JPH0570361U - リサイクル用の箸 - Google Patents
リサイクル用の箸Info
- Publication number
- JPH0570361U JPH0570361U JP1963292U JP1963292U JPH0570361U JP H0570361 U JPH0570361 U JP H0570361U JP 1963292 U JP1963292 U JP 1963292U JP 1963292 U JP1963292 U JP 1963292U JP H0570361 U JPH0570361 U JP H0570361U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chopsticks
- connecting portion
- restaurants
- recycling
- facilities
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】食堂やレストラン等の箸を使用する施設におい
て、従来単に消費されるだけであった箸のほとんど大部
分を、無理なく再利用することを可能としたリサイクル
用の箸に関する。 【構成】再生プラスチックや軽金属、セラミック等の人
工的な素材で成形され、一対の箸1がそれぞれ頭部の先
端に延長して形成した連結部2を有し、かつ連結部2に
おいて切り離し可能な薄肉の連結片2’を備えたことを
特徴とする。 【効果】一対の箸の頭部先端に延長して形成した連結部
を有し、かつ連結部において切り離し可能な薄肉の連結
片を備えるようにしたので、プラスチックや軽金属、セ
ラミック等の人工的な素材を使用しながら天然素材と同
様、簡単に切り離して使用することができる。もちろ
ん、この考案のリサイクル用の箸は、手で触れる位置に
連結部の凹凸がないので非常に使いやすいものである。
て、従来単に消費されるだけであった箸のほとんど大部
分を、無理なく再利用することを可能としたリサイクル
用の箸に関する。 【構成】再生プラスチックや軽金属、セラミック等の人
工的な素材で成形され、一対の箸1がそれぞれ頭部の先
端に延長して形成した連結部2を有し、かつ連結部2に
おいて切り離し可能な薄肉の連結片2’を備えたことを
特徴とする。 【効果】一対の箸の頭部先端に延長して形成した連結部
を有し、かつ連結部において切り離し可能な薄肉の連結
片を備えるようにしたので、プラスチックや軽金属、セ
ラミック等の人工的な素材を使用しながら天然素材と同
様、簡単に切り離して使用することができる。もちろ
ん、この考案のリサイクル用の箸は、手で触れる位置に
連結部の凹凸がないので非常に使いやすいものである。
Description
【0001】
この考案は食堂やレストラン等の箸を使用する施設において、従来単に消費さ れるだけであった箸のほとんど大部分を、無理なく再利用することを可能とした リサイクル用の箸に関するものである。
【0002】
食堂やレストラン等の箸を使用する施設においては、従来木材や竹材等の天然 素材を加工した割り箸等の安価な箸が非常に多く利用されている。そしてこの箸 は、ほとんどが使用後に廃棄処分されている。
【0003】 また一方、上述のような天然素材やプラスチック、その他の素材からなる箸を 食堂やレストラン等の箸を使用する施設で使用した後に、当該施設内で洗浄して 再度使用することも行なわれている。
【0004】
しかしながら、前者の割り箸等の廃棄処分は、天然の木材資源の無駄使いとし て国際的にも批判のあるところである。
【0005】 また、後者の食堂やレストラン等の施設で箸を使用した後に、この箸を当該施 設内で洗浄して再度使用することは、衛生的に見て大きな問題のあるところであ り、このような再利用の促進を阻害する重大な欠陥となっている。
【0006】 この考案のリサイクル用の箸は従来例の以上の欠点を解消しようとするもので 、食堂やレストラン等の施設から使用後の箸を回収し、その後衛生的な処理を施 して無理なく再利用することができるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 すなわちこの考案のリサイクル用の箸は、再生プラスチックや軽金属、セラミ ック等の人工的な素材で成形され、一対の箸がそれぞれ頭部の先端に延長して形 成した連結部を有し、かつ連結部において切り離し可能な薄肉の連結片を備えた ことを特徴とするものである。
【0008】
この考案のリサイクル用の箸は以上のように構成したので、食堂やレストラン 等の施設から使用後の箸を回収し、その後衛生的な処理を施して有用な資源を無 駄なく再利用することができる。
【0009】 また、職業的な施設や人員で衛生的な処理を施した上で、食堂やレストラン等 の施設における再利用に供することができ、だれでも抵抗なく食堂やレストラン 等の施設で提供する箸を使用することができる。
【0010】 さらに、一対の箸の頭部先端に延長して形成した連結部を有し、かつ連結部に おいて切り離し可能な薄肉の連結片を備えるようにしたので、プラスチックや軽 金属、セラミック等の人工的な素材を使用しながら天然素材と同様、簡単に切り 離して使用することができる。もちろん、この考案のリサイクル用の箸は、手で 触れる位置に連結部の凹凸がないので非常に使いやすいものである。
【0011】
以下この考案のリサイクル用の箸の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。
【0012】 図1および図2はこの考案のリサイクル用の箸の一実施例を示すものである。
【0013】 図において1は、この考案での再生して使用するのに適した箸の例を示すもの である。すなわち、一対の箸1の頭部には矩形断面の箸置き3が一体的に成形さ れ、かつ箸1の頭部から連結部2を延長するとともに、それぞれ薄肉でしかも細 幅の連結片2’とすることにより、一体的に連結されている。そして、この細幅 の連結片2’の部分で簡単に折って切り離すことができる。
【0014】 また上記箸置き3は、その両面に長さ方向を横断するように凹状に形成されて おり、連結片2’部分で折って切り離した後、上記凹部4に箸1を置くようにす れば、箸置きとして使用することができる。
【0015】 上記箸1の側面には、その上部と下部とにそれぞれ周囲を取り巻くように多数 の条溝5が形成され、それぞれ手で持ちやすくかつ食物を挟みやすいように配慮 されている。
【0016】 次に図3および図4においても、一対の箸1の頭部に連結部2を延長するとと もに、結合部分を細首の連結片2’としてあるので、この連結片2’部分で簡単 に折って切り離すことができる。そして食堂やレストラン等の施設において利用 者は、上記連結片2’部分で箸1を切り離して新品と同様に適宜食事に使用する ことができる。図中6は箸1の上部に長さ方向に沿って設けた凹溝で、やはり手 で持ちやすいようにするためのものである。
【0017】 図5の実施例は、連結部2および連結片2’の基本的な形状は図3の実施例と 同様であるが、側面の凹凸7が唐草模様となっている。
【0018】 図6は、再生後に洗浄殺菌して包装資材11で包装された箸1を示すものであ る。このような包装を施すことにより、運搬中に雑菌その他の付着や汚染を受け ることがなく、衛生的な箸1を提供することができる。もちろん、上記連結部2 および連結片2’構造を有している。
【0019】 図7は上記箸1を再生使用するプロセスを示すブロック図である。まず、食堂 やレストラン等の施設においては、従来食事に使用する箸として木材や竹材、象 牙や牛角等の天然素材が一般的に使用されているが、本考案ではプラスチックや 軽金属、セラミック等の人工的な素材を使用する。食事において使用された箸は 、直ちに回収業者によって回収され、選別・再処理施設において次のように選別 される。
【0020】 すなわち再利用できる箸と、再生する必要のある箸である。例えば再利用でき る箸としては洗浄しただけで使用できる箸がある。再生する必要のある箸として は再利用不可能なもの、また再生コストが安いものであり、これらは使用された 都度再生すればよい。
【0021】 上述の段階で再利用できる箸は、選別工程に接続して設けた洗浄設備において 洗浄され、必要に応じて消毒される。また再生する必要のある箸は、プラスチッ クや軽金属等においては加熱や溶媒によって溶解し、成分ごとに分別して成形工 程に送られて成形される。他方セラミック等においては粉砕した上で再度成形さ れる。
【0022】 次に洗浄ないし再度成形されて利用可能となった箸は、所定の包装資材で包装 されるが、このとき特に真空包装その他の密封可能な包装を適用することが重要 な点である。こうすることによって食堂やレストラン等の施設において利用者は 安心して再利用の箸を食事に使用することができる。
【0023】 上述のようにして包装された箸は、食堂やレストラン等の納入業者、食材業者 、回収業者等が運搬して食堂やレストラン等に再度提供される。
【0024】
この考案のリサイクル用の箸は以上のように構成したので、食堂やレストラン 等の施設から使用後の箸を回収し、その後衛生的な処理を施して有用な資源を無 駄なく再利用することができる。
【0025】 また、職業的な施設や人員で衛生的な処理を施した上で、食堂やレストラン等 の施設における再利用に供することができ、だれでも抵抗なく食堂やレストラン 等の施設で提供する箸を使用することができる。
【図1】この考案のリサイクル用の箸の一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】その拡大断面図である。
【図3】他の実施例を示す斜視図である。
【図4】その拡大断面図である。
【図5】さらに別の実施例を示す斜視図である。
【図6】包装した箸の斜視図である。
【図7】箸のリサイクル工程を示すブロック図である。
1 箸 2 連結部 2’ 連結片 3 箸置き 4 凹部 5 条溝 6 凹溝 11 包装資材
Claims (1)
- 【請求項1】 再生プラスチックや軽金属、セラミック
等の人工的な素材で成形され、一対の箸がそれぞれ頭部
の先端に延長して形成した連結部を有し、かつ連結部に
おいて切り離し可能な薄肉の連結片を備えたことを特徴
とするリサイクル用の箸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1963292U JPH0570361U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | リサイクル用の箸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1963292U JPH0570361U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | リサイクル用の箸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0570361U true JPH0570361U (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12004585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1963292U Pending JPH0570361U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | リサイクル用の箸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0570361U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60111609A (ja) * | 1983-11-19 | 1985-06-18 | 寺倉 正光 | ベットの仰角装置 |
JPH02299610A (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-11 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 樹脂製箸 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1963292U patent/JPH0570361U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60111609A (ja) * | 1983-11-19 | 1985-06-18 | 寺倉 正光 | ベットの仰角装置 |
JPH02299610A (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-11 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 樹脂製箸 |
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