JPH0569500U - バルブ - Google Patents

バルブ

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JPH0569500U
JPH0569500U JP11258091U JP11258091U JPH0569500U JP H0569500 U JPH0569500 U JP H0569500U JP 11258091 U JP11258091 U JP 11258091U JP 11258091 U JP11258091 U JP 11258091U JP H0569500 U JPH0569500 U JP H0569500U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
main valve
rod
outer end
hole
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Pending
Application number
JP11258091U
Other languages
English (en)
Inventor
政和 大久保
栄蔵 川崎
Original Assignee
株式会社大東バルブ製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社大東バルブ製作所 filed Critical 株式会社大東バルブ製作所
Priority to JP11258091U priority Critical patent/JPH0569500U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩耗粉が出ない構成として発熱発火の危険の
回避、ガス純度の低下の回避、高圧酸素ガス入りボンベ
用バルブの全体重量の軽減化を可能とするバルブを提供
することを目的とする。 【構成】 弁箱19の外端に主弁取付孔26を穿設して
形成した段部27と、主弁取付孔26内に螺入して段部
27に密着させた有底筒状の主弁保持体28と、主弁保
持体28の底壁に開設した軸孔32と、軸孔32に進退
自在に挿入した弁棒33と、弁棒33の内端に同弁棒3
3の前進によって弁座42に着座し後退によって離れる
状態として設けた主弁36と、弁棒に後退力を賦与する
スプリング40と、弁箱19の外端に螺着した蓋体45
と、蓋体45に穿設したネジ孔46と、ネジ孔46に螺
入した開閉ハンドル48付きネジ棒47と、このネジ棒
47の内端面と上記弁棒33の外端面間に設けた鋼球と
をもつものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、炭素ガスボンベ、酸素ガスボンベ、麻酔ガスボンベ等高圧ガスボン ベの口などに取付けて用いるバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5に示すようにひねり操作のハンドル1と連動するネジ部2によって 開閉する形式のバルブは知られている。
【0003】 上記従来例において述べたバルブは、これを高圧ガスボンベに取付けた場合に おいてハンドル1にひねり操作を加えたときにはネジ部2から摩耗粉が発生する ことがある。そして、このバルブが高圧酸素ガス入りボンベに使われている場合 には酸素ガスの流動に伴う断熱圧縮熱により上記摩耗粉が発熱発火を往々に起し て大変に危険である。また同バルブが酸素以外の高圧ガスボンベに使われている 場合には同摩擦粉がガスの純度の低下を招く等の問題点があった。更に弁箱、そ の他を摩耗粉の出やすいアルミ合金で構成してバルブ全体を軽量化することは、 上記したように発熱発火を起こすなどの危険性があるために高圧酸素ガス入りボ ンベのバルブには向かなく避けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、摩耗粉が出ない構成として発熱発火の危険の回避、ガス純度の低下 の回避、高圧酸素ガス入りボンベ用バルブの全体重量の軽減化を可能とする新規 のバルブを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案に係わるバルブは、弁箱19の外端に主弁室 18に連通する主弁取付孔26を穿設して形成した段部27と、主弁取付孔26 内に螺入して段部27にパッキン31を介して密着させた有底筒状の主弁保持体 28と、主弁保持体28の底壁に開設した軸孔32と、軸孔32にパッキン34 により密封して進退自在に挿入した弁棒33と、弁棒33の内端に同弁棒33の 前進によって弁座42に着座し後退によって離れる状態として設けたシート35 付き主弁36と、弁棒33の外端に取付けたバネ受け板37と、バネ受け板37 と主弁保持体28の底壁との間に挟入した弁棒33および主弁36に後退力を賦 与するスプリング40と、弁箱19の外端に螺着した袋ナット状の蓋体45と、 蓋体45において弁棒33の外端と対応する個所に穿設したネジ孔46と、ネジ 孔46に螺入した開閉ハンドル48付きネジ棒47と、このネジ棒47の内端面 と上記弁棒33の外端面間に設けた鋼球、ピボット等による点接触部と、をもつ ものである。
【0006】
【作用】
本考案は上記のような構成であるので、開閉ハンドル48を回したときにはネ ジ棒47が回転し弁棒33および主弁36が進退し主弁保持体28が回転しない ものであって、上記従来例で示すような主弁室18内に摩耗粉ができるネジ部が ないものである。
【0007】
【考案の効果】
本考案に係わるバルブは、上記作用において述べたように主弁室18内に摩耗 粉がでることがないものであって、発熱発火の危険、ガス純度の低下の危惧が全 くないものであり、しかも重量の軽減化を可能とするものである。
【0008】
【実施例】
図1〜図3に示す第1実施例は、下端にボンベ(図示せず)への螺着用雄ネジ 15を刻設された垂直部16と同垂直部16の上端に連設された水平部17と同 水平部17に設けられた主弁室18とから成るアルミ合金製弁箱19を構成し、 この弁箱19の外側面にヨークに設けられた継手(図示せず)の入口突端の嵌着 孔21とヨークに設けられた位置合せピン(図示せず)の嵌着孔23とを穿設す ると共に弁箱19に上下両端が主弁室18の底面および垂直部16の下端面に開 口する導入孔24と左右両端が主弁室18の側面および上記入口突端20の嵌着 孔21の底面に開口する送出孔25とを穿設する。
【0009】 上記水平部17の外端面に主弁室18に連通する大きい径の主弁取付孔26を 穿設して段部27を形成すると共に主弁取付孔26内に有底筒形状の主弁保持体 28をこれ等主弁取付孔26、主弁保持体28の周面に刻設された第1雌ネジ2 9および第1雄ネジ30の螺合によって螺入して当該主弁保持体28の底面の周 辺を上記段部27にパッキン31を介して密着させ、この主弁保持体28の底壁 に軸孔32を開設して弁棒33をパッキン34により密封して進退自在に挿入し 、当該弁棒33の内端に同弁棒33の前進によって弁座42に着座し後退によっ て離れて開閉状態をつくるシート35付き主弁36を設け、また弁棒33の外端 に鍔状バネ受け板37を第2雌ネジ38と第2雄ネジ39との螺合によって取付 け、このバネ受け板37と主弁保持体28の底壁との間に弁棒33および主弁3 6に後退力を賦与するスプリング40を挟入すると共に弁棒33の外端に鋼球4 1を遊転自在の状態および一部が突出した状態に埋め設ける。
【0010】 上記水平部17の外端に第3雌ネジ43と第3雄ネジ44との螺合によって袋 ナット状の蓋体45を螺着し、この蓋体45において弁棒33の外端と対応する 個所にネジ孔46を穿設して当該ネジ孔46にネジ棒47を螺入し、このネジ棒 47の内端面を上記鋼球41の突出部の頂面に圧接させると共に当該ネジ棒47 の外端に開閉ハンドル48を回転不能に止着する。
【0011】 上記垂直部16の上端面に上面および側周面に目盛49、50をもつ透明カバ ー51付き圧力計52を取付け、この圧力計52と上記導入孔24とを案内孔5 3により連通したものである。
【0012】 尚、図中符号55は安全弁プラグ、56はOリング、57は位置ズレ防止用凹 部、58は鋼球支持部材を示す。 また、本考案は鋼球41による点接触部をピボット等による点接触部で実施す ることもできる。
【0013】 図4に示す第2実施例は、圧力計を設けていない点および弁箱19を棒状とし た点において上記第1実施例と異っているが他は基本的に同じであるので、同じ 部位に同一の符号を付けて詳細な説明は省略する。
【提出日】平成5年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、炭酸ガスボンベ、酸素ガスボンベ、麻酔ガスボンベ等高圧ガスボン ベの口などに取付けて用いるバルブに関するものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、摩耗粉が出ない構成として発熱発火の危険の回避、ガス純度の低下 の回避、高圧酸素ガス入りボンベ用バルブの全体重量の軽減化にアルミ合金を利 用することを 可能とする新規のバルブを提供することを目的とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す全体の斜視図であ
る。
【図2】同じく一部切截正面図である。
【図3】同じく一部切截平面図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハンドル 2 ネジ部 15 螺着用雄ネジ 16 垂直部 17 水平部 18 主弁室 19 弁箱 21 嵌着孔 23 嵌着孔 24 導入孔 25 送出孔 26 主弁取付孔 27 段部 28 主弁保持体 29 第1雌ネジ 30 第1雄ネジ 31 パッキン 32 軸孔 33 弁棒 34 パッキン 35 シート 36 主弁 37 バネ受け板 38 第2雌ネジ 39 第2雄ネジ 40 スプリング 41 鋼球 42 弁座 43 第3雌ネジ 44 第3雄ネジ 45 蓋体 46 ネジ孔 47 ネジ棒 48 開閉ハンドル 49 目盛 50 目盛 51 透明カバー 52 圧力計 53 案内孔 55 安全弁プラグ 56 Oリング 57 凹部 58 鋼球支持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱19の外端に主弁室18に連通する
    主弁取付孔26を穿設して形成した段部27と、主弁取
    付孔26内に螺入して段部27にパッキン31を介して
    密着させた有底筒状の主弁保持体28と、主弁保持体2
    8の底壁に開設した軸孔32と、軸孔32にパッキン3
    4により密封して進退自在に挿入した弁棒33と、弁棒
    33の内端に同弁棒33の前進によって弁座42に着座
    し後退によって離れる状態として設けたシート35付き
    主弁36と、弁棒33の外端に取付けたバネ受け板37
    と、バネ受け板37と主弁保持体28の底壁との間に挟
    入した弁棒33および主弁36に後退力を賦与するスプ
    リング40と、弁箱19の外端に螺着した袋ナット状の
    蓋体45と、蓋体45において弁棒33の外端と対応す
    る個所に穿設したネジ孔46と、ネジ孔46に螺入した
    開閉ハンドル48付きネジ棒47と、このネジ棒47の
    内端面と上記弁棒33の外端面間に設けた鋼球、ピボッ
    ト等による点接触部と、をもつことを特徴とするバル
    ブ。
JP11258091U 1991-12-26 1991-12-26 バルブ Pending JPH0569500U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012172839A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Fuji Koki Corp 電動弁

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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