JPH0570436U - 調理容器の把持具 - Google Patents

調理容器の把持具

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JPH0570436U
JPH0570436U JP1839692U JP1839692U JPH0570436U JP H0570436 U JPH0570436 U JP H0570436U JP 1839692 U JP1839692 U JP 1839692U JP 1839692 U JP1839692 U JP 1839692U JP H0570436 U JPH0570436 U JP H0570436U
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JP
Japan
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cooking container
wall surface
handle
support piece
piece
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Application number
JP1839692U
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English (en)
Inventor
敦子 菱山
Original Assignee
敦子 菱山
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 どんな調理容器にも対応可能な調理容器の把
持具を提供すること。 【構成】 ハンドル14前部に、調理容器9の外壁面に
当接する支持片10と、当該支持片10に添設されて、
調理容器9の内壁面に当接する支持片11とを突設し、
ハンドル14の中央部に設けた円筒カム12を回転させ
ることにより、支持片10、支持片11は調理容器を把
持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、調理容器をレンジから取り出したり、或いは食卓へ移動させる等の 目的のために、調理容器に着脱自在に把持する把持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、レンジ用のトレイをレンジから出し入れする道具として、金属板を 打ち抜き、曲げ加工をした把持具が一般的である。この把持具は、トレイの口縁 部を引っ掛ける爪とトレイの底部を支える支持板とから構成されており、その使 用は、把持具の爪をトレイの口縁部に係合させて把持具の方向に引っ張り、トレ イの底部を支持板で支えるようになっている。 また、取手の備わっていない調理容器は、その口縁部に於ける直径により、段階 的にサイズが用意されており、大きい調理容器の中に小さい調理容器を収納でき るなどの利点があるが、取手の備わっていない調理容器を使用するには、金属製 のペンチ等で調理容器の口縁部を上から摘み上げているのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記レンジ用の把持具はトレイに対して、専用の道具であり、他に対しては互 換性が無く、転用は不可能である。電子レンジに、取手の付いた調理容器を入れ ることも不可能であるし、調理されて高温になった取手の備わっていない調理容 器をレンジから取り出すには、断熱手袋等が必要である。また、取手の備わって いない調理容器に金属製レンチを使用する場合、握持している手は、金属製レン チと調理容器との挟持部分がすべることの無いよう常に緊張を強いられる。 本考案は、従来、あたりまえとされてきたこれらの点に鑑みてなされたものであ り、その目的は、調理容器の大きさに左右されることなく、共有性を持ち、簡単 な操作で確実に把持を行えるよう構成した調理容器の把持具を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する為に、本考案による調理容器の把持具は、 調理容器9の外壁面に当接する支持片10と、調理容器9の内壁面に当接する 支持片11とを、ハンドル14前部に突設し、支持片11は、それ自身の長手方 向に摺動自在で、調理容器9を把持すると同時に掛止されることを特徴とする調 理容器の把持具を要旨とし、 また、調理容器9の内壁面に当接する支持片21と、調理容器9の外壁面に当接 する支持片20とを、ハンドル24前部に突設し、支持片20は、それ自身の長 手方向に摺動自在で、調理容器9を把持すると同時に掛止されることを特徴とす る調理容器の把持具を要旨としている。 調理容器の外壁面を支持する支持片には、当該支持片を補強する補強部材を備 えると良い。 ハンドル前部には、調理容器の外壁面に当接して、支持片を補助する補強部材 を備えると良い。
【0005】
【作用】
本考案の調理容器の把持具で調理容器を把持するには、 ハンドル14を握り、支持片10を調理容器9の外壁面に当接させ、次に、支 持片11を調理容器9の内壁面に当接させると、支持片11は掛止されて、把持 具は調理容器9に固定される。 また、ハンドル24を握り、支持片21を調理容器9の内壁面に当接させ、次に 支持片20を調理容器9の外壁面に当接させると、支持片20は掛止されて、把 持具は調理容器9に固定される。 この時、調理容器9の外壁面に当接する支持片10、及び、支持片20は、支持 片を補強する補強部材で補強される。
【0006】
【実施例】
以下に、本考案の調理容器の把持具の実施例について、図面に基づいて説明する 。
【0007】 図1は第1実施例の斜視図であり、図2は図1の断面図である。 図面に示す如く、調理容器9の外壁面に当接する支持片10と、調理容器9の内 壁面に当接する支持片11とを、ハンドル14前部に突設し、支持片11を摺動 可能に添設し、ハンドル14には、当該支持片11を、当該ハンドル14の長手 方向に連動させる円筒カム12を設け、支持片10には、補強部材10Bを設け た構成であり、使用に際しては、一方の手でハンドル14を握持し、支持片10 を調理容器9の外壁面に当接させ、他方の手で円筒カム12を回転させると、突 起13は円筒カム12の溝15を摺動し、支持片11は後方へ移動して、調理容 器9の内壁面に当接し、把持具1は調理容器9に固定される。 図8は、補強部材10Bを、支持片10とは別体にして、ハンドル前部に突設し たものであり、より安定した把持ができる。 また、図5に示す如く、円筒カム12Aの溝を15Aのように、緩やかな階段状 に形成し、円筒カム12Aの軸に対して直交する面で突起13を係止させる構成 にすると、支持片11が調理容器9から引っ張られることによって突起13が円 筒カム12Aに作用する力と、円筒カム12Aの反力は同一となり、且つ、円筒 カムの回転方向に作用する力が無いので不用意に滑ることがない。 図6は、図5の実施例の円筒カムを12Bのように、逆回転にて作用する構成を 示すものである。
【0008】 図3は第2実施例の斜視図であり、図4は図3の断面図である。 図面に示す如く、調理容器9の内壁面に当接する支持片21と、調理容器9の外 壁面に当接する支持片20とを、ハンドル24前部に突設し、支持片21には、 支持片20を摺動可能に添設し、ハンドル24には、当該支持片20を、当該ハ ンドル24の長手方向に連動させる円筒カム22を設け、支持片20には、補強 部材20Bを設けた構成であり、使用に際しては、一方の手でハンドル24を握 持し、支持片21を調理容器9の内壁面に掛け、他方の手で円筒カム22を回転 させると、突起23は円筒カム22の溝25を摺動し、支持片20は前方へ移動 して、調理容器9の外壁面に当接し、把持具2は調理容器9に固定される。 図9は、補強部材20Bを、支持片20とは別体にして、ハンドル前部に突設し たものであり、より安定した把持ができる。 また、図7に示す如く、円筒カム22Aの溝を25Aのように、緩やかな階段状 に形成し、円筒カム22Aの軸に対して直交する面で突起23を係止させる構成 にすると、支持片20が調理容器9から押されることによって突起23が円筒カ ム22Aに作用する力と、円筒カム22Aの反力は同一となり、且つ、円筒カム の回転方向に作用する力が無いので不用意に滑ることがない。
【0009】
【考案の効果】
以上の説明によって明らかな様に、本考案による調理容器の把持具は、 調理容器9の外壁面に当接する支持片10と、調理容器9の内壁面に当接する 支持片11とを、ハンドル14前部に突設し、支持片11は、それ自身の長手方 向に摺動自在で、調理容器9を把持すると同時に掛止される構成とし、 また、 調理容器9の内壁面に当接する支持片21と、調理容器9の外壁面に当 接する支持片20とを、ハンドル24前部に突設し、支持片20は、それ自身の 長手方向に摺動自在で、調理容器9を把持すると同時に掛止される構成とした。 更に、調理容器の外壁面を支持する支持片には、当該支持片を補強する補強部材 を備えた構成とし、 また、更にハンドル前部には、調理容器の外壁面に当接して、支持片を補助する 補強部材を備えた構成とした。 その為、此等の把持具は、一旦、調理容器に固定されると、不用意にはずれる ことが無く、調理容器をあやまって落とすことも無い。また、調理容器に固定さ れた此等の把持具をはずすには、固定する際の手順を逆に行えば良いのであって 、この手順は簡便である。 従って、本考案の調理容器の把持具は、取手のない調理容器を、例えば、冷蔵 庫からレンジへ、レンジから食卓へと容易に出し入れ及び移動が可能となるので 、一つの調理容器で、調理にも食事にも使用できると言う効果をもたらし、調理 後、食事後の整理がたやすくなる等、現代生活に望まれる優れた調理容器の把持 具である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を表した斜視図である。
【図2】第1の実施例を表した断面図である。
【図3】第2の実施例を表した斜視図である。
【図4】第2の実施例を表した断面図である。
【図5】第1実施例のカム機構を変更した平面図であ
る。
【図6】第1実施例のカム機構を変更し逆回転に構成し
た平面図である。
【図7】第2実施例のカム機構を変更し逆回転に構成し
た平面図である。
【図8】第1実施例の補強部材をハンドルに突設した断
面図である。
【図9】第2実施例の補強部材をハンドルに突設した断
面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,2,2A,2B 把持具 10,11,20,21 支持片 9 調理容器 14,24 ハンドル 12,12A,12B,22,22A 円筒カム 13,23 突起 15,15A,15B,25,25A 溝

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理容器9の外壁面に当接する支持片1
    0と、調理容器9の内壁面に当接する支持片11とを、
    ハンドル14前部に突設し、支持片11は、それ自身の
    長手方向に摺動自在で、調理容器9を把持すると同時に
    掛止されることを特徴とする調理容器の把持具。
  2. 【請求項2】 調理容器9の内壁面に当接する支持片2
    1と、調理容器9の外壁面に当接する支持片20とを、
    ハンドル24前部に突設し、支持片20は、それ自身の
    長手方向に摺動自在で、調理容器9を把持すると同時に
    掛止されることを特徴とする調理容器の把持具。
  3. 【請求項3】 調理容器の外壁面を支持する支持片に
    は、当該支持片を補強する補強部材を備えたことを特徴
    とする請求項第1項、及び、請求項第2項記載の調理容
    器の把持具。
  4. 【請求項4】 ハンドル前部には、調理容器の外壁面に
    当接して、支持片を補助する補強部材を備えたことを特
    徴とする請求項第1項、及び、請求項第2項記載の調理
    容器の把持具。
JP1839692U 1992-02-26 1992-02-26 調理容器の把持具 Pending JPH0570436U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100450890B1 (ko) * 2002-05-30 2004-10-06 신명호 조리용기의 손잡이
KR100751239B1 (ko) * 2006-06-21 2007-08-23 주식회사 대성쿡웨어 조리용기용 손잡이
JP2018515256A (ja) * 2015-11-10 2018-06-14 ヤン、ウォン ジュンYANG, Won Jun 調理容器用着脱式取っ手
JP2020014610A (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 精宏機械株式会社 調理容器把持具

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KR100751239B1 (ko) * 2006-06-21 2007-08-23 주식회사 대성쿡웨어 조리용기용 손잡이
JP2018515256A (ja) * 2015-11-10 2018-06-14 ヤン、ウォン ジュンYANG, Won Jun 調理容器用着脱式取っ手
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