JPH0569391A - 合成樹脂材プレートの裁断加工方法及びその装置 - Google Patents

合成樹脂材プレートの裁断加工方法及びその装置

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JPH0569391A
JPH0569391A JP28183791A JP28183791A JPH0569391A JP H0569391 A JPH0569391 A JP H0569391A JP 28183791 A JP28183791 A JP 28183791A JP 28183791 A JP28183791 A JP 28183791A JP H0569391 A JPH0569391 A JP H0569391A
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plate
heating
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synthetic resin
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Masumitsu Takahashi
高橋益光
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多様な形状で得る裁断面につき、凹凸状、カ
エリ、ヒゲ等、また切削粉が生じない合成樹脂材プレー
トの裁断加工方法及びその装置の提供にある。 【構成】 帯状の被加工プレートDを移送装置2、3に
より加熱装置A内に導入して、さらに平滑面の受台6上
にまで間欠的に移送する。また裁断装置B上に並列的に
配設された一定の温度状態となるように加熱された裁断
刃20、21が昇降装置Cの動作によって受台6面上に及ん
で被加工プレートDを裁断する。 【効果】 裁断刃の延命を図り、平滑断面の裁断加工を
弊害なく容易、迅速に実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状に成形された合成
樹脂材プレート材に対する裁断加工方法及びこの方法を
実施するための装置構成に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂材プレートの裁断加工のための
従来の技術としては、押型とその型孔との組み合わせに
よる打ち抜き加工の方法があり、この方法は、特に、裁
断面を凹形等特殊な形状で得る加工のために一般的に採
用されてきたものである。
【0003】この従来方法を実施するための従来装置の
構成例を図16〜図18に示した。この従来装置は、押型65
とこれに合致する型台67上に形成された型孔66とを備え
る。
【0004】押型65は上下に作動する駆動軸68に上部基
台69等を介して連結されている。71は下部基台70上に立
設された支柱であって上部基台69をガイドする。また型
台67は下部基台70面上にあって、その面上に載設された
誘導台73、支持スプリング72、72等を介して押型65を支
持する状態にある。なお、74は誘導孔、75は誘導軸、76
は凸面部、77は凹溝、78はこの凸面部76と凹溝77との間
の間隙、及び79は誘導軸75のための受凹部である。
【0005】上記した従来装置に於いて、被加工プレー
トDは、前後方向への凹溝77に沿った間隙78内に誘導さ
れ、この際、駆動軸68の動作に伴って下動する押型65が
誘導孔74に誘導されて型孔66内に及ぶことによって一定
形状に裁断加工される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来装置に
於ける裁断加工は、押型65と型孔66との組み合わせに基
づくせん断加工であるがそれは破断加工に近似するもの
であるから、図19に示すように、得られる加工プレー
ト81の切断端82面上には凹凸83状が生じ、また同時に切
削粉の発生をみるという欠点、及び切断不良によるカエ
リ84が生じることがある。
【0007】また、特に、被加工プレートDが強化プラ
スチック材である場合、例えば、図21のようにガラス
繊維Da…がプラスチック材Db中に充填されて形成されて
いるから、上記した従来装置による裁断加工では、図2
2に示すように、得られる加工プレート81′の裁断面8
2′にガラス繊維材Da端がヒゲ状に露出して生じる欠点
がある。
【0008】また、裁断されない部分が残るような裁断
不良の場合には、上記同様にカエリと呼ばれる非裁断片
が生じることになる。
【0009】このようなプラスチックプレートに対する
裁断加工の際の諸欠点は、その加工プレートが電気変圧
器に於ける絶縁材として用いられる場合には、特に弊害
が大きくなる。つまり、上記した裁断面の凹凸状、ヒ
ゲ、カエリ等の発生は加工プレートについて、その設計
精度を悪くするし、またその絶縁効果を低下させること
になる。また、特に前記した破砕粉の発生は、絶縁効果
が悪化する大きな原因となっていた。このような絶縁効
果の低下は直ちに電気変圧器の大型化につながるので、
その小型化への改良に沿わないし、また経済的にも製造
費用が高くなる。
【0010】このため、従来は、得られた加工プレート
に対しバリ取り、破砕粉の除去等の2次加工が必要であ
ったし、また裁断面の凹凸状の解消は非常に困難であっ
た。
【0011】そこで、本発明は、上記した従来例に於け
る諸欠点を解消し、多様な裁断形を形成し、破砕粉の発
生がなく、しかもカエリ、ヒゲ等を全く生じさせない合
成樹脂材プレートの裁断加工方法とその方法を実施する
装置の提供を目的とした。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、合成樹脂材プレートの裁断方法及びそ
の装置につき次のように構成した。
【0013】即ち、先ず、熱可塑性合成樹脂材プレート
の裁断方法について、帯状に成形せれた合成樹脂材製の
被加工プレートを加熱する工程と、この被加工プレート
をその加熱による温度状態で順に裁断装置内の平滑な表
面の受台面上へ移送する工程と、この被加工プレートの
前記受台面上に存在する所定部を前記裁断装置上の前記
受台面に対し上方位置にて刃先がこの受台面上に及ぶよ
うに配設され所定温度にまで加熱された裁断刃によって
切断する工程とからなることを特徴とする。
【0014】上記した本発明の裁断方法に於いて、熱可
塑性合成樹脂プレート材としては、例えば、電気的に絶
縁性能の良好なポリエステル樹脂材を対象とし、この材
料を例えば、3cm〜6cm、厚1mm〜5mmの帯状材として
成形して適用することができる。なお、これはガラス繊
維を充填した強化プラスチック材などあってもよい。
【0015】また、この被加工プレートに対する加熱工
程では、その対象材料の加熱溶融温度以下の条件下で加
熱処理が実行され、その材質、厚などによっても異なる
が、例えば、被加工プレートが厚約2.5 mmの強化ポリエ
ステル樹脂材である場合には、その材料の表面温度が10
0 ℃〜120 ℃となるように加熱することが好適条件であ
る。この場合、100 ℃以下では切れが悪くなる傾向とな
り、裁断刃の寿命にかかわるし、また120 ℃以上では加
工プレートにつきその切断部に焦げが生ずることにもな
る。従って、移送過程に於いて、受台面上へ移送された
時点では、被加工プレート部分は裁断加工に適した温度
状態にあるように加熱処理がなされる。
【0016】また、受台は裁断刃の刃先の当接に耐える
硬質材の表面を有するものであることが好ましい。
【0017】また、裁断工程に於いて、裁断刃に対する
加熱はその刃先温度につき、被加工プレートの材種に応
じて異なるが、裁断時の衝撃に対し緩和が図れる温度以
上であって、かつ裁断時にプレート材上に焼焦が生じな
い温度条件が所定温度となる。例えば、被加工プレート
の材種がポリエステル樹脂材である場合には、140 ℃〜
160 ℃の温度範囲、好適には150 ℃前後の温度条件が所
定温度である。また裁断刃は単一のみならず、2つの異
形断面のものを並列に配して用いることができる。
【0018】また、本発明の裁断加工方法では、その裁
断過程に於いて、紙材シートが前記被加工プレートと前
記受台面との間に敷設される工程を付加することもでき
る。
【0019】次に、本発明の合成樹脂材プレートの裁断
加工装置は、次の構成からなる。即ち、帯状に形成され
た合成樹脂材製の被加工プレート部分を連続的に導入し
て順次加熱しかつ送り出すことができる入口と出口を備
える加熱室からなる加熱装置と、この加熱室の出口の前
方位置にこの加熱室の出口から送り出されてきた被加工
プレート部分を受ける平滑な面の受台を有し、この受台
面に対し上方位置にてこの受台面に沿って加熱板を昇降
装置に支持される状態で配し、この加熱板面上に熱伝導
性を保持する状態で直接又は間接に固定台が固設され、
この固定台上に前記昇降装置による最降下位置にて前記
受台面上に及ぶように刃先をこの固定台の下方面上に露
出せしめ刃面が前記した被加工プレートの送り込み方向
と直交して垂下固定された裁断刃を有する裁断装置と、
及び前記加熱装置への導入と共に前記加熱装置と前記裁
断装置との間に渡って被加工プレートを間欠的に移送す
る移送装置とからなることを特徴とする。
【0020】上記した本発明の装置構成に於いて、加熱
装置では、その加熱室内が加熱に適した恒温条件下に維
持されるが、その加熱方式は、加熱ヒーターを加熱室内
に装備することによるほか、外部から加熱気流を一定速
度で加熱室内に流入させるものであってもよい。また加
熱室内の温度条件は、被加工プレート材を焼焦させるこ
となく、その裁断加工のために最適な温度状態、例え
ば、ポリエステル樹脂材からなる被加工プレート材であ
る場合、その材料温度が120 ℃前後となるように加熱さ
れることが好適条件である。また加熱室の入口と出口は
夫々被加工プレートの導入又は送出が可能で、この加熱
室内を恒温にするため有効に封止できるほどの狭小な大
きさに設定される。
【0021】また、加熱装置と裁断装置とは加熱室の出
口と受台とが相近接して構成されることが好適条件であ
る。これは、移送時の被加工プレートの温度降下を防止
し、加熱装置に於ける加熱状態を受台面へ移送させた際
にも維持するためである。
【0022】また、加熱板は例えば、電気ヒーターによ
って所定温度にまで加熱されるが、この熱量は例えば、
加熱プレート面上への固定台の直接的な接面構成、又は
例えば熱伝導性の良好な金属材料で形成された座台等と
の接面構成により、良好な熱伝導性が保持される。
【0023】また、裁断刃としては、例えば、所定の裁
断形状に合致して成形されたカッター刃を適用すること
ができる。このカッター刃については、切断性能並びに
刃の寿命の点から両刃タイプで一段の刃先からなるもの
が好ましい。またこの裁断刃の固定台下面上への露出長
は、被加工プレートの厚に応じ、その厚より大であるこ
とが要件とされる。
【0024】また、固定台上には相互に異形の二つの裁
断刃が並列的に離間して固定されていてもよい。この場
合、プレート材の切離小片に対する押出装置を次のよう
に構成することができる。即ち、上記した二つの裁断刃
の中間に位置して固定台上に一又は二以上の導孔を貫通
して穿ち、また前記した固定台の加熱板面上への固定構
成に於いて座台を介在せしめ、この座台上に弾性変位可
能に支持された押出軸が前記導孔内に挿設され、その至
端が各裁断刃の刃先付近にまで及ぶように配設した構成
である。
【0025】また、移送装置は、移送コンベアを加熱室
の内外を通じるように配設することによってもよいが、
移送時の熱損失を最小に抑えるため加熱室の入口又は出
口付近に被加工プレートに対するガイドと共に移送ロー
ラを配設することによることが好ましい。
【0026】また、前記したように、裁断過程に於い
て、紙材シートが敷設される工程を含む加工方法による
場合には、次のような装置構成を採用することができ
る。即ち、被加工プレートの送り込み方向に直交して受
台面と被加工プレート面との間に緊張して配されるテー
プ状の紙材シートが、裁断装置の両側外部に夫々配設さ
れた巻設ロール間に巻設状態で渡設され、これらの巻設
ロールのうちの一つが前記裁断刃による裁断動作にタイ
ミングを合わせて間欠的に巻き取り動作をする紙材シー
トの敷設装置として構成されてなることである。この場
合、紙材シートとしては、滑りが良好で緊張に耐え得る
上質紙等を適用することができる。
【0027】
【作用】先ず、本発明の合成樹脂材プレートの裁断加工
方法に於ける作用は次のとおりである。 第一に、熱可塑性樹脂材からなる被加工プレートは、加
熱工程に於ける加熱によりそれ自体が軟化されるから、
裁断に際し、刃先がより尖鋭化された裁断刃の使用を可
能とする。
【0028】第二に、裁断刃に対する加熱は、上記被加
工プレート自体の加熱状態と相俟って、裁断工程に於い
て、その裁断加工を容易、迅速にすることを可能とする
と共に、滑らかな断面が生ずる裁断加工を可能とする。
【0029】第三に、裁断工程が平滑な面を有する受台
面上でなされるから、裁断刃による切断加工につき、確
実化が図れる。なお、この裁断工程に於ける前記したよ
うな紙材シートの敷設工程の付加は、裁断の際の裁断刃
の刃先と受台面とのかみ合わせを補完するように作用す
る。また、被加工プレートが帯状に成形されるから、そ
の長さに応じて連続的な加工が可能となる。
【0030】次に、本発明の合成樹脂材プレートの裁断
加工装置に於いては、移送装置による機能によって、被
加工プレートがその帯状に応じて加熱室内に連続的に導
入されその導入部分が加熱軟化されて、その部分が受台
面上にまで送り出される。この送り出し動作後、被加工
プレートは移送装置の間欠的機能により一時的に停止状
態となる。この状態に於いて、被加工プレートは、その
帯状と受台面の平滑状によって、受台面上に安定的に載
設支持されている。
【0031】また、上記した被加工プレートの停止に即
応して、昇降装置の機能に応じて降下して裁断刃の刃部
が受台面上に及ぶ過程に於いて、被加工プレートを裁断
する。この場合、裁断刃はその刃部を被加工プレートの
所定部位につきその幅域に渡って及ばしめて、その刃部
形状に応じた断面形で切断する。またこの際、裁断刃は
加熱プレート面上からの熱伝導によって加熱され、上記
した裁断加工を容易、迅速に実行し、また滑断面を生じ
させる。
【0032】また、前記したように、並列的に配された
異形の二つの裁断刃からなる場合にも、上記同様の作用
が発揮される。なお、この場合、各裁断刃の刃部形状に
応じた二種の断面形が同時に得られる。
【0033】また、この場合、各裁断刃が降下するとき
に、被加工プレート面に対し押接状態となって弾性エネ
ルギーを軸方向に保存した押出軸は、昇降装置の機能に
応じて各裁断刃が上昇する際、これら二つの裁断刃間に
生じたプレート材の切離小片に対しその弾性力を各裁断
刃の刃先方向に及ぼしてその間隙間から切離小片を脱離
させる。
【0034】また、前記した紙材シートの敷設装置で
は、紙材シートに対する巻き取りの方向が裁断刃の刃面
に沿った向きにあって、紙材シート自体、前記した裁断
に際し切り離されずにその連続性が維持されるから、被
加工プレートの送り出しにタイミングを合わせて、紙材
シートは機械的に順次新たな部分が受台面上へ繰り出さ
れる。
【0035】なお、裁断加工後の加工プレートは、その
切断部分を被加工プレート端上に嵌め合った状態で連継
的に移送装置の動作により裁断装置外へ押し出される。
また、上記した連継状態は手作業により、若しくは機械
的に解離される。
【0036】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。実施例で
の合成樹脂材プレートの裁断加工装置を図1に示す。こ
の装置は、加熱装置A、裁断装置B、昇降装置C、被加
工プレートD、解離装置E、及び可動送りロール2、3
からなる移送装置等によって構成されている。
【0037】加熱装置Aは入口4aと出口4bとを対向
面上に有する箱体状の加熱室4を備え、その内部の上面
上には電気ヒーター5を備える。送りロール2は入口4
aにまた送りロール3は出口4bに対面して配設され、
被加工プレートDは、可動送りロール2、3によって加
熱室4に対し入口4aを介して導入され、出口4bを介
して送り出される。また、被加工プレートDは帯状でそ
の弾力性に応じて巻回され、当該裁断加工装置の側端に
位置して送りローラ2の近傍の支軸10上に支持されてい
る。
【0038】また、裁断装置Bは出口4bの近傍に位置
する送りローラ3に隣接して配され、送りローラ3の移
送方向に沿って、基台8の上面部9面上であって、その
中央位置に平滑な面の受台6及びその側近部にガイド
7、7が夫々載設されている。
【0039】また、受台6の上方位置には昇降装置Cが
配設されており、この装置Cは、垂下する駆動軸11と連
接された昇降枠12が降下限度を画する限界杆13…と関連
して構成されている。裁断装置Bを構成する他の部分で
ある加熱台15は昇降枠12面上に連結台14を介して支持さ
れている。
【0040】この加熱台15上には、その下面を形成する
加熱板16が受台6面に沿って設けられ、その内面には電
気ヒーター18が接触状態で配設されている。またこの加
熱板16の外面上には、受台6面と直面する位置に裁断刃
20及び21を垂下固定する固定台19が座台17を介して固設
されている。
【0041】また、裁断刃20、21の固定構成は次のとお
りである。即ち、図2及び図3に示すように、固定台19
は矩形台状を呈し、その面上に各裁断刃20及び21の断面
形に応じた挿設孔22及び23が貫通状に形成されている。
なお、この挿設孔22及び23には、その端部及び屈曲部が
拡大孔24…を呈するように形成され、さらには、これら
の拡大孔24、24の中間位置であって側方に突出した状態
の操作孔25…が固定台19面上に夫々貫通状に穿設されて
おり、これらは裁断刃20、21の挿脱操作を容易にしてい
る。
【0042】また、この固定台19の側面上には二つの貫
通孔が挿設孔22及び23の端部付近であってこれらと連絡
する位置に穿設されている。各裁断刃20及び21の固定
は、上記した各貫通孔内に夫々各裁断刃20及び21上の対
応する透孔を介してピンボルト26、26を挿通固定するこ
とによる。この場合、各裁断刃20、21の刃部は等しく被
加工プレートDの厚さに対応する長さで固定台19面上に
露出する状態で固定される。
【0043】なお、固定台19上には、挿設孔22と23との
間に位置して、中央に導孔27及びこの両側方に導孔28、
28を、また両端隅部近傍部にピン孔29及びボルト孔30を
夫々貫通状態で有する。
【0044】また、座台17は図4及び図5に示すよう
に、短形状の板材からなり、その表面上には、固定台19
の短手幅に対応する距離で離間して安定板31、31が固定
ボルト32…により固定されている。またこれらの安定板
31、31間の中央線上の位置には貫通孔34及びこの両側辺
部の貫通孔36、36を穿設し、これらの貫通孔34及び36は
夫々裏面上の凹孔37又は38内に通じている。またこの裏
面上には安定板31、31に夫々対応する位置に凹孔39…を
有する。またこの座台17面上には、安定板31、31間の位
置であって両側縁近傍に位置して固定ピン42が表面上に
突出する状態で植設され、またこの固定ピン42に隣り合
って貫通孔43が夫々穿設され、また各隅部近傍にボルト
孔44…が貫通状に穿設されている。
【0045】また、貫通孔34には押出軸33が、また貫通
孔36、36には押出軸35、35が夫々その至端が座台17の表
面上に露出する状態で挿設されている。これらの押出軸
33、35は夫々凹孔37、38内に位置する係止端を有しこの
係止端面上に当接する状態で各凹孔37、38内には夫々ス
プリング40…が挿設されている。また凹孔39…内にも同
様にスプリング41…が挿設されている。
【0046】このように構成される座台17は、図6に示
すように、その裏面が加熱板16面上に接面する状態でボ
ルト孔44…を介して固定ボルト45…によって固定され
る。この際、各スプリング41…は凹孔39…底と加熱板16
面との間に押接されて押圧され、これによって生ずる弾
性力は座台17の加熱板16上への固定を安定化させる。ま
た同様に、各スプリング40…も押圧されて、これによっ
て生ずる弾性力は押出軸33、35を夫々軸方向に座台17の
表面方向へ押出するように作用する。
【0047】また、固定台19の座台17上への固定は、図
7に示すように、裁断刃20、21の各刃部の露出面を上向
きにして固定台19を安定板31、31間に配し、各ピン孔29
内に対応する固定ピン42を夫々挿入係止すると共に、各
ボルト孔30を夫々対応するボルト孔43に合わせて、これ
らを連通して固定ボルト47を挿入固定することによって
なる。
【0048】このように構成される裁断加工装置は、次
のように機能動作する。即ち、各送りローラ2、3によ
って、加熱室4内に導入され加熱された被加工プレート
D部分は、予め裁断刃20、21が上昇した位置にある状態
の受台6面上にまで移送されてきて一時的に停止され
る。この状態を図8に示す。次いで、昇降装置Cの動作
により、加熱板16、座台17、固定台19が一体的に降下す
ると、裁断刃20、21の露出する各刃部が加熱板16からの
熱伝導により所定温度にまで加熱された状態で加熱され
軟化状態の被加工プレートD部分に及んでこれを切断す
る。この状態を図9に示す。
【0049】また、この際、図9に示すように、押出軸
33は、その至端が夫々被加工プレートD面上に当接して
固定台19内に縮退してスプリング40に弾性エネルギーを
保存する。また各押出軸35についても全く同様である。
【0050】また、上記した切断に際し、裁断刃20と21
との間には図9のように、プレート材の切離小片48が生
じて嵌り込んだ状態となるが、この切離小片48は裁断刃
20、21が昇降装置Cの動作により上昇する過程に於い
て、スプリング40…の弾性力によって各押出軸33、35が
図10に示すように、夫々下方への押出作用を発揮して
この状態は解除される。なお、1は加工プレートであ
る。
【0051】また、上記した裁断加工時の平面形態を図
11にも示した。この裁断加工は、送りローラ2、3に
よる間欠的な移送動作にタイミングを合わせて繰り返さ
れる。この結果、加工プレート1が一定長さで得られ
る。この得られた各加工プレート1…は夫々その切断端
形に応じ生じる切離小片48を介してなお連継状態にあ
る。このため、各加工プレート1…は送りローラ2、3
によって連続的に次工程へ移送される。
【0052】この次工程では、上記した各加工プレート
1…間の連継を解除し、かつ個別に分離収容する過程で
あるが、これは裁断形状に応じて必要となるもので、手
作業によっても容易に実行することができる。なお、本
実施例では、図1に示すような分離装置Eを採用する。
【0053】この分離装置Eは、移送されてきた加工プ
レート1等の連継材を受ける受台56を裁断装置Bの前方
に隣接して配し、この受台56上の貫通された送穴57に面
して上方に押出軸60が上下に駆動するように配設されて
なる。この押出軸60の下動によって切離小片48のみを下
方に押し出して、下方に配置した受容器61内に受ける。
また加工プレート1は押出軸60と隣接する送りローラ59
により下方に位置する受容器62内に順次送り込まれる。
なお、58は受台56端縁部の斜面である。
【0054】また、図12に示すように、裁断加工時に
於いて、裁断刃21の刃先21aと受台6面とのかみ合わせ
が均一でなく一部に間隙49が生じるような場合には、切
断されない部分につきヒゲ等の発生原因となる。これに
は図13に示すように、紙材シート50を予め被加工プレ
ートDと受台6面間に敷設することによってその裁断加
工を補完させることができる。
【0055】この紙材シートの敷設装置Fを実施例とし
て図14に示した。この装置に於いて、紙材シート50は
前記した裁断刃20と21との間隔より広い幅でテープ状に
形成され、裁断装置Bの両側方部に夫々配設された芯軸
51、52上にその両端部分が巻設され、その一定の中間部
分が緊張状態で受台6面上に敷設される。なお、53及び
54はガイド軸であり、また55は送りローラであって芯軸
52の巻き取り動作を補助する。
【0056】この敷設装置Fに於いて、紙材シート50の
巻き取り方向は裁断刃20、21の各刃面に沿った向きにあ
って、被加工プレートDの移送タイミングに合わせて加
工プレート1の幅に応じた所定長さが巻き取られる。な
お、裁断過程に於いては紙材シート50上にはその長さ方
向に沿って裁断刃20、21に基づく切り込みが生じ、紙材
シート50自体が切断されることはない。従って、上記巻
き取り動作によって新たな紙材シート50部分が受台6面
上に敷設されることになる。
【0057】また、上記した裁断加工方法によって得ら
れる合成樹脂材の加工プレート1…は、例えば図15に
示すように組み合わせられることによって電気変圧器の
絶縁部材として用いられる。なお、85及び87は、各加工
プレート1…を支持する支柱プレートである。支柱プレ
ート85の凸条部86上には裁断面1aが、また支柱プレー
ト87の凸条部88上には裁断面1bが夫々はめ合わせられ
ることによって加工プレート1…は上下に並列化されて
固定される。89は配線のための導路である。
【0058】上記した構成の裁断加工装置により、次の
仕様で合成樹脂材の被加工プレートに対する裁断加工を
実施した。 <仕 様> (1)被加工プレートD 材質…ポリエステル樹脂のガラス繊維強化材 寸法…幅;40mm、厚;3.2 mmの長尺帯状 (2)加熱装置A 加熱室内温度…150 ℃ 被加工プレート部分の加熱温度…120 ℃ (3)裁断装置B 裁断刃の仕様…刃先角65℃の両刃タイプ 刃先の固定台からの露出長…4mm 裁断刃の刃部の温度…150 ℃
【0059】この結果、毎分120 個の割合で裁断加工が
実行され、図20に示すような凹凸形状、ヒゲ等のない
滑らかな切断面1aの加工プレート1を得た。なお、こ
の際、裁断に伴う切削粉の発生は全く認められなかっ
た。また、各裁断刃の寿命は1000個以上の加工が可能で
あった。
【0060】
【発明の効果】上述したように本発明は構成されるか
ら、次のような効果が発揮される。先ず、本発明の合成
樹脂材プレートの裁断加工方法に於ける効果は次のとお
りである。加熱工程によって加熱された被加工プレート
が、裁断工程にて加熱された裁断刃により裁断加工され
るから、容易、迅速な加工が可能となり、また裁断刃の
寿命を長くする。また生ずる切断面も滑らかでヒゲ等が
生じず、切削粉の発生もないから、精密な加工が可能で
あるし、バリ取り、切削粉の処理などの困難な処理工程
を要しないから、経済的な利用を図ることができる。こ
のことは、加工プレートが電気変圧器内の絶縁材として
使用される場合には、切削粉等による弊害を解消して絶
縁効率を高めることになるから、その小型化に寄与する
ことにもなる。
【0061】また、裁断工程に於いて、上記した裁断加
工が平滑な表面の受台面上でなされることから、被加工
プレートに対する切断を確実に実行することが可能とな
る。なお、この際、紙材シートが敷設される工程の付加
は、裁断刃の刃先と受台面とのかみ合わせ精度を緩和
し、切断の確保を補完する。
【0062】次に、本発明の合成樹脂材プレートの裁断
加工装置に於ける効果は次のとおりである。加熱装置
が、帯状の被加工プレート部分を連続的に加熱すること
ができる加熱室を備え、またこの加熱室から送り出され
てきた被加工プレート部分を受ける受台を備え、この受
台面上で裁断加工を実行する裁断装置からなるので、被
加工プレートに対する裁断加工を連続的に効率的に実行
することができる。また、被加工プレートは、裁断に際
し、その帯状形状と相俟って、平滑な受台面上で受ける
構成であるから、格別な固定構成を要しないから、裁断
装置につき簡単な構成を採用することができる。
【0063】また、裁断装置に於いて、裁断刃が固定台
上に刃部を露出させる固定構成であるから、裁断刃を安
定的に固定できるから、被加工プレート及び裁断刃に対
する加熱構成と相俟って、正確な裁断加工を実行できる
し、また裁断刃の寿命を長くするのに寄与する。またこ
の構成は加熱プレートからの熱量を固定台を介して効率
的に裁断刃にまで及ばしめることを可能とする。
【0064】また、異形二枚の裁断刃が並列的に配設さ
れる構成に於いては、同時に異形の切断端を両端に有す
る加工プレートを得ることができるし、またこれらの裁
断刃間に弾性力を伴う押出軸を配設する構成から、切離
小片がこれらの裁断刃間に詰まる弊害を解消すると共
に、前記した連続加工状態をさらに延長することを可能
とする。
【0065】また、紙材シートの敷設装置に於いて、紙
材シートがテープ状に形成され、裁断装置の両側外部間
に渡設され切断されない構成から、前記した連続加工の
目的に合致した紙材シートの連続的な敷設を可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例での裁断加工装置の正面
図。
【図2】同固定台の下面図。
【図3】同固定台のイ−イ中央縦断面正面図。
【図4】同座台の下面図。
【図5】同座台の上面図。
【図6】同座台の固定状態を説明する中央縦断面側面
図。
【図7】同座台の説明的下面図。
【図8】同説明的部分縦断面右側面図。
【図9】同説明的部分縦断面正面図。
【図10】同説明的部分縦断面正面図。
【図11】同説明的部分平面図。
【図12】同説明的部分縦断面右側面図。
【図13】同説明的部分縦断面右側面図。
【図14】同部分縦断面右側面図。
【図15】加工プレートの組み立て状態の部分斜視図。
【図16】従来装置の中央縦断面正面図。
【図17】同誘導台の下面図。
【図18】同型台の上面図。
【図19】加工プレートの部分斜視図。
【図20】加工プレートの部分斜視図。
【図21】被加工プレートの断面斜視図。
【図22】加工プレートの斜視図。
【図面符号の説明】
A 加熱装置 B 裁断装置 C 昇降装置 D 被加工プレート F 敷設装置 1 加工プレート 2,3 送りローラ 4 加熱室 4a 入口 4b 出口 6 受台 16 加熱板 17 座台 19 固定台 20,21 裁断刃 21a 刃先 33 押出軸 35 押出軸 40 スプリング 50 紙材シート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状に成形された熱可塑性合成樹脂材製
    の被加工プレートを加熱する工程と、この被加工プレー
    トをその加熱による温度状態で順に裁断装置内の平滑な
    表面の受台面上へ移送する工程と、この被加工プレート
    の前記受台面上に存在する所定部を前記裁断装置上の前
    記受台面に対し上方位置にて刃先がこの受台面上に及ぶ
    ように配設され所定温度にまで加熱された裁断刃によっ
    て切断する工程とからなることを特徴とする合成樹脂材
    プレートの裁断加工方法。
  2. 【請求項2】 前記裁断刃による裁断過程に於いて、紙
    材シートが前記被加工プレートと前記受台面との間に敷
    設される工程を有することを特徴とする請求項1の合成
    樹脂材プレートの裁断加工方法。
  3. 【請求項3】 帯状に成形された熱可塑性合成樹脂材製
    の被加工プレート部分を連続的に導入して順次加熱しか
    つ送り出すことができる入り口と出口を備える加熱室か
    らなる加熱装置と、この加熱室の出口の前方位置にこの
    加熱室内から送り出されてきた被加工プレート部分を受
    ける平滑な面の受台を有し、この受台面に対し上方位置
    にてこの受台面に沿って加熱板を昇降装置に支持される
    状態で配し、この加熱板面上に熱伝導性を保持する状態
    で直接又は間接に固定台が固設され、この固定台上に前
    記昇降装置による最降下位置にて前記受台面上に及ぶよ
    うに刃先をこの固定台の下方面上に露出せしめ刃面が前
    記した被加工プレートの送り込み方向と直交して垂下固
    定された裁断刃を有する裁断装置と、及び前記加熱装置
    への導入と共に前記加熱装置と前記裁断装置との間に渡
    って被加工プレートを間欠的に移送する移送装置とから
    なることを特徴とする合成樹脂材プレートの裁断加工装
    置。
  4. 【請求項4】 前記固定台上に並列的に離間して固定さ
    れた相互に異形の二つの裁断刃からなり、これらの裁断
    刃の中間に位置して前記固定台上に一又は二以上の導孔
    を貫通して穿ち、またこの固定台の前記加熱板面上への
    固設構成に於いて、介在する座台上に軸方向に弾性変位
    可能に支持された押出軸が前記導孔内に挿設され、その
    至端を前記各裁断刃の刃先付近にまで及ばしめて配設さ
    れてなることを特徴とする請求項3の合成樹脂材プレー
    トの裁断加工装置。
  5. 【請求項5】 前記被加工プレートの送り込み方向に直
    交して前記受台面と前記被加工プレート面との間に緊張
    して配されるテープ状の紙材シートが、前記裁断装置の
    両側外部に夫々配設された巻設ロール間に巻装状態で渡
    設され、これらの巻設ロールのうちの一つが前記裁断刃
    による裁断動作にタイミングを合わせて間欠的に巻き取
    り動作をするように構成されてなることを特徴とする請
    求項3又は4の合成樹脂材プレートの裁断加工装置。
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