ・スペクトロメトリイにおいて
も、検査部位にRFコイルを近接させることが必
要ではあるが、このインビボ・スペクトロメトリ
イにおいては、検査部位が被検体体内の特定の組
織に限局して設定されることが多いため、RFコ
イルとして表面コイルが用いられることが多い。
すなわち、この表面コイルは、コイル直下のほぼ
半球または円板型の部分のみからMR信号を収集
できるもので、前記検査部位に対して一番近傍す
るように表面コイルを被検体の体表面に密接配置
することで、ある程度高いS/N比のMR信号を
収集できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、例えば心筋等、体表面から比較
的深部の部位を検査部位とする際には、表面コイ
ルを体表面に密接配置しても、この配置位置直下
の検査部位までの距離が大きく、良好なS/N比
のMR信号が得られないという問題があつた。
本発明は従来のかかる問題点を解決するために
なされたものであり、体表面から比較的深部の検
査部位であつても良好なS/N比のMR信号を得
ることができる磁気共鳴診断装置を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明に係る磁気共
鳴診断装置においては、湾曲自在であるとともに
微小な内外径を有するコイル収納管と、このコイ
ル収納管の一方の端部開口からの突出自在にこの
コイル収納管に収納することができ、収納時に前
記コイル収納管の径より細く突出時に広がるよう
変形可能な第1のコイルと、この第1のコイルを
用いて検査部位からの磁気共鳴信号を受信検出す
る手段と、を具備することを要旨としている。
また、別の本発明は、湾曲自在であるとともに
微小な内外径を有するコイル収納管と、このコイ
ル収納管の一方の端部開口からの突出自在にこの
コイル収納管に収納することができ、収納時に前
記コイル収納管の径より細く突出時に広がるよう
変形可能な第1のコイルと、この第1のコイルと
誘導結合し得る第2のコイルと、この第2のコイ
ルを用いて検査部位からの磁気共鳴信号を受信検
出する手段と、を具備することを要旨としてい
る。
(作用) 上述の構成によれば次のような作用を奏する。
すなわち、前記コイル収納管は微小な内外径を有
しかつ第1のコイルを収納し得るものであり、こ
のコイル収納管をその一方の先端が被検体内の検
査部位に位置するように被検体内に挿入し、その
先端より第1のコイルを検出させれば、この第1
のコイルにより前記検査部位の磁気共鳴信号を受
信検出できるため、体表面から比較的深部に位置
する検査部位であつても、良好なS/N比のMR
信号を得ることができる。
また、前記第1のコイルが前記被検体内検査部
位で開かれ配置された際に、第2のコイルを前記
第1のコイルと誘導結合可能に被検体外部に配置
させれば、前記第1のコイルが被検体内にあつて
良好に同調がとれない状況であつても、第2のコ
イルは被検体外にあつて同調をとりやすいため、
第2のコイルにより被検体の磁気共鳴信号を受信
検出して、良好なS/N比のMR信号を得ること
ができる。
(実施例) 以下、本発明に係る磁気共鳴診断装置を磁気共
鳴イメージング装置(以下、MRI装置という)
に適用した一実施例について、第1図ないし第4
図を参照にしながら説明する。
第1図は、前記MRI装置の概略構成を示して
いる。このMRI装置は、被検体Pを内部に収容
できる構成がとられるマグネツトアセンブリとし
て、常電導または超電導方式による静磁場コイル
(静磁場補正用シムコイルが付加されていること
もある。)1と、MR信号の誘起部位の位置情報
付与のための傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル
2と、励起用の回転高周波磁場を送信する図示し
ない送信コイルと、励起されたMR信号を受信検
出する後述の第1RFコイル(第1のコイル)3お
よび第2RFコイル(第2のコイル)4とを具備し
ている。
また、電気系としては、以下のような構成にな
つている。すなわち、静磁場コイル1が超電導方
式であれば冷媒の供給制御系を含むものであつ
て、主として静磁場電源の通電制御を行う静磁場
制御系5、X軸、Y軸、Z軸傾斜磁場電源6,
7,8、送信器9、受信器10、所定のパルスシ
ーケンスを実施するシーケンサ11、これらを制
御するとともに検出信号の信号処理およびその表
示を行うコンピユータシステム12およびデイス
プレイ13を具備している。
前記第1RFコイル3は、第2図a,bに示すよ
うに、小型のコンデンサ21にその両端を接続さ
れてループ状を呈するとともに、細長く縮まるこ
とができる等形状変化自在にされている。そし
て、この第1RFコイル3は、湾曲自在であるとと
もに微小な内外径を有しかつ両端部が開放された
コイル収納管22に、このコイル収納管22の一
方の端部開口(図示せず)における操作によりも
う一方の端部23の開口から突出自在に収納され
ている。すなわち、第1RFコイル3は、前記コイ
ル収納管22が、被検体P外部より被検体P内に
奥深くあるいは長距離にわたつて挿入されるよう
に適宜設定される長さを有するものであれば、そ
の長さ以上の全長を有するとともに湾曲自在かつ
導電性であるコイル導入部24の先端に形状自在
に配設されるものである。
また、第1RFコイル3は、前記コンデンサ21
とともに、使用する励起用の回転高周波磁場の周
波数(共鳴周波数)に対応する共振回路を形成し
ていることが望ましいが、上述のように形状自在
であるため、また、後述する第2RFコイル4がよ
り正確に前記共鳴周波数に対応する共振回路を形
成する構成をとられるため、必ずしも前記共鳴周
波数に対応する共振回路を形成している必要はな
い。なお、前記コイル収納管22は、医療分野で
カテーテルとして知られているプラスチツク製あ
るいは金属製の細管を用いることができる。
また、前記第2RFコイル4は、前記第1RFコイ
ル3と誘導結合して、被検体Pの検査部位から
MR信号を取り出すためのもので、第3図に示す
ように、同調コンデンサ26およびマツチングコ
ンデンサ27と接続されており、これらの要素に
より前記共鳴周波数に極力正確に対応する共振回
路を形成している。なお、符号28は同軸ケーブ
ルである。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、コイル収納管22の一方の端部開口でコ
イル導入部24の端部を牽引する等してコイル収
納管22に第1RFコイル3を収納した状態で、コ
イル収納管22のもう一方の端部23を太腿等の
被検体Pの一部より挿入し、この端部23を被検
体Pの検査部位に向けて体内を通過させる。この
端部23が、検査部位、例えば心臓PHまで達し
たことをX線診断装置等で確認したら、コイル収
納管22の手元側端部開口でコイル導入部24の
端部を押す等してコイル収納管22端部23から
第1RFコイル3を突出させる。
次に、第2RFコイル4を、第1RFコイル3と誘
導結合可能に、信号PHにある第1RFコイル3の
被検体P外側の対応する部位体表面に密接配置
し、この第2RFコイル4により被検体Pの磁気共
鳴信号を受信検出する。
したがつて、本実施例においては、コイル収納
管22が微小な内外径を有しており、血管等を通
して体表面から比較的深部に位置する検査部位へ
も第1RFコイル3を挿入しやすく、また、第1RF
コイル3が被検体P内にあつて良好に同調がとれ
ない状況であつても、第2RFコイル4は被検体P
外にあつて第1RFコイル3より正確に共鳴周波数
に対応する共振回路を形成できるため、検査部位
にある第1RFコイル3と誘導結合する第2RFコイ
ル4により、検査部位が体表面から比較的深部に
位置しても、MR信号を良好なS/N比で受信検
出でき、このため、データ収集時間も短縮され
る。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明に係る磁気
共鳴診断装置において、コイル収納管は微小な内
外径を有しかつ第1のコイルを収納し得るもので
あり、このコイル収納管をその一方の先端が被検
体内の検査部位に位置するように被検体内に挿入
し、その先端より第1のコイルを突出させれば、
この第1のコイルにより前記検査部位の磁気共鳴
信号を受信検出できるため、体表面から比較的深
部に位置する検査部位であつても、良好なS/N
比のMR信号を得ることができる。
また、前記第1のコイルが前記被検体内検査部
位で突出されて配置された際に、第2のコイルを
前記第1のコイルと誘導結合可能に被検体外部に
配置させれば、前記第1のコイルが被検体内にあ
つて良好に同調がとれない状況であつても、第2
のコイルは被検体外部にあつて同調をとりやすい
ため、第2のコイルにより被検体の磁気共鳴信号
を検出して、良好なS/N比のMR信号を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用し得るMRI装置の概略
構成説明図、第2図a,bそれぞれは第1RFコイ
ルのコイル収納管からの突出時およびコイル収納
管への収納時の各状態の一実施例を示す説明図、
第3図は第1RFコイルおよび第2RFコイルの一使
用例を示す説明図である。 1……静磁場コイル、2……傾斜磁場コイル、
3……第1RFコイル、4……第2RFコイル、22
……コイル収納管、24……コイル導入部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 湾曲自在であるとともに微小な内外径を有す
    るコイル収納管と、このコイル収納管の一方の端
    部開口からの突出自在にこのコイル収納管に収納
    することができ、収納時に前記コイル収納管の径
    より細く、突出時に広がるよう変形可能な第1の
    コイルと、この第1のコイルを用いて検査部位か
    らの磁気共鳴信号を受信検出する手段と、を具備
    することを特徴とする磁気共鳴診断装置。 2 湾曲自在であるとともに微小な内外径を有す
    るコイル収納管と、このコイル収納管の一方の端
    部開口からの突出自在にこのコイル収納管に収納
    することができ、収納時に前記コイル収納管の径
    より細く、突出時に広がるよう変形可能な第1の
    コイルと、この第1のコイルと誘導結合し得る第
    2のコイルと、この第2のコイルを用いて検査部
    位からの磁気共鳴信号を受信検出する手段と、を
    具備することを特徴とする磁気共鳴診断装置。
JP1152104A 1989-06-16 1989-06-16 磁気共鳴診断装置 Granted JPH0318349A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1152104A JPH0318349A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 磁気共鳴診断装置

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JP1152104A JPH0318349A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 磁気共鳴診断装置

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JPH0318349A JPH0318349A (ja) 1991-01-25
JPH0570459B2 true JPH0570459B2 (ja) 1993-10-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011508213A (ja) * 2007-12-21 2011-03-10 ティツー・バイオシステムズ・インコーポレーテッド 埋め込み可能な構成品を備えた磁気共鳴システムおよびその使用方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011508213A (ja) * 2007-12-21 2011-03-10 ティツー・バイオシステムズ・インコーポレーテッド 埋め込み可能な構成品を備えた磁気共鳴システムおよびその使用方法
JP2015071057A (ja) * 2007-12-21 2015-04-16 ティツー・バイオシステムズ・インコーポレーテッドT2 Biosystems,Inc. 埋め込み可能な構成品を備えた磁気共鳴システムおよびその使用方法

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JPH0318349A (ja) 1991-01-25

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